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フランス人彼氏と付き合ってます~モン・シェリー・フランセ~

見つめ合うカップル
フランス

ボンジュール皆さん!フランス在住ライターのハヤシです。

「私の彼は、フランス人なんです!」

そう言われると、ロマンチックであまーいバラの様な生活をイメージする方もいらっしゃるでしょう。

でもそれは、あくまでもイメージ(笑)

もちろん、中にはそういう方もいるのかもしれませんね。

ですが、そんな幸せばかりの生活なんてありえません…

リアルすぎて夢を壊すかもしれませんが、今回はフランス人彼と私の、リアルな恋愛エピソードをご紹介します!

シェリー(愛しい人)について

座って話すカップル

フランス語の「モン・シェリー・フランセ(私のフランス人の愛しいひと)」と言う言葉を知っていますか?

そんな風に彼を呼んだことはありませんが、それでも彼と一緒にいた年月はとても長いもの。

きっとフランス人彼と付き合っている日本人女性の中には、順応に対応できる人もいるのでしょう。

ですが、私がお付き合いしている彼は、とても癖がある人なのです。

幸せな話を聞く中、私の場合は、文化の違いや彼の個性に、驚きや疑問を持つ事が多い毎日を過ごしていました。

あくまでも

これから話すことは、「フランス人皆がこうだ」ということではありません。

あくまで、「彼はこういう人」という視点で、読んでもらえたら嬉しいです!

癖のある彼

両手を広げ発狂している男性

私がお付き合いしているフランス人彼は、190cmと高身長。

ですが、周りでは珍しくないのか、高身長な事にあまり興味が無いようです。

彼は当然のように、健康診断の結果にも興味を示しません(笑)

それに比べ低身長な私

それに比べ私は、日本人女性の平均身長を、10cmほど下回っています。

それがちょっとコンプレックスで、毎年数ミリの増減に一喜一憂してしまうんですよね。

そんな私にとって、190cmの身長は羨ましい限りです!

ある時の事

話をしているカップルの後ろ姿

余談は置いておいて、そんなデコボコの私たち。

ある時、彼と街中を歩いていると、彼が通りすがりの男性にぶつかってしまいました

ぶつかった男性は、少し驚いた様子。

ですがケガもなく、彼の謝罪を聞き去って行ったんです。

僕よりちいさい

そんな彼に、私が「気を付けてね」と言うと。

彼は、「だってみんな僕より小さいから見えなかったよ」と心ない一言。

ハッキリものを言う性格の彼ですが、それが時に誰かを傷つける事もあると学んで欲しいものです(汗)

愛の目であるブルーアイズをお持ち

青い目の男性

忘れ草のような、ブルーアイズを持っているシェリー。

そこは、自分でも自慢に思っているよう。

ある日、嬉しそうに語りだした事がありました。

青い目は愛の目、緑の目はヘビの目、茶色い目は、ブタの目って言葉があってね

それを聞いて無言の私。

私の目の色は…

生粋の日本人である私の目は、もちろん茶色

ただ、昔話をしたかったのか、自慢したかったのか?

あのとき、なぜか私は言葉を飲み込んでしまいました

付き合いはじめで、彼に対して少し、遠慮していたのかもしれません。

今では遠慮なく!!

言い争いをしているカップル

あれから10年経った今では、遠慮という言葉はもう忘れました。

今ここであの時の言葉を言いたい。

「で、それが何?」

薄いのではない!短いのである

テーブルから頭頂部を出す男性

男性ホルモンが強いのか?フランスの水道水が原因で、毛根が滅してしまったのか?

フランス人男性は、頭髪の薄い人が多いんです。

例外ではなく、同様に彼もこのタイプ。

もう何年も、髪型はセルフスキンヘッドです。

私の髪の毛は…

それに引きかえ、爆発的な毛量の私

毎晩ドライヤーを片手に、針金のような髪と格闘しています。

そんな、頭髪でさえも真逆を行く私たち。

ある日、そんな私の髪の毛を見ながら、彼が一言。

君は髪が長くて大変だね。でも僕は短いからすぐ乾くよ

それは違くない?

頭を抱え叫ぶ女性

私の聞き間違えか、彼が寝ボケていたのか?

私の髪と、彼の何を比べた発言だったのか、真偽のほどは闇の中です。

しかし私もいい大人。

これ以上の言及は、控えようと思います。

やや狭い心の持ち主

ハートを貫く矢印の看板

彼はフランス語、英語、日本語が話せます。

仕事では、主に英語を使っているようですが、日本語力も十分です。

でも彼は、日本にいるときに「日本語上手ですね」と、言われるのが嫌なんだそう。

必ずと言っていいほど、「あなたも上手ですね」と返しています(笑)

嫌味を返す彼

よくわからないジョークを、若干イライラしながら返す彼。

私は内心、適当にやりすごせばいいじゃんと、毎回、隣にいて思うほど…

彼にも、もう少し大人になってほしいものです。

さいごに

男性の手を引く女性

今となっては、彼の心ない言葉に遠慮なしに言い返す私。

でも付き合い始めは、柱のように大きな彼の後ろにいつもすっぽり隠れていました。

そんな私も、今では彼の右ななめ後ろを歩くことができます!

いずれは彼の隣へ、そして、彼の前をブイブイ言いながら、走り出す時が来るのかもしれません(笑)

慣れてしまった…

始めは驚いていた彼の言動にも、今では慣れました。

うん、いつも通り!」とか、「やっぱりねー、言うと思った!」なんて、生意気にも思うようになりましたよ◎

一緒にいる時間が長くなればなるほど、「普通は…」という考えがなくなっていったのでしょうね。

「私たちには、私たちの収まりの良いところを探す」ということが、ベストなのかなと感じています♪

最後までお読みいただきありがとうございました♡

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