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絶品!イタリア・アルバのトリュフ祭りで絶対やること!ベスト10

トリュフ
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Question
私は今まで食べたスイーツの中でも、イタリアのトリュフが一番大好きです。
もっとたくさんのトリュフを食べたいのですが、何か最適なイベントなんてあったりしませんか?
ru-ru さん 愛知県 20代 建設

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、イタリア在住ライターのジンがお答えします。
皆さんは、イタリア・アルバのトリュフ祭りを知っていますか?

恋する乙女恋する乙女
何です⁉その魅惑的なお祭りは!!

王子様王子
これは、イタリアが誇る世界最大級のトリュフの祭典デスネ♪

恋する乙女恋する乙女
こうしちゃいられないわ!!
誰かに買われる前に大量買いしに行かなくちゃ!!

王子様王子
……乙女ちゃんそんなに早くトリュフは無くなりませんヨー
ちなみに、トリュフ祭りで押さえておくポイントはこんなカンジ!

  • ノッチョーラの試食
  • 秋限定フレーバーをチェック
  • トリュフ入りお土産グルメをチェック

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

先生先生
今回は、トリュフ祭りに来たら絶対にやるべきことをご紹介したいと思います!

10位:幻の白トリュフを堪能する

トリュフ祭りの正式名称は「フィエラ・インテルナツィオナーレ・デル・タルトゥーフォ・ビアンコ・ダァルバ(Fiera Internazionale del Tartufo Bianco d'Alba)」といいます。

直訳すると「アルバの白トリュフ国際見本市」

そう、トリュフって、実は黒と白の2種類あるんです。

中でも「タルトゥーフォ・ビアンコ」と呼ばれる白トリュフは、かぐや姫もびっくりの超超レアな一品。

いつ、どこで採れるか、全くわからないため、秋になると特別な犬を使って、イタリア中の山々を探し歩かなければならない一級品です。

し・か・も、どれだけ頑張っても賞味期間が約1週間という超デリケート品。

ゆえに、1キロあたり100万円前後で取引されることも珍しくありません。

しかし!トリュフ祭りでは、そんな白トリュフがたくさん!

しかも、会場周辺のレストランでは、日本の半額以下のお値段で食べることもできます。

パスタやリゾット等は1皿あたり3,000円前後しますが、滅多にお目にかかれるものではないので、清水の舞台から飛び降りたつもりでオーダーしてみてください。

9位:新作パネットーネのお味見チェック

トリュフ祭りはイタリアの秋の収穫祭でもあります。

ゆえにトリュフ以外の秋の味覚も沢山味わうことが出来ますよ!

きのこ・栗・りんご・ぶどう・といった野菜や果物はもちろん、「限定スイーツ」も目白押し。

特に甘党女子の皆さんにとって見逃せないのが「パネットーネ」です。

パネットーネとは、イタリア版クリスマスケーキ。

会場では、その年の新作パネットーネをいち早くお味見することが出来るんですよ!

ドライフルーツやナッツなどの入った、軽い食感発酵菓子パンは、食べると優しい甘さに身も心もほっこり。

もちろん、その場で新作パネットーネを購入することも可能です。

なんと3~6か月持つので、その年のクリスマスに食べてもオッケー!お土産にも良いでしょう。

8位:アルバの街を散策

トリュフ祭りの会場は北イタリア・ピエモンテ州の小都市・アルバの街の中心地となります。

街は1時間程で徒歩でも十分観光出来る広さですので、お祭りと一緒に、市内観光も楽しんでみてはいかがでしょうか?

会場最寄駅(アルバ駅)から、会場までは徒歩5分。

そこからさらに5分程歩くと、眼前に広がる「サン・ロレンツォ大聖堂」は街一番の教会です。

レンガ造りの巨大建造物で、無料で見学することも出来ます。

7位:イタリア人の秋の味覚「ポルチーニ茸」をゲット

ポルチーニ茸はトリュフと並ぶ、イタリア人の秋の最大楽しみ。

日本人にとってのマツタケのように、ポルチーニ茸がイタリアのスーパーに並び始めると私も「秋だなぁ」としみじみしちゃいます。

ポルチーニ茸は、とにかく香り高くて、調理も簡単。

サラダ・リゾット・炒め物・・・とりあえずポルチーニ茸を添えるだけで、一気に食卓がワンランクも2ランクもアップしますよ!

特に、乾燥ポルチーニ茸は、軽くて長期保存可能なので、お土産にも最適。

トリュフ祭りの会場内でもたくさん売られているので、おひとついかがでしょうか?

6位:最高峰ブラのチーズを愛でる・味わう

ブラはアルバのお隣にある都市。

世界的に「スローフード発祥の地」として世界的に知られており、美味しいチーズが豊富に作られる都市としても有名です。

アルプスの麓でのびのび育った牛の乳を使って丹精込めて作るチーズは、とっても濃厚。

トリュフ祭りの会場内では試食もたくさん出来ますよ!

色々な種類のチーズを1口ずつ食べられるお試しセットなども売られているので、チーズ好きの方は必見です。

5位:イタリアの愛されチョコレート「ジャンドゥーヤ」で一休み

ジャンドゥーヤはイタリアの代表的なチョコレートですが、実は生まれはアルバのあるピエモンテ州。

ということで、お祭り会場やアルバの街のウインドウには、そこかしこにジャンドゥーヤを使ったスイーツが目白押しです。

ケーキ、クッキーなどの加工品もオススメですが、チョコ好きな方は、一口大のジャンドゥーヤをそのままパクリと食べるのがおすすめ!

エスプレッソコーヒーと一緒に頂くと、旅の疲れも時差ボケも解消し、お腹の中からパワーがみなぎること請け合いです。

4位:香ばし美味しい秋の味覚「ノッチョーラ」のご試食

ポルチーニと並ぶ、イタリア人が秋に食べたい、とっておきのグルメこと「ノッチョーラ」。

これは日本で「ヘーゼルナッツ」と呼ばれているもの。

主食メニューにもお菓子にも豊富に使われ、特にアルバのあるピエモンテ州で良質なものがたくさん採れます。

ジャンドゥーヤチョコレートの材料のひとつでもあるノッチョーラは、砕いてタルト生地と合わせた焼き菓子や、クッキー、ヌガーなどがおすすめ。

会場内でたくさん売られています。

3位:ジェラートの「秋限定」フレーバーをチェック

トリュフ祭りの開催時期(10月中旬~11月下旬)のアルバは、日中の気温が10度を下回る日も多く、正直「寒い!」です。

しかし、イタリア人は気温が氷点下であろうが、好物のジェラートを欠かしません!

四季折々の自然の恵みも、ジェラートを通して楽しむ人、多数!というわけで、現地では是非秋限定のジェラートをチェックしてみてください。

個人的にオススメのフレーバーは柿味とマロングラッセ味。いずれも旬の素材ならではの豊かな風味が絶妙です。

2位:最高級ピエモンテ産ワインとトリュフとの絶妙コラボを堪能

アルバといえば、ブドウ畑の景観が世界遺産に登録されている程の、ワインの聖地でもあります。

すぐ近くにある、バローロやバルバレスコといったエリアは、世界最高峰の赤ワインのふるさと。

ということで、会場内では、入場料に追加料金を払うと、地元ワインのテイスティングが出来るチケットもゲットできますよ!

香り高いトリュフと、地元ワインとの相性は抜群。えも言われぬ満足感が味わえます。

1位:トリュフ入りお土産グルメをチェック

会場で胸いっぱいお腹いっぱいになったからといって、忘れてならないのがお・み・や・げ!

アルバの街じゅうに溢れる、濃厚なトリュフの香りを、帰宅後も楽しみたいですよね!

オススメはトリュフ入りの加工品グルメです。中でもトリュフ入りパスタ・トリュフ入りオリーブオイル・トリュフ入り塩の3点セットは必見。

いずれも1年近く日持ちし、持ち帰りも楽ちんです。

お友達にあげてもとっても喜ばれると思いますよ!

さいごに

アルバのあるピエモンテ州は、旅行ガイドブック大手の「ロンリープラネット」で、2018年に“2019年に行くべき世界の地域トップ10(Top 10 regions to visit in 2019)”の1位に輝きました。

トリュフ祭りの開催期間は約1か月。今後、ますます注目度が高まることでしょう。

日本からの飛行機の直行便が出ているイタリア・ミラノからも電車で簡単にアクセスできるので、是非足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?イタリアの秋をお楽しみ下さい。

ボナペティート!

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