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服装には意外と厳しい⁉アメリカの学校~生活編~ベスト10

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先生の紹介

Emily
Emily
こんにちは。Emilyです。
夫の仕事のため、3人の娘たちと家族5人でアメリカに移住しました。
ハンバーガーとスイーツが大好きなアラフォーママです。
現地での生活や子育てを通して、「日本と違っておもしろい!」と感じたことをお伝えしていきたいと思っています♪

はじめに

みなさんは「アメリカの学校」にどんなイメージを持っていますか?

アメリカは自由で、決まりが厳しくないイメージもありますよね…⁉

もちろん学校の決まりはそれぞれ違うと思いますが、ここでは一般的な、またうちの娘たちが通う学校について紹介します。

今回は、日本とは違う学校の決まりや、アメリカの学校の生活習慣についてお伝えしたいと思います♪

  1. 早退して歯医者や予防接種へ⁉家庭の事情で欠席、早退は珍しくない⁉
  2. アメリカといえば⁉長い夏休みも宿題はなし!
  3. 予防のためのマスクは禁止⁉

この記事は5分で読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね♪

第10位:欠席できる日数が決まっている⁉

州によって日数の違いはありますが、学校を欠席する時は病院などでもらう公的な書類(ドクターズノート)がない場合、欠席できる日数が決まっています

親からの連絡のみで休みが続く場合、ネグレクトなどの虐待を疑われてしまうこともあります。

日本と同じように、親は子どもに教育を受けさせる義務があるため、それを放棄していると虐待とみなされ長期化する場合は逮捕されてしまうことも

長期欠席はホームスクールに

旅行や一時帰国などで長期に欠席をする場合は、家で学習を進める「ホームスクール」へ移行することになります。

そのため、その間は通っていた学校を「退学」していることになります。

どのくらいの期間を長期間というのかは、学校によります。

また、同じ2週間でも一度退学をするのか、休学になるのかは、その学校の校長先生の判断になります

実際に、うちの娘たちは、小・中・高とみんな違う学校へ通っていますが、一時帰国の時に次女だけが退学扱いになりました…。

第9位:早退をして歯医者に行く⁉

アメリカでは、学校を遅刻や早退をして、歯医者や病院、予防接種などに行くことも珍しくありません

理由は、(もちろん病院によりますが)歯医者や病院が平日の16時頃までしか開いていないからです

小・中・高校と時間差で終わるため、我が家の場合は、小学生の娘をお迎えに行って帰ってくるのは16時です。

そのため、遅刻や早退をしないと行くのは難しいことが多いです

ちなみに、例えば9時に歯医者の予約があった場合、歯医者が終わってから学校に行くのが当たり前だと思っていました。

でもこちらではその後に学校に行く子はほとんどいません…。

歯医者や病院で、「ドクターズノート」という書類をもらって学校に提出をすれば、欠席を「許可された」ことになります

雪の日はお休み⁉

これは特に、雪に慣れていない南部の学校あるあるだと思いますが、雪が降って少しでも積もったり地面が凍ったりすると、学校はお休みになります。

それは、スクールバスや家庭の車がスノータイヤではないからです

高校生になると、自分で運転をして通学する子もいるため、少しでも危険だと判断されると休校になります。

第8位:寄付の数を競う⁉

お金を持つ男性

アメリカの公立学校の授業料は無料です。

コロナ前までは、指定されたノートや筆記用具を各家庭で買っていき、それをみんなで使っていました。

でも今はそれもなくなり、学校(州)で用意してもらった物を使っています

授業料はかかりませんが、イベントごとに必要な物(スナックや紙皿など)は持っていける人が持っていきます。

また、寄付をするイベントもあり、どのくらい寄付が集まったかをクラスごとに競ったりもします

たくさん寄付が集まったクラスは、パジャマDayやムービーDay、休み時間が長くなるなどのご褒美がもらえます。

どれだけ学校が好きか競うことも

アメリカの学校には、それぞれオリジナルのマスコットやロゴがあることが多いです。

ベント時には学校のロゴがデザインされた服や、クラスTシャツを着ます

学校オリジナルのアイテムをいくつ身に付けているかを、クラスごとに競うこともあります。

またイベント時には学校で販売されるので、生徒が着るだけではなく、クラブの応援に行く時などには家族も着ていくことができます

第7位:小学3年生から先生が2人⁉

担任の先生は一人ですが、小学校3年生から文系と理系の教科で先生が分かれるため、もう一人担当の先生がいます

授業が変わるときは先生ではなく、生徒が先生のクラスに移動します。

また、クラスの呼び方が日本のように「1組」「2組」などではなく、「Mrs.〇〇クラス」と先生の名前で呼びます

先生にプレゼントを渡そう!

日本では先生にプレゼントをすることは禁止されていると思いますが、アメリカでは、感謝の気持ちを込めて先生にプレゼントを渡します

学期末の12月と学年末の5月、先生の誕生日やバレンタインにも渡すことが多いです。

プレゼントは人によって様々ですが、例えばアメリカではメジャーなギフトカード、お菓子やハンドクリーム(普段使える物)と手紙など、先生の好みに合った物を渡します。

我が家の経験上、日本の百円均一に売っている、食べ物の形をした消しゴムやかわいいマグネット、扇子などは特に人気がありました。

また折り紙で作った物も、とても喜んでもらえます♪

第6位:転入・転校はあっさりと⁉

アメリカでは引っ越しをすることも多いので、転入生や転校生も珍しくはありません。

先生から伝えられますが、紹介をしたり、お別れ会をすることはほとんどありません

みんなの前で自己紹介などはなく、個人的に話しかけて仲良くなっていく印象です。

学年は親の希望で決められる⁉

まず学年の年齢の分け方が、日本は4/2生まれの子から新しい学年になりますが、アメリカは8/16からになります。

そのため少し分かりにくいのですが、8月からの一年間で生まれた子が同じ学年になります。

しかし中には親が判断をして、学年を一つ下げたり、もう一年同じ学年になる子もいます。

学年を上げることは難しくても、下げることは割と簡単にできるようです。

第5位:中学校が大学みたい⁉

アメリカの中学校は担任の先生は決まっていますが、小学生の時のように欠席の連絡などをすることはありません。

授業は生徒ごとに組まれ、生徒が教室を移動して授業を受けます

卒業式・入学式はない⁉

小学校から高校まで学区内の学校へ通うため、一番大きなセレモニーは高校の卒業式になります

娘たちの学校では小学校の卒業セレモニーはありましたが、中学校では成績優秀者の発表という形でした。

それが卒業式の代わりだったということを終わってから知り、驚きました(笑)

第4位:自習の時間も必ず先生がいる!?

「先生がいないから自習なのでは?」とつっこみたくなりますが、アメリカの学校では自習の時間も必ず補助の先生が教室にいます。

家に子どもを置いていかない、子ども一人では外出しないなど、防犯上、子どもを一人にしてはいけないアメリカならではといえます

エレベーターに乗れる⁉

重い教材を運ぶ時やケガをしている時は、特別にエレベーターに乗ることができます。

滅多に乗れないので、乗れるとお友達にとても羨ましがられます♪

第3位:マスクをしてはいけない⁉

アメリカはマスクをしないことで有名⁉かもしれませんが、実際にほとんどすることはありません

コロナの時はしていましたが、ピークの時だけで、少し緩和されるとすぐに付けなくなっていました。

そんなアメリカでは学校の中でも、「ひどい咳が出るとき以外はマスクをしないでね。」なんて言われてしまいます

予防のためにマスクをするという発想はまだあまり根付いていないようです……

サングラスは日常的⁉

アメリカは日本に比べて日差しを強く感じるせいか、運転中はもちろん、日常的にサングラスをしています。

日本だと目を守るためというよりは、どちらかというとファッション感覚で付けるイメージがあります。

アメリカ人は会話をする時に相手の口元を見るのに対し、日本人は相手の目を見ることを大事にしていると聞いたことがあります。

そう考えると、アメリカではマスクをすることを嫌うのかなと納得できますよね。

第2位:アメリカの学校といえば⁉長い夏休み!

南部と北部で新学期が始まる時期は変わってきますが、私たちが住んでいる南部は暑くなるのが早いため、夏休みも早く始まります。

5月の終わりから7月いっぱい、二か月以上の夏休みになります…。

しかもその間に宿題は出ません…。

アメリカでは大人も、仕事と休日のオンとオフをしっかり分けるので、休日に仕事をしたり仕事のことを考えたり!?する人は少ないように思います。

夏休みには主に、サマースクールやサマーキャンプ、長期の旅行に行ったりします。

祝日が少ない!

アメリカは日本に比べて、祝日が少ないです。

日本は年間で16日、アメリカは11日で、これはアメリカが少ないというよりは、世界的に見て日本が多いようです

連休になるように祝日が組まれていたり、選挙の日は学校がお休みになるなど、日本とはまた違った休日の取り方もおもしろいですよね。

第1位:意外と服装には厳しい!?

両手で頭を抱える女性

自由の国アメリカだからこそ、服装も自由だと想像してしまいますが、学校でのドレスコードは意外と細かく決まっています

学校によっても違うと思いますが、例えば、短すぎる短パン(膝上何cmと決まっています)や、レギンスのみ、肩が出ている服装はNGです。

「そんな服装で学校に行くの?」と思うかもしれませんが、アメリカでは日本に比べて肌を見せる服が多かったり、普段から短パンやレギンスを履いている人が多いのも影響していると思います。

でももしそんな服を着ていても、先生の目に留まらなければ注意されることはありません(笑)

運が悪く先生に見つかってしまった場合、2回目からは生徒指導の対象で、補習を受けることになります

ロッカールームは香水の香りでいっぱい!?

アメリカでは香水をつけている人が多いため、中学生くらいからつけ始める子もいます。

日本で体育の授業のあとに制汗剤スプレーをするように、アメリカの学生は香水を振りかけます(笑)

色々な香りが混ざって刺激的な!?匂いになっているようです(笑)

さいごに

アメリカの学校の決まりや生活の様子が少しは伝わったでしょうか?

私は特に服装は何でもありだと思っていたので、意外にも細かい決まりやペナルティまであって驚きました。

基本的には自由で「楽しいこと大好き!」なアメリカも、防犯や欠席の管理はしっかりしていると感じました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

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