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イタリア版クリスマスケーキ!「パネトーネ」の名店ベスト10

パネトーネ
イタリア

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Question
先週、イタリア人男性と食事に出かけた際、口説かれているのが分かるくらい、甘い言葉を掛けられました。 けれど、イタリア人男性は移り気が激しいと聞きます。 掛けられた言葉が、本当なのか、嘘が混じっているのかわからなくなります。 そこで、イタリア人男性が良くつく嘘を教えてください。
satou さん 愛知県 30代 OL

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、イタリア在住ライターのタカハシがお答えします。
皆さんは、パネトーネと言うスイーツを知っていますか?

恋する乙女恋する乙女
パネトーネ??
イタリアのお菓子って事はさぞかし豪華なんでしょうね♡ジュル

王子様王子
ヨダレを拭いて下サイ(汗)
パネトーネとは、クリスマスシーズンにイタリア人が食べるホリデースイーツの事デスヨ!!

恋する乙女恋する乙女
ホリデースイーツ⁉
なんて言い響き♡
ますます食べたくなってきたわ!!ぐぅぅぅぅ…

王子様王子
……乙女ちゃんなら街中のパネトーネを食べつくしそうデスネ(汗)
ちなみに、おすすめのパネトーネ店はこんなカンジ!

  • Ernst Knam(エルンスト・クーナム)
  • Mauro Morandin(マウロ・モランディン)
  • COVA(コヴァ)

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

先生先生
パネトーネは、シフォンケーキのような大きなスポンジの中に、ドライフルーツやナッツ、チョコレートなどがぎっしり詰まっていてとにかく絶品スイーツです!
今回は、イタリアのパネトーネの名店をご紹介します!

10位:これぞイタリア!「Armani/Dolci (アルマーニ・ドルチ)」

なんとイタリアではあのArmaniからも、冬になるとパネトーネがお目見えします。

Armaniは皆さんご存知、イタリアファッション界の王様「ジョルジオ・アルマーニ氏」の手がけるブランドのこと。

彼は実はイタリアではファッションだけでなく、ライフスタイル全般をプロデュースしており、手がけるアイテムは、家具・電化製品など多岐にわたっております。

衣・食・住、全てにおいて「ザ・イタリア」を示し続けるアルマーニ氏。

ドルチェ部門ももちろんファンが多く、豊かな味わいに上質のパッケージ。

どれをとっても惜しみない賞賛をするべき一品となっております。

9位:プラダを着たスイーツこと「Marchesi(マルケージ)」

Princiがスターバックスならば、こちら、「Marchesi(マルケージ)」はなんとあのPRADAとタッグを組む超有名菓子店です。

1824年に創業したMarchesiは、現在PRADAの傘下に入っており、さらにイタリアのお菓子業界を爆走し続けています。

フランスの洋菓子店「ラデュレ」を彷彿とさせるパステルカラーの淡い店内や菓子類は、見ているだけでなんだかお洒落度がワンランクアップしたかのような夢見心地に。

正統派タイプのパネトーネは、包み紙や赤いリボンのロゴまでもがとにかく高貴で美しいので、食べずに飾っておきたいくらいです。

8位:あのスタバも惚れた味「Princi(プリンチ)」

Princiは、今話題騒然のミラノの人気ベーカリー。

人気の秘密は…そう!なんとこのたび、満を持してオープンした「イタリア初スターバックス」(ミラノ1号店)のベーカリー類を一手に担っているからです。

Princiはもともと絶品ベーカリーとして、ミラノマダム達の中で長年、愛されてきた超有名。

それを米スターバックスが聞きつけ、イタリア進出の際ののベーカリーをプロデュースしてほしいと頼み込んだそうです。

そんなPrinciの手がけるパネトーネはやっぱり格別。

正統派パネトーネと比較すると、若干パンのような雰囲気の重めの生地ですが、それゆえ朝・昼・晩に主食としてイケちゃうマルチプレーヤーです。

7位:男性にも人気「Motta(モッタ)」

イタリア人に「街で気軽に変えるパネトーネの中でオススメってどこ?」と聞くと「Galup」「Tre Marie」そしてだいたいの人が「Motta」を挙げます。

生地が軽めで腹持ちも良いので、食欲のない日や時間のない日の朝ご飯にミルクやカプチーノと一緒に頂いてもgood。

イタリアの有名チョコレートBaciチョコにも似た、アズーロ(青色)のパッケージが、カッコイイ一品で、男性にもファンが多いです。

6位:イタリアらしいパッケージに胸キュン「Tre Marie(トレ・マリエ)」

日本語で「3人のマリア様」を意味するTre MarieもGalupと双璧を成すイタリアの老舗大衆菓子メーカーです。

ミラノ発祥のメーカーで、11月初旬頃になると、写真のように街中のスーパーに3人のマリア様が描かれたイタリアらしい上品なオレンジ色のパッケージが並びはじめます。

1箱500円前後から買えるので、ついついクリスマス当日までに、何度も食べてしまう一品

お酒の匂いが少なく、軽い食感で腹持ちも良いので、お子様のおやつにもオススメです。

5位:永遠の定番「Galup(ガルップ)」

老舗菓子店も超高級パネトーネも気になるけれど、まずはイタリア人の庶民の味が知りたーい!という方にオススメなのがGalupです。

Galupは日本でいう不二家やコージーコーナーのような存在。

秋に街のショウウインドウにGalupのパネトーネが並び始めると「あぁ、年末だなぁ」「クリスマスだなぁ」なーんて、しみじみしてしまう。

まさにパネトーネの永遠の定番メーカーです。

お値段も味もサイズもとにかくバラエティ豊か!

箱もとっても可愛いので日本へのお土産にもぴったりです。

4位:最旬パネトーネ「Tiri(ティーリ)」

Tiriは「今、イタリアで最も話題の州」との呼び声も高い、南イタリアのバジリカ―タ州にある、ナンバー1老舗菓子店です。

「バジリカ―タ州ってどこ!?」という日本のみなさん!

今すぐチェックするべし!ですよ!

バジリカ―タ州は、ENIT(イタリア政府観光局)が調査した「イタリア各州のレストランを利用した外国人観光客の満足度ランキング」にて、なんと2017年に堂々の1位を獲得した州。

回答者の88パーセントが「最も美味しいものがたくさんある州」と評価しています。

その中でトップオブトップの名門菓子店の生み出す冬のスイーツは、並々ならぬ力の入りよう。

ふんわり可愛らしいドーム型のふわふわパネトーネ。

是非そのお味を食べに、バジリカ―タ州まで足をお運びください。

3位: ミラネーゼ御用達「Ernst Knam(エルンスト・クーナム)」

ミラノマダムのお持たせナンバー1菓子店のErnst Knam。

こちらもガンベロ・ロッソにてベストパティシエに選ばれて以来、イタリアの食通たちを魅了し続ける人気店です。

クッキー、生菓子、ショコラ、どれをとってもほっぺたが落ちそうなほどコクのある深い味わい!

季節限定で11月頃から登場するパネトーネも、いわずもがな店に並ぶやいなや毎年飛ぶように売れております。

街のお菓子屋さんよりちょこっとだけお高め・・・ですが、2倍・3倍払ってでも食べたい、期待を裏切らない高級感満点のお味です。

2位:話題のキラ星「Mauro Morandin(マウロ・モランディン)」

イタリアのパネトーネ界に彗星のごとく現れたキラ星、Mauro Morandinのパネトーネは、イタリア通の方に是非食べて欲しい一品です。

北イタリアの小さな工房で作られる素朴なパネトーネはなんと、イタリア版ミシュランことガンベロ・ロッソ誌にて「この四半世紀で最も美味しいパネトーネ」と言わしめた一品。

ガンベロ・ロッソにここまで絶賛されるグルメは滅多にありません。

ほんのり漂うお酒の香りに、贅沢に詰め込まれたフルーツ。

丁寧に丹精込めて創られた豊かな味わいが魅力的な一品です。

1位:パネトーネ界の王者「COVA(コヴァ)」

パネトーネ界の王者といえばCOVAのパネトーネです。

COVAのパネトーネは「パネトーネってイマイチどんな食べ物かわかんない!」という方に、是非食べてもらいたい一品。

というのもCOVAは日本でいう虎屋・文明堂のようなイタリアきっての超老舗の菓子店だからです王道中の王道レシピでつくられるトラディッショなパネトーネは、包み紙を開けた瞬間から感動必至

今まで嗅いだことのないような高貴な甘い香りに、輝くドライフルーツとふわふわ生地!大興奮間違いなしでしょう。

さいごに

味で選ぶも良し。

パケ買いするも良し。

クリスマス前に食べるも良し。(もちろん後にも・・・!)

是非、今年はイタリア流クリスマススイーツで、ホリデーシーズンを楽しんでみてはいかがでしょうか!

ボン・ナターレ!(素敵なクリスマスを!)

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