オーストラリア生活、「日本人でよかった!」と思ったことベスト9

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オーストラリア

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りお
りお
オーストラリア在住6年目、りおです。
ワーホリ中に出会ったオーストラリア人夫、息子と猫と海の近くでのんびり暮らしています。

親日の国で暮らしていると、「出身はどこ?」と聞かれて「日本です」と答えると相手の表情が明るくなることがよくあり、「日本に行ったことがあるよ」「日本食大好き!」「子どもが日本語を勉強しているの」などその後の会話もつながります。

そんな「日本人でよかった!」と思うことを紹介させていただきます。

第9位:一時帰国がラク!

日本とオーストラリアはほとんど時差がなく、飛行機は格安航空も通っているし東京や大阪への直行便もあります。

オーストラリアから一時帰国する際だけでなく、家族や友だちに来てもらいやすいと思います。

アメリカやヨーロッパに住んでいると一時帰国するにも時間とお金がかなりかかるので、海外とはいえそこまで不便がないことは本当にいいことです。

また、”海外あるある”ではありますが、一時帰国をしてオーストラリアに戻ってきた際に入国管理が混んでいても日本のパスポートだと空いている列に回してくれたりとスムーズです。

日本で生まれただけなのに、と思うくらい、日本人というだけで信頼があるなんてすごいことですよね。

第8位:日本語が必須科目の学校がある

すべての学校ではないのですが、日本語が必須科目になっている学校が結構あります。

外で会った知らない子が突然日本語を披露してくれたり、子どもの頃から日本語に触れることで、日本文化にも興味を持ってくれる子が多いです。

習った日本語を聞いてほしい、こういうときは何て言うの?など子どもが声をかけてくれるだけではなく、現地で日本語教師をしているオーストラリア人に頼まれて日本語の勉強に協力したことも。

日本を身近に感じてもらえるのは出身者としてはとても嬉しいです。

第7位:ちょっとしたことで褒められる

キッチンを拭き掃除する女性

お店で落ちた商品を拾って棚に戻したり、ゴミを自分で持ち帰ったり当たり前のことで褒められたり驚かれたりします。

日本は学校で掃除当番があり、「自分が使ったものや場所は自分で片付ける、掃除する」のが当たり前で育っていますし、ものを大切に使うのが当たり前だからかなと思います。

オーストラリアでは学校は清掃会社の人が来て掃除をするので自分達では掃除はしませんし、イベント会場でも掃除する人がいるのでゴミを持ち帰らなかったりします。

「自分で片付けたら誰かの仕事を奪うことになる」なんて言ってる人もいました。

アポなしで家によく来るご近所さんに「小さい子どもがいるのに全然散らかってない、いつも家の中を綺麗にしてる」と言われてこちらがびっくりしました。

忙しくて全然掃除ができてないなと思ってもこちらの人からすれば十分に綺麗なのだそうです。

日本人とは感覚が違うんだなと思いました。

第6位:モテる!

日本人女性が外国人に人気がある、というのは有名かと思います。

ただこれは日本人女性を偶像化してしまっていたり、「彼女は日本人」ということをステータスとして見ているだけの人も多いのでご用心。

人として好印象!

恋愛対象としてだけではなく人としてモテる!と私は思います。

西洋の人からすれば外見では他の東アジア人と違いがわからないことが多いのに、日本人というだけで会話が弾んだり、日本人の友だちがほしい、という人もいます。

日本人は西洋人に憧れている人がいるように、逆パターンなのかもしれません。

もちろん最初から印象がいいに越したことはないのでありがたいことだな、と思います。

第5位:若く見られる

日本人だけではなくアジア人全体のことですが西洋人と比べてとても若く見えます。

白人と比べて肌がシワになりにくかったり顔立ちの関係なのだと思います。

ただ若くみられる=いいこととは限らず、アラフォーになってもお酒を買うのに年齢確認をされるのは正直面倒ですし、職場で一回り年下の人から年下だと思われ舐められたりしたことも。

それでも相手がなかなか年齢を当てられなかったり、実年齢を言うととても驚かれるのが面白かったりします。

第4位:親日家が多い

箸で巻き寿司を掴む男性

日本文化や和食に興味がある人が多く、出身国を聞かれて日本と答えると悪い反応をされたことがありません。

話している本人は日本に行ったことはなくても「息子が日本語を勉強してて何度か行ったことがあるの」とか「家族が日本人と結婚したの」など何かしら会話につながることがほとんどです。

持ち寄りパーティなどで日本の家庭料理を持っていくと喜ばれますし、あちこちで「SUSHI」も文字を見かけます。

日本の歴史やアニメ、漫画が大好きという人ももちろん多く、日本出身の私よりもかなり詳しい、という人の方が多いくらいです。

第3位:日本食レストランが多い

盛り付けられたお寿司

海外に住んでいると自分の国の慣れ親しんだ味が恋しくなるもの。

オーストラリアでは日本食はとても人気があり、SUSHI SHOPや日本食レストランがたくさんあります。

その多くは韓国人や中国人オーナーで、日本人オーナーはあまり多くはないとはいえ和食が恋しくなった時にはすぐ食べられて助かりますし、日本人というだけで歓迎されるので働き口としても。

レストランに行かないと和食は食べられない?

レストランだけではなく、日本を含むアジアの食材を扱っているお店もちょこちょこあるので、なんでも手に入るわけではありませんが不便を感じるほどでもありません。

一部の大手スーパーではお寿司を売っているところもあるので、こちらの人からも和食は身近なものなのです。

自分の国の食べ物が恋しくなった時に気軽に手に入らない人もいると思うので、日本人でよかったなあと思ってしまいます。

第2位:日本人コミュニティ

海外在住の日本人としてお互い情報交換をしたり、母国語で楽しくおしゃべりができる仲間がいるのはとても心強いことです。

もちろん「同じ国の出身で同じ国に住んでいる」と言うだけで誰とでも気が合うわけではないのですが、「異国で助け合って暮らすのは当たり前」ではないお国の方々もいることも知って、日本人は「日本人同士」というだけで助け合っていけるのでよかったなと思います。

もちろん「日本人はみんないい人」とは限りませんが、運良く私のまわりはみんな優しくておもしろく、海外生活を家族ぐるみで楽しめる人たちばかりです。

日本人のコミュニティは思いやりがあってあたたかく、優しいだけではなく何かあっても切り抜ける強さも持っているので、本当に日本人でよかったなと思うことばかりです。

第1位:信頼がある

日本人というだけで仕事や住まいで高い信頼があります。

できれば日本人に貸したいというシェアハウスのオーナーさんもいましたし、日本人を雇いたいというオーナーもたくさんいます。

仕事熱心で責任感があり、綺麗好きというイメージが強いのだと思います。

そんなに違うもの?と最初は思っていましたが、仕事に時間通りに来なかったりすぐに辞めてしまったり。

家では洗い物をため込んだり部屋で食べものをこぼしても気にしないので虫が寄ってきたり。

備え付けのものを壊しても気にせずそのままだったり勝手に変えたりするので、賃貸だと3ヶ月に1回不動産が様子を確認しに行くのも納得です。

特にこちらに住んでいるアジア人は持ち家を貸す際は「日本人に貸したい」という人が多いように思います。

さいごに

オーストラリアで暮らしていて「日本人でよかった」と思ったこと9選、いかがだったでしょうか?

日本、そして日本人はとにかく人気があります。

日本に住んでいた時よりも日本という国や日本人であることに対して誇りが持てるようになりました。

それは海外の人からの日本人の印象がとてもいいからだったり、今まではあまり魅力的だと思わなかった日本の教育のいいところも見つけられるようになったからだと思います。

オーストラリアには日本のことを身近に感じてくれている人たちがとても多いので、移民としても心地よく暮らしていけている気がします。

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