古い建物の方が家賃高め!?ロンドンのアパート事情ベスト6
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- イギリス在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、イギリスの今をお伝えします。
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Question
憧れのロンドンへ留学する事に決まりました。
イギリスのアパートはとっても古いって聞くんですけど、実際どんな感じなんでしょうか?
Atoto さん 東京 20代 学生
教えて、先生!
皆さんは、ロンドンのアパートってどんな感じだと思いますか?
まるで映画の中のような世界よね~♡♡♡
あの古さがたまらないの♡
実はロンドンでは、古いアパートの方が家賃が高い‼なんて事もあるんデース!
じゃあ新しい建物はとっても安いのかしら♡
やっぱり古い建物より新しいものよね~♡
いや、安いとは言ってないデース(汗)
乗り換えの速さは宇宙一デスネ…
ちなみに、ロンドンのアパート事情はこんなカンジ!
- 古いアパートの方が高い
- 語学を学ぶならシェアハウス
- 管理人と接する機会が多い
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース
実際の私も、そう思って渡英したうちの一人です。
今回は、実際のロンドンのアパート事情をご紹介しますね♪
Contents
第6位:イギリスの建物は古すぎ?
現地に着いてから、「いざ住む場所を決めよう!」としても…
実はこれに、かなり手こずるのがロンドンのアパート事情。
ロンドンで立地もよく、条件の良い物件を見つけるのはかなりの至難の技です。
町が大きな迷路?
まず、ロンドンのアパートはとても古いです。
Googleマップや、飛行機の上から見てもわかるように…
建物が連なったり、列をなしたりしていて、町全体がまるで大きな迷路のようになっています。
古い方が高いの!?
例えば日本では、新しい物件であれば価値があるというのが常識ですが、イギリスではこの常識は通用しません。
新しくても古くても、同じぐらいの値段で賃貸していたり、古いほうが高いこともあります。
さらに、古いところは内装もさほど綺麗でなかったりします。
実際に見てみると、この建物たちも時代を超えて立ち続けて来たんだなぁと実感することができるはずです(笑)
もちろん、古くても充実した暮らしはできますよ!
第5位:実際にどうやって見つけるの?値段は?
大体ロンドンのアパートを借りる際は、友人のツテを辿って見つけるか、ネット上にあるものから見つけます。
大学生であれば、構内の掲示板に貼り付けられてたりもしますね。
そこでの注意点は、ロンドンの家賃はとても高いこと!
皆さんが想像しているより本当に高いはず…税金も高いのに…。
しかも、週単位でいくらと言う計算なので、なんだかなおさら高く感じます(汗)
中心街を選ぶ時は覚悟して‼
私が初めに住んだのは、セントラルロンドン(ロンドンの中でもまた中心部)の、6畳ないかのお部屋に月々17万円でした。
セントラルロンドンは高級エリアで手を伸ばしすぎだ!
と言われるかもしれませんが、それでも目を疑う値段ですよね。
学校の場所や仕事の場所を考えても、やはり近い方がいいとは思いましたが、この金額は痛かったというのが本音です。
第4位:選ぶポイントは?
ロンドンにはゾーンと呼ばれるものがあります。
中心部は「ゾーン1」から、田舎に行くに従って「ゾーン9」まで(地下鉄の駅などでよく使われる)あります。
エリアによって家賃の値段も大分変わってくるので、チェックしておいた方がいいでしょう◎
住んでみないと分からない
やはり中心部から遠のくにつれて、家賃も安くなっていきます。
私が住んでいたのはゾーン1になり、高い地域だったので納得後、後悔したのを覚えています。
ただ、エリアごとに雰囲気もまるで違いますし、治安が悪いところもあったりもします。
なので、住んでみないと分からないというのが正直なところでしょう(汗)
第3位:語学勉強におすすめな環境は…
初めの物件に住んだ後、私は4人でシェアして暮らすフラットに引っ越しました。
いわゆる、シェアハウスのようなものです。
4人で暮らす事に最初は、仲良くなれるのか?とか、信頼できる人たちなのかな?など不安でとても抵抗がありました。
違う国の人とも仲良くなれる
ですが暮らしていくうちに、たくさんのことを共有し、共に成長し仲良くなりましたよ◎
シェアをしていた子達とは、今でも連絡を取り合うほど仲がいいです!
現地の方や、違う国の方もロンドンに来てシェアハウスしてたりするので、語学勉強には最適の環境でおすすめです。
第2位:アパートの内部事情etc.
それではここで、気になるアパートの中身を紹介します!
家具や収納
基本的に、ベットはどこの賃貸アパートでもついていると思います。
そのほかの家具も、備え付けられているところも多いという印象ですね。
私が住んでいたフラットには、一つ目はベッドと机、二つ目はそこに備え付けのタンスとクローゼットが付いており、家具が無くてもそのままでも暮らすことができました◎
水回り
トイレや洗面所、シャワーはほぼ共同でした。
自分のシャンプーセットを持って、とことこシャワー室にいく。
どこかでみたことがある光景ですね(笑)
温泉県に住んでいた私にとっては、セットを持って温泉に行くような気分でした。
ただ、トイレも共同なのは少し不気味です。
夜は特に、寝ぼけてたりして何も無い所に人がいたりしたらびっくりしますよね。
たとえそれが住人でも恐怖です(汗)
キッチン
キッチンも、もちろん共同です。
たーっくさん部屋があるのに、え?キッチンこれだけ?と言うぐらい少ないです。
イメージとしては、5部屋に一つぐらいの印象ですね。
出来合いのものや、冷凍食品などのオーブンで温めればすぐに食べれる料理ばかり食べていました。
これには、イギリス人が料理に関心がないと言うのもうなずけます。
第1位:アパートの管理人さん
国で建物を綺麗に保つ事が定められているのでしょうか?
私が住んでいたフラットには、管理人さんがいて分からないことを教えてくれたり、壊れたものを直してくれたりしました。
古い建物を変えずに使い続けるのはやはり難しいですが、塗料や打たれていた釘なども、洗ってまた再利用し、元の建物を残そうとします。
日本ではあまり管理人さんとの交流は少ないので、何をしているのかは不明でしたが、イギリスでは管理人さんの日々頑張ってる姿を間近で見ることができます。
リスペクト‼
ロンドンは、古い建物も大事にし、綺麗な街並みを残すために頑張っている人が沢山います。
そんなロンドンの人々には、本当に国に対してリスペクトを感じます♡
さいごに
ロンドンでは、何をするのにも物価が高いのでみんな必死に働きますので、実際に忙しい人が多いです。
でも、そこまで働いて高い家賃を払ってでも、「ロンドンに住みたい」そう思わせてくれる街といえます♡
私は多くの方にこの綺麗な街並みを体験していただきたいですし、実際に住んでロンドンの空気感を体験していただきたいと思っています。
日本人が忘れてしまった、「古い家を大事に保ち続ける大切さ」「歴史の重み」などが、この街には溢れていますよ。
気になった方は、ぜひ見物してみてくださいね!