ちょっとヘン!?フランス女子のオドロキ美容事情ベスト5
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- フランス在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、フランスの今をお伝えします。
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Question
先週、イタリア人男性と食事に出かけた際、口説かれているのが分かるくらい、甘い言葉を掛けられました。 けれど、イタリア人男性は移り気が激しいと聞きます。 掛けられた言葉が、本当なのか、嘘が混じっているのかわからなくなります。 そこで、イタリア人男性が良くつく嘘を教えてください。
satou さん 愛知県 30代 OL
教えて、先生!
皆さんは、フランス女性の美容事情を知っていますか?
金箔の化粧水に、乳液‼きっと黄金のマスクなんか付けちゃうんじゃない⁉
実は、フランスの基礎スキンケアはとってもシンプルだそうですヨ!
奥が深いわフランス!!
フランスの美容事情はこんなカンジ!
- 爪切りは基本バスルーム
- 基本はシンプルケア
- 洗顔フォームやヘアトリートメントは使わない
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース
今回は、日本人から見て驚いたフランス女子のオドロキ美容事情をご紹介します!
Contents
第5位:爪切りは基本バスルームで
生きていれば男女問わず必ず必要になる爪切り。
ネイルを施している場合は別として、伸びてきたなと思ったら(サ●エさんのような昭和の頃だと)縁側に新聞紙をひいて……といったように、家の中のオープンスペースで行っても構わないものだと思います。
しかし、フランスでは、基本的にバスルームで爪切りをします。
誰かと喋りながらリビングでとか、寝る前にベッドルームで爪切りをするということはなく、人に見えないところで自分一人で行うものだそう。
そのため、「ちょっと爪切ってくる」とわざわざバスルームにこもる友人を見た時は、日本人としては若干不思議に思ったものです。
第4位:基本はシンプルケア?使う化粧品の数が少ない
化粧水に美容液、乳液にアイクリーム。夏はUV下地を使っていたけれど、冬になって乾燥が気になるから潤うタイプの下地に変える……
また、メイクをした後は丁寧なクレンジングが必須!とばかりに、アイメイクアップリムーバーに始まり、オイルやジェル、ミルクなどタイプ違いのクレンジングを一通りそろえている人も多いのではないでしょうか。
日本だと、季節や体調に合わせて使用する化粧品を変えることはそんなに珍しくはないですよね。
しかし、フランス人女子が使う化粧品はいたってシンプル。
ふき取るタイプのメイク落としに、ローションが置いてあるくらいです。
加えて乳液代わりのニベアがある程度です。
その子があまり化粧品を使わないのかなと思ったものの、どのフランス人女子の持っている化粧品を見ても似たようなものです。
もちろんエステや美容業界で働き、多くの化粧品を使い分けているフランス人女子もいるでしょうが、基本的には日本人から比べると非常にシンプルなケアをしているようです。
第3位:洗顔フォームやヘアトリートメントは使わない?
「化粧品がシンプル」ということにも通じるのですが、シャンプー、ボディーソープは揃っているものの、洗顔フォームやリンス、ヘアトリートメントが見当たらないのがフランス人女子のバスルーム。
お店にはもちろん洗顔フォームもトリートメントも売っているのですが、自分は使わないというフランス人女子は多くいるようです。
「リンスやヘアトリートメントはまだしも、洗顔フォームを使わないのは不便じゃないの?」と聞いたところ、水で洗う、どうしてもべたつきが気になる時はボディーソープを少しだけ使うという答えが返ってきました。
第2位:ボディーソープは複数種類!デリケートゾーン用も
使う化粧品が少なかったり、洗顔フォームやヘアトリートメントを持っていなかったりするフランス人女子。
しかし、逆に複数種類をそろえているものがあります。
それは、ボディソープ。
フランスではスーパーマーケットでも化粧品を扱うお店でも、沢山の種類のボディーソープが並んでいます。
さっぱりタイプやうるおうタイプなどの効能の違うものから、色々な種類の香りまで、思わず目移りしてしまうほどのラインナップです。
それらを複数種類そろえているのがフランス人女子。
気分によって使うものを変えているそうです。
また、体を洗うためだけではなく、時にはボディソープを使ってバブルバスを楽しむこともあるとのこと。
また、最近は日本でもじわじわと浸透してきましたが、女性のデリケートゾーン専用のボディソープを持っているフランス人女子もかなりいます。
洗うタイミングから自分の体のケアをしっかりするという点では、日本人よりもしっかりしているのかもしれません。
私が初めてフランス人女子のバスルームを借りた時、複数本並んでいるボトルの中からシャンプーを見つけたかったのですが、見ても見ても「ボディソープ」であることを不思議に思いました。
しかし使う目的を知った今は、何種類もボディソープがあることも自然とうなずけます。
第1位:ビキニラインの脱毛は完璧!なのに腕はフサフサ
最後は、フランス人女子の脱毛事情です。
夏になると気になるのが脱毛ですよね。
カミソリや除毛クリーム、エステなど色々と方法はあるものの、目指す姿はムダ毛のないすべすべのお肌!
脱毛についてはフランス人女子も感心が高く、自己処理ばかりではなく、街中にはネイルサロンに併設された脱毛エステもあちこちにあります。
街中の脱毛エステはブラジリアンワックスのところが多く、気になった時に単発で通えるうえ、値段も良心的なので非常に便利。
しかも、いわゆるビキニラインのワックス脱毛も請け負っており、私が通っていたところは1回で2000円強くらいで、水着になる夏の間は非常に重宝したものです。
ビキニラインの脱毛に限って言えば、安価なサロンが沢山あるならばそれなりに浸透しているのだろうと思い、こっそりとフランス人女子に聞いてみたところ……「衛生的な観点からみても、脱毛している」と言う意見ばかり!
美しくなるだけでなく、自分の体のケアも考えるなんて美意識が高いなあ……と思ったものの、一つだけ不思議なことがあります。
今でも不思議極まりないのですが、フランス人女子はビキニラインまで完璧に脱毛をするというのに、何故か腕毛だけはフッサフサなんです。
剃り残しといったレベルではなく、何も手を付けていないといった感じが近いほど。
何故腕の処理は気にしないのかを当のフランス人女子に聞いてみたところ、「そもそも気にしたことがなかった」という答えで、どうやら脱毛する対象外のようです。
日本人よりも色素が薄いため目立ちにくいということはあるでしょうが、それでも太陽の光をキラキラと輝く腕毛を見ると、各国の美意識の違いを思わず感じてしまいます。
さいごに
フランス人女子の美容事情、意外なところはあったでしょうか?
日本人からすると不思議なところもあるものの、今よりも美しくなりたいと思う気持ちは一緒ですよね。
色々な国の美容事情を知ることで、明日のキレイを!