日本と違う!驚きのオーストラリア生活事情ベスト8
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- シドニー在住、旅行会社勤務、語学学校とカレッジ修了。
自分が感じたシドニーの生活、仕事、友人関係…わかりやすくお伝えします。ウェブで調べればすぐに出てくるような情報よりも、経験者が少なく見つかりにくい情報をお届けできればと思います!
B'zと猫とお菓子が大好きな40代です。
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Contents
はじめに
日本から飛行機で9時間程度、時差が約1時間から2時間と、留学やワーホリに人気のオーストラリア。
初めて一人で海外生活の挑戦する方も多く、新しい生活にワクワクしている方もたくさんいるでしょう。
ですが、国が違えば習慣や文化が異なるのも当たり前。
その違いを渡航前に知っておかないと、「日本で準備してくればよかった!」「まさかこんなことになるなんて」と後から後悔することになるかもしれません。
そんな状況を避けるためにも、今回は日本人が驚くオーストラリアの生活事情についてご紹介します!
- 交通機関で出会う驚き
- 体調不良時に出会う驚き
- お金に関する驚き
この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいって下さいね!
第8位:お店が閉まるのが早い
オーストラリアはどちらかというと朝が早く、夕方前には閉店してしまうお店が多くあります。
日本とオーストラリアのカフェの営業時間はだいたい下記のようになります。
日本:開店が朝7時~9時、閉店が夜8時~10時
オーストラリア:開店が朝6時~7時、閉店が午後1時!~4時
デパートの中にあるカフェはもう少し営業時間が後ろ倒しになりますが、街にあるカフェは通常上記のような営業時間になります。
レストランは夜に空いているところも多いので、晩御飯を外で食べたい場合は夜8時ごろまでなら大丈夫。
ショッピングは夜に楽しめない?
デパートも大体のところは夜6時に閉まってしまうため、仕事の帰りにショッピング…というのは気軽にできません。
ですが、例えばシドニーであれば毎週木曜日がLate night shopping dayと呼ばれ、夜9時ごろまでお店が開いています。
買いたいものがある場合はそのような曜日を利用するか、昼間に行くようにしましょう。
閉店時間が早いと何か影響がある?
もしみなさんがカフェで働きたい、と思っている場合は、朝から働けるようにしておくのがおすすめ。
時折語学学校へ行っているため午後からの勤務を希望している方がいらっしゃいますが、お仕事ゲットの可能性をあげるためにも朝の時間をあけておくとよいでしょう。
語学学校では午後や夜間のコースが開講されているため、自分の予定に合わせてコースを選びましょう。
第7位:突然電車の到着駅が変更される
日本では絶対にありえないと思うのですが、オーストラリアでは乗っている最中に突然行き先が変更されることがあります。
滅多にはないものの、突然そんなことがあったら困りますよね。
でもそれが起こり得てしまうのがオーストラリア。
少し優しいおおらかな気持ちで、「日本と海外の違い」を楽しむくらいの気持ちが必要です。
どうしてそんなことが起こるのか
これは次にもご紹介するのですが、「トラックワーク」という工事が関係しています。
時々線路の工事をしており、それにより通常使用している線路が使用できず、別の路線の線路に乗り入れしてしまうのです。
そんなことが可能なのか不思議でもありますが、実際まれに発生します。
乗車中にどこかで電車が徐行運転や停車をしており、アナウンスがあったと思うと乗客が停車駅でぞろぞろ下りてゆきます。
このアナウンスはもちろん英語で、さらに聞き取りにくいため、停車した駅で電光掲示板の確認をしましょう。
第6位:トラックワークで電車が止まる
線路の工事を指すトラックワーク。
よく週末にかけて特定の路線で行われています。
この間は電車が止まり、土日は電車が利用できないということがあります。
どうやって移動するの?
トラックワークが行われているときはReplacement busといって、バスの代行運転があります。
駅の近くにそのバス専用の乗り場が設けられ、10~15分間隔でバスが到着します。
料金は無料!
しかし、時間帯によってはバスがとても込み合ったり、渋滞で電車の倍以上時間がかかることも。
しかも主要駅まで直通で行くバスと、各駅に停車するバスが異なっているため、乗り場前にある行き先案内の確認が必要です。
土日の移動には要注意
買い物や友人と出かけるだけであれば突然トラックワークに気づいても問題ないかもしれませんが、困るのがアルバイトがあるとき。
通常より時間がかかるので、遅刻になる可能性大。
特に主要駅でなく小さな駅で働いている場合や、電車バスなどを乗り継いでいく場合は大幅に時間がかかります。
事前に駅の電光掲示板前や各州の交通系ウェブサイトに記載がありますので、前日までには確認しておくとよいでしょう。
第5位:州ごとに交通系カードが異なる
日本ではJRや私鉄など、会社によって交通系カードが異なりますが、オーストラリアでは州ごとにカードの種類が異なります。
例えばNSWではオパールカード、QLDではゴーカード、VICではマイキーカードが発行されます。
そのカードでは電車、ライトレール、バス、フェリーすべてが利用可能。
料金はいくらぐらい?
料金は通常距離によって決まっており、次のようないくつかの割引が適用されます。
一週間の最大利用料金は50ドルまで
一週間のうち9回目以降の利用は30%オフ
一日の最大利用料金以上はかからない
例えばシドニーで電車30分程度の距離に住んでいると、朝晩の通勤で往復10ドルかかってしまうのですが、上記のような割引があるため、単純に10ドル×5日=50ドルにはなりません。
また、土日に交通機関を利用しても、最大料金以上はチャージされないので、生活費の計算をする場合も一週間50ドルと計算しておけばよいでしょう。
その他デビットカードも利用可能
交通系カードを購入しなくても、ワイズや現地銀行発行のデビットカードでも交通機関の利用ができます!
しかも同じ割引が適用されます。
もし日本でワイズを準備してきた場合は、お金さえチャージしてあれば空港からの移動時もスムーズ。
しかも、ワイズのアプリから電子カードとして登録しておけば、スマホを改札の読み取り機にタップすることもできてしまいます!
第4位:カード払いがどこでも利用できる
デパートやコンビニのみならず、町中にある小さなお店どこでもカードの利用ができます。
現地の銀行で発行してくれるカードはデビットカードとして利用可能なため、お金が口座に入っていれば簡単に決済可能。
クレジットカードとは異なり、口座に入っているお金が直接引き落とされるので、使い過ぎや、次月に突然多額の請求がある…いうことも防げます。
アプリで管理も簡単
アプリでは「どのお店でいくら使ったか」をすぐに確認ができます。
「いま口座にいくらお金残ってるかな?」と思ったときに、銀行に行く手間も省けて便利ですよね。
その以外にも便利な機能がこちら。
友人が食事代をまとめて払ってくれた時にトランスファーで支払い
セービングアカウントを作って貯蓄
支払い相手の口座番号を聞いて指定すれば、その場ですぐに送金完了!手数料もかかりません。
銀行では普段の決済に使用できるいわゆる「デイリーアカウント」を作成しますが、後からでもアプリ内でセービングアカウントを作成することができます。
これはその名の通り「貯蓄のため」のアカウント。
オーストラリアにはCommonwealth、ANZ、Westpacなどいくつかの銀行がありますが、共通して言えるのは…
利息が非常に良い!!
そして毎月利息が入金されるので、たとえ少額でも目に見えてお金が増えると嬉しい!
是非セービングアカウントを利用しましょう。
ただし支払いにはサーチャージが必要
サーチャージとは、カード利用手数料のこと。
お店によって異なりますが、平日だと2%程度がひかれます。
2%ぐらいなら…と思うかもしれませんが、大きな買い物の場合は現金払いとカード払いで支払い金額の差も大きくなります。
500ドルの買い物でサーチャージ2%の場合…支払う金額は510ドル
この10ドルは現金で支払えばかかりません。
じゃあ銀行から引き出すときの手数料は?と思われるかもしれませんが、オーストラリアではATM引き出し手数料は無料。
つまり、現金で払えば商品代金500ドルのみの支払いとなります。
特に祝日のサーチャージには気を付けて
サーチャージは曜日によって異なり、特に祝日のサーチャージは大きく異なります。
どのお店でも10%、観光地のお店だと20%というところも!
10%の場合、ランチ代で20ドルの場合、平日なら20.4ドルの支払いですが、祝日だとなんと22ドル。
知らずに支払いをして、「ぼったくられている?!」とは勘違いしないでください。
通常レジ前に紙で「Surcharge 20%」のように書かれていますので、よく確認するようにしましょう。
第3位:気軽に専門医のいる病院へ行けない
海外に来て思うのは、日本の医療のすばらしさ。
子供の時から扶養家族として健康保険に加入、社会人になっても必ず保険には加入しており、「病院に行く」ことが気軽にできますよね。
オーストラリアでは、保険に加入していればもちろん治療費はカバーされるのですが、システムが日本とは全く異なります。
最初に行くのは必ずGP
GPというのは、いわゆる「内科」のようなものと思っていただいてもよいかもしれません。
ちょっと風邪を引いたな、この症状だと何かに行ったらいいのか?、田舎だから内科の先生がかかりつけ医、など、よくお世話になりますよね。
オーストラリアでまず最初にかかるのが、このGP。
すべての症状の患者さんや、薬を処方してもらう際にも必ずGPへ行かなければなりません。
そこで症状の説明をして、軽いものならその場で薬の処方をしてくれます。
もし、婦人科や耳鼻科、眼科など専門医に見てもらいたい場合は、そこで紹介状を書いてもらい、それがないと専門医には見てもらえないのです!
気になる症状は早めの受診を
GPへまず行ってから次に専門医、という流れになるため、日本で診てもらうより時間がかかります。
「まだ軽い症状だから別にいいか」と思わずに、早い段階でGPに訪れるようにしましょう。
英語ができなくて不安、という方にも、各都市に日本人や日本語が話せる医師がいる病院もあります。
そこでは料金は通常よりかかってしまいますが、日本語で説明ができるので安心。
特に海外旅行保険に加入されているワーホリの方はすべて無料で受診もできますので、日本語で問い合わせてみてください。
歯科受診は保険でカバーされない?!
はい、そうなんです。
歯科は通常のベーシックコースだと治療費がまったくカバーされません。
気になる部分があったら、必ず日本で治療を済ませてくるようにしましょう。
オーストラリア滞在中は普段よりしっかり歯磨きをするなど、いつも以上に口腔衛生に気を配るようにしてください。
第2位:家賃の支払いは週1回
オーストラリアに到着後、無事にお部屋に入居できた後には必ず支払う家賃。
日本では月に一回支払いが当然だと思いますが、こちらでは通常毎週支払うことになります。
入居の際に必要なものとは?
入居の際に支払いが必要なものは「ボンド」と呼ばれる敷金のようなもの。
大体家賃の2週間程度が相場となり、入居前に支払います。
これは退去の際に問題がなければ全額返金され、万が一お部屋内の備品を破損してしまった場合などはこちらから引かれることになります。
また、日本のように不動産屋で正式に契約書を交わして、というよりも、シェアハウスのオーナーさんから直接一部屋だけを借りるという形になるので、正式な契約書はないことがほとんどです。
家賃に含まれているもの
入居するシェアハウスによっても異なりますが、下記の料金が家賃に含まれていることが多いです。
電気代、ガス代、水道代などの公共料金
Wi-Fi利用料
そのため、毎週の支払いは家賃のみというところが多いでしょう。
まれにその月の電気代はシェアメイトと割って支払うというところもあったり、お部屋のオーナーさんによって多少の違いがあります。
最近オーストラリアでは電気代が非常に高いため、暖房をあまり利用しないようにと言われることもあるようです。
もともとお部屋にはエアコンがついていないことも多く、冬にはオイルヒーターと言って床置きのものや、小さなファンヒーター、電気毛布でしのぐことも珍しくありません。
家賃の支払い方法は?
こちらもオーナーによって様々。
銀行振り込みが多いかと思いますが、時には現金手渡しという場合もあります。
必ず期限までに支払いは完了するようにしましょう。
第1位:給料日は毎週または二週に一回
生活するうえで何よりも大切な給料。
日本では月に一回なので、「給料日前は金欠…」「一か月分をやりくりするのはちょっと苦手」なんて人もいますよね。
オーストラリアでは、会社によりますが、毎週もしくは隔週で給料日がやってきます!
お金の管理がしやすい!
隔週で給料が支払われると、支出に関しても二週間単位で計算できるので、お金の管理がとてもしやすくなります。
家賃や交通費、食費など必要不可欠な出費以外にも、友人と出かけたり、好きなものを購入したり、「使いすぎて来月末までお金が足りない!」ということが避けられます。
それに何と言っても、働いた成果物であるお金が毎週または隔週で支払われるというのは、だれにとってもうれしいことですよね。
税金などで差し引かれる金額は?
働いた給料から差し引かれるのは「所得税」です。
これはWHビザ、学生ビザかによって税率が異なります。
通常非居住者にあたるWHビザ保有者の方のほうが税率は高く、また、どちらの場合も年間の収入によって税率が上がっていきます。
給料の支払い時にはPayslipと呼ばれる給料明細が発行されるため、特に最初は所得税がいくら引かれているか確認しましょう。
学生ビザで半年以上滞在予定の方は「居住者」扱いとなりますが、間違えて「非居住者」と登録していると、本来の金額より多く引かれてしまうことがあります。
支払いすぎてしまった税金については、毎年7月1日から10月30日までに各自で行う「タックスリターン」で払い戻しがあります。
逆に足りていなかった分は徴収されることになります。
さいごに
オーストラリアの生活事情についてご紹介しました。
特に病院やお金に関わる部分はだれにとっても重要な部分。
到着後に困ることがないよう、渡豪前にできるだけ正しい情報を集めるようにしましょう!