フランスの結婚式で驚いたことベスト5

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Question
フランス人の彼と結婚する事になりました。
結婚式はフランスで上げようという事になったのですが、海外での結婚ってどんな感じなんでしょうか?
日本とは勝手が違うと思うので、驚かないようにフランスの結婚式事情を教えてください!
ayumi さん 30代 会社員
教えて、先生!

皆さんは、フランスの驚く結婚式事情を知っていますか?

参加者皆がペアでダンスを踊るんですって♡


エッサーホイサ♪エッサーホイサ♪

ちなみに、驚くフランスの結婚式事情はこんなカンジ!
- ドレスは基本購入
- 席次が逆?
- 二次会三次会はナシ
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

今回は、フランスの結婚式で驚いたことをご紹介したいと思います!
5位:ドレスは基本購入&お色直しはナシ!
日本の結婚式といえば、例えば式はドレスで、披露宴中にはカラードレスや和服にお色直しをし、それらの衣装はレンタルをするというのが一般的ですよね。
しかしフランスでは、ウエディングドレスやそれに付随する小物は購入が基本。
街中には多数のドレスショップがあるものの、レンタルのお店はほぼ見かけません。
「ウエディングドレスを買うなんて、いくらするの?」
そうと思うかもしれませんが、実は価格は非常に低く、日本でのドレスレンタル代の方が高いほどです。
(もちろん、ブランド物のドレスであれば、目の飛び出るような値段のものもあります!)
そして、フランスの結婚式には、「お色直し」というものも存在しません。
花嫁は式から披露宴が終わるまで、自分が選んだ一着のウエディングドレスをずっと着ています。
これは、「ウエディングドレスを脱がせるのは新郎の役目」という伝統からきているのだとか。
もちろん、一日中着たままで式やパーティーを過ごすのですから、全てが終わるころにはドレスは汚れています。
私が着たウエディングドレスも、ワインの染みやどこかに引っかけて破れた傷などで、買った時の綺麗な姿はどこへやら。
しかし、その汚れは全力で楽しんだ証のようで、結婚式が終わった今となっては良い思い出になっています。
4位:教会は必須ではない
ヨーロッパの結婚式というと、教会で式を挙げるというイメージが強いかもしれません。
しかしフランスの場合、教会での式は必須ではありません。
色々な信教の人がいるからという理由もありますが、例えば教会で式を挙げた場合、それだけでは国に「結婚した」とは認められないのです。
「結婚」と認められるのは?
フランスで結婚をする場合に必須になるのが、庁舎での手続き。
日本でも婚姻届けを役所に出しにいきますが、フランスの場合は庁舎でセレモニーを行います。
そのため、24時間365日婚姻届けを出せる日本とは違い、フランスではいつでも好きな時に結婚の手続きをすることはできません。
事前に市町村宛に結婚の申し出を行い、それに対して異議申し立てがなければ晴れてセレモニーに移ることができます。
しかし新郎新婦だけが役所に行けばよいのではなく、結婚の手続きを行う権限を持った役人立ち会いのもとでセレモニーが行われます。
もちろん、家族や友人もそのセレモニーを見届けます。
何はなくともまず市町村で結婚式を行い、教会でも式を挙げる人はそのあとで……という流れとなります。
不思議なのは、セレモニーを挙げる役所は、自分の現住所や生まれた場所でなくても良いということ。
私の友人は、自分が生まれ育った市から車で1時間ほど行ったところにある小さな村の庁舎でセレモニーを行い、その後は教会ではなく人前式を行いました。
3位:席次が違う
堅苦しい式が終わればパーティーの時間!となるのは日本もフランスも一緒。
しかし、日本では、式に続く披露宴はまだまだ堅苦しい内容が多いですよね。
新郎新婦の会社の人によるスピーチ、式次第に則った進行など、かっちりと決められています。
また、日本の披露宴では、勤め先の役職者などが高砂に一番近い位置に座り、家族は末席。
これが、フランスでは逆になるんです。
パーティーの時、新郎新婦に一番近いところに座るのはまず家族、次に親しい友人、そして仲が良い同僚……といった順番になります。
会社のえらい人がやってきて、「新郎新婦をほめたたえるスピーチを形式的にする」ということもありません。
もちろん、フランスの披露宴にもスピーチやある程度の余興はあります。
しかし「披露宴」というフォーマットに沿ってやるわけではなく、新郎新婦が好きに決めます。
またスピーチも、時には喋りたい人が勝手にマイクを持ってしゃべり出します。
私が出席した友人の結婚式では、新婦がメガホンでスピーチをしていました。
形式に沿ってやるのではなく、新郎新婦をお祝いしつつも皆で楽しむという雰囲気が強いように思います。
2位:老いも若きもダンス!ダンス!
フランスの結婚パーティーでは、必ずと言っていいほど会場のどこかにDJブースが設置されています。
マイクを使うから、披露宴中のBGMを流すからというわけではなく、ダンスタイムの曲を流すのに必要だから。
ダンスが行われるタイミングは式によってまちまちですが、必ずあるのは、新婦と新婦父によるダンス。
しっとりとした音楽が流れ、父と娘が躍った後、新婦父が新郎にバトンタッチし、今度は新郎と新婦が一曲踊ります。
ある意味、日本で行われる「新婦から両親への手紙」のような感動の場面ですが、それが終わればすぐにノリの良い音楽に変わり、出席者皆が入り混じってとにかく踊ります。
老いも若きも関係なく、幼児からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しそうに踊っている光景はとても微笑ましいものでした。
ちなみに私の結婚式では、入場したらダンス、乾杯してダンス、前菜を食べたらダンス、メインを食べたらダンス……と、DJが物凄くパーティーを盛り上げていました。(もちろん私はメインで踊りました)
1位:結婚式が長い
日本の結婚式では、新郎新婦は体力勝負。
写真撮影に式、披露宴、度重なるお色直しに二次会、三次会……と休む暇がありません。
フランスではというと、新郎新婦が出席する二次会、三次会はありません。
なぜかというと、パーティーが非常に長いから。
披露宴といえば2時間から3時間というイメージを持っていると、痛い目にあいます。
パーティーの開始が夕方頃とすると、まずはカクテルから始まり、料理を食べつつ楽しく過ごすわけですが、終了時間は特に決まっていません。
大体みんなが帰ったころが終わりの合図といった雰囲気。
自分の結婚式を例に挙げると、式や写真撮影を終え、夕方6時頃からカクテルが始まり、ディナー開始は8時半頃。
そこから食べたり飲んだり踊ったりを繰り返し、ウエディングケーキの入刀を行った時には0時を回っていました。
その時間を過ぎてもダンスは続き、参加者はまだまだ飲み続けます。
年配者であっても幼児でも深夜まで元気な姿を見ていると、日本人と欧米人のタフさの違いをまざまざと感じてしまいます。
といっても全員が終了までいる必要はなく、デザートが出れば三々五々帰っていきます。
自分の結婚式の話ですが、パーティーが終わって私が帰路についたのは、朝の4時でした。
さいごに
一口に結婚式といっても、国によっても、また新郎新婦によっても違うもの。
それでも日本の結婚式であれば、ある程度の流れは想像できますよね。
しかしフランスの結婚式は何が起こるかまったく想像がつきません。
ひとつ言えることは、とても長い!ということ。(といっても退屈なスピーチが続いたりはしませんが)
自分がフランスで結婚式を挙げる場合も、誰かの結婚式に参加する場合も、全力で食べて飲んで踊って楽しむことが大切です。
新郎新婦を前にして参加者が過ごすのではなく、新郎新婦と一緒に盛り上がるのがフランス流の結婚式。
もし参列することになったら、体調は万全に整え、次の日は一日寝て過ごすくらいの気合で臨んでください。
新郎新婦も家族も友人も一緒になって楽しむフランスの結婚式。
招待されたら、恥ずかしがらずに全力で楽しみましょう!
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