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ドバイでぜひ食べたいグルメとは?在住日本人のおすすめ ベスト7

野菜スティック
ドバイ

先生の紹介

astro
astro
海外在住歴23年。アラサーでスウェーデン人男性と結婚してから海外を行ったり来たりしているastro(アストロ)です。これまでにモルディブ、スウェーデン、ドバイ、オマーン、バーレーン、アゼルバイジャン、香港、北京、ソウル、ノルウェーなど10か国以上に滞在、旅行で訪れた国は、アメリカ、カナダ、イギリス、スペイン、ギリシャ、ドイツ、ポルトガル、シンガポールなど。現在は、ベトナムのフーコック島に滞在中。
移住や旅行に役立つ現地情報、多文化の国際結婚について書いています。

Question
ドバイへ行ったら現地の料理を食べてみたいと思うのですが、どんなものがありますか?
ラクダさん 京都府 20代 アンティークショップ店員

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、ドバイ在住歴10年、ドバイのソウルフードに魅了されたastroがお答えします。
ソウルフードといえば郷土料理みたいなものなんだけど、みんなはドバイといえば、どんな食べ物を思い浮かべる?

恋する乙女恋する乙女
ドバイって何料理なの?

王子様王子
ドバイはアラブ料理デース。

恋する乙女恋する乙女
アラブ料理かあ・・じゃあケバブね!

王子様王子

ソレ、ボクの大好物デース!
他にも見逃せないものがたくさんあるんデスヨ。

  • デイツ
  • アラビックコーヒー
  • マナキーシュ

この記事は【3分】でササ―ッと読めマース

先生先生
ドバイで食べれるアラブ料理の中で、今回は、日本人が食べても美味しいと思う、安くて手軽な食べ物をご紹介します。
旅行者必見ですよ〜。

7位:マナキーシュ

中東のピザと呼ばれるマナキーシュ。

アラビア語で「彫る」という意味で、トッピングを載せるためにパン生地に穴を開けるところから来ているそうです。

中東のスパイス(タイム、スマック、セサミシードを混ぜたもの)を塗って焼いた「ザタール」のほか、チーズやミンチ、ほうれん草や唐辛子などのトッピングもあります。

コスパ抜群

伝統的には昼食に食べられるものですが、現代ではその手軽さから朝食から夕食までオールマイティーに食べられています。

しかも、スーパーマーケットなどでは100−150円程度で買えるというコスパ抜群の食べ物。

もちっとした食感がたまらない、中東のお惣菜パンといった感じでしょうか。

6位:シャワルマ

ケバブのことをドバイではシャワルマと言いますが、トルコ語の「回る」という意味からきています。

シャワルマは、ラバシュというアラブ式の薄いパンの上に羊肉のグリルや野菜をのせ、ごまで作る伝統的なタヒニソースをかけて巻いたもの

アラブ人に愛されている中東風サンドイッチです。

具材はいろいろ

ほかの具材として、フムス(ひよこ豆のペースト)やファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)などもあります。

いろんなレストランや屋台で食べることができますが、マクドナルドでもアラビックメニュー(チキンを巻いたもの)が選べるんですよ♪

スーパーマーケットではいろんなラップが売っていますので、あなたのお好きな具材をみつけてみてはいかがでしょうか。

5位:カラクティー

ヨーロッパとインドとの貿易中継点として栄えてきたドバイでは、インドやパキスタンからもたらされたお茶文化もあります。

ドバイのほか湾岸諸国で飲まれているカラクという紅茶は、どちらかと言えばカルダモン以外スパイスがあまり入っていないタイプ。

酸味のあるブラックティーに甘みとコクのあるコンデンスミルクを使ったシンプルな飲み物で、チャイのようにまったりとした味わいです。

ストリートからレストランまで

コンビニのコーヒーマシン、街角のコーヒースタンドで手軽に買えるものから、ショッピングモールや街のおしゃれなアラビックカフェ・レストランで提供されています。

スタバなどでは飲めませんのでご注意を。

また、スーパーマーケットで売っているお湯をそそぐだけのインスタント・カラク(スティックタイプ)なら、ばらまき土産にもオススメです。

4位:アラビックコーヒー

15世紀にエチオピアからアラビア半島に伝わったとされるコーヒー。

アラビックコーヒーはカルダモンと一緒に煮込んだ浅煎りで、カルダモンのスパイシーな香りとさっぱりした味が特徴です。

このコーヒーには、コーヒーをもてなす人は右手に数個のフィンジャンと呼ばれる小さいカップ、左手にポットを持って半量を注ぐといった伝統的作法があるんですよ。

コーヒー博物館

このアラビックコーヒーのおもてなし習慣は、2015年にユネスコ無形文化遺産として登録されています。

観光ではバスタキア地区にあるコーヒー博物館(https://www.coffeemuseum.ae)に足を運んでみてはいかがでしょうか。

こじんまりとした館内では、コーヒーの歴史をたどりながらアラビックコーヒーとデイツを味わったり、ロースターやコーヒー抽出機の展示やテイスティングもあるそうですよ。

3位:デイツ

昔から砂漠を旅するときの携行食として食されてきたドライフルーツのデイツ。

ラマダンでは、断食中に失われた糖分や栄養を素早く補うために断食後に最初に食されたり、アラビックコーヒーのおもてなしとしてもなくてはならない食べ物です。

黒糖や干し柿に似た甘さが特徴で、ビタミンやミネラルがたっぷり。

デイツ探し

デイツの種類は400以上あると言われており、甘さや食感もいろいろです。

スークやスーパーへ行くとお手頃なものから高価なものまでさまざまなものが量り売りされており、試食をしながら味の違いを体験してみるのも楽しいかもしれません。

他にもデイツから作られるシロップがあり、はちみつのように料理やスイーツに使われています。

2位:ハローミチーズ

ハローミチーズはもともとキプロス原産ですが、中東でも広く食べられています。

家畜のミルクが取れなくなる冬期の保存用タンパク源として作られたのが始まりとか。

伝統的には山羊と羊のミルクで作られるそうですが、現代では牛乳も用いられ、塩気に甘いミルクの香りとモチモチの食感が特徴です。

ジャンクなグルメ

高温でも解けけず、グリルしたり、揚げたりすると風味が増します。

グリルしたものをスライスしてサラダとして食べたり、サンドイッチ、ハンバーガーなどに挟むと美味。

レストランではハローミチーズフライのメニューがあり、ジャンクなグルメとしても楽しめますよ♪

1位:フムス

アラブを代表する料理、フムス。

語源は、アラビア語の「ひよこ豆」からきており、歴史的には宗教上の理由から、肉類の代わりの貴重なタンパク源とされていました。

ひよこ豆のペーストにニンニクやねり胡麻、オリーブオイルなどを混ぜたもので、ピタパンにつけて食べます。

スーパーフード

伝統的には前菜として食べられますが、クラッカーやバゲットがあればディップとしてつけても美味しいです。

また、フムスは低カロリーで高タンパク、ビタミン、ミネラルも豊富に含んだスーパーフードとして世界中でも人気があるんですよ。

ベジタリアンやダイエッターにも嬉しいメニューですね♪

さいごに

ソウルフードは、先人の知恵と歴史がいっぱい詰まった食べ物。

現代のようにいろいろな食材や料理方法がなかった時代でも、シンプルで栄養価に優れた美味しいものがあり、それらは時代を超えてずっと人々の食生活で愛されているのです。

旅行者にとっても現地文化を知る良い機会として、ぜひドバイに来たら食べてみてくださいね。

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