ローマっ子御用達の絶品ジェラート ベスト10

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Question
ジェラート大好きっ子の20代学生です!
今度ローマへ遊びに行くんですけど、有名なジェラートを食べつくしたいと思っているんです。
おすすめなお店があれば教えてください!
ponnponn さん 福岡県 20代 学生

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、イタリア在住ライターのタカハシがお答えします。
皆さんがおすすめする、ローマジェラートはどこですか?

恋する乙女恋する乙女
ジョリッティが安定ですね!!

王子様王子
そこはジェラートの種類が豊富と有名な店舗デスネ♪

恋する乙女恋する乙女
そうなのよ~♡
それに、そこには他のお店にはない特徴もあるのよ♡

王子様王子
それは本文でたっぷり説明してもらいましょう♪
ちなみに、他にもおすすめなお店はココがありマース!

  • コメ・イル・ラッテ
  • よイル・パラッツォ・デル・フレッド
  • チャンピーニ

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

先生先生
では、そんなローマのジェラート店の中でも、特に地元ローマっ子たちが足繁く通う御用達店はどこなのか?
今回は、現地イタリア・ローマよりおすすめのジェラートをご紹介します!

10位:アル・セッティモ・ジェーロ(Al Settimo Gelo)

イタリアでは珍しい、女性パティシエの繰り出す絶品ジェラートこそが「アル・セッティモ・ジェラート」です。

イタリアでは料理業界に女性が進出し、活躍するのは至難の業。

その中で巨匠Mirella Fiumanò(ミレッラ・フーマノ)は、プロ根性で店を拡大し、首都ローマで大成功を収めました。

彼女の作るジェラートは、素材や品質はお墨付きなことはもちろん、フレーバーにも定評があります。

イタリアの有名ワイン「バローロ」を使ったジェラートやチョコレートと唐辛子を使ったフレーバーなど、奇想天外な組み合わせも多数!

メニューを眺めているだけでわくわくしてしまいます。

場所は観光地ど真ん中からは少し離れていますが、アイス党の皆様は是非行ってみて下さい!

9位:ジェラテリアデル・テアトロ(Gelateria del Teatro)

可愛らしい名前がセンス抜群の名店「ジェラテリアデル・テアトロ」。

「テアトロ」とはイタリア語で「劇場」を意味します。

その名の通り、お店はまさにジェラート劇場そのもの!

外観はまるでフルーツ店かのように、フレッシュフルーツが綺麗に陳列されており、メニューも興味深いものがたくさんあります。

イタリア語の下にはちゃんと英語も併記されているので、イタリア語がわからない方もご安心ください!

「シチリア州のアーモンド」「カラブリア州のリコリス」といった風に、フレーバーごとに産地(州)が丁寧に書かれているのも特徴的。

見れば見るほど、他のイタリア都市への旅情がついつい増してしまうことでしょう。

8位:サン・クリスピーノ(San Crispino)

イタリアらしい風合いのカップが可愛い名店「サン・クリスピーノ」。

観光名所「トレビの泉」の目と鼻の先にあるため、時間がない方でもサクっと立ち寄れることでしょう。

若い方や甘党さんにはちょっと物足りないかもしれませんが、全体的に甘さひかえめで上品な風味のジェラート類は、食後のデザートや、ちょっと胃がもたれている時なんかには最適!

街歩きで疲れた時などは、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系のジェラートで、是非疲れを癒してください。

7位:コメ・イル・ラッテ(Come il latte)

ニューヨークのマンハッタンやブルックリンにありそうな、イマドキ風の店構えが独特のオーラを放つ「コメ・イル・ラッテ」。

お洒落な若者にとにかく人気の店で、金曜の午後から週末にかけては、多くの若者・学生さんで賑わいます。

しっかりとした味付けのジェラートが多いので、食べごたえ十分。

そしてお約束は、写真でご紹介している「チョコレートソース」。

注文時に店員さんからチョコソースをかけるかどうか聞かれるので、是非トライしてみて!

いつものジェラートにさらにコクが出て、食べる度に顔がほころんでしまいます。

6位:ジェラテリア・オールドブリッジ(Gelateria Old Bridge)

ローマの中にある小国「バチカン市国」観光の際に合わせてジェラートを食べたい方は「ジェラテリア・オールドブリッジ」で決まり!

店はバチカン市国の目と鼻の先にあり、観光前後に立ち寄りやすいです。

初めてイタリアに来た方や、イタリア語や英語があまり得意でない方は、イタリア語の手書きのメニュー表や、たどたどしい英語での接客に若干戸惑うかもしれません。

でも、地元っぽい飾り気のない雰囲気のお店に行きたい方には、たまらないハズです。

ジェラートは1個2ユーロとリーズナブルで、たっぷり盛り付けてくれるので、学生さんや子だくさんのご家庭にもファンが多い名店。

1日2回以上来る常連さんも沢山いるほどです。

5位:ファータ・モルガーナ(Fatamorgana)

地元っ子に「ジェラートのオススメ店は?」と聞くと、必ず名前が挙がるのが「ファータ・モルガーナ」です。

こちらのお店、なんとNHKのイタリア語講座でも講師のイタリア人の先生が「ローマの美味しいジェラート店」として紹介したことでも話題に。

スタンダードなジェラートとは一風異なり、アイスクリームのようなドーム型のシェイプや「生姜」「黒ゴマ」「チーズ」といった変わり種フレーバーが多いのが特徴です。

いつものジェラートから、ちょこっと味に見た目に変化をつけたい方は、行かない手はないでしょう。

4位:ジェラテリア・デイ・グラッキ(Gelateria dei Gracchi)

イタリアのレストラン格付け本「ガンベロ・ロッソ」にて、3つ星を守り続けるジェラートの名店「ジェラテリア・デイ・グラッキ」。

全体的にさっぱりとした味付けなので、食後でもペロリといただくことが出来るジェラートです。

お店に近付くと数々の専門誌で表彰されたことを告げる、ステッカーがガラス戸や壁にずらり。

それだけで期待値が上がりますね!

イタリアの伝統的な食材を使ったフレーバーに特にファンが多く、中でもカフェフレーバーの「ジェラート・アル・カッフェ」は必食です!

食後のコーヒー代わりにおひとついかがでしょうか?

現在ローマ市内には2店舗あり、いずれも観光地の中心部にあります。

3位:イル・パラッツォ・デル・フレッド(Il Palazzo del Freddo)

1880年創業で、なんと130年もの歴史を持つローマきっての老舗ジェラート店が「イル・パラッツォ・デル・フレッド」です。

写真のように、看板には「G.FASSI(Gelateria fassiの略)」と書いてあるため、街では「ジェラテリア・ファッシ」や「ファッシ」と呼ぶ人も多いです。

「ファッシ」とは、創業家の名前に由来するもので、現在でもファッシ家の「アンドレア・ファッシ(Andrea Fassi)」「アネッテ・ファッシ(Annette Fassi)」らが、その味を守り続けています。

近年では韓国への海外進出も果たし、日本へ来る日も近いかも!?

店はジェラートだけでなくアイスケーキやチョコレートコーティングされたキューブ型アイス(San pietrino/サン・ピエトリーノ)等も人気で、寒い冬場も店内の席に座って、ゆっくり味わうことが出来ます。

2位:チャンピーニ(Ciampini)

イタリアのジェラートの相場(1個2~2.2ユーロ)からすると、ちょこーっとだけお高めの1個2.5ユーロ。

ですが、それでもヘビロテしてしまう絶品ジェラートが「チャンピーニ」です。

観光ガイド常連の有名店なので、名前を聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

観光名所「スペイン広場」のほど近くにある高級ブランド街にある店は、ローマのセレブも多数来店する高級感タップリのお店。

中ではしっかりとした食事をとることも出来るので、こちらで朝食やランチ・ディナーを楽しむのも良いでしょう。

たっぷり盛られたジェラートは濃厚で、食べごたえ十分。

容器や店内の雰囲気も洗練されていてカッコイイので、インスタもお忘れなく。

1位:ジョリッティ(Giolitti)

世界中のローマの観光ガイドブックに鉄板で載っている超有名ジェラート店が「ジョリッティ」です。

1900年創業の店は、鄙びた雰囲気が存在感バツグン!

平日でも朝早くから地元の子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、多くの人が訪れます。

ジェラートはとにかく種類が豊富で、数十種類以上

どれも食べごたえ満点ですので、少食の女性などは、地元のマダムよろしく、朝ご飯代わりにジェラートをたしなむのもオススメです。

主力商品は、やはりジェラートですが、店内では美味しいパフェや軽食なども見逃せません。

特に、パフェは30センチ程ある超巨大パフェ「コッパ・ジョリッティ(Coppa Giolitti)」が名物なので、お腹に余裕がある方は是非トライしてみてください。

さいごに

世界じゅうから観光客の集まるローマは、お店の回転率が良い為、他都市にくらべフレッシュなジェラートを食べられる可能性がかなり高いです!

加えて、各店ともフレーバーの種類がとにかく多い!

同じフレーバーを違う店で食べ比べてみるも良し。

店ごとにお店の看板メニューを試すも良し。

是非、ローマでジェラートとともに、素敵な休日をお楽しみくださいませ。

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