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フランス人が実践する!快眠のための健康習慣ベスト10

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フランス人が快眠のために実践する健康法とは

よい睡眠は、心も体もきれいにする!

ということで、美容と健康に留意するフランス人が実践する、快眠のための健康習慣ベスト10をご紹介します。

専門家によると、人間は毎晩7~8時間の睡眠が必要であり、これを確保すべく不眠予防や睡眠の質の向上はとても重要なこと。

恋に仕事に忙しいフランス人から効果的な方法を学んで、快適な睡眠で心も体もリセット

快活な生活をスタートさせましょう!!

  1. 噂のハーブティー「ティザンヌ」でリラックス!
  2. 夕食はタンパク質と生野菜で軽く!
  3. キャンドルやアロマでベッドルームの雰囲気作り!

この記事は、3分でサクッと読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね。

第10位:呼吸エクササイズ

頭をスッキリさせ、ストレスを解消してくれるのが呼吸エクササイズ

寝つきがよくなり、深い睡眠を誘います。

ストレスの多いフランス人、これを実践しているフランス人は多く、フランスの理学療法士である「キネジテラピスト」も勧めるところ。

呼吸エクササイズ、どうやってやるの?

エクササイズは、いたって簡単。

目を閉じてマットの上に横になり、リラックスしたところでゆっくり息を吸って吐き出すという体操です。

お腹を意識して深く呼吸すれば、心が自然と穏やかに。

初心者であれば、ネットのアプリを利用するのも一案ですね。

椅子に座った状態ならば、胸を開いて姿勢を正し、深呼吸するだけでも効果は抜群です。

第9位:お風呂やシャワーでリラックス

お風呂に入る女性

夜、お風呂に入ったりシャワーを浴びることにより、睡眠の質を向上させることができます。

フランス人も、夜のお風呂やシャワーでリラックス。

体を温めることにより、睡眠時に体温が大きく低下し、深い眠りに誘われます。

しかし、寝る直前の入浴は、逆に不眠につながるので要注意!

入浴は、寝る1~2時間前がお勧めです。

第8位:就寝前は画面を見ない

フランス人も大好きなスマホ、タブレット、Netflix・・・でも、就寝前の画面は厳禁です。

というのも、デジタル機器が発するブルーライトが、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの生成を阻害するため。

体は暗くなると眠くなる!

昼間の明るい光は、メラトニンの分泌を抑制して活動を活発に。

一方、夜間の暗さはメラトニンの分泌を高めて、眠気を誘うという仕組み。

しかしここでブルーライトを浴びてしまうと、昼と勘違いした体がメラトニンの分泌を抑制してしまい、睡眠サイクルを乱すことに。

ということで、寝る前には読書が一番

お気に入りの一冊を手にしながらウトウト・・・至福のひと時かもしれません。

第7位:ハーブティーを飲む

フランスでティザンヌと呼ばれるハーブティーは、寝る前に飲むことで入眠に効果的!

フランス人はティザンヌが大好き。

お気に入りのマグカップに入れて、1日の疲れを癒す時間を楽しみます。

ティザンヌにはカフェインが入っておらず、体をリラックスさせ、ストレスから解放してくれる効果が。

眠りを誘う代表的なハーブは、カモミール、ラベンダー、バーベナ、レモンバームということで、これらを煎じたハーブティーを飲むと効果的。

ではハーブティーは、どうやって入手するか?

スーパーや薬局など、市販で売られるティーバッグはとっても便利。

お好みのハーブで選択してもよいけれど、困ったときにはソメイユ(Sommeil)と書かれた「睡眠用ハーブティー」がお勧めです。

カモミール、ラベンダー、レモンバームなど、複数のハーブがブレンドされたものもあれば、単一ハーブのものも。

パッケージの多くが「夜」をイメージした青色で、見ているだけで心が落ち着きます。

お気に入りの1箱を見つけたいですね。

第6位:早朝のウォーキング

起床後、数時間のうちに受ける日光は、私たちの体に多大な効果を与えるもの。

フランス人も、朝からウォーキングやマラソンにいそしむ人が多く。

目に日の光を浴びることにより、体を覚醒させるホルモンであるコルチゾールの生成が増加します。

朝の光が快眠の決め手!

この現象が、眠りを誘うメラトニンの生成量と生成時間を決めるものとなるので、朝の日光を浴びるウォーキングは快眠の重要なカギを握るということに。

ウォーキングの時間がないという時は、朝日を浴びて深呼吸

これだけでも体内時計がリセットされて、新しい1日をスタートさせることができますね。

第5位:夕飯は軽く済ませる

プレート料理

夕飯は軽く済ませた方がよく眠れる!

と言うのも、消化には体が多大なエネルギーを必要とするため、これが睡眠を妨げてしまう可能性があるからです。

フランス人の食事は、ランチがメイン

12時から2時間、しっかり時間を取って、前菜、メイン、デザートをいただきます。

ということで、夕食は軽く済ませる家庭も多く、必然的に快眠できるような生活に!

では、具体的に夕食には何を食べるか?

夕食には脂肪分、または糖分の多い物を避け、タンパク質が豊富なものや生野菜を取り入れるのが効果的。

チキンサラダやチキンスープ、野菜のキッシュ、野菜のグラタン、トマトスパゲティ、チキンの野菜炒め・・・などが挙げられるところ。

帰宅してからパパっと作れるのも、重要な条件ですね。

消化不良による胸やけ防止のためにも、寝る3時間前には食べ終えるのが理想です。

第4位:睡眠アプリ

スマホやタブレットで、睡眠分析、瞑想、呼吸エクササイズを提供する「睡眠アプリ」は、眠りを誘うのに有効なもの。

眠っている間の状況を記録して、快適な目覚めに導いてくれるのものから、瞑想で眠気を誘うもの、雨音を聞いてリラックスするというシンプルなものも。

フランスは瞑想を重視!

特に、瞑想の効能を重視しているフランス。

生活のリズムを整えるのに、小学校で「瞑想の時間」を取り入れているところもあるくらいです。

耳に心地よい音楽は、快適な睡眠導入のみならず、睡眠の質をも高めることに。

自分がハッピーな気持ちになれるアプリを探すのがベストですね。

第3位:ベッドルームをリラックスモードに

寝る前にリラックスすべく、ベッドルームの雰囲気をアレンジ。

ベッドルームのトーンを落として、好きな香りをほんのり漂わせるフランス人。

キャンドルを灯したり、枕にミストをスプレーしたり、アロマセラピーを取り入れるのも一案です。

快眠には香りも大切!

特に、ラベンダー、バニラ、カモミールには、眠りを促進させる鎮静作用があるので、これらの香りを使用すると効果的。

睡眠時、眠るために脳が体の温度を下げるので、室温は18℃と低めに設定するのもお勧めです。

「眠るのが楽しみになる雰囲気」を作り上げたいですね!

第2位:規則正しい生活

腕を伸ばし体を伸ばしている女性

快眠のために一番大切なのは、規則正しい生活!

これが体内時計を正常に保ち、毎晩同じ時間に眠りにつける秘訣です。

フランス人の就労時間は1日7時間で、「午前9時から始まり午後5時に終了、そのうちランチは1時間」というのが主流だったけれど、最近ではフレキシブルな時間で働く人も多く。

毎日の起床時間を設定!

それでも、「毎朝同じ時間に起きて、毎晩同じ時間に寝る、朝は6時半から7時に起きるのがベスト」という専門医の勧め。

普段とは予定が異なる日も、起床時間を毎日同じ時間に設定することにより、朝のウォーキングやエクササイズで時間を有効に使用したり、時にはベッドの中でリラックス、というのもアリ!

第1位:早く寝る

早く寝る、という最もシンプルな習慣が、最も体に大切なこと。

特に日が落ちるのが早い冬、フランス人は早く帰宅して暖かい家の中でリラックス

睡眠が最も深くなり、回復力が高まるのは真夜中前。

可能であれば、夜10時にベッドに入るのが理想です。

さいごに

忙しい毎日追われていても快眠で心と体をリセットすべく、「これだけは譲れない」というポイントを抑えて生活するのがフランス人。

起床時間と就寝時間、自分のお気に入りの音楽や香りを楽しむ時間、ウォーキングやエクササイズで体を動かす時間、こだわりのハーブティーや食事で就寝前の体を整えることを大切に。

自分の睡眠を守るには、自分の好きなものを体に与える!

これぞ「フランス流、快眠を維持する健康法」です。

みなさんも興味のあるものがあれば、ぜひぜひ取り入れてみてくださいね!

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