日本人狙いのスリに要注意‼フランス旅行を楽しむ為に気をつける事ベスト10
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- フランス在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、フランスの今をお伝えします。
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Question
私は来月、初めてのフランス旅行へ行きます!
でも、日本人はスリにあいやすいと聞き、少し怖気づいてます…
スリ対策と、フランスを楽しむ為にはどうしたらいいか教えてください!
ズッチャム さん 千葉県 20代 OL
教えて、先生!
どの国へ行くにも気をつけねばならない事の1つに、スリがあるわね。
このバックを盗まれたら、私は終わります。。
ちなみに乙女ちゃん、そのカバン何が入ってるんデスか?
それはさておき、フランスを楽しむ為に気を付けておくことはこれデース
- 挨拶「ボンジュール」は必須
- 日本人だと丸わかりな、格好はキケン
- クレジットカード裏面サインは漢字で
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース
Contents
第10位:最初が肝心!
フランス旅行にまつわるネガティブな噂で、このような事を聞いたことはありませんか?
「無視された」「お店の人が話を聞いてくれず、冷たくされた」などなど。
それらの話を聞いて「フランス人は感じ悪い」と思っている方。
実はその原因は、あなたの方にあるかもしれませんよ!
日本の常識
日本では、顔見知りがいるお店を除いた場合。
「いらっしゃいませ」と言われ、「こんにちは」と返す場面は少ないですよね。
逆に、コンビニの店員さんに「こんにちはー」と声を掛けたら、ちょっと変な人と思われてしまうかも。
でも、それは日本での常識であって、フランスの常識ではありません。
実は非常識な行動
そんな日本の常識を持ったまま、フランス旅行に行ったとします。
そして、お店の人が話しかけてきても、「フランス語は分からないから」という理由で、目も合わせずに会計だけする。
実はそれ、フランスの人から見ると、ものすごく失礼なことなんです!!
そんな失礼な人に、こちらも丁寧に対応しようとは思いませんよね?
要は、そう言った自分の行動が原因なんです!
第9位:まずは勇気をだして挨拶
とはいえ、会話が成り立つほどのフランス語をマスターしてから、旅行へ行くのは難しいでしょう。
しかし、会話ができなくても話せる魔法のフレーズがあります。
それが、フランス語で「こんにちは」を表す「ボンジュール」!
この「ボンジュール」という挨拶は、円滑にフランス旅行を進めるためのキーワードなんです♡
声かけは大切です
お店に入ると、最初に店員さんが「ボンジュール」と声をかけてくれます。
声をかけられたら恥ずかしがらずに、できれば相手の目を見て微笑んで「ボンジュール」と返しましょう♡
もし相手から言ってこない場合でも、自分から「ボンジュール」と言った方が好印象です。
挨拶をしない、それどころか相手から「ボンジュール」と言われているのに返さない。
そういった場合は、その後冷たい対応を取られても仕方がありません!
日本に置き換えると
日本の場合に置き換えてみましょう。
会計時に、お金を投げるように渡す、店員さんに命令口調で話す。
または、質問する時に「すみません」もなく、いきなり雑な口調で本題に入る。
こういう人を見ると、「失礼な人だな」と思いますよね?
「ボンジュール」を言わない、返さないというのは、フランスでは上記と同じ意味合いを持つんですよ!
第8位:「ボンジュール」のタイミングは?
では、一体いつ「ボンジュール」と、言ったらいいのでしょうか?
基本的には、お店やレストランに入った時、会計レジなど、フランス人と対面した状況になった時です。
もじもじせず、笑顔で「ボンジュール」と言いましょう!
加えて「すみません」と声をかける必要がある時も、「ボンジュール」と言えば大丈夫です◎
出来るだけ笑顔で
旅行中でいえば、「この商品はあるのか」や「道を聞きたい」という場合などなど。
その時も、できるだけ笑顔で言えると好印象ですよ!
第7位:旅行者狙いのスリにご用心
フランスだけではなく、海外旅行では必ず注意する事。
それは、「スリ」です。
残念なことに、未だに日本人旅行者狙いのスリは未だに多くあります。
日本では問題ない行動なのに、実は「スリの格好の餌食」なんてことはよくあるんですよ!
日本人だとわかる恰好
フランスでよく見るのが、綺麗なお化粧にオシャレな服装。
夏には、サンバイザーや腕カバー、または日傘をさして歩いている日本人観光客です。
その服装では、「日本人だと丸わかり」。
更に、日本人だとわかると、狙われる確率がアップしてしまいます。
警戒心が薄い
何故かと言うと、「日本人はお金を持っているのに、警戒心が薄い」というイメージがあるからだそう。
なにも、「現地の人のような格好をしろ」とは言いません。
ですが、自衛手段を身につけておかないと、後で後悔するのは自分なのですよ!
第6位:海外旅行の常識
「口が開いているトートバッグや、簡単に開けられるマグネット開閉式のバッグは危険」。
というのは、もはや海外旅行では常識となっています。
でも、「ファスナーで閉じるタイプの、ハンドバッグだから大丈夫」と、安心してはいけません!
ここで、南フランスのある町で、私の友人に実際に起こった事例をご紹介します。
実際にあった出来事
路面電車で移動していた時のこと。
社内が混雑していたので、「ファスナーできっちり閉じたハンドバッグ」を、肩にかけていたそうです。
目的地で下車し、目当てのお店で楽しくショッピング。
いざお金を払おうとバッグを開けたら、お財布がないことに気づきます。
路面電車に乗る前に、切符を買ったので、お財布を持っていたのは確実。
だとすれば、電車内でスリにあったに違いありません。
バックを背中に向けていた
思い起こしてみれば、バッグのファスナーを、自分の背中側に向けて持っていたそう。
つまり、スリが背後から、バッグのファスナーを開け閉めして、お財布を取っていったのです。
混雑していたうえ、揺れる車内だった為、ファスナーを開けられた感覚には、全く気付かなかったそうです。
幸いパスポートは無事だったものの、お財布の中には現金やクレジットカードも入っていました。
被害届け出時間が無くなる
その後、警察への届け出やカード会社への連絡で、旅行の時間が削られ。
更には、不安と焦りから、旅行を楽しむことができなかったそうです。
災難としか、言いようがありません。
第5位:最近のスリは巧妙化している
最近の事例だと、バッグに穴をあけて財布を抜きとったなど、大胆な手法が行われているそう!
驚く手段ですが、地下鉄などの混雑しているところだと、大胆な手法も行われやすいのです。
それは人混みだと、誰かと密着しても不審に思われない為!
「人で混雑している場所=狙われやすい場所」と言えるので、覚えておいた方がいいでしょう◎
注意する事はたくさん
また、路上でも注意は必要です。
2人組で話しかけてきて、1人は話し続け、もう1人はそのスキにバッグから財布をコッソリ抜き取ったり。
お土産やスーツケースで、手がふさがっている観光客がいる場合。
白昼堂々と、ポケットに手を突っ込み、財布を奪って逃げて行ったり。
ATMから出てきた瞬間に、大人数で力づくで襲われて奪われたり。
やりたい放題な現状です(汗)
第4位:安全ガイドを確認しよう
また、日本人がよく持っている「iphone(アイフォン)」。
こちらも、高額で売れるため、ターゲットになりやすい物の1つです。
注意喚起を聞いて
ちなみに、パリ警視庁は日本語字幕で、「安全ガイド」を作っています。
日本人の被害が多発している為、少しでも注意喚起を強めているのでしょう。
なので、安全ガイドも視野に入れながら、注意して旅行を楽しんでくださいね!
第3位:日本人がやりがちな「うっかり行動」
日本の町は、基本的に平和です。
なので、そこまで自分の荷物に警戒するなんて事はありませんよね。
でも、「カフェで席にカバンを置いてお手洗いにいく」「パンツの後ろポケットにお財布を入れて歩いている」。
などの行動は、フランスでは「どうぞ取ってください」と言っているようなものなのです!!
こんな行動してない?
さらに言えば…
・買い物を終えて、お財布をしっかりしまわないままお店を出る
・会計で小銭を数えるため手のひらに全部出し、お財布自体はカウンターに置く
・道順を調べるためスマホやタブレットを持ったまま歩く
・カフェでテーブルの上にスマホを置く
これらの行動は、日本ではよくみられる光景ですよね。
しかし、フランスでは、スリに狙われる行動ですので絶対に避けましょう!
第2位:やりすぎと思うくらいの自衛をしよう
団体旅行であれば、トラブル時には添乗員さんへ相談することもできます。
しかし、個人旅行ではそうはいきません。
それに、トラブルにあったことで、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。
「自分の身は自分で守る」というのは、決して大げさな事ではないんですよ◎
対策手段
対策手段はたくさんあります。
旅行前に、自分が利用しているクレジットカード会社の、緊急連絡先やカード番号をメモしておく事。
また、万が一パスポートに何かあった時の対策として、行く先の日本大使館の連絡先や、自分のパスポート情報が分かるようにしておきましょう◎
団体旅行であっても、これらの対策はしておくのが無難です。
現金も分けて
現金やクレジットカードは、1つのお財布に入れず、分割して持っておく事も大切です。
私の知り合いだと、靴下の中に入れているという強者もいました!(笑)
他にも…
クレジットカード裏面のサインは、漢字で書いておくことも大事です。
フランスは、カード社会であるため、クレジットカードを利用できる場所は多いんです。
カードで支払いをする際、暗証番号を使う場合と、サインで対応する場合の、両方があります。
気付いてもらう事も大切
もし、カードのサインが漢字であった時。
お財布を奪った人がカードを使おうとしても、使える確率は低くなります。
逆に店員さんが「おかしい」と思い、会計を拒否してくれることもありますよ◎
自衛手段
また、どうしてもバッグを利用したい場合。
正面にかけて、人混みに入ったら、抱きしめて持つようにするのが無難です。
他にも、サブのカードやお札、パスポート。
こちらは、体に巻き付けられるタイプのバッグに、入れておくのも有効な手段です。
「それはちょっとダサいんじゃ・・・」と、思うかもしれません。
しかし、あとで後悔しても遅いですし、楽しい旅行をするためにも、十分なくらいの自衛手段をとる事に越したことはありませんよ!
第1位:フランスの素敵な思い出を持ち帰るために
フランスは、歴史や文化をはじめとして、非常に魅力的な国です。
旅行先として選んだことをきっかけに、フランスが大好きに♡
その後、住んでしまうという人も多くいます。
ネガティブな情報だけを気にして、尻込みしてしまうのはもったいない話!
周りが助けてくれることも
色々な人がいるのは、日本もフランスも同じです。
基本的にフランスの人は、おしゃべり好きで、おせっかいなラテン気質。
言葉が通じなくても、困った時には、助けてくれることも多くあります!
さいごに
現地に行く時は、十分に安全対策をしましょう!
そして恥ずかしがらずに、「ボンジュール」と声をかけることも大切です。
その一言が、フランス旅行の思い出を、たくさん増やしてくれることでしょう◎