ワーホリよりお得?オーストラリアに滞在するなら学生ビザがおすすめな理由ベスト7
先生の紹介
- みなさんこんにちは!オーストラリアチームです。
ここでは、オーストラリア在住のライターが、オーストラリアの今をお届けします♪
最新の投稿
Contents
はじめに
「オーストラリアで夢の海外生活を実現させたい!」
そんな目標を掲げているみなさん。
オーストラリアと言えば日本にとって初めてのワーキングホリデー協定国でもあります。
そのため、現在でも年間5000人以上がオーストラリアへワーホリで渡航しており、その人気ぶりは衰えることを知りません。
このようにワーホリのイメージが定着しているオーストラリアですが、実は学生ビザで渡航したほうがたくさんのメリットを得られることをご存知でしょうか?
今回の記事では、オーストラリアへ学生ビザで滞在することがおすすめな7つの理由について解説をしています。
記事の主なポイントは、以下の通りです。
- ワーホリビザよりも採用されやすいってホント?
- オーストラリアに本気で住みたいなら学生ビザ!
- 持ってるだけでお得感満載の学割特典とは?
この記事は3分で読み終わりますので、さいごまで読んでいってくださいね!
第7位:滞在中にビザを延長できる
「せっかくオーストラリアでの暮らしも慣れてきたのに、もうすぐ帰国しなければならない…」
ワーホリでオーストラリアに滞在していると、このような瞬間が誰しも一度は訪れます。
オーストラリアでのワーホリ滞在期間は基本的に最長でも1年間と定められています。
そのため、ファームジョブに従事するなどして認められるセカンドワ―ホリといった特別なケースを除いては、延長は認められていません。
初の海外長期滞在者にとっては1年間という期間は本当にあっという間に過ぎてしまうので、不完全燃焼のまま日本に帰国せざるを得ない人が多いのが現状です。
実際、英語力や経験値ともに1年では成長できるレベルに限度がありますので、帰国後に理想と現実のギャップに打ちのめされることも珍しくありません。
学生ビザ延長にかかる費用って?
オーストラリアの学生ビザでは既定のコースを修了したのち、さらに別のコースを受講したい場合には学生ビザの延長が認められています。
学生ビザを延長することによって必然的にオーストラリアへの滞在期間も延ばすことができるわけですが、1点だけ注意しなければならないポイントがあります。
まず、国内から学生ビザの延長申請をする際、申請料として$710がかかります。
それに加え、以前にもオーストラリアで学生ビザの延長申請をしたことがある場合には、申請料の$710とは別で$700の追加費用が発生するので留意しておきましょう。
このようにコスト面でのデメリットが大きいのが学生ビザの難点ではありますが、ビザの延長自体はワーホリに比べると比較的簡単と言えます。
郊外でファームジョブに従事せずともオンラインの申請書のみで手続きを済ませられるので、金銭面に余裕がある人は考慮してみると良いでしょう。
第6位:コース期間(滞在期間)が選べる
ワーホリではオーストラリアに滞在できる期間が最長で1年間と定められていますが、学生ビザはこの点において少し異なっています。
元々、3カ月以上の通学を目的として発行される学生ビザは、選択するコースの期間によって滞在できる長さが決まります。
例えばコースの期間が6カ月間であれば6カ月分、9カ月間であれば9カ月分の滞在日数を含めたビザが発給される、といった感じです。
ただし、学生ビザには少しイレギュラーな仕様があります。
それはコースの期間が10カ月以下の場合はプラス1カ月、そしてそれ以上の場合はプラス2カ月の滞在期間が、それぞれ学生ビザに適用されるという仕組みです。
10カ月以上のコースを選べば1年以上滞在できる
つまり10カ月のコースを選択した場合、コースの期間(10カ月)に加えてプラス2カ月分が学生ビザの有効期限になります。
すなわち10カ月+2カ月で計12カ月、要は1年間の滞在許可が下りるのが、学生ビザの現状のシステムになっています。
オーストラリアの学校で選べるコースには最長で2年間のものもありますので、より専門性のある科目を勉強したい場合はそういったコースに申し込みをするのがおすすめです。
また、Certificate(サーティフィケイト)と呼ばれる基礎的な学位から始めて、徐々にコースをステップアップしていくことも可能です。
いずれにしてもご自身の希望のコースによって滞在期間も柔軟に調整できるのが、学生ビザの一つのメリットと言えるでしょう。
余談ですがコース期間が10カ月間で、さらにコースの終了日が11月・12月にあたる場合は、翌年の3月15日までのビザが発行されますのでさらにお得になります。
第5位:質の高い教育が受けられる
オーストラリアの学生ビザ申請にはいくつかの条件があります。
まず大前提として、学業を本業として渡航する人々に与えられるビザであることをきちんと理解しなければなりません。
そのため学生ビザの申請者は3カ月以上、週20時間のフルタイムで学校に通うことが求められています。
また、申し込みをする際にどこの学校でも自由に選べるというわけではありません。
オーストラリア政府によってきちんと認可された、CRICOSコードというものが振り分けられている学校のみが、学生ビザの申し込みの対象となっています。
現在では200校以上の学校がこの政府認定校に指定されていますが、その内容はオーストラリア政府によって毎年厳しく審査、および査定されています。
学費に見合った対価をもらわないと損?
言い換えれば、オーストラリアという国から見ても十分な教育水準を満たしている学校のみが、この政府認定校として認められているわけです。
そのため、基本的に学生ビザを取得した学生たちは授業の形態や学校の教材、そして校内のシステムや設備などが行き届いている学校で学ぶことができます。
また、こうした学校はオーストラリア政府や移民局と緊密に連携して運営されています。
ですので万が一、出席日数が足りていなかったり、課題を出さなかったりする状態が続くと、ビザのステータスにも影響を及ぼしかねません。
せっかく選び抜かれた良質な環境下で勉学に励むことができるのであれば、この機会を存分に活かして積極的に授業に参加することを心がけましょう。
第4位:同一雇用主のもとで働ける
オーストラリアのワーホリビザと学生ビザの違いは就労面においても顕著に表れています。
まず、ワーホリですが滞在期間中はいつでもフルタイムの労働(週38時間以上)が許可されています。
この点においては就労時間の制限がある学生ビザよりも勝っているのですが、ただしワーホリでの就労には1つだけデメリットがあります。
それは同一雇用主のもとでは最長で6カ月間までしか働けないということです。
つまり、せっかく渡航直後に運よく仕事を見つけてバリバリ働けるようになっても、慣れてきたところで職場を辞めなければならないのです。
ただでさえ1年という滞在期間が短いなかで、職を転々としなければならない事態はできれば避けたいところですよね。
長い目で見れば優秀な学生ビザ◎
その一方で学生ビザにはそういった就労期間に関する制限はありません。
学業を優先するというビザの本来の目的上、基本的に通学中はパートタイムでの就労しか認められていません。
それでも2023年7月より、最大の就労時間が2週間で40時間から48時間に増えたことは前向きな変化とも言えます。
また、学校のホリデー期間はフルタイムでの就労が可能であることも大きな強みと言えます。
どこの学校も通常は、セメスターごとに2週間程度のホリデー期間が設けられています。
そもそも半年足らずで辞めなければならないワーホリビザでは面接の段階で雇ってもらえない可能性もありますよね。
ですので、この点においても長い目で見れば学生ビザの方が優れていると言えるでしょう。
第3位:年齢制限がない
オーストラリアで学校にも通えて、仕事もバリバリできて、おまけに旅行にも行ける。
そんな柔軟性が魅力のワーホリビザですが、一番のネックはやはり年齢制限でしょう。
オーストラリアのワーキングホリデービザ発給の対象者は、18歳~30歳までの若者に限られています。
つまり、30代を過ぎてから「やっぱり一念発起してオーストラリアに行きたい!」と思ってもすでに手遅れなのです。
しかし、あきらめるのはまだ早いです。
実はそのような人々の悩みを解決する糸口となり得るのが、この「学生ビザ」という存在なんです。
何歳からでもチャレンジできる学生ビザ
オーストラリアの学生ビザには年齢制限がありません。
そのため、きちんとビザさえ取得できれば、あとは誰にでもオーストラリア渡航への門戸が開かれているのです。
現在筆者も学生ビザでオーストラリアに滞在していますが、学校のクラスメイトは大半が30代以上の成人ばかりです。
オーストラリアでは年齢を言い訳にしてやりたいことを手放すといった考えは人々のなかにこれっぽっちもありません。
思い立ったが吉日、ご自身の夢に向かって一歩を踏み出せるような可能性を秘めているビザ、それこそがまさにこの「学生ビザ」でもあるのです。
第2位:将来の永住権取得にもつながる
年々、永住権取得への道のりが厳しくなっているオーストラリア。
ワーホリで渡航後、せっかく現地での生活が気に入ったにも関わらず、ビザの期限が切れてしまうために帰国を余儀なくされる人も少なくありません。
そんなオーストラリアですが、ワーホリと異なり学生ビザは後々の永住権取得につながるような可能性を秘めています。
長く険しい道のりの初めの一歩として位置づけられているオーストラリアの学生ビザ。
本気で永住権取得を目指すのであれば、早い段階から準備を進めていくことが重要です。
学生ビザから永住権取得までの流れ
参考までに、ここでは学生ビザ取得から最終的に永住権を獲得するまでの流れをご紹介します。
オーストラリアの学生ビザで選べる学校のコースには、大学への進学や編入が組み込まれているものがあります。
1年ほどかけて基礎的な学習を積んだ後に、現地の大学へ進学、もしくは編入し、そこでさらに勉学に励みます。
そうすることで卒業生ビザというものを発給してもらえるのですが、このビザはフルタイムの就労が可能な長期滞在ビザとなっています。
この卒業生ビザを保持している間に、永住権取得につながるスポンサーとなってくれるような企業を探すのが、最も現実的な方法と言えるでしょう。
言い換えれば職業と関連するスキルを学校で学び、それを活かして実戦経験を積むことが、オーストラリアでの永住権取得の一番の近道でもあるということです。
第1位:学割が適用される
日々の買い物や通勤、通学など、オーストラリアでの生活費はとにかく高いです。
普通に暮らしているだけでもお金が湯水のように出て行ってしまい、金銭面での心配事は増えていくばかり…。
しかし、ここでもそんな人々の心強い味方となり得るのが、学生ビザの存在です。
学生ビザを所持しているだけで、オーストラリアでは様々な恩恵を受けることができます。
日本だったら社会人になるまでの若者が一般的な「学生」にあたりますが、ここオーストラリアでは学生ビザを所持していればもちろん大人も対象に含まれます。
学割の一覧がまとめられたサービスも◎
オーストラリアの学生ビザを所持していると、具体的は現地で以下のような特典が受けられます。
・GoogleやAppleといった電子機器製品の割引
・音楽配信サービス、Spotifyの割引
・航空チケットの割引
・Grilledやドミノピザなどの飲食店割引
・携帯サービス、Optusの利用料金割引
普段の生活に欠かせない買い物やサービスが割引になるなんて、とってもお得ですよね。
さらに、これだけではありません。
「UNiDAYS」と呼ばれるアプリを登録しておくだけで、なんと学生ビザによる学割が適用されるサービスの一覧をすべてチェックすることができてしまうんです!
これだけでもオーストラリアの学生ビザが、他のビザと比べてもいかにおすすめかということがお分かりいただけるのではないでしょうか?
さいごに
申請の手間や費用がネックではあるオーストラリアの学生ビザですが、そのぶん様々なメリットを持ち合わせています。
ワーホリビザの期限が切れてしまった方や、年齢的に難しいかも…と尻込みしてしまっている方。
このチャンスを活かして、ぜひオーストラリアで新しいキャリアを切り開いてみませんか?
オーストラリアの学生ビザでチャレンジできることはたくさんあります。
今回の記事を参考にしていただいて、みなさんがオーストラリア留学をされる際のモチベーションアップにつなげていただければ、大変嬉しく思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
(function(d,s,o,f,p,c,t){c=d.createElement(s);c.type='text/javascript';c.charset='UTF-8';c.async=true;c.src=o+f+'?i='+p;t=d.getElementsByTagName(s)[0];t.parentNode.insertBefore(c,t);})(document,'script','//client.contents-search-windows.com/','csw_cl_b.js','0mXxCPUThcJbD8nL')