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湯舟がない⁉冷水が出る‼日本とフランスのお風呂の違いベスト5

お風呂
フランス

Question
私はお風呂や温泉が大好きです。
でもフランス人彼に聞くと、どうやらフランスと日本のお風呂事情はかなり違うと聞きました。
どんな風に違うのでしょうか?
アヒル さん 佐賀県 20代 学生

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、フランス在住ライターのサシハラがお答えします。
皆さんは、日本とフランスのお風呂の違い知っていますか?

恋する乙女恋する乙女
フランスはオシャレな国だから、きっと猫足バスタブがどのお家にもあって、お風呂場は全面ガラス張りなのよ!!

王子様王子
どこのリゾートホテルデスカ!??
ちなみにフランスではお風呂で浸かる習慣がないので、猫足バスタブも普通の家庭にはもちろんないデース

恋する乙女恋する乙女
な、なんですって!!??
じゃあ温泉はどうなの⁉

王子様王子
温泉も限られたリゾート地へ行かないとないようデース(汗)
ちなみに、フランスのお風呂事情はこんなカンジ!

  • 湯船がない
  • 水質が違う
  • 髪を洗わない

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

先生先生
お風呂好きの方は、フランス人男性と結婚する前に予習しておきましょう♪
今回は、フランスのお風呂事情についてご紹介します。

第5位:湯船がない

お風呂に入る女性

フランスは、もともと湯船につかるという文化がありません

そのため、シャワーのみまたはユニットバスというスタイルがほとんどです◎

フランスで、日本のように湯船と洗い場が別れている、いわゆる「座れる」お風呂場は、家庭でもホテルでも見たことがありません!

基本的にフランスでは、お風呂は体を洗うだけのものであり、温まるためのものではないようですね。

なので、フランスのお風呂では基本立ちっぱなしです。

温泉はほとんどない

水に浸かる女性 花

また、日本では温泉やサウナ、岩盤浴などが身近にありますが、フランスで温泉といえば限られたスパやリゾートに行かないとありません

日本人にとって湯船に長期間浸かれない事は、意外にもストレスになるもので、心身に支障をきたすこともしばしば

その為、フランスに移住する場合は、お風呂についても考えていたほうがいいでしょう◎

旅行の際にも

もし旅行であっても、慣れない土地を歩き回るわけですから、疲れをとるためにお風呂に入りたいですよね。

その場合、最低でもユニットバスがあるホテルをお勧めします◎

第4位:水質が違う

レモン風呂に入る女性

日本の水は基本的に軟水ですが、フランスの生活水は硬水となっています。

硬水とは簡単に言えば、マグネシウムカリウムのミネラルが多く含まれている水のことを言います。

その土地によって変わってきますが、地下のミネラルを含みながら、ゆっくりと水が移動するのでミネラルの多い硬水になるそうですよ◎

硬水は便秘に良い⁉

ちなみに、硬水は飲み水にすると腸に刺激が与えられ、便秘に良いなどの特徴があります。

しかし日本人は硬水に慣れてないため、口当たりに癖を感じることも多いんですよ。

もちろん、シャワーから出る水も硬水なのでその影響を受ける事もあります!

第3位:髪を洗わない

髪をかき分ける女性

フランスは、日本よりかなり空気が乾燥しています。

また水も硬水のため、フランス人は基本的に1週間に2回しか髪を洗わないよう

ほぼ毎日のように髪を洗う日本人にとっては、ちょっと少なすぎと思う方もいるでしょう(汗)

髪質に影響が…

ですが、毎日髪を洗いたいとフランス人に伝えると、「そんなに洗ったら髪が傷んでしまうからやめなさい」と言われてしまいます。

実際にフランスに移住した私の体験なのですが…

毎日のように髪を洗っていると、髪の指どおりが悪くなったり、色が抜けたりと水の影響を受けていることを実感します。

フランスの水質に合わせてある?

その他にも、フランスのシャンプーやボディソープについては、泡立ちが悪かったりするんです(汗)

ですが、フランスのシャンプーやボディソープは、フランスの水質に合わせて作ってあるので、日本から持っていくよりも現地調達のほうがよいでしょう◎

第2位:詰め替え用がない

シャンプー

日本では資源削減のために、メジャーなシャンプー、ボディソープの詰め替え袋で販売されていますよね。

ですが、フランスでは詰め替え袋が販売していません!

というのも、日本のように座ってお風呂に入る習慣がないので、ポンプ式の大きいボトルがなく、そのため詰め替え用もないのです。

持ち運びしやすい

フランスで売られている多くが、持ち運びしやすいようなハンディサイズで250mlが一般的です◎

でも買い物では、毎回ボトルで買わないといけなし、ゴミ出しの時もちょっとかさばるのが不満ではあります(笑)

第1位:お湯が冷たくなる

シャワールーム 悲しい

フランスのシャワーのお湯は、基本的にタンクに一定量ためて、それを使うというのが一般的です。

タンクの大きさに左右されるのですが…

例えば、一人暮らし用のワンルームについているタンクは小さいので、15分お湯を出し続けるとそのうち冷たい水になってしまいます(涙)

友達を呼んだりすれば半分しかお湯が使えないわけですから、ゆっくり入らずなるべく早く済まそうとなるのが常。

お湯が冷めるのが早い

その問題で、特に大変なのは冬の時期です。

フランスの冬は、乾燥もひどく、寒さも厳しいので、シャワーを長めに浴びて体を温めたい!と思うのですが…

そうなる前にお湯が冷たくなってしまうのです…

お風呂場で何度「ギャー」と叫んだかは、数え切れません。

足湯がおすすめ

やはりシャワーではなかなか体は芯まで温まらないので、冬の時期は日本のお風呂が本当に恋しくなります。

そんな時によくやっていたのが足湯です!

フランスに訪れた際、湯船などがなくても体を温めたい時におすすめですよ♪

さいごに

泳ぐ女性

日本ではお風呂はいつでも身近にありますが、フランスに移住すると日本のお風呂のありがたみが心と身に沁みます

また、湯船につかれないと冷え性むくみになりやすいので、女性にとっては心配な点でもありますね。

お風呂好きの日本人にとっては、ちょっと大変な部分もありますが、自分なりに工夫してフランスならではのお風呂ライフを楽しみたいものです。

みなさんもフランスに来る前に、心の準備しておきましょう!

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