• HOME
  • ドイツ
  • 知っていれば話も弾む!ドイツでオススメのデイリーワイン&季節限定ワインベスト6

知っていれば話も弾む!ドイツでオススメのデイリーワイン&季節限定ワインベスト6

ワインを飲むドイツ人の女性達
ドイツ

Question
私はいま、とてもワインにはまっています。
最近では、リースリングという白ワインが飲みやすくて、好きです。
リースリングはドイツが有名だと聞いたので、ドイツへ旅行がてら、呑みに行きたいなと思っています。
そこで、ドイツのリースリング、またはオススメのデイリーワインなどを教えてください!
srosut さん 三重県 30代 OL

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、ドイツ在住ライターのアオキがお答えします。
皆さんは、ドイツのお酒と言えば何を思い浮かべるでしょうか?

恋する乙女恋する乙女
ドイツと言えば、ビールがとっても有名ですよね!!

王子様王子
そうですね!
しかし、ドイツにはビールにも負けず劣らない程、おいしいワインがたっくさんあるんデース!

恋する乙女恋する乙女
なんと!!
安いものだと、2ユーロ前後(240円)。
デイリーワインは5~10ユーロ前後(600~1200円)で楽しめちゃうんですね!

王子様王子
また、ドイツのスーパーでは陳列棚一面にワインコーナーを設けてあるほど、身近な存在でもアリマース!
ちなみに、ドイツのワインはこんなカンジ!

  • 生産の6割が白ワイン(リースリング)
  • 日本でも楽しめるドイツワインがある
  • 現地でしか飲めない、発酵途中のワインがある

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

先生先生
今回は、そんなドイツワインについてご紹介していきます!

第6位:ドイツのワインと言えば!

リースリングワイン

ドイツのワインは、生産の約6割を、白ワインが占めています

また、繊細でフルーティーかつ、ミネラル豊富で、豊かな酸味が特徴的。

そのワイン産地は、南部のライン川や、その支流沿いに多くあります。

主要品種は、なんといってもリースリング

涼しい気候のドイツでは、リースリングの栽培に適しているよう。

その為か、ドイツワイン=リースリングと言われるほど、有名なんです。

生産量

ドイツワインといえば、甘口が主流

しかし、生産量は辛口ワインの方が、上回っています

食事に合わせる点から、中辛や辛口のワインが、多く流通しているのでしょう。

第5位:ドイツワインオススメ生産地

ラインガウ

上記でも述べたように、ドイツワインといえばリースリング

その中でも、ドイツ国内屈指のリースリング産地と言えば…

考えるまでもなく、ラインガウとモーゼルです!

それでは、二つの産地の特徴を見ていきましょう。

ラインガウ

「ラインガウ(RHEINGAU)」

こちらは、ライン川流域に広がる、ドイツのリースリング産地。

栽培品種の、ほぼ9割がリースリングなんです!

その他は、シュペトーブルグンダーや、ミユーラートゥルガウなどで占めています。

辛口や、中辛の白ワインが多く生産されている事でも、知られていますね。

アーモンドや、柑橘系の香りが多く、すっきり上品な酸味が特徴です。

モーゼル

笑顔で乾杯をする女性

ドイツ国内で、最も古いワイン産地「モーゼル(MOSEL)」

栽培品種は主に、リースリングです。

その他は、ミュラー・トゥルガウ、エルプリングなどがあります。

リンゴやはちみつの香りで、フルーティーかつまろやかな酸味が、特徴的です。

第4位:日本でも楽しめるドイツワイン

ワインを飲む女性

日本のワインショップでも、手に入る有名なドイツワイン。

それが、「シュヴァルツ・カッツ(Sckwarze Katz)」という、リースリングの白ワインです。

ドイツ語でシュヴァルツは「黒」、カッツは「猫」という意味があります。

黒猫が偶然乗った、ワイン樽のワインが、とっても美味しかった事から、その名が付けられました♡

パッケージには、黒猫がデザインされており、とってもキュート!

フルーティーで、すっきりとした酸味が特徴的なこのワイン。

日本でも手ごろな値段で手に入りやすいので、オススメな一品です!

黒猫の村

お互いの腰に腕を回し歩くカップル

実はこのワイン、輸出がメインなので、ドイツ国内のスーパーでは、ほとんど目にしません

産地は、モーゼル川沿いの、「ツェル(Zell)」という村です。

私は一度、ワインを買いに、現地へ訪れたことがあります。

村の入り口には、ワインを片手にファンキーな格好をした、巨大な黒猫の像があり、とても印象的!

小さい村ですが、ワインショップが立ち並びレストランもいくつかありました。

川沿いでブドウ畑を眺めながら、呑むワインは、最高に気持ち良かったです!

ついつい買っちゃう

ワインのパッケージにも、黒猫をあしらったデザインが、種類豊富にあります

なのでつい、パッケージ買いしてしまう、一本でもあるのです。

第3位:現地でしか楽しめない発酵途中のワイン

絶景と白ワイン

毎年、秋になると出回る「フェダ-ヴァイサー(Federweißer)」という、ワインがあります。

正確に言うと発酵途中のものなので、まだ完全なワインにはなっていません

ぶどうジュースから、ワインになる一歩手前の品。

微炭酸で甘みがあり、飲みやすくとても美味しいんです。

アルコール度数は、4%から発酵が進むにつれ、徐々に高くなっていきます

ワイン祭り

その季節になると、各地でワイン祭りが開催されます。

そこでは、各ワイナリーの、フェダ-ヴァイサーを楽しむことが出来ますし、市場やスーパーでも売り出されます。

フェダ-ヴァイサーは、発酵途中で炭酸が作られ続けているため、蓋を完全に閉めることができません。

ワインボトルに入れて、売られていますが、蓋は軽く乗せてあるだけ。

なので、持ち運びには注意が必要です!

現地でしか味わえない味

また、発酵途中という事は、「現地でしか味わえない一品」という意味でもあります。

秋のワインシーズンにドイツへ行かれる方は、是非味わってみてはいかがでしょう!

第2位:冬定番!ホットワイン

ホットワイン

ドイツの冬は暗く、寒さが厳しい季節。

しかし、クリスマスシーズンになると、各地ではクリスマスマーケットが開催され、街も賑わいます。

そんなクリスマスマーケットの、定番の飲み物といえば、「グリュ-ワイン(Glühwein)」

赤ワインに、シナモンやクローブなどの、スパイスを利かせたホットワインです。

これを飲めば、冷えた体が芯から温まり、ホッと一息つく事が出来ます。

オリジナルマグカップ

「赤ワインが苦手」という方もご心配なく!

売られているのは、赤ワインだけではありません。

白ワインのグリューワインや、子供用のノンアルコールもあります。

他にも、各マーケットには、オリジナルのグリューワイン用マグカップもあります。

その為、それぞれのデザインを比べ見たり、集めたりするのも、楽しみの一つなんです。

第1位:変わり種のフランクフルト名物

カゴに入ったたくさんのリンゴ

フランクフルトの名物に、「アップルワイン(Apfelwein)」というものがあります。

リンゴ果汁を、酵母とともに発酵させて作られた、リンゴのワインの事です。

爽やかな酸味で甘すぎず、アルコール度数も6%前後と、ワインより低いのも特徴の一つ

なので、グラスに並々と注いで、食事と一緒に飲まれています。

自分好みのアップルワイン

レストランでは、陶器でできた、専用のポットとグラスに入れて、出されることが多いです。

また、人によっては、「苦い」とか「薬っぽい」という、感想を持たれることもあります。

しかし、メーカーによっては、透明のものから濁りがあるもの。

更には、甘未の強いものなど、味も様々!

なので、自分好みのアップルワインを、見つけてみるのも楽しみの一つ

さっぱりと呑めて、癖になる味わいなので、日本へのお土産にもオススメ!

さいごに

白ワインで乾杯しているドイツ人

ドイツといえば、どうしても「ビール」ばかり飲んでいるイメージですよね。

しかし、街中のレストランに行くと、スーツを着たサラリーマンが、ランチでワインを飲んでいたり。

ホームパーティーでは、ワインを手土産にしたり。

と、ドイツでもワインは、日常生活で飲むのが、当たり前の存在なんです。

安くて美味しいワインが、たくさんあるのも魅力的!

ドイツにお越しの際は、様々なワインを試してみてはいかがでしょう?

関連記事一覧