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ドバイに移住するメリット 12年間住んだ私が思うこと ベスト10

ドバイ

先生の紹介

astro
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海外在住歴23年。アラサーでスウェーデン人男性と結婚してから海外を行ったり来たりしているastro(アストロ)です。これまでにモルディブ、スウェーデン、ドバイ、オマーン、バーレーン、アゼルバイジャン、香港、北京、ソウル、ノルウェー、ベトナムなど10か国以上に滞在、旅行で訪れた国は、アメリカ、カナダ、イギリス、スペイン、ギリシャ、ドイツ、ポルトガル、シンガポールなど。現在は、スウェーデン、ストックホルム滞在。
移住や旅行に役立つ現地情報、国際結婚について書いています。

Question
ドバイに移住するとしたら、どんな魅力があるか教えてください。
本田さん 30代 IT関係

教えて、先生!

先生先生
その質問にドバイ在住歴10年のライター、astroがお答えします。
みんなはドバイに住んでみたいと思う?

恋する乙女恋する乙女
住んでみたい〜!セレブっぽいもん

王子様王子
ハッハッハ。
乙女ちゃんが人工島にあるヴィラに住んで、高級車に乗るなんて想像できなイッス〜

恋する乙女恋する乙女
あら!カッコいいでしょ〜

王子様王子

チョット待って。
実は、住んでみると意外なところにドバイの魅力があるんデース

  • 税金がない
  • 多文化社会
  • 治安がとても良い

この記事は【4分】でササ―ッと読めマース

先生先生
セレブ気分が味わえるかどうかはさておき、ドバイには他国にはない特徴があるのよ。
長年住んだ私の思うドバイの魅力を紹介していきましょう。

10位:税金(所得税)がない

ここでいう税金とは、所得税のことです。

つまり、ドバイで稼ぐ賃金には所得税がかからずそのまま手取りになります。

多くの税金が引かれる国に比べると、なんだか得した気分になりますよね。

VATの導入

とはいえ、2018年からVAT(付加価値税)が導入されました。

いわゆる消費税のようなもので(利率は5%)、他にも外食や賃貸物件、ホテルの宿泊には自治税や観光税、一部の道路で通行料(SALIK)などもあり、全く税金なしというわけではありません。

ドバイでは、ときどき外税と内税が明確でない場合があり(物品に関してはほとんど内税)、支払いの際に上乗せされることもあるので注意しましょう。

9位:多文化社会

ドバイには日々、世界140以上もの国から外国人が労働者としてやって住んでいます。

しかもドバイの人口の90%は外国人で占められているので、いわばドバイは外国人の国。

街の人は、それぞれの国の服装で暮らしていたり、イスラム文化と欧米文化が共存する(例えば、ドバイの建国記念日とクリスマスが同じ時期なのでいっしょにお祝いしているなど)場面も見られます。

マイノリティにならない

外国人が少ない国へ行くと、自分がマイノリティであることを意識させられます。

ところが、ドバイでは外国人だらけなので自分が日本人であることを意識することは少なく、周りの人たちと国籍にとらわれない友好関係を築ける面白さがあります

ドバイで知り合う友人は、みんな国籍が違うほどなんですよ♪

8位:治安がよい

ドバイはとても安全な国です。

中東にあるから危険なんじゃないかと思う人がいるかもしれませんが、最新の調査で犯罪の少ない国世界ランキングで第3位になっているんですよ!

ドバイ市内の夜の一人歩きも危ないと感じることはありません。

私の経験より

実際、私は12年ほどドバイに暮らしていますが、危険な目に一度も遭ったことがありません。

もちろん犯罪がゼロとは言いませんが、無差別や凶悪な犯罪はとても少なく、テロやデモもないので安心して暮らすことができます。

そういう意味で、むしろ日本より安全だと思うほどです。

7位:世界の食べ物が手に入る

ドバイのローカルフードはアラブ料理。

ケバブやフムスといった現地料理が安く食べれたり、ドバイでしか手に入らない中東のスイーツや地産デイツなどアラブの食文化が楽しめる利点があります。

初めはアラブ料理に全く疎かった私ですが、今ではどのフムスが美味しいとか、デイツの好みまでわかるようになったほどです。

世界の料理も堪能できる

最近のドバイでは農業も発展してきていますが、基本的には世界中からいろいろな食材を輸入しています。

そしてドバイにはとても多くのレストランやカフェがあり多くの外国人がいるため世界の料理が食べられるという贅沢な環境も揃っているんですよ。

日本食レストランやアジアンレストランも多くあるので、いつ和食が恋しくなっても心配いりませんよ!

6位:いろんな「世界一」が見れる

ドバイには「世界一」がたくさん。

ブルジュ・ハリファのタワーやドバイモールなどは有名ですが、ほかにも世界一高い高層ホテル「ゲボラホテル」、世界一の観覧車「エイン・ドバイ」、世界最大の噴水「ザ・パーム・ファウンテン」など。

ほかにもいろんな都市開発が進んで、新しいエリアやオシャレなスポットもどんどんできていますので、モダンなドバイを味わうことができます。

ドバイならでは?

ちなみにこのブルジュ・ハリファのタワーの大晦日カウントダウン花火はとても有名です。

人が住んでいるアパートメントやホテル、展望台なども入っているこのタワーから火が出るのですから、ちょっと驚きですよね。

ブルジュ・ハリファ内にあるアパートメントやアルマーニホテルの泊まれば、世界一のドバイをリッチな気分で味わえますよ♪

5位:自然災害がない

ドバイは、ほとんど雨が降らないので水害の心配がなく、地形的にも地震は起こりません。

とはいえ、稀に雨が降ることもあり、排水設備がないドバイの道路では大きな水溜りができて渋滞が発生することもありますが、大災害にはなりません。

ドバイの特有の自然現象としてサンドストームがありますが、風が強くなって視界が悪くなる程度で、数時間から2,3日で改善します。

珍しい自然現象

wadiという珍しい自然現象をご存知でしょうか?

これは雨が降った時に山間部にできる季節河川で、ローカルの人たちが喜んで川のほとりで遊んでいたり、見学に来るという面白い光景を目にすることができるんですよ。

自然が少ないドバイ市内では見れないのが残念ですが、水が少ない砂漠の人ならではの感覚ですね。

4位:英語で生活できる

ドバイの公用語はアラビア語。

ですが、英語も公用語として広く使われており、表示はアラビア語と英語の2ヶ国語表記なのでわかりやすく、どこでも英語が通じます。

むしろアラビア語が話せない外国人も多いため、「英語圏」にいるような感じもします。

アラビア語ができなくても

アラビア語圏にいても英語で生活できるのは、外国人にとって暮らしやすい理由でもあります。

アラビア語はアラブ人同士の会話くらいですし、アラビア語を話さないからといって不都合なことやプレッシャーもありません(もちろん、アラビア語を学ぶことはできます)。

もし英語があまり得意でない場合でも、サービスやいろんな手続き代行サービスもありますし、アプリ翻訳でサバイバルすれば日常生活には困らないと思います。

3位:人が親切である

毎日、多くの労働者や観光客が往来し、大都市に発展したドバイ。

そんな環境であっても、他人に無関心ではなく困っている人がいると声をかけたり、通りすがりでも手を貸してくれる親切な人がいるのです。

日本では、知らない人に声をかけることをためらいますが、ドバイでは、困っている人を見て見ぬふりをする人はいません。

人情がある街

私はこれまでいろんな親切な人たちに出会ってきました。

落としたスマホをいっしょに探してくれる人、宅配に払う細かいお金がないならお金を貸そうとしてくれる人、車の通る道路で倒れたらダッシュして救ってくれようとした人・・・

こうした親切にしてくれる人たちがいたことで、かつて私が助けられてうれしかったようにドバイで困っている人を助けたいと思うようにもなったんですよ。

2位:自然が楽しめる

ドバイはアラビア半島に位置しています。

エメラルドグリーンのアラビア湾は、遠浅でとても美しく、ごつごつした岩がないので海水浴にはぴったりなのです。

市内にある公共ビーチでは、だれでも無料で自由に散歩やジョギングをしたり、多くのマリンスポーツを楽しむ人、海岸でピクニックをしている人などたくさん見かけます。

海と山と砂漠と

車でドバイから1時間半ほどドライブすれば、もう自然がいっぱい!

内陸部に広がる砂漠ではキャンプができたり、自前のテーブルや椅子を持って美しい朝日や夕陽を眺めに行ったり、ハッタ(Hatta)というドバイの飛び地では、シーカヤックなどもできるんですよ。

オマーンとの国境沿いに走るハジャール山脈へ行くと、ワインディングドライブが楽しめる山岳道路があり、山を下りると意外なところにレイクビューのステキなスターバックスがあるのです。

1位:暮らしやすい

ドバイはイスラム教とはいえ、戒律がゆるく外国人にとっては暮らしやすい国。

外国人は好きな服装で生活でき、イスラムの習慣に従う必要もありません(もちろん現地文化へのリスペクトは必要ですし、ドバイで違法とされる行為もあるにはあります)。

例えば豚肉は特定のスーパーで手に入りますし、犬などもペットとして受け入れられていますし、ラマダン中の飲食も解禁になったり、お酒も観光客であればパスポートのみで購入できるようになるなど、よりオープンになってきています。

サービスが充実している

街は清掃が行き届いているので清潔ですし、物価は食料品や衣類、ガソリン、交通費用などまだまだ安い部分もあります。

また、コロナ禍以来、オンラインサービスがとても充実してきているので、暑い時期でも食料品や物品のデリバリーサービスを利用すれば外出しなくても助かりますし、時間の節約もできます。

ビジネスのやりとりやビザなどの手続き、料金の支払いもサイトやアプリを通してできるようになるなど、ますます便利になってきています。

さいごに

あなたの知らない、意外な点もあったのではないでしょうか。

ドバイは、このように多くの外国人を魅了しているのは事実ですし、あなたなりにその国よいところを見つければ海外生活は楽しくなるはずです。

あなたのドバイ移住が成功しますように!

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