彼と楽しく食事しよう!豆知識あり、イギリス人が苦手な日本の食材ベスト10

先生の紹介

- 大学卒業後、一般企業で約8年間勤務。
イギリス人との国際遠距離恋愛を経て、コロナ禍で渡英、結婚。
現地就職を経て現在に至る。
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Contents
10位:しらす、明太子など「小さな生き物の集合体」のような食材
日本人にとって、しらすや明太子は見慣れた食材。
しかし、初めて食べるイギリス人には結構な衝撃を与えてしまうかもしれません。
「たくさんの目がこちらを見つめているようで怖い」
「稚魚の命をこんなに大量に一度に奪ってしまうなんて残酷」
という理由で、食べられない人が多いようです。
味が嫌いという理由より、その見た目やイギリス流の倫理観で食べず嫌いな人が多い印象です。
イギリス人と湘南の海や博多を旅行する方はご注意を!
結婚前、夫とのデートで江ノ島に行ったとき、私の食べるしらす丼を見て彼が青ざめていたのを覚えています。
筆者は注文時に夫の様子に気付かず、地獄の時間を味わわせてしまいました。笑
ただ、その時のことは良い気付きになりました。
明太子に関してはお菓子の明太子味を先に食べさせて、十分に美味しいものと認識してもらってから挑戦してもらいました。
今度食事に誘う際は、目の多さに注目してメニューを選んでみるとよいかもしれません。
ちなみにイクラ、とびっこは見た目が宝石のように美しいので、見る分にはOKな人も多いようです。
とびっこについては味もある程度受け入れられているようです。
後述しますが、イギリスのSushiによく使われています。
9位:うに、白子、アンキモなど、「魚の臓器系」とハチノス、モツなど「肉の臓器系」
イギリスは島国で海に囲まれているものの、日本ほど種類豊富な海の幸は流通していません。
基本的に「よく知らないものは食べない」のがイギリス人。
それでも旅行先、留学先の日本で出会った初めての海の幸には興味が出てくるもの。
居酒屋は、日本式パブとして多くの外国人に人気があります。
外国人に知り合いがいる方で、連れて行ってあげたことのある方も多いのではないでしょうか。
最初は定番の唐揚げや焼き鳥5種盛り合わせ。
出し巻き卵や枝豆なども食べてもらいやすいですよね。
でも、そのうち冒険したくなるのが異文化体験というもの。
白子、アンキモなどが気になってくるかもしれません。
スマホを取り出して調べてみて、もしくは誰かがご丁寧に説明をして、真実を知ります。笑
焼肉店でも油断禁物?
魚だけでなく肉にも注意が必要。
焼肉屋さんって、ちょっと変わった形の見た目の(オブラートに包んで表現)具がたくさんありますよね。
ただ、ハギスやブラックプディングを食べ慣れているスコットランドの男性なら問題ないかもしれませんね。
大陸ヨーロッパでは臓物系の煮込み料理などがいわゆる「おふくろの味」な地域も多いのですが、どうやらイギリス人、臓物系がダメなようです。
これは日本人でも好きな人と嫌いな人がかなり分かれますよね。
軽いノリでも決して無理矢理食べさせないようにしてください。
食べさせられそうになっていたら、そっと助けてあげてください。
彼にはあなたが天使のようにに見えるかもしれません。笑
勇気あるチャレンジャーには、念のため水を用意して、楽しんでもらってください。
8位:梅干(梅風味のもの)
最近では、海外でも日本のお菓子の詰め合わせがよく販売されています。
高級なものから駄菓子まで様々なラインナップが揃っています。
夫と友人たちはよく駄菓子の詰め合わせを買うのですが、干し梅と梅ミンツはもれなく私の元にやってきます。
風味の良さよりもしょっぱさに衝撃を受けるらしいです。
「トマトみたいな味だと思っていた!」とか
「なんとなくハーブのような風味がする」という感想をもらいました。
梅をハーブと表現するなんて、なんだか面白いですね。
梅風味のえびせんは食べていたので、まずは比較的マイルドなものを勧めてみるとよいかもしれません。
イギリスのハーブに挑戦!
ハーブといえば余談ですが、「エルダーフラワー」をご存知でしょうか。
日本名は「西洋ニワトコ」といい、イギリスで古くから親しまれてきたハーブです。
これを使って作られたシロップはマスカットのような爽やかでクセのない風味で、夏のドリンクにおススメです。
直接のめるものもありますが、「コーディアル」というのがシロップタイプです。
炭酸水で割っても、美味しいですよ。
日本でも外国系の商品を扱うお店などで見かけるようになっているので、機会があったらぜひ試してみてください♪
7位:イカ、タコなどの軟体動物やカニ、エビなどの甲殻類
外国人が苦手な食べ物といえば思い浮かぶのがイカやタコ。
もれなくイギリス人にもその姿は嫌われています。
というより見たこともない人が多く、例えばモチーフとして好きな人が実物を見てショックを受けることがあるようです。
イギリスのスーパーでは「カラマリ」と呼ばれるイカのリングフライはどこでも見ることができます。
むきエビも、ボイル、冷凍ともによく売られています。
しかし、日本のスーパーで見られるようなイカの刺身やタコの足は、こちらではほぼ見かけません。
筆者はイタリア系のスーパーで、タコのカルパッチョがひっそりと棚の上の手の届かないような場所に置いてあったのを一度見かけたきりです。
また、カニやエビなどの甲殻類も、剥いた状態でないとエイリアンのようで苦手という人も。
調理法に解決策あり?
夫はお正月に筆者の実家で出たエビの姿焼きを勧められ、笑顔で絶句していました。
なかなかに面白い光景でした。(ごめんなさい)
夫がエビ好きなので母が用意していたのですが、まさかの展開でした。
剥いている様子を見せたら卒倒してしまいそうなので、台所で見えないように「綺麗に」して出し直したら、普通に食べられました。(食べるんかい)
たこ焼きやお好み焼きなど、直接の形が連想できないように調理したものが好まれる傾向にあります。
6位:魚の姿焼きや煮つけ
こちらも見た目の問題がかかわってくるのですが、お頭付きの魚はイギリス人をぎょっとさせるようです。
そもそもイギリスでは頭のついた状態で売られている魚を見かけることはありません。
だいたいが綺麗に捌かれ、下処理が終わって後は焼くだけ、という状態でパックされています。
日本のような白いトレイ紙が敷かれているものはお目にかかったことがありません。
ハーブやスパイスなどのフレーバーが既にかかっているものも多いです。
調理する側とすればとても便利です。
そんなわけで、頭が付いた状態の日本の魚の姿焼きや煮つけに違和感を感じてしまうイギリス人は多いようです。
逆に、日本では秋刀魚に頭が付いていないとなんとなく違和感がありますし、舟盛りのお刺身に鯛のお頭がついているのも自然ですよね。
日本では頭がない魚を「首なし」と表現する人もいて、国によって捉え方は様々だなあと感じます。
イギリスで売られている魚って?
イギリスでよく食べられている魚を少しご紹介。
・サーモン(Salmon)…スコットランドやノルウェー産が多い。Sushiやソテーにして食べる。
・コッド(Cod)…フィッシュ&チップスによく使われる白身魚でタラの一種。
・ハドック(Haddock)…こちらもフィッシュ&チップスに使われるタラで、コッドより小ぶりで繊細な味といわれる。
・マカロウ(Mackerel)…サバ。燻製サバは脂がのっていて絶品!日本料理にも使いやすい。
・キッパー(Kipper)…燻製ニシン。黄色やオレンジに着色されていることが多い。
・マグロ(Tuna)…缶詰のみどこでも見かける。日本と同様オイル漬けと水煮がポピュラー。
コレさえ覚えておけば、釣り人か海洋生物学者でない限り、イギリスの食用魚は完璧です。
思ったより充実していましたか?
それとも「これだけ?」と感じたでしょうか?
個人的には、寿司と刺身以外で魚にストレスを感じたことはほぼありません。
イギリス旅行でフィッシュ&チップスを頼もうと思ったら、この記事でコッドとハドックの違いを復習してみてください♪
5位:のり
すごく苦手、という話はあまり聞かないですが、磯の香ばしい風味を魚くさいと感じる人もいるようです。
せっかくののりをはがして食べる人もいるので、高級のりは自分だけで食べたほうがいいかも!?
日本人の筆者からすると、わざわざはがしてでも避ける食べ物という感じではないような気もしますが、黒っぽい色が食欲を奪うのかもしれません。
イギリスのSushiって?
イギリスのSushiは巻物が多いのですが、ノリで巻かれていないものも多く、代わりにゴマやとびっこが多用されています。
ネタは、魚ではほぼサーモン一択。
脂がのっていて美味しいですよ。
他にはカニカマやエビ、キュウリやアボカドなどがよく使われています。
ソースにはマヨネーズやオーロラソースなどが使われ、とにかく見た目がカラフル!
ヴィーガン用のSushiもあったり、日本の寿司はイギリスで独自の進化を遂げているようです。
4位:わさび
WASABIはイギリスでも日本の食材としてとても有名。
わさびピーナッツ、ライスクラッカーはイギリスでも見つけることはそれほど難しくありません。
ただ、お菓子では大丈夫でも、お寿司などに使うわさびのツーんと来る辛さが苦手な人も。
イギリスでもわさびチューブは大手スーパーなどで手に入ります。
しかし、そもそもイギリスではお刺身がなかなか食べられず、チューブわさびを買う機会は日本より少ないです。
初めて使うときは、一度にどれくらいの量を使えばいいのか分からないかもしれません。
日本に来たイギリス人が初めてわさびを使うと知ったら、悶絶しないように警告してあげるといいかもしれません。
もっとも、それがクセになっている人もいるようです。
日本食ブームになって、好きな人も増えてきた印象です。
イギリス産わさび?
実はイギリス南部、南西部では、なんとわさびが栽培されています。
イギリスだけでなくヨーロッパ各地の日本食レストランなどに卸されています。
日本から輸入するよりもフレッシュな状態で入手できるなんて凄いですね。
気候も水も土も違うイギリスでわさび栽培をするのは、たいへんな努力があったのだと思います。
イギリス産のわさびを使用したウォッカが開発されたり、思いもっよらない組み合わせのメニューなどもありますよ。
日本のわさびが思いもよらない商品になっていて、とても興味深いですね。
3位:乾きもの系のおつまみ
イギリス人の彼やその友だちと仲良くなったら、家や職場で飲み会を開くことがあるかもしれません。
そんなときは乾きもの系のおつまみに要注意。
(仲の良い人との)飲み会大好きイギリス人男性。
でも、おつまみ次第では楽しくワイワイ過ごすはずが、お酒も入って口喧嘩に発展してしまうかも!?
さきいかやスルメ、エイヒレが苦手な人がけっこういます。魚のにおいがより強力に感じるとのこと。
とりあえず、ポテトチップスで機嫌を取れるようにしておくとよいでしょう。笑
マヨネーズ、七味唐辛子のソースを添えてマイルドにしてあげてもよいかもしれないですね。
そもそもイギリス人男性、おつまみなしでお酒を飲むことに慣れています。
お酒にフォーカスして、みんなで飲み比べなどをしてみるのも盛り上がるでしょう。
イギリスのお酒事情って?
イギリスではビールが圧倒的人気。たくさんの銘柄が揃っています。瓶に入っているものを直接飲むスタイルが主流です。
ワインはパーティーなどでよくプロセッコを見かけます。
日本でいうジュースに近い缶チューハイはあまり見かけず、アルコール度数が高いのが一般的。
またスコットランドではウイスキーが有名です。
夫は、日本で初めて飲んだ甘いハイボールにいたく感動したらしく、ウイスキーは必ずレモン系炭酸飲料で割って飲んでいます。
私はお酒に弱く甘い味お酒が好みなので、基本的にお酒は飲みません。
イギリス人で「お酒が飲めない=子どもっぽい」という考え方は一切ありません。
日本でもそう考える人はかなり減ってきていますよね。
レストランなどでアルコールフリーのカクテルもよく見かけますし、雰囲気だけ楽しむということもできますよ!
ちなみにイギリス人は日本人のように酔って失態をしない、という記事を見たことがあります。
これは本当といえば本当なのですが、鵜呑みにしないほうがいいかもしれません。
意識が高い方々に囲まれた生活を送っているようであれば話は別ですが。
筆者はポッシュな生活を送れていないので、分かりません。泣
話はそれましたが、結局お酒は楽しく飲んだもの勝ち。
チーたらはどうやって作るのか、貝ひもは何回噛んだら飲み込むべきかについて、飲みながら議論するのも楽しいかもしれません。
2位:味噌汁
日本の家庭の味といえば、味噌汁。
海外へ長期で行った際には、恋しくなる人が多いのではないでしょうか。
私たち日本人にとって、ふるさとの味である味噌汁ですが、意外にも苦手だと思うイギリス人は少なくありません。
味噌の独特の香りが苦手だったり、塩辛く感じるらしいです。
白味噌なら大丈夫、赤味噌のパンチの効いた味は好き、など個人によって好みが分かれる傾向にあるようです。
ただ、じゃがバターに味噌をつけて出したときと、サーモン味噌バターはけっこう好評でした。
味噌そのもの、というよりはスープが駄目なケースが多いです。
「ロンドン・パティキュラー」、「スコッチブロス」って?
何それ?という方がほとんどだと思います。
ロンドン・パティキュラーはその名の通りイングランドのスープ料理。
ハムホック(骨付き豚肉のスモーク)でとったベースに、えんどう豆をマッシュして作るスープです。
くすみ系の黄色で、素朴で可愛らしい見た目なのですが、名前の由来がいかにもロンドンらしいのです。
産業革命真っ只中のロンドンは大気汚染が深刻な問題でした。
「煙突からもうもうと上がる煙は二酸化硫黄で緑黄色、霧もかかってちょうどスープのような色に。」
当時のサーテインという芸術家がそんな記述を残しています。
直訳すると「ロンドン特有の」の意味となるこのスープ。
当時のロンドンの様子を思い起こさせるのにピッタリな名前かもしれません。
それにしても、ちょっと食欲がなくなりかねないこのネーミング。
イギリスのアーティストは昔からエッジが利いていますね。
ちなみにこの霧は“Pea soup fog(豆スープの霧)”と呼ばれていたのだとか。
一方のスコッチブロスは、イギリス北部、スコットランドの家庭で昔から愛されているスープ。
ラム肉と、たっぷりの野菜(玉ねぎ、にんじん、セロリなど)のみじん切り、大麦、ひよこ豆を煮込んで作ります。
ラム肉を使うのは、羊がたくさんいるイギリスならではですね。
北部では特に取れる野菜に限りがあったので、麦や豆を多用していました。
他にも地域によって色んな種類のスープがあります。
1位:納豆
その独特のにおいと見た目で、イギリス人というよりもはや日本人以外は好きになるのが難しい食べ物かもしれませんね。
口に運ぶまではかなりハードルが高いように思います。
食べられた人に聞いてみたところ、「意外といける」とか「思ったより悪くなかった」と答えてくれる人も。
また「ご飯と一緒に食べるべき」、「納豆巻きならギリいけた」との声も。
食べているうちに「納豆大好き!」になったイギリス人もいるようですが、やはり苦手な人が多かったです。
イギリスの発酵食品といえば?
イギリスが誇る発酵食品といえば、思い浮かぶのはマーマイトではないでしょうか。
しかし、あまりにも有名なので、今回はあえて別のものをピックアップ。
スティルトンというブルーチーズをご存知でしょうか。
実は「世界三大ブルーチーズ」の一角をなすチーズなのです。
あのエリザベス女王2世の大好物なのだとか。
イギリスのEU離脱で日英貿易交渉が行われた際に、ブルーチーズにかける関税で揉めたのは当時ニュースにもなりました。
塩気が強いですが意外とまろやかで食べやすく、日本でも手に入れるのは難しくありません。
お酒のおともにもピッタリなので、週末、ちょっとしたイギリス気分を味わうのにいかがでしょうか。
さいごに
今回はイギリス人男性に聞いた苦手な食べ物について書いてみました。
意外なものはありましたか?
それとも思った通りでしたでしょうか?
食の好き嫌いが分かると、相手との距離もぐっと縮まります。
とは言っても、彼に全て合わせなくても「自分の好きなものを各々食べる」のがイギリスの基本スタイルです。
自分も相手も気持ちよく食事を楽しめるように、「ちょっとだけ気にかける」くらいの気持ちで自然体で楽しんでください♪
さあ、世界で恋をしよう!
世界には、まだまだ驚くことが沢山ありますね!
恋愛となると、なおさらです。
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