性別で決めてはダメ!フランス人と交際する上で気をつけることベスト6
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- フランス在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、フランスの今をお伝えします。
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Question
仲良くしているフランス人男性がいるのですが、私は彼とカップルなのか、はっきりわかりません。
そこで、フランス人と交際する上で気をつけた方がいい事を教えてほしいです。
すたっく さん 三重県 30代 飲食
教えて、先生!
皆さんは、フランス人と交際する際、どのような事に気をつけるべきだと思いますか?
フランスはアムールの国ですし、たくさんの愛を受け止めてくれるはず…♡
私の魅力でフランス人彼もメロメロなんだから!
ちなみに、フランス人男性と交際する上で気をつけることはこんな感ジデース!
- 交際への意思確認
- 言いたいことは我慢しない
- 結婚への考え方
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース
ですが、あらかじめお互いの文化を知っていれば避けられるものばかり♪
そこで今回は、フランス人男性との交際で気を付ける事をご紹介します!
Contents
第6位:言いたい事を我慢していないか
フランス人男性と交際するなら、言いたいことはちゃんと伝えた方がいいでしょう。
何故ならフランスには、日本のように相手の様子や顔色から気持ちを察するという文化があまりないからです。
もちろん彼らは、女性が機嫌を悪くしたり悲しそうにしたら、何かあったのかと気にしてくれます。
でも、不機嫌になった原因については日本人のようには察してくれません…
日本人は、言いたい事を我慢してしまう傾向にありますが、フランス人男性にはっきりと言わないと伝わりませんよ!
時には泣いてもよし
男性は女性の涙に弱いと言いますが、これはフランスでも同じです。
私は泣く事でストレスを発散するタイプなのですが、彼に何度か泣く姿を見られてしまったことがあります。
特に彼が原因で泣いていた訳ではないのですが、彼はそのような私を見た後から、さらに優しくなりました。
たまには自分の感情を表にだして
また、「泣く」という行為は、相手に弱さや素を見せる事でもあります。
その為、彼との距離感が縮まったようにも感じますよ◎
ちなみにフランス人女性は、悲しい事があった時にはシクシク泣く、と聞いた事があります。
なので、フランス人と交際する事になったら、時には涙を我慢せず、自身の感情をぶつけていいでしょう!
第5位:体の関係だけになっていないか
フランスには告白文化がありません。
なので、カップルなのかどうか分からない状態で、体の関係になる事もあります。
悪いケースだと、女性が男性を彼氏だと思って行為に及んでも、男性は単に遊びの関係だけを求めていた、ということもありえるんです。
女性の意見を尊重してくれる
しかしフランス人男性は、女性の意思を尊重するよう小さい頃から教育を受けています。
なので、女性がノーサインを示せば、男性はそれに従いますよ。
なによりも、男性としっかり信頼関係が築けているかを確かめる事が大切です。
第4位:結婚への考え方の違い
フランスでは、結婚しないままで子供を育てている夫婦が多く存在します。
その際には、「PACS(パックス)」という制度を使用している事がほとんど。
これは、結婚よりも簡単な契約の事で、フランスではポピュラーな制度なんですよ◎
というのも、フランスでは離婚する際の手続きが複雑な事と、縛られることを嫌う国民性もあり、結婚したがらない人が多いのです。
愛が無ければ一緒にいる意味はない
日本では、伝統的な家族観や世間体を気にして「結婚」を選択するのが一般的ですよね。
それに、「結婚」は契約的な側面が強いため、パートナーを嫌いになったとしても「結婚しちゃったから別れるのはちょっと…」と思ってしまいます。
ですがフランス人は、愛がないのに生活を共に続けることはおかしいと考えている人が多んです。
その為、子供の教育を終えた後に別れる夫婦も多いのが現状。
日本人からすると、「結婚」はカップルにとってのゴールであり重要なものですが、フランスではあまり重要視されない、という事を覚えておきましょう!
滞在許可の為に結婚
フランスにいる日本人にとっては、ビザの関係もあり結婚を望む人も多でしょう。
ですが、フランス人は「結婚」を慎重に考える人が多いので、なんとも難しいところです。
しかし日仏カップルの間では、一緒にいられるならと、滞在許可のために「結婚」を選択するフランス人も多いですよ◎
第3位:外でのイチャイチャ
フランスは恋愛に関してオープンな国です。
多くの日本人がフランスに来て驚くのは、カップルが公の場でも気にせずにハグやキスをしている光景なのではないでしょうか。
私もフランスに来た当初に、老若男女関係なくカップルがイチャイチャしていて驚いた覚えがあります(笑)
人前でも関係なし
フランス人と交際すると、公園のベンチで座っている時などに、男性は愛情表現としてハグやキスをしてくるかもしれません。
日本人の感覚からすると、人前でキスをする行為は、恥ずかしかったり人によっては迷惑に思うでしょう。
ですがフランス人男性は、他人にどう思われても気にしないというマインドを持っています。
また、フランスでは周りの人も冷やかしたりはしないので、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですよ!
本当に嫌な場合は
もしも本気で嫌な場合は、相手に日本では人前で愛情表現はしないという事を伝えれば、男性はきっとそれに応えてくれます。
私の場合も、人前でイチャイチャすることは苦手だと彼に伝えたら、理解してくれました◎
ですが、あまりにも拒否し続けていると、フランス人の彼は「僕の事好きじゃないのかな」と自信を無くしてしまいます。
その為、慣れればフランス文化に適応してみてくださいね!
第2位:交際への意思確認
フランスと日本では、カップルになる概念が異なります。
日本では、男女のどちらかが告白をして、お互いにカップルになる事に合意してから交際がスタートしますよね。
ですが、フランスにはこのような「交際宣言」はありません。
どうやってカップルになるの?
それでは、フランス人はどのようにしてカップルになるのでしょうか?
フランス人の友人に聞いてみたところ。
お互いにカップルだと認識していれば、自然と「交際している」という事になるそうです。
日本人の感覚からすると、しっくりこないですよね。
フランス人男性と恋愛をした事はなかった私は、私達がカップルかどうかを確かめたかったので、彼に直接「私達はカップルなの?」と聞きました。
その時には、日本では交際宣言をしてからカップルになるという文化も、きちんと伝えましたよ。
すると彼は、少し戸惑っていましたが「カップルである」と私に伝えてくれました。
愛している
今振り返ってみると、フランス人男性は「Je t’aime(愛している)」の言葉は本当に好きな人にしか言いません。
その為、この言葉が言い合えるような関係になれば、「カップル成立」なのかなと思います。
ようするに、フランスではお互いに「好き」の感情があって、信頼関係が築けていれば「カップル」なのだと思います。
この概念は日本文化にもある、「言わなくても気でわかる」といった考えに似ていると思いませんか?
考えてみると、日本では「以心伝心」の文化が根付いているのに、恋愛については「交際宣言」がつきものになっているので、少し不思議な感じがしますね。
第1位:男女平等の考え方
フランス人と交際するなら、金銭面について、日本とは違う感覚であるということを覚えておきましょう。
というのも、フランスでは男女平等の精神が進んでいて、男性が女性に対して「おごる」という文化があまりないからです。
ですので、フランス人男性とデートする事になって、レストランなどでお会計をする時。
こういった時には、女性も払う姿勢を見せたほうがいいですよ◎
相手に好印象を与えるには
初回のデートでは、たいてい男性がお会計をします。
でもその際に、「次に会ったときは私が払うね」などと声をかけると、相手に良い印象を与えますよ◎
このひと言は、次回のデートの約束にもつなげる事ができるので、お相手の男性も喜んでくれると思います。
ちなみに、「割り勘」もフランスではあまり一般的ではない、という事も頭に入れておきましょう!
番外編:男女平等における生活面
フランスでは、普段の日常生活においても、男女平等ということを意識した方がいいです。
例えば家事について。
女性からすると、洗い物やゴミ出しなどは、手荒れなどを避けるためにも男性にしてほしいと思うかもしれません。
また料理についても、男性よりも女性がメインとなって進行したいという人もいるでしょう。
しかしフランスでは、上記のように行動する女性はあまり歓迎されませんよ!
男性女性関係ない
実際に私も、フランスの硬水で手が荒れるのが嫌だったため、お皿洗いを彼にばかり任せていたら文句を言われてしまいました。
フランス人と接する際に「男性だから〜」「女性だから〜」というような考えで接すると、嫌われてしまう可能性があるので注意しましょう。
さいごに
フランス人男性と交際する上で、気をつけることはそこまでありません。
ですが、文化の違いによっては衝突することもあるでしょう。
結婚への価値観や、交際宣言など、話し合いが必要な話題については、自分の気持ちに正直に相手に伝えることが大切ですよ!