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【実録!】フランスのホームパーティーはこんな感じの飲み会

パーティー
フランス

「フランスチーム」の林(はやし)がフランスよりお届けします。

アメリカドラマで、友達同士が家に集まってパーティー、という場面が良く出てきますよね。

ちなみに、ホームパーティーが好きなのは、何もアメリカ人だけではありません。

フランス人も友達同士で家に集まるのが大好き。

レストランに行くよりも安価ですし、リラックスして長い時間が過ごせることが理由のようです。

フランス人男性とお付き合いや結婚したら、おのずとホームパーティーは経験することになりますので、お勉強してまいりましょう。

今回は、フランスでホームパーティーに呼んだり呼ばれたりした私の経験を踏まえご紹介していきたいと思います。

ホームパーティー

E.ST(エスト)は、フランス人との国際恋愛・国際結婚の情報を発信するヨーロッパ専門マガジンです。フランス人との出会い方から結婚後の生活の様子までを、すでにフランスで生活している先輩方が記事を書いてサポートしています。たった一度の人生!素敵なフランス人男性とヨーロッパライフを過ごしてみませんか?

この記事をザックリとご紹介

オモテナシは不要

パーティー

掃除しなきゃ、料理や飲み物はどうしよう、あたふたあたふた・・・

日本で友人を家に呼ぶとなると、やはりこうなってしまいますよね。

ちょっと気合の入った女子会なら、テーブルセッティングにこだわったり、お花を飾ったりと、準備に走り回ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな経験から、「家でパーティーするのは苦手」と感じている方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、フランス流ホームパーティーは、そんな気遣いは不要です。

飲食は持ち寄りでOK

パーティー

まず食べ物や飲み物ですが、基本的には持ち寄りです。

と言っても、事前に誰が何を持ってくるなんて打ち合わせはありません。

そのため、ワインばかりで食べ物がない、逆に食べ物ばかりで飲み物が尽きた、、、なんてことがしょっちゅう。

それも笑って済ませ、後から来る人にちゃっかり買い出しを頼んでしまうのがフランス人

もちろん、かしこまったホームディナーのように、ホスト側が準備を整えておく場合もあるにはあります。

しかし、それは特別な場合のみ

友達同士のパーティーでは、招待する側が全ての段取りを整えるようなおもてなしは不要です。

だからこそ、気を張らずにお互いの家を行き来できるのだと思います。

開始時刻には遅れるのがマナー

開始時間なのに誰も来ない

待っている女性

「じゃあ今日の夜、20時からスタートね」と、パーティーの開始時間を皆に連絡して、あとは開始時間を待つだけ。

19:50 まだ10分前なので誰も来ません。
19:55 5分前なんだし、そろそろ誰か来てもいいんじゃない?
20:00 開始時刻。しかしまだ誰も来ません。

そして、遅れるという連絡も誰からも来ていません。

そこから5分、10分が経過し、自分が伝えた日付が間違っていたんじゃないかと思う頃、やっと一組目が登場します。

時間に遅れてやってくる、それがフランス流。

地域差はあるかもしれませんが、私が住んでいる南フランスでは、基本的に30分程遅れて集まるのが普通です。

フランス流のマナー

パーティー

実は、開始時刻ぴったりに到着するというのは、フランスでは失礼なのです

それを知らずに、日本人的気質を発揮して開始5分前に着いてしまった時は、それはそれは友人から驚かれました。

そして、想定していたのより人数が増減するなんて当たり前。

「行くって言ったけど行けなくなっちゃった」というパターンに始まり、「あなたに紹介したかったから、連れてきたよ」と、全く見知らぬ人が増えていたりします。

また、「ちょっと遅れるけど、3時間位したら行くね。もしお開きになってたら教えて」なんて、「ちょっと遅れる」レベルを超えているようなこともあります。

電車やバスも時間通り来ない国フランスなので、国民性もそういうことなんだと思います。

パーティーの前のガイドツアースタート

フランス人の家に初めて行った場合、挨拶をして持ち寄ったものを渡し、荷物を置く。

さあ、パーティーの始まり!

・・・ん!?

家のガイドツアー

寝室

いきなり、家のガイドツアーが始まります。

ここがリビング、ここがキッチン、ここがお手洗い・・・と、家主が皆に見せて回ります。

さらには、「ここが寝室」と寝室まで見せてくれます(笑)

人の家では無闇にドアを開けたりしてはいけない、という教育を受けた、この日本人な私はこの習慣が信じられませんでした(笑)

どうやら、招待したからには家の間取りを全て見せることが、心を開いているといった意味につながるのだそうです。

冷蔵庫開け放題

冷蔵庫

また、オープンなのは寝室だけではありません。

冷蔵庫も、皆好き勝手に開けていきます。

日本の場合だと「冷蔵庫から好きに取っていいよ」と言われても、よほど気心が知れた間柄でないと遠慮してしまうのが普通だと思います。

しかし、フランスでは、飲み物や食べ物など欲しいものが冷蔵庫に入っている場合、各々好きなように取っていきます。

また、生野菜を持ってきて「これからサラダ作るからキッチン貸して」という人まで現れる始末。

日本人からすると、リラックスするにしてもリラックスしすぎなんじゃないのと言いたくなってしまいますが、フランスではこれが当たり前。

慣れてしまえば、なかなか心地イイのがフランス流ホームパーティーです。

ホームパーティーも体力勝負!?

日本でホームパーティーをする場合、ある程度時間が経ったら帰るタイミングを計りがちですよね。

あまり早く帰るのも悪いけれど、長居しすぎるのも・・・とついつい考えてしまいます。

しかし、フランスのホームパーティーでは、おそらく誰もそんなことは考えていません。

それに加えて、日本人的感覚からすると、ものすごく長いです。

流れ

ホームパーティー

ランチタイムを一緒にする場合、大体11時頃から集まり始め、終了は17時近く。

夜に飲もうという場合は19時くらいから始まり、何となく最後の人が帰るまで、もしくは家主が眠いと言い出すまで。

だいたい、夜中の2~3時になっている、なんてことはよくあります。

みんな好きな時間に来る分、帰る時間も自由気まま。

ふと気づくと人数が減っていて、「さすがにもう眠いな~」という雰囲気が漂い始めた頃が終了の合図です。

帰るタイミングを逃しているとずっと帰れないので、「そろそろ」と自分で思ったらさっと切り上げるのもコツ。

まだまだ盛り上がってる最中に帰ったところで、怒る人なんて誰もいません

招待する側

お花を持つ女性

逆に、自分が招待する側だと大変です。

何故なら、「じゃあそろそろお開き」と言ってから、ゆうに1時間はかかると思ってください。

「そろそろお開きね」という流れから、すぐに全員がサッと帰ることは滅多にありません。

まだまだ話が尽きないという雰囲気で、荷物をまとめながらひと喋り、玄関付近でひと喋り、家の前で各々解散する前にまたひと喋りと、だらだらと続いてしまうからです。

自分の意見を言う、お互いに考えを話して分かり合う。

フランス文化の根本部分を、思わず感じられる瞬間にも思えます。

実際は、ただのおしゃべり好きともいえますが・・・

さいごに

いかがだったしょうか?日本とは、真逆のフランス流のホームパーティー

気張ったおもてなしが必要なくて気楽ではあるものの、色々面くらってしまうことも多いのは仕方ありません。

そこは、郷に入ったら郷に従え。

違いに戸惑って、ハラハラやイライラしていたらもったいない話です。

どうせなら自分もフランス人になったつもりで、思いっきりホームパーティーを楽しみましょう!

フランスチーム

フランス在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、フランスの今をお伝えします。

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