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ドバイで暮らすといくらかかる?1ヶ月の生活費と節約できる方法ベスト8

ドバイ

先生の紹介

astro
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海外在住歴23年。アラサーでスウェーデン人男性と結婚してから海外を行ったり来たりしているastro(アストロ)です。これまでにモルディブ、スウェーデン、ドバイ、オマーン、バーレーン、アゼルバイジャン、香港、北京、ソウル、ノルウェーなど10か国以上に滞在、旅行で訪れた国は、アメリカ、カナダ、イギリス、スペイン、ギリシャ、ドイツ、ポルトガル、シンガポールなど。現在は、ベトナムのフーコック島に滞在中。
移住や旅行に役立つ現地情報、多文化の国際結婚について書いています。

Question
ドバイで1ヶ月ほど滞在してみたいと思うのですが、生活費はどのくらいかかるでしょうか。
安く滞在できる方法なども教えていただけるとありがたいです。
近藤さん 30代 大阪府 

教えて、先生!

先生先生
1ヶ月というと観光ビザで滞在できる期間ですね。
そこでドバイ在住歴10年、色々な滞在経験をしてきたastroがお答えします。
みんなはドバイの生活ってお金がかかると思う?

恋する乙女恋する乙女
そりゃあ、お金持ちっていうイメージがあるもの

王子様王子
最新のマーサーの世界の生計費ランキングで、東京は4位、ドバイは42位だったんデス!

恋する乙女恋する乙女
へえ〜、じゃあ、ドバイはまだまだ安く住めるのね!

王子様王子

節約しながら住むコツも忘れずにネ。
安くできる費用は・・・

  • 家賃
  • 食費
  • 生活日用品

この記事は【4分】でササ―ッと読めマース

先生先生
今回は、観光で1ヶ月滞在するときの生活費とドバイではどんなところで節約できるのかをみてみましょう。

8位:家賃

ドバイの家賃は高いと言われていますが、エリア、眺望や階層、立地、アクセスの良さ、家具付きかどうか、また時期によっても変わってきます。

ドバイで最も高いエリアは、ダウンタウン地区(ブルジュ・カリファの周り)、マリーナ地区(マリーナ・ビュー)などで、50平米ほどのスタジオで月額は40万−50万円ほど。

逆にお値打ちなエリアは内陸部になると5万円ほどになりますが、アクセスがよくないためレンタカーや車が必要になります。しかし、最近はバス路線が拡大していますし、メトロやバス停の近くの物件なら交通費が節約でき、移動もしやすいですね。

サービスアパートメントがオススメ

サービスアパートメントは、必要な家具や生活用品が揃っており、光熱費は家賃に含まれており、WiFiも入居時から使えるので引越しの煩雑さがありません。

自炊によって高い外食費を抑えられたり生活用品も買わずに済みますし、施設内のジムやスパなどが無料で利用が可。警備は24時間体制で、コンシェルジュがいればデリバリーの受け取りもやってくれるなどメリットがたくさん。

コストを抑えたければ、お掃除などのハウスキーピングが含まれていない家具付きのアパートメントもオススメです。

アクセスがまあよくてそれほど高くないエリアは、アル・バーシャ1地区やデイラ地区、バーシャ・ハイツ地区などで、スタジオタイプなら1ヶ月の家賃は15万円〜18万円程度です。

7位:食費

ドバイでは大型から小型までのスーパーマーケットが至る所にあり、世界中の食品が輸入されています。特に中東産の食材はとても安く旬の食材では産地に関係なく特別価格で購入できるので、ぜひ利用しましょう。

日本食は大型スーパーマーケットや専門食材店で手に入ります。ドバイでは、割高な日本の醤油やお米などを買わなくても、インドメーカーが作っている醤油は手頃価格で美味しく、エジプト米は日本米に近い食感が得られます。

東南アジアからの食材は日本人にも馴染みがあり、種類も豊富に揃っているので試してみるのもオススメ。

外食は高め

外食はレストランのほかフードコートでも割高で、日本のようなコンビニ弁当もあまりありません。

しかし、デイラ地区やアルバーシャ地区などには庶民的なレストランがたくさんあり、ドバイのストリートフード(アラブ式サンドイッチが300円以下)を食べることもできます。

状況にもよりますが、自炊をすれば人分の基本的な食事代は約2〜3万円程度で、それに外食(デリバリーやテイクアウト)やアルコール、専門食材を買った場合をプラスしていくと考えてください。

6位:光熱費・水道代

ホテルやサービスアパートメントに滞在すれば全て含まれす。

もし1ヶ月以上〜1年ほど滞在する場合は、物件によってはドバイの電気水道局と個人契約が必要になります。

ちなみに、ドバイの水道水は海水を脱塩して淡水化していますので日本の水道水とは匂いや味が違いますが、生活水としては問題なく使えます。(飲料水はミネラルウォーターを飲むのが一般的)。

光熱費の目安

個人契約した場合スタジオタイプの1ヶ月の光熱費、水道代は15000円程度。光熱費は使用量によりますが、水道代は一定の少額のようです。

冷房代はマンションならビルの管理下となりますので、ほとんどの場合無料です。

5位:交通費

ドバイ中心市内であれば、車、タクシー、バス、メトロ、トラムなどを利用すればほとんどのところへ行くことができ、日本より値段も安いです。

タクシーは初乗り約170円、バス、メトロはゾーン制で、1ゾーンは100円程度で、NOLカード(ノルカード)というプリペイドカードを使うとおトク。

最も低コストで移動する方法としては、目的地に一番近い公共機関の駅までメトロまで行き、アクセスがよくないところへはタクシー、その他はバスを使います。Googleマップをダウンロードすれば、公共機関での移動案内も簡単に検索できますよ♪

レンタカー、ガソリン代

内陸部への移動、他州へのドライブをするならレンタカーが便利で、予約はオンラインで簡単にでき、小型車ならだいたい1ヶ月45000円〜。

ガソリンは日本より安いですが、ドバイでもガソリンが値上がりしており、毎月変動しますがレギュラーガソリンは約120円/L程度。また、路駐車料金は1時間約70円ですがエリアによって有無があり、ショッピングモールは基本的に無料です。

気温が高い時期の日中での移動はとても厳しいので、タクシー、車などを上手に使うことをオススメします。

4位:娯楽費

昔に比べて色々なアクティビティーが増えたドバイ。

映画、サファリ、ウオーターパーク、スキー、スケート、ミュージアム、水族館、スカイダイビング、展望台、観覧車(アインドバイ)、グローバル・ヴィレッジ、ミラクルガーデンなどテーマパークのほか、無料で利用できるパブリックビーチもあります。

情報誌タイムアウトでチェック

入場料は、各サイトでチェックしましょう。

また、ドバイの情報サイト「TIME OUT DUBAI」(タイムアウト ドバイ)、「Whats on」(ワッツオン)をチェックすると、面白いイベントや割引案内、街のアップデートを見ることができます。

3位:通信費

ツーリストには入国審査時に無料でSIMカードが配布されていますので、到着後直ちに通信をしたい場合は、それを使うことができます。クレジットカードで容易にリチャージが可能。ただし、ツーリストパッケージは割高なので、長期滞在ならetisalat(エティサラート)かdu(ドウ)、またはVirgin Mobil(バージン)のSIMカードをオススメします。

SIMは空港で購入も可能ですが、到着客が並んで待ち時間があったりするので、オンラインで購入し滞在先に郵送してもらうほか、モール内にある支店で直接購入も可。

どのプランを選ぶか?

データ量や通話量によって金額が変わりますが、短期間ならプリペイドやツーリストプランがオススメ。

特にデータ量(ドバイ市内ではWiFiが広く使えます)、通話料が必要なければ例えばduのツーリストプラン、1700円(データ量2GB、通話時間30分)で十分でしょう。

3位:交際費

ドバイの外食は高めなので、フードコートでも1300円〜、カフェレストランならドリンクを入れると2000円−4000円程度、高級レストランなら1万円〜と考えましょう。例えば、マックのビッグマックハンバーガーは、670円ほどスターバックスのカフェラテは、550円ほどです。

平日にはお得なビジネスランチを扱っているレストランもあります。

お酒はハッピーアワーや特価品を

ドバイでは、UAEの他の週に比べて酒税が30%と高額。

リカーショップでビール1本は300−500円程度ですが、特価品(セール品やボトルでは2本買うと1本無料など)が多く出ていますので宅飲みに利用しましょう。レストランでは1500円ほどになりますが、ハッピーアワ(4pm−7pm/8pm)を利用すれば半額になりますよ♪

2位:洋服代

ファーストファッションなら日本でも取り扱いのあるブランドがあり、価格も同等程度。

高級ブランド商品もドバイだから安いというわけではないですが、セールイベントがよく開催されますので、もしかしたら割安でゲットできるかもしれません。

オンラインショッピング

日本と同じように、コロナ禍でますますネットを利用する人が増えています。

ドバイにあるショップはほとんどがオンラインに対応していますが、特定のブランドにこだわらなければ、中東大手のオンラインショップNoon(ヌーン)やブランド品の掘り出し物が見つかるBrand For Less(ブランド フォー レス)がオススメ。低価格で取扱商品がとても多く、プロモーションも多くやっています。

1位:生活日用品・雑貨

デイスカウントショップ Day to Day(デイ トウ デイ)(日本でいうダイソーですが安くて何でも売っている)Green House(グリーン ハウス)やフランス系大型スーパーマーケットCarrefour(カリフール)では、いろんな日用品が見つかります。

ドバイにもダイソーはありますが、日本では100円のものがこちらでは240円もしますので、意外に安くはありません。

オンライン

ドバイではNoon(ヌーン、日本でいうヤフーや楽天)やAmazon(UAE版)が人気で、翌日配送やサービスも迅速、丁寧ですので安心して利用できます。

また、dubbizle(ドウビズル、日本でいうメルカリ)では日用品や家具・雑貨などの中古品販売もありますので、気になれば値段交渉して購入もアリ。dubizzleは、賃貸物件も取り扱っていますので、家探しにもオススメ。

さいごに

ドバイでの生活費は、何でも高いわけではありませんが、自炊をして食費を控えたり、ネットショッピングのセールで安く購入するなど工夫次第ではドバイでも節約できるんですよ。

賢くお金を遣って、ロングステイを存分に楽しみましょう!

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