出会いはナンパ!?イギリス人男性との出会いから幸せな結婚に至るまで
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- イギリス在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、イギリスの今をお伝えします。
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皆さんこんにちは!
イギリス在住ライターのsayoです。
今回は日本で特にモテる事も無かった私が、イギリス人の男性と出会い、結婚に至るまでの体験談をお話ししたいと思います!
平々凡々な私の人生
私は元々英語が好きで、学校でも英語を専攻していました。
でも正直、優秀な方ではなかったです。
卒業後は英語を全く使う機会もなく、日本の会社で平凡に働いていました。
当時は、何の変化もない生活に飽きがきていたのだと思います。
また、英語を勉強したいなーという思いと、海外旅行に行きたいという思いがだんだん強くなっていき…
ついに、4年間働いた会社を辞めて、オーストラリアへワーキングホリデーに行く事を決めました!
出会いはバス停
彼と出会った場所は、オーストラリアのケアンズでした。
出会った当時、私は丁度アルバイトの面接が終わり。
ただバス停のベンチに座っているところへ、彼からナンパされたのがきっかけです。
最初の印象は、正直言ってチャラそうな人。
出身は韓国
初めは、彼はただのアジア人好きで、何か裏があって声を掛けたのではないかと思っていました。
なので私は偽名を使い、さらに出身国は日本ではなく韓国出身だよと彼に言いました。
もし良かったら、今度お茶でもしようと誘われ、1回だけ会って様子を見て判断しようと思い番号を交換しました。
ファーストコンタクトは、ほんの5分くらいの会話を交わしただけ。
じゃーまたねっ!と言って帰宅しまた。
初デート
声を掛けられてから3日後、彼から今度会って一緒に飲もうと連絡が来ました。
そうして待ち合わせ場所に現れた彼は、初対面の印象とは全く逆でした!
初めてのデートでは、彼はとても紳士で性格も良くて、スピリチュアル的にもお互いに合っていました。
髪の毛も、この日の為に美容院で切ってきたと言っていて、想像していたより良い人だったことに好感を持ちました。
正直に伝えました
最初のデートで、さすがにずっと偽名と偽国籍を装うのは悪いなーと思い、全て暴露しました。
彼のリアクションは、嘘をつかれた事が少しショックだったけど、私が日本人であるとゆう事には正直喜んでいました。
それが今でも私たちの笑い話になってます。
因果応報
「自分が他人にした事はいつか必ず自分に返ってくる(what goes comes around)」
という言葉を耳にした覚えはありませんか?
私は日本で働いている時に、初めてこの言葉を耳にして以来、ずっと自分のモットーになっています。
驚いたのは、この言葉を初デートで彼の方から話題にしてきたこと!
これが好印象で
まさか初デートで、しかも外国人から因果応報の言葉を聞くとは思ってもいませんでした。
日本人とですらそんなに話題にした事も無く、むしろ外国人とその話題について会話をした事は今まで一度もありません。
彼もこの言葉を信じているし、好きな言葉なんだと言って、最初のデートでかなりディープな会話を交わしました。
私の中ではそれが一番の決め手でした。
初めてのデートは、お互いの事を一から知れて楽しい時間を過ごしました。
キスされた!
その後、何度かデートを繰り返しました。
デートの後は、彼はいつも私のシェアハウスまで送ってくれました。
3度目のデートの帰り、別れ際に彼からさりげなくキスしてきたのです!
その日から私達は正式にお付き合いするようになりました。
オーストラリア出国
そのあと約3週間、私はワーキングホリデーのビザが切れる関係で日本へ帰国しました。
彼はと言うと、ケアンズに残り旅を続けました。
メールやスカイプなど、連絡を取り合って約1ヶ月くらいの遠距離恋愛ののちに、彼が私に会いに来日してくれたのです。
彼の実家へ!
私の家族や友人と数週間過ごした後、私たちは2人で彼の実家であるイギリスに行きました。
彼の家族は、2年間彼と会っていなかった事と、日本人の彼女を連れてきたという事で大はしゃぎ!
でも、みんなとても心地よく私を受け入れてくれました◎
愛情が深い一家
特に彼のお姉さんがとても親切で、いろんな所へ私たちを連れて行ってくれました。
3ヶ月間彼の実家で過ごし、旅行ビザで働けない私は、さすがに金銭的に困難になってきたので2人で日本へ帰国し働く事にしました。
これが言語の壁…
2人でアパートを借りて日本で生活を初めました。
半年以上、日本で2人暮らしをしたのですが、日本語が話せない彼は、だんだん日本の生活が苦痛になってきたのです。
彼が家族と悩みを相談した結果、私たちは再びイギリスへ行くことになりました。
今回は就労する目的で!
そして彼の実家で両親と4人生活が始まりました。
イギリスでクリスマス
イギリスのクリスマスは、日本で言う正月に近いでしょう。
家族みんながクリスマスに集まり、プレゼントを交換して豪華な料理を食べて♪
二日酔い覚悟で、お酒を飲みつくすのがこちらの一般的な儀式です。
大家族!
クリスマス当日、彼の実家に彼の兄妹が集まりました。
彼には姉が2人、兄が1人、そして全員子持ちということで家の中はとっても騒がしいです。
みんなで一斉にプレゼントを開け始めました。
ロマンチック!?なプロポーズ
私は彼から“オープン ミー”と書かれた、メモを貼ったプレゼントをもらいました。
ラッピングを開けると、中にはロード オブ ザ リングの様なゴールドの指輪が!
そして彼はその指輪を手にひざまずいて私に“結婚してください”と家族全員の前でプロポーズしてきたのです。
クリスマスにプロポーズされるとは全く想像もしていませんでした。
その日は、クリスマスパーティーと婚約祝いを兼ねて賑やかな日になりました。
結婚
イギリスの結婚方法は日本と違い、結婚する為に市役所のような所へ行き個人面談をした後、結婚許可のライセンスをもらいやっと正式に結婚式ができます。
私の家族は残念ながら、式には来る事が出来なかったので、彼の家族と友人2人のこじんまりした式をしました。
彼の家族と貴重な時間
結婚式の前日、私は彼のママとお姉ちゃんと19歳の姪っ子と4人で!
彼は彼のパパとお兄ちゃんと友人だけで!
いわゆるヘンパーティーとスタッグパーティーをして、独身最後をお祝いし貴重な時間を過ごしました。
結婚式は、イギリスの贅沢なホテルで無事に行う事ができました。
もちろん、日本へ一時帰国した際に私の家族の方で和風の結婚式をしました。
英語の壁と文化の違い
結婚して7年目、子供はまだいません。
私たちは今でも、彼の両親と4人で生活をしています。
自分の英語力は正直言って良くない方です。
家族間で話をしていても理解出来なくて、何度も聞き返したり、笑ってごまかしてしまう時もあります。
今は、前よりも英語が上達したと褒められますが…
正直言って彼と出会った当時は、完璧に英語が話せて、聞き取れると言うほどでもありませんでした。
これも経験
私の英語力がないために、誤解を招いて彼と喧嘩した事もたくさんあります。
彼の友達と話していても、付いていけない時もあります。
今でも文法が苦手です。
それでも私的には、彼と家族や友人と仲良くお付き合いしていこうと努力しているつもりです。
愛情たっぷりの家族
彼の家族の愛情の深さに、文化の違いを感じました。
やっぱりハグやほっぺにキスは当たり前で、いつも家族の間でハグとキスをしています。
兄妹喧嘩をした後のハグももちろん!
彼の家族と一緒に生活していて良い所は、丁寧な敬語の英語が学べる事、イギリスの音楽や文化、歴史を詳しく教えてもらえる事です。
さいごに
私はお互いの理解力とジャスチャーが、一緒に生活していくうえで大事だと思っています。
イギリスといえば、キレイで聞き取りやすい英語を思い浮かべるかと思いますが…
意外にもなまりがあり、アメリカ英語を中心に学んできた私の耳には、“何だって?”と思った事がたくさんあります。
もちろん英語が話せる事に喫した事はないです。
けれど英語が出来なくても外国人の彼氏、彼女は出来ます!
ただ、そこからお互いに理解し、リスペクトをする関係を築いていく事が長続きの秘訣かと思います。
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