【国際結婚物語】旅行好きの私がフランス人の外国人男性と結婚したワケ

フランス在住ライターのハシモトがお届けします。
私は、フランス人の夫と結婚して、現在ブルターニュ地方に住んでいる、34歳です。
それまでは、日本で雑貨屋で仕入れや販売の仕事をしている普通のOLでした。
そんな私が、なぜフランス人男性と結婚できたのでしょうか?
今回は、私の出会いから結婚後の様子までをご紹介したいと思います。
Contents
友達を作るため出会いを探す
私は、中学生の頃、海外に興味を持ち始めました。
そして、社会人になってからは、年に一度の海外旅行のために働いていると言ってもいいほど、そのことに夢中になっていました。
今まで台北、パリ、ブリュッセル、ヴェネチア、ロンドンなど一人旅をしてきました。
旅行は年に一度でも、旅の写真を整理してアルバムを作ったり、次の旅行の計画を立てるのが楽しすぎて、何年も彼氏がいなくても全く気になりませんでした。
海外の友達が欲しい
ところが、30歳でパリを訪れていた時、ふと思いました。
周りを見渡すと、カップルで旅行している人ばかりだということに気が付きました。(やっと)
昔から結婚願望もあまり無く、1人でいるのが楽だったので、せめて旅先でちょっと案内してくれるような友達がいたらいいなぁという気軽な思いでした。
かと言って旅先でその日に出会った人に付いていくのも怖いので、まずは試しに、世界中の人と交流ができるというアプリを使ってみました。
俗にいうマッチングアプリです。
お友達候補
はじめてみると、毎日驚くほど沢山のヨーロッパ人男性からメッセージが送られて来ました。
その人たちと連絡を取り合い、毎日絞っていきました。
最終的に4人残りました。
- 日本在住のイタリア人シェフ
- パリ在住のフランス人
- スペイン人のシングルファーザー
- 半年後に日本旅行予定の日本好きフランス人
この4人がお友達候補です。
4番目の日本好きフランス人は、年齢が同じで、顔もタイプだったのですが、残念ながら彼女がいたのです。
いつの間にか彼氏になる
何週間か連絡を続けた結果、仲良くなった人とはアプリを離れてスカイプやLINEで会話をするようになりました。
中でも一番仲良くなったのが、4番目の日本を旅行を控えた日本好きフランス人でした。
とにかく話が面白く、私が当時気になっていたカナダ人男性のことを話したり、彼の彼女の事を話したりと長話に夢中になりました。
彼には彼女がいたので、最初は単に友達として交流ができたのは良かったのでしょう。
その内、ますますチャットをする時間が頻度が増えていました。
そして、その頃には、彼女とは別れ、そして私への猛アタックが始まりました。
彼からの猛アタック
当時、在宅で仕事をしていた夫は、毎晩電話をかけてきました。
段々と長電話をするようになったある日。
「ガールフレンドになってほしい」
そう、彼から言われました。
一度は断りましたが、毎日のように言われるようになりました。
最初にチャットを始めてから2ヶ月半程が経ち、私もさすがに折れ、お付き合いをすることにしました。
遠距離恋愛がスタート
そこからフランスと日本との超遠距離の関係が始まりましたが、とにかく暇さえあればスカイプのビデオコールで話しました。
不思議と、会話は尽きることは無く、何でも話すことができました。
そして、彼に実際に会うことになりました。
初対面の日。
正直、ネットでの出会いなんて信用していませんでしたが、彼に京都駅で初めて会った時、予想以上に背が高かったこと以外はスカイプでの印象と変わりませんでしたので安心しました。
そして、彼とビックリするくらい気が合い、こんな出会いは二度とないかもしれないと感じました。
プロポーズは突然やってくる
フランスの彼に遊びに行った時の事です。
夫の友達の家に遊びに行く予定でしたが、その友達の仕事が終わるまで少し時間があったので、隣の町に行ってみました。
田舎の小さな町なので何もありませんでしたが、彼のお父さんが生まれ育った町でした。
小さな教会で
街の中心には、彼の両親が結婚式を挙げた小さな教会がありました。
もう日は落ちていて、暗かったので、中には入れず残念に思っていました。
でも、周りに人もいなかったので、教会の外をゆっくり見ることができました。
そして、教会を一周歩いた時の事。
夫が急に片膝を付いて、ポケットから指輪を出しました。
「結婚してください」
今までに見たことのない緊張した顔で、彼はそう言いました。
「はい」
嬉しくて涙が止まりませんでした。
しかし、実は、普段から「結婚して!」と言われていたので、プロポーズされた時は、正直、驚きはありませんでした。
結婚にはマイナスのイメージしか持っていなかった私が、なぜか「この人となら大丈夫だ」と感じました。
彼との結婚を迷わず決めれたのは、今考えると不思議で「運命」のようなものを感じます。
フランス人夫との結婚後のいろいろ
結婚して一緒に暮らしてみると、お互いの時間の使い方や、習慣が分かってきます。
そうすると、些細な事でケンカや文化の違いなどで価値観の違いなどが現れてきます。
道路に買い物袋を置かないで
最初にカルチャーショックを受けたのは、夫が一旦外の地面に置いた買い物袋を、家のキッチンカウンターに置いた時でした。
特にパリはひどいですが、フランスの道路には、犬の糞が落ちていたりと、とても汚いのです。
でも、フランス人はあまり気にしません。
私は日本人の中では気にしない方ですが、それでもフランス人の気にしなさには敵いません。
薄着過ぎるフランスの夏
ブルターニュの夏は、日本の本格的な夏とは違い、わりと涼しいです。
しかし、白人やアフリカ系の方は代謝が良いのか、暑がりな人が多いように感じます。
彼らは、天気が良い日は、超薄着で外に元気に飛び出して行きます。
冷え性で悩む人なんていないんじゃないかと思います。
私は昔からお腹が冷えやすいのですが、夫はそれを理解してくれません。
「夏だし、サマードレスを着て腕や脚を出したら?」
いつもそう言われます。
確かにいつも何層も洋服を着ているのはセクシーではないとは思います。
でも、彼が思っているほど、ブルターニュの夏はそこまで暑くないのです。
服のセンスが違い過ぎる
フランス人の服装は意外と地味などとよく言われますが、これは間違いありません。
私は明るい色が好きで、何色か組み合わせるコーディネートばかりでしたが、夫はこれが好きではありませんでした。
好きで着ているのに、何か言われると、ちょっとした一言でもカチンときました。
ケンカと言うより、私が一方的に怒っていました。
『フランスでは使って良いのは2色まで、何色も身につけるべきではない』
私が何を言っても、この考えは変えてもらえることができず、何度かぶつかりました。
否定されたような気持ちになり悲しかったですが、夫には、これはどうしても分かってもらえませんでした。
でも、フランスに行ったら
日本では、あんなに頭にきていた服装。
でも、どういう訳か、いざフランスに来てみたら、むしろ地味な色合いも結構いいなと思うようになりました(笑)
郷に入っては郷に従えということでしょうか。
フランスで服を買うようになった今では、それほど意見が食い違うことも無く、気にならなくなりました。
いつでも綺麗でいて欲しい
夫は、家の中でも、身なりを小綺麗にしていて欲しいと思っているようです。
たまには、2人でずっとパジャマでダラダラ過ごす週末もありますが、基本的には少しは気を使うようにしています。
時々面倒に思うことはあります。
本当は、うちにいるだけなら機能性と着心地重視で部屋着を選びたいところです。
それでも、フランス人男性はちょっとのことでも褒めてくれます。
「かわいいね」「セクシーだよ」
ですので、頑張り甲斐はあり、こちらも頑張ってしまいます。
いつでも褒めてくれる
フランス人の夫は、いたって普通な私を、やたらと褒めてくれます。
また、外でも家の中でもボディタッチはかなり多く、キッチンで料理中にもくっついてくるのは、若干うっとおしいです(笑)
夫はなんでも食べるので、私が食べたいものだけを作っても、美味しいと言って食べてくれます。
また、料理も、私が作ると決まっている訳ではなく、夫も料理を手伝ってくれます。
ただ、私が作ったほうが確実に美味しいので、私が料理することが多いのです。
フランス人は人との繋がりを大事にする
夫には子供の頃からの仲良しの友達がいて、彼らに会いに行く時は、必ず私も連れて行ってくれます。
夫の友達も、パートナーとして当たり前として迎え入れてくれるので、一気に友達が増えたようで嬉しいです。
まだフランス語はあまり分からないので、会話に入って話っていけませんが、気を使って優しくしてくれます。
フランス人は、おしゃべりが大好きで、人懐っこい人が多いように感じます。
友達の他にも、夫の同僚たちの集まりにも呼んでくれます。
そのため、私だけフランスに友達がいないと思うことは、今のところなく、とても充実した毎日を過ごしています。
義理の両親との関係
夫の両親は、車で15分ほどのところに住んでいて、月に一度のペースで会っています。
2人でバイクに乗って周辺の国へ出かけたりと、とてもアクティブな義両親です。
また、異なる文化にも寛大な人で良かったです。
おうちにお邪魔した時も、お客さんとして迎えてくれるので、嫁だからといって気を使うことがありません。
2人いる夫の弟も、とてもフレンドリー。
1人は近くに住んでいて、パックス協定(事実婚)を結んでいるガールフレンドと、とってもかわいい子供が2人いるので、時々遊びに行く関係が続いています。
このように、親族であっても、気を使わずに気軽に付き合えるのがフランス人と結婚した魅力でもあります。
フランス人男性との結婚について思う事
日本人同士の結婚に比べると、書類の手続きは面倒なことが多いですが、国際結婚の弊害と言えばそれだけだと感じています。
確かに、相手はフランス人ですので、意見や習慣が異なることはあります。
でも、そんなことは当たり前なので、私たちはなんでも話して解決するようにしています。
国際結婚のため、「普通はこういうもの」という思い込みによる誤解は生じにくいのです。
日本人同士でも育った家庭によっても習慣は異なりますが、育った国が同じため、「普通はこういうもの」という思い込みでの誤解は多いと感じます。
そのため、外国人と結婚することが特別大変だとは、私は思いません。
さいごに
その他、日本人との結婚と違うところは、ストレートに愛情表現をしてくれるところは、やっぱり嬉しいものです。
ここまで言葉や態度で表わしてくれる人は、日本人男性にはなかなかいないのではないかと思います。
フランスでは、夫婦はいつまでも恋人同士でいるのが理想とされていて、言葉や態度に表すのはとても大事です。
「言わなくても分かるだろ」は、フランスでは通用しません。
夫婦であり、親友でもあり、パートナーでもありますが、恋人同士なのです。
そのおかげで、大事にされていると実感することがとても多く、フランス人夫と結婚して良かったと、毎日思っています。
私は、フランス人の彼と結婚して、とても幸せです。
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