スウェーデンでの日常生活、極夜や白夜での過ごし方! ベスト10
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- スウェーデン在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、スウェーデンの今をお伝えします。
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スウェーデンと言えばIKEAやHappy Socks、H&Mなどのシンプルでどこか温もりのある北欧らしいデザインを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
そんな北欧スウェーデンは日本よりも緯度が高く、とても長い冬があります。
そのため冬は1日の日照時間が数時間なんてことも当たり前…
しかし、夏は1日の日照時間が20時間ほどになるため、夜でもお昼のような明るさなんです!
この日照時間が短い時期を極夜と呼び、12月から1月頃のシーズン。
そして日照時間が長い時期を白夜と呼び、6月から7月頃のシーズンとなります。
スウェーデンでは極夜と白夜での過ごし方に大きな違いがあり、気分や性格にも変化が起きるほどです!
- 寒くて暗い冬でも天気の良い日は太陽光を浴びよう!
- 夏は1日の大半が明るいのでハッピーな気分になれる!
- ウィンタースポーツを楽しんだり、キャンドルの灯りで癒されて冬を乗り切ろう!
今回はスウェーデンでの極夜、白夜での人々の過ごし方の違いや考え方についてお伝えしていきたいと思います!
この記事は5分で読み終わりますので、さいごまで読んでくださいね!
Contents
第10位:ビタミンDを摂取!
スウェーデン人のほとんどの人がビタミンDを積極的に摂取しています!
なぜなら、極夜のシーズンは太陽光を浴びることが少なく、体内にビタミンDを生成することが難しくなるからです。
ビタミンDは魚類に多く含まれているため、魚を食べることで体内にビタミンDを生成することもできますが、ほとんどのスウェーデン人はビタミンDサプリメントを飲んでいます。
どこでも買えるビタミンDサプリ
スウェーデン人にとって欠かせないビタミンDサプリメントは、薬局はもちろん、スーパーにも必ず置いてあるので、気軽に購入することが可能です!
ビタミンDの摂取時期は夏が終わる9月頃から摂り始め、3月~4月頃まで取り続けると良いです!
小さな子供の場合はサプリメントを摂ることが難しいため、ビタミンDシロップを与えます。
スウェーデンでは2歳以下の子供たちにはビタミンDシロップを毎日与えるように推奨されています!
第9位:冬と夏でテンションが変わる!?
スウェーデンでは暗くて寒い冬のシーズンが、明るい夏よりも長いことが特徴です。
特に冬のシーズンは極夜で太陽光を浴びることが少ないため、気持ちが沈みがちになってしまいます。
また、寒さも相まって、体調を崩しやすくなり「気持ちも体調も最悪!」と負のスパイラルに陥ってしまうこともあるんです…!
冬は基本的に外出にも億劫になるので、自宅でゆっくり過ごす事が多くなります。
反対に夏は1日の大半がお昼のように明るく、早朝から明るくなり始めて、暗くなるのは日付が変わる少し前頃から。
スウェーデンの北の方に行けば、1日中明るいこともあるんです!
夏のシーズンになると活動的になり、気持ちも前向きになることで朝から夜まで元気いっぱいで過ごすことができます。
学校や仕事終わりに外食に行ったり、街に繰り出したりと、長い1日を楽しめます!
冬はおとなしく、夏はテンション高め!
夏の始まる6月頃からは外に出ている人が増え、レストランやカフェでもテラス席がいっぱいになり皆とても楽しそうに過ごしていますが、冬の始まる11月頃からは街に出ても人の数が減り、どこか寂しさを感じてしまいます。
冬はこもりがちになってしまいますが、天気の良い日などは外に出て、冬ならではのスポーツに挑戦してみたり、冬景色を満喫したり色々な楽しみ方を見つけると気持ちもリフレッシュできますよ!
夏の間は積極的に外に出てスウェーデンの街を散歩したり、屋外でのアクテビィティを思う存分楽しむことをおススメします!
第8位:夏は海や湖で水浴び!
白夜のシーズンでは多くの人々を海辺や湖畔で見かけます。
スウェーデンでは海に囲まれている場所が多く、内陸でも湖が多くあるので、水辺をとても近く感じることができます。
また水辺には小さな浜辺があったり、桟橋が備え付けられており、そこから海や湖に入って水泳を楽しむことが可能です!
老若男女問わず水浴び!?
海や湖で泳ぐと聞くと、子供や若者が多くいるように思われがちですが、スウェーデンではご年配の方たちも多く泳ぎに来ています!
日本のように海岸にシャワーが備え付けられている場所は少なく、家から水着の上に服を着て、徒歩圏内の海や湖に行って泳ぎ、体を軽くふいてそのまま家に帰りシャワーを浴びる事がほとんどです。
スウェーデン人はとにかく体を動かすことが好きなので、朝食の前に「運動がてら、ちょっとそこまで泳ぎに!」という人も多いです!
第7位:海や湖でスケート!?
冬になると、気温がマイナス10°を下回る日が多くあります。
とても寒く暗い気候なので木々には樹氷ができたり、路面も凍結して車や自転車、人も滑ってしまうような毎日です…
そんな時にでも少し気分をあげてくれるスポーツが身近で体験できるんです!
凍った海や湖の上に人がいる!?
マイナス10°以下の日が続くと、海や湖も凍ります。
凍ったことで対岸までが陸のようになり、海や湖でスケートをしたり歩いたりできるんです!
天然のスケート場があちらこちらにできているので、体を動かしたい時にスケートは最適!
他にも、人口のスケート場ができる公園もあるので、「海や湖はちょっとこわいな…」という人たちはこちらでウィンタースポーツを楽しんでいます!
第6位:太陽光を存分に浴びる!
スウェーデン人にとって太陽光を浴びることはとても大切なことです!
白夜のシーズンであれば、できるだけ長い時間を外で過ごします。
短い夏の太陽光を存分に浴びて、ビタミンDを体内に生成し、エネルギッシュで活発に動きます!
スウェーデンの夏は日本の夏と比べて、湿度も低くとても過ごしやすい気候なので、1日中外にいても夏バテになることはあまりありません。
冬でも太陽光が射していたら浴びに行く!
極夜のシーズンは雪も多く、曇り空が大半ですが、たまにお天気の良い日があります!
そんな時は、太陽光が射している時間に外に出て数分間で良いのでたっぷりと光を浴びます。
そうすることで、沈みがちな気分も少し晴れてリフレッシュでき、勉強や仕事にもやる気が出てくるんです!
生活していく中で、太陽光はとっても重要なので、夏だけでなく冬も積極的に太陽光を浴びるのがスウェーデン流!
第5位:夕食は庭でBBQ!?
夏の夕食は庭でBBQをする家庭が多い!
スウェーデンの一軒家であればほとんどのところが庭を有しており、そこには必ずと言っていいほどBBQグリルが置いてあります。
特に夏のシーズンは気候もとても良いので、夕食は外でBBQをして楽しみます!
またBBQをしなくても外で朝食や昼食、夕食を食べることも多いです。
BBQグリルは一家に1台以上ある!?
頻繁にBBQをするので、スウェーデンのホームセンターや大型スーパーに行けば、コンパクトなものから本格的なものまでBBQグリルを取り扱っています!
マンションやアパートに住んでいる人は個人の庭があることは少ないですが、敷地内に共有スペースとしての芝生があるので、そこでBBQを楽しむことができます!
大きな公園などにもBBQコンロが設置されていたり、BBQグリルが置かれているところもあるので、そこで楽しむのも良いですね!
第4位:部屋の明かりにキャンドルは必須!
極夜の暗い毎日に癒しとして重宝されているのがキャンドルです。
日本では家でキャンドルを使うことがあまりないと思います。
しかしスウェーデンではキャンドルの優しい灯りが家の中にたくさんあるんです!
日本と違って、白っぽい光の電気よりも、黄色っぽく温かさを感じさせる電気や間接照明が主流のスウェーデンではキャンドルの灯りも生活には欠かせません!
キャンドルが大量に売っている!
スーパーや雑貨屋さんに行くと必ずと言っていいほどキャンドルコーナーがあります!
しかもそのキャンドルコーナーの規模は広く、大量のキャンドルが売られているんです!
大量のキャンドルが置いてありますが、シンプルな形や色のものが多いので、日常に溶け込むようなデザインが一般的です!
第3位:サマーハウスで過ごす夏休み!
6月後半~8月になるとスウェーデンの夏休み期間が始まります。
学生だけでなく社会人も夏休みをしっかり取れるのがスウェーデンらしさです!
この期間に連続して4週間休暇を取ることが可能なので、旅行に行ったり、サマーハウスでのんびり過ごす家庭がほとんどです。
特にサマーハウスはスウェーデン人には欠かせない場所で、都会から離れて田舎の自然の中に立つコテージやヴィラで夏を満喫します!
ちょっと不便だけど、それが良い!?
サマーハウスと聞くとのんびりできて、快適に過ごす事ができる場所と思いますが、実際は「田舎にある古いお家」なので、設備が完璧に整っているわけではありません。
しかし、家族で料理をしたり、近くの森や海や湖で過ごすことが目的なので、少しくらい不便であっても自然を存分に満喫できる事が重要です!
自然の中でのんびりと生活することで、仕事や勉強のリフレッシュにもつながります!
第2位:年明けは盛大に花火を打ち上げる!
スウェーデンの年明けはとても盛大です!
極夜のシーズンで暗い時期なので、このイベントはとても気分が明るくなり、テンションも上がります!
あちらこちらで花火が上がる!
年が明ける少し前から、花火の打ち上げが始まります!
打ち上げられる場所も一か所だけでなく、色んな所から花火を満喫できます。
というのも、各々が花火を用意して家の庭や水辺などで打ち上げるため、極夜であることを忘れるくらい空が明るくなり、まさに「新しい1年が始まる!」と体感できるイベントです!
第1位:オーロラが見れるかも!?
スウェーデンの長く暗い冬はつらくなることもありますが、この「オーロラが見れるかもしれない!」と思うと、「冬も悪くないな!」と思えるかもしれません。
オーロラはいつでも簡単に見れるものではありませんが、もし見ることができたら自然の偉大さをとても強く感じることができるでしょう。
北極圏に行かなくてもオーロラが見れる!?
日本でも北極圏に行きオーロラを見るツアーがありますが、オーロラは必ず北極圏だけで見れる自然現象ではありません。
実際に過去にスウェーデンの首都ストックホルム郊外でも見られたことがあるので、条件さえ合えば見ることは可能なんです!
空に雲がなく、周りに明るい光もない事が条件にはなりますが、それだけそろっていても見れる確率は低いのです…!
ですがスウェーデンは自然が多く、街中でなければストックホルムでも真っ暗な場所が存在します。
もし、オーロラが見れた時はとても素晴らしい体験になるでしょう!
さいごに
スウェーデンの極夜と白夜での生活や体験できるアクティビティの違いを感じていただけたでしょうか?
それぞれの季節を感じながら、そのシーズンに合った生活をおくることがとても大切なことだと思います。
スウェーデンならではの習慣を是非体験してみてくださいね!