【名物料理はコレで決まり!】南フランスのニースのおすすめグルメベスト5

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Question
今度、南フランスのニースにバカンスに行きます。
観光はもちろんですけど、グルメも楽しみたいと思っているので、おすすめがあれば教えてください!
Y.A さん 神奈川県 30代 主婦
教えて、先生!

南フランスのニースは、青い空と海が印象的なフランス国内でも有数のリゾート地の事ですね。

自分で狩ったイノシシ肉とか!釣った魚とか食べたら美味しいだろうな~

リゾートでは優雅にオシャレな食事が定番デスヨ

その地のフォアグラ・キャビア・トリュフを食べつくすのよー!!!

ちなみに、ニースで食べるならこんなグルメがおすすめ!
- ソッカ
- ピサラディエール
- ニース風サラダ
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

今回は、そんなニースに行ったら食べるべきおすすめグルメをご紹介します!
Contents
第5位:スープ・ド・ポワッソン(Soupe de poisson)
直訳すると、「魚のスープ」。
その名の通り、魚のうまみが溶け込んだ濃厚なスープで、いわゆるフランス版「魚のあら汁」のようなイメージです。
作り方はブイヤベースと全く一緒ですが、ブイヤベースは魚の身も食べるのに対し、こちらは具なしのスープ。
お好みでルイユというにんにくマヨネーズとチーズ、クルトンを浮かべて食べます。
舌触りが濃厚で、、ぽってりとした食感であるため、クルトンをたっぷり入れると、これだけでお腹いっぱいになってしまうほど。
南フランスのビストロでは定番の前菜メニューです。
第4位:ソッカ(Socca)
ニースの郷土料理の一つ、「ソッカ」。
ひよこ豆の粉とオリーブオイルで作った大判のクレープのような物です。
非常に高温のオーブンで焼き上げるため、家庭で作ることはまず不可能な1品といえます。
そのため、ニースの人にとっては、屋台やフードスタンドで売っているソウルフードという位置づけです。
塩味であるため、地元ニースっ子は、おつまみや前菜として食べられています。
南フランス特産のロゼワインとも、よく合いますよ。
第3位:ピサラディエール(Pissaladière)
こちらも南フランスの郷土料理の一つ。
飴色の玉ねぎ、オリーブ、にんにくとアンチョビが乗っています。
ピザに似た見た目ですが、チーズやトマトは使われていません。
生地もピザというよりパンに近く、軽食やおやつとしてよく食べられています。
飴色玉ねぎの甘味とアンチョビの塩味のバランスが絶妙の一品です。
ペロッと食べきってしまうこと間違いなしです。
第2位:パン・バーニャ(Pan bagnat)
「パン・バーニャ」とは、「浸したパン」を意味するサンドイッチです。
中にはトマト、レタス、玉子、ツナといった、ニース風サラダと同じような材料が入っています。
何故「浸した」かと言えば、南仏の太陽の下で育ったジューシーな野菜の汁でパンがしっとりするからだとか。
暑い夏にはもってこいの、野菜もタンパク質も一緒に取ることができる、さっぱりとしたサンドイッチです。
第1位:ニース風サラダ(Salade de Niçoise)
南仏ニースの名物として有名な「ニース風サラダ」。
説明は不要というくらい日本でも知名度のあるメニューです。
トマト、固ゆで卵、アンチョビの塩漬け、ツナが入ったこのサラダは、日本のフランス料理店でもおなじみですよね。
夏は太陽の光が非常に強い南フランスですが、そのおかげで特にトマトの甘味は抜群!
味付けはシンプルにオリーブオイルと塩。
味の濃いドレッシングやマヨネーズをかけるなんて、地元民からすれば絶対NGです。
逆に、余計な味をつけないからこそ、素材の味を楽しめるともいえます。
世界的にも有名で、地元の人たちにも愛されている「ニース風サラダ」。
現地でもあちこちのレストランで食べることができますので、ニースに行ったら絶対に一度は食べて欲しい一品です。
実は、この「ニース風サラダ」にはちょっとした論争があります。
地元で論争?本当の「ニース風サラダ」とは?
ニースの地元紙「ニース・マタン」が、かつて「ニース風サラダ」の写真として、茹でたインゲン豆やジャガイモが乗ったものを掲載しました。
そうしたところ、地元に存在する「ニース風サラダ保存会」からクレームが届きました。
有志の団体かと思いきや、何とこの保存会はニース市からの支援と助成金を得て活動している、れっきとしたグループ団体。
自分たちの町の伝統料理が道を踏み外さないよう、目を光らせているそうです。
保存会が言うには、ニース風サラダのに使う材料は「生のもの」のみ。
茹でたインゲン豆やジャガイモは「伝統的な」ニース風サラダの材料としては認められないとの主張です。
この「ニース・マタン」の一件が始まりではなく、ニースにはずっと以前から「本当のニース風サラダのあるべき姿とは?」という論争がありました。
地元のお店によってもお皿の上の材料は微妙に違い、「何が本来の材料か?」というのは地元の人の興味も惹いています。
最初のニース風サラダの材料は、トマト、アンチョビ、オリーブオイルのみという至ってシンプルなものでした。
それが時を経て様々なアレンジがなされたため、本来の姿を守るべく、保存会が活動をしています。
いつか本当の「伝統的なニース風サラダ」の定義がなされる日がくるのかもしれませんが、いつになるのかは分かりません。
そのようなグループが「サラダ」を守っているとは、さすがフランスと感じますよね。
日本人としては、正直どうでもよい話題ではあります。
ですが、食も歴史と文化の一端という「フランスの精神」が、よくわかるエピソードだと思います。
さいごに
グルメの国として名高いフランス。
しかし、「フランス料理」と一口に括るには、あまりにもバラエティに富んでいます。
高級なレストランで食べるものから、気軽にテイクアウトするものまで様々。
しかも、それぞれの地方では、全く異なるものが食べられています。
例えば、北部フランス出身の人が、ご紹介した「ソッカ」を知らないなんてこともよくある話。
逆に言えば、その地域に根付いた食文化があるということでもあります。
昔からその土地の人々に愛されているメニューは、至って素朴な材料や調理法で作られていることが多いです。
しかし、だからこそ、ずっと人々の食卓に上がり続けているのだと思います。
そのため、その街を知るためには、その街の人々が普段食べているものを味わうことが一番です。
ぜひ、ニースっ子になったつもりで、ニースのグルメを堪能してみてはいかがでしょうか?
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