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高貴な味わい!イタリア・トリノの絶品ジェラート ベスト10

ジェラート
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イタリアチーム
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Question
私はスイーツの中でもジェラートが大好きなんです!
ジェラートと言えばイタリア・トリノですよね!!
人気店から知られていない場所までおすすめがあれば教えて欲しいです!
sidddou さん 三重県 20代 工場

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、イタリア在住ライターのタカハシがお答えします。
皆さんは、イタリア・トリノのジェラートを知っていますか?

恋する乙女恋する乙女
トリノと言えば、イタリア王国の初代首都ですよね!!
ジェラートも絶品なんだろうな~♡

王子様王子
一時フランスの支配下にあった歴史的背景から、濃厚ミルク×フランス仕込みの上品スイーツを作らせたら、天下一と評判にもなりましたネ♪

恋する乙女恋する乙女
こんなに美味しかったらいくらでも食べちゃう♪
ギュルギュルギュル…お、お腹が…

王子様王子
…冷たいものの食べ過ぎには注意デース┐(´д`)
ちなみに、ガイドブックにも紹介されていない知られざる名店はコチラ‼

  • Più di Un Gelato
  • Nivà
  • Caffarel

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

先生先生
 今回は、トリノっ子を唸らせる絶品ジェラートの数々をご紹介したいと思います!

10位:ジェラテリア・ペピーノ(Gelateria pepino)

トリノきっての老舗ジェラート店が1884年創業の「ジェラテリア・ペピーノ」です。

いまやトリノ空港にも店を構え、スーパー向けの商品も多数発売するほどの巨大ブランドとなりました。

本店はトリノのミシュラン星付きレストラン「デル・カンビオ(Del Cambio)」のすぐ隣にあり、目の前には世界遺産のカリニャーノ宮が控える抜群の立地。

ジェラートも有名ですが、ペピーノが世界で初めて創り出したという、スティック型ジェラート「ピングイーノ(Pinguino)」は必食です!

日本のパルムのようなチョコレートでコーティングされたミルクベースの棒付きアイスで、濃厚なミルクとチョコレートとのコラボレーションがたまりません。

9位:ピウ・ディ・ウン・ジェラト(Più di Un Gelato)

「ピウ・ディ・ウン・ジェラト」はブラックのカップにチョークで書かれたような白の文字体ロゴがカッコイイ、ジェラート専門店です。

「ピウ」は実際は「+(イタリアでは“ピウ”と読みます)」という記号になっている為、来店時はご注意を。

ジェラテリア・ペピーノと同じ広場に面しており、夏になると店の外まで長蛇の列ができています。

全体的にこぶり&軽めの味わいなので、食後のデザートにぴったり。

この界隈はデル・カンビオをはじめ、有名イタリアンレストランが多数軒を連ねているので、それらを味わった後で、デザートとして食べに行くのも良いですね。

8位:グイド・ゴビーノ(Guido Gobino)

「グイド・ゴビーノ」は、今一番勢いのあるトリノのチョコレート店。

イタリアの他都市からトリノに遊びに来る人のほとんどが、こちらのチョコレートをお土産にするのでは!?という程の人気者です。

そんなグイド・ゴビーノから満を持して発売された棒状のジェラートアイス「スティック(Stik)」は、発売されるやいなや人気爆発!

ジェラテリア・ペピーノで売られる「ピングイーノ」と見た目はそっくりなのですが、チョコレートの質感やミルク感は両者まるで別物ですので、是非食べ比べてみてください。

グイド・ゴビーノとジェラテリア・ペピーノの2店は、目と鼻の先同士にあるので、はしごするのにもぴったりです。

7位: ニヴァ(Nivà)

大人女子の皆様や、マダムたちに是非ご賞味いただきたい、上質な甘みが魅惑的な大人の為のジェラート店が「ニヴァ」です。

白基調のシンプルな内装に、さりげなく輝くシャンデリアの演出が素敵。

ジュエリーショップを彷彿とさせる店内では、素材の産地にこだわったフレーバーがたくさん味わえます。

お値段は一般のジェラートと比べると0.5ユーロほど高く、量もちょこっと少なめなのですが、それだけ1つ1つに渾身のエネルギーが込められていて、とにかく安っぽい味が一切しません。

美味しいものをちょっとだけ、丁寧にゆっくり食べたい!

そんな気持ちに応えてくれる大人の為のジェラート店です。

6位:サン・ペ(San Pé)

トリノ本店のイタリア高級食材店「イータリー(Eataly)」がラブコールを送る、自然派素材にこだわったビオ系人気ジェラテリアが「サン・ペ」です。

日本のイータリーには入っていない為、食べるならトリノで決まり!

店はイータリートリノ本店内にあり、ジェラート以外にアフォガードやパフェ、クレープなども楽しめます。

サン・ペはトリノ郊外に専用の牧場を有しており、そこで絞られる産地直送搾りたてミルクを使っているので、とにかく牛乳好きにはたまりません。

季節毎に旬の素材を使ったフレーバーを多数展開している点も興味深く、春夏秋冬、いつ行っても新しい味に出会えます。

5位:ヴェンキ(Venchi)

「ヴェンキ」も日本進出を果たし、いまや東京駅などで一部のジェラートを頂くことが出来るようになりました。

・・・が!

やはり、せっかくなら本店のあるトリノで召し上がってみてはいかがでしょうか?

トリノ空港内・搭乗ゲート付近にも店を構えている為、乗り継ぎの際や、帰国ギリギリまでヴェンキのスイーツを楽しむチャンスがあります!

市内では、トリノの陸の玄関口こと「ポルタ・ノーバ駅(Porta Nuova)」の中に店があります。

もともとチョコレート専門店だった為、やはりせっかくならチョコレート系のフレーバーを頼むのがオススメ。

カップのロゴ体もかっこよく、気品あふれる一品です。

4位:カッフェ・フィオーリオ(Caffe Fiorio)

イタリア初代国宝家「サヴォイア家」も御用達だった、トリノの老舗中の老舗ジェラート店が「カッフェ・フィオーリオ」です。

店自体はカフェとして1780年に創業しましたが、スイーツ類にも定評があります。

特にジェラート、そしてジェラートをたっぷり乗せたサンデーは超有名。

どのフレーバーもしっかりとした濃い味わいのものが多く、特にお酒入りのフレーバーは、パンチがあるので「フィオーリオのものだけ食べたい!」というファンも少なくありません。

3位:カファレル(Caffarel)

「カファレル」はトリノのみならず、イタリアが全世界に誇る有名チョコレートメーカーです。

特に「ジャンドゥーヤ」 という、ヘーゼルナッツ入りのチョコレートを開発したことで、世界にその名をとどろかせました。

ジャンドゥーヤ等、常温のチョコレート菓子は、いまではイタリア全土で購入することが出来ますが、ジェラートが食べられるのは、イタリアの中でも超超限られたお店のみ!

2017年にオープンしたばかりのトリノ中心地の戦艦店は、明るい雰囲気と清潔感たっぷりの店内がとっても過ごしやすいのでオススメです。

チョコレート党の方、カファレルファンの方は、絶対お見逃しなく!

2位:アルベルト・マルケッティ(Alberto marchetti)

今、トリノで一番勢いのある最旬ジェラート店といえば、間違いなく「アルベルト・マルケッティ」で決まりです!

2008年に彗星のごとく現れた、水色×白のジェラート店は、瞬く間にトリノのジェラート界のエースとなりました。

今ではなんと、イタリア経済の首都、ミラノにまで進出するスターっぷり。

フレーバーの種類は決して多くないのですが、どの味も、素材そのものを食べているかのようなフレッシュさが魅力的です。

特にピスタチオ味やフルーツ系のフレーバーは、本物をそのまま頬張っていかのような鮮度が体中を駆け巡ります。

1位: グロム(GROM)

「グロム」といえばかつて、日本にも進出していたので、食べたことのある方も多いのではないでしょうか!?

グロムの本店はここ、トリノにあります。市内中心部には現在3店舗構えており、どの店も連日大盛況!

あまりに有名になってしまったが故に、地元民よりも観光客の方が多く来店するようになってしまいました。

全体的にさっぱりとしたジェラートの数々は、たらふくイタリアンを食べた後でも、パクパク食べられてしまう軽さが魅力です。

加え、観光客に嬉しいのが、なんといってもメニュー表記!

イタリア語に加え、英語&挿絵が掲載されているので、とっても注文しやすいんです。

海外旅行初心者の方や、語学に自信がない方も、是非自信を持ってグロムにだけは行ってみることをオススメします。

さいごに

いかがだったでしょうか?

うまいもんが集まる州としても有名なピエモンテ州の、州都にあたるトリノ。

迷ったらご当地素材を使ったフレーバーをチョイスしてみてください。

絶対ハズれなしです!

イタリアの誇る、サヴォイア家の高貴な味わいをたらふく召し上がってくださいね♪

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