家に持って帰りたい!フランス土産ベスト10

マカロン
フランス

先生の紹介

エイメ
エイメ
在仏20年。南西フランスは、ボルドーから100㎞ほど内陸に入った、美食の里「ペリゴール地方」にて、夫&子供2人と暮らしています。現地で驚くあんなことこんなこと。フランスの「今」をお伝えすべく、情報を発信させていただきます。よろしくお願いします。

旅の思い出に、家へ持って帰りたいフランス土産とは

美しいラベンダー畑

お土産選びは、フランス旅行のお楽しみの1つ。

ここでは、フランスで買いたいお土産「ベスト10」をご紹介します。

パリに行ったならエッフェル塔のキーホルダー

プロヴァンスに行ったならラベンダー製品

ボルドーワインや、ノルマンディーチーズも持って帰りたい!

ぜひ、行く前に作っておきたい「お土産リスト」の参考にしてみてください!

  1. チョコレートは、滞在地のショコラトリで調達!
  2. ジュエリーは、個人職人さんから一点物をチョイス!
  3. ベレー帽は、お気に入りのカラーをマルシェで探す!
  4. マカロンは、老舗で購入してもスーパーで購入してもOK!
  5. ラベンダーの精油は、旅の最後に薬局で!

この記事は3分で読めますので、最後まで読んでいってくださいね!

第10位:チョコレート

フランスのチョコレート屋さんは「ショコラトリー(chocolaterie)」

パリではフランス料理の巨匠、アラン・デュカス氏のショコトリーなどが有名です。

とはいえ、各地のチョコレート職人さんたちも大活躍。

その土地ならではの特産品を使い、いろいろなチョコレートをアレンジしているので、お土産にはうってつけです。

南西フランスは、プルーン入りチョコレート!

チョコレート

私の住むフランス南西部は、プルーンの産地

地元のショコラトリーでは、プルーンの入ったチョコレートが人気を博しています。

それに加え、乾燥ソーセージ「ソシソン」の形をしたプラリネチョコレートや、山羊乳チーズの形をしたホワイトチョコレートなども、地元のショコラトリーが生んだユニークな製品がお土産として話題です。

第9位:ワイン

世界でも有名な質の高いワインを生産するフランス。

ブルゴーニュやボルドーの赤や白、プロヴァンスのロゼ・・・

各地でその地形が生み出す味の異なるワインだから、自分の好みを探すのが楽しみです。

コスパの高い貴腐ワインはモンバジャック!

テーブルに並べられた豪華な食事

南西フランスのワインでお勧めなのは、貴腐ワインモンバジャック(Monbazillac)

ボルドーのソーテルヌと同様、まろやかな甘いはちみつ色をしたワインですが、お値段はそちらよりもお手頃です。

朝霧が出始める10月、良質なカビが生えたブドウを手摘みで収獲して作る逸品です。

液体物は、持ち帰りに困難な昨今。

航空機内への手荷物での持ち込みが禁止され、預入荷物のスーツケースに詰め込まねばならず。

私は前回タオルを巻いて持ち帰り、割らずに持って帰ることができました。

また、かさばるというのであれば、ハーフ・ボトルを購入するのもよいかもしれません。

第8位:ジュエリー

ジュエリーが有名なフランス。

カルティエヴァンクリーフ・アーペルといたブランド品は、世界各国で売られているけれど、やっぱり本場で買ったものを身に着けるというのは格別。

南仏の町、カンヌの高級品店街には、グッチシャネルディオールといったブランドのネックレスや指輪が勢ぞろい。

小さなジュエリー店で思い出の一品を入手!

とはいえ、各都市で家族経営、個人経営する、腕利きの素晴らしいジュエリー職人も多いのがフランス。

遊びに来た私の友人は結婚35周年記念に、地元のジュエリー店で「サンゴ」をあしらったネックレスを見つけて大喜び。

作った職人さんにその場で、サイズを調節してもらうこともできました。

第7位:ベレー帽

カップを持つ女性

フランスに来たなら、ベレー帽を購入しないわけにはいきません。

円形の柔らかい肌触りを持つベレー帽のスタイルは、17世紀に起源を発するものの、ファッションとしての地位を獲得したのは1900年代に入ってからということ。

パリならば帽子専門店や、デパートでも購入することが可能です。

普段使いならばマルシェで入手!

温かいベレー帽は、寒い南西フランスの必須アイテム

私は地元の朝市、マルシェの帽子屋さんで購入しました。

マルシェを歩く地元のおじさんたちも、多くが黒いベレー帽をかぶっており、そのままペタンク(球技)に出かけたり、ブドウ畑(仕事)に出かけたり。

私は初め赤色を購入しましたが、服の色でベージュ白色も購入して、どんどん増えています。

ベレー帽は南西部でも一般的によく使用されるもので、長男は小学校の卒業時に、町から紋章が入った濃紺のベレー帽をもらいました。

第6位:ディジョン産マスタード

フランス食材の代表格ともいえるのが、このディジョン産マスタード

東フランスはブルゴーニュ地方の首府であるディジョンで初めて、マスタード・シード白ワインを原料に作られた調味料です。

フランスでマスタードは、「ムタルド(moutarde)」と発音します。

淡い黄色をしたディジョン産マスタードは、鮮やかなアメリカ産とは全く異なるもの。

フランス人の食卓における必需品!

フランス料理

サンドイッチにたっぷり塗るのもよし、ステーキにつけるのもよし。

フランス人はあらゆる料理に、このマスタードを添えます。

有名なブランドはマイユ(Maille)で、フランス各地のスーパーマーケットでも購入することができます。

粒入りはもちろん、トリュフ入りなどといったバリエーションもあるので、いろいろ試してみたいですね。

第5位:香水

質の良い香水を生産するフランス。

フランスのデザイナー・ブランドが販売する香水は、世界的にも有名です。

フランスでも各都市に、化粧品とともに香水を売る、大型美容チェーン店が展開しています。

観光の合間に、涼しい(暖かい)店内でお買い物を楽しみたいですね。

足を運びたい香水の本場!

ピンクのケースに入った香水

一方、「世界の香水首都」と呼ばれる南仏の町グラースでは、自分だけのオリジナル香水が作れるということで、こちらも大人気。

気候に恵まれたグラースではさまざまな花が育ち、香水作りの歴史は18世紀に遡ります。

パフュムリ(parfumerie)と呼ばれる香水製造所から、アトリエや博物館まで揃うので、香水のすべてを知り尽くしたい方は、ぜひ南仏まで足を運んでみてください。

第4位:エッフェル塔(ミニチュア)

エッフェル塔

パリと言えば、エッフェル塔

1889年のパリ万博に登場して以来、100年以上もパリの象徴として存在するフランスの文化財です。

フランス・パリの象徴を見た記念に!

エッフェル塔

エッフェル塔を訪問したら記念に、お土産屋さんでエッフェル塔のミニチュアを購入したいもの。

キーホルダーならば、パリのフランスの思い出をいつまでも忘れずに、身に着けられます。

エッフェル塔内だけでなく、市内のお土産屋さんにもあるので、「エッフェル塔を見た」というだけでも、記念に購入するとよいかもしれません!

第3位:チーズ

フランスは、チーズの美味しい国として有名。

ブリーカマンベールエポワスロックフォールなど、世界中で有名なチーズの産地です。

スーパーマーケットのチーズ売り場、「フロマジュリー(fromagerie)」も広いのが特徴です。

スーパーのほかにも、チーズを専門に売るお店や、マルシェなどで買うことができます。

通常は紙に包んでくれますが、頼めば真空包装をしてくれるところもあるので、これは持ち帰りに便利です。

チーズに加え、バターもお勧め!

私は地元製造者の直売所から、よくチーズを買いますが、バターもお勧めです

溶けるのが心配ですが、フランスの発酵バターは日本に持ち帰って食べたい逸品。

まだ暑い10月に帰国したときはバターを冷凍庫で凍らせて、新聞紙に包んでから容器に入れて、スーツケースに入れて持ち帰りました。

パリ1泊したのちの経由便でしたが問題なく、バターは美味しく食べられましたよ!

第2位:マカロン

メレンゲのサクサク感を秘めた、甘くて柔らかな焼き菓子であるマカロンは、何より色がきれいなのが特徴です。

ピンク色のラズベリーうす緑色のピスタチオベージュ色のコーヒーなど、色によってフレーバーが異なるので、お好きな色をチョイスして箱に詰めてもらえば、かわいい手土産に。

オリジナルのフレーバーが揃うマカロンの専門店は、カラフルなスイーツを見ているだけでワクワクしてしまう、まるでおとぎの世界です。

忙しい時にはスーパー品を利用!

でも、「時間も予算もない」という時には、スーパーマーケットを利用するのが得策。

私は自分のコーヒータイム用に、3つのフレーバーが4個ずつ入った、スーパーの12個入りパックをよく利用します。

また大型スーパーに行けばバラ売り販売もしているので、パック売りに入っていないフレーバーが食べたくなった時に、1個だけチョイスすることも可能です。

第1位:ラベンダー製品

ラベンダー畑

南仏プロヴァンスの夏を彷彿させるラベンダー

6月末から7月にかけて、青紫の花が辺り一面にかぐわしい匂いを漂わせます。

お土産に買いたいのは、香水石鹸精油フローラルウォーターローションキャンドル、そしてポプリなど。

一家に1本ラベンダーの精油!

紫色の花

私の住む南西フランスでも、ラベンダーを育てて精油とフローラルウォーターを製造販売するところがあります。

ラベンダーは心を落ち着かせてくれたり、皮膚の炎症を抑えてくれることが有名。

でもフランスで有名な効能は、シラミ予防ヤブカ予防です。

フランスでは、一家に1本ラベンダーの精油が常備されているほどポピュラー。

夏の旅行ならば、1本はお土産に、1本は旅行中のヤブカ除けに購入するのがお勧めです。

ラベンダーの精油は、フランスの薬局(pharmacie)でも購入することができます。

ラベンダー製品を売るお土産屋さんが見つからなければ、宿の近くの薬局で探してみてください!

さいごに

見つめ合うカップル

日本に帰っても食べたい、身に着けたいという、お土産10品はいかがでしたでしょうか。

食べ物では、チョコレート、ワイン、ディジョン産マスタード、チーズ、マカロン。

身に着ける物では、ジュエリー、ベレー帽、香水、エッフェル塔(ミニチュア)、ラベンダー製品。

地方の旅先で、オリジナルを買うもよし。パリに戻って、まとめて買うもよし。

最後に宿泊する町のスーパーや薬局を利用するのもよいかもしれません。

フランスのスーパーには各地のワインやチーズを揃えるところも多いですし、薬局には精油や化粧品がたくさん並びます。

ぜひ、お土産選びの参考にしてくださいね!

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