ロンドン観光に役立つ情報大公開!～交通編～

2021.05.20

イギリス

先生の紹介

イギリスチーム: イギリス在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、イギリスの今をお伝えします。

ロンドンを観光する主な方法

数々の観光名所を手っ取り早く回るには、やはりロンドンツアーバス(赤い2階建てバス)に乗って行くのが一番だと思います。

二階建てで、屋根がないあのバスです。

皆さんも、TVなどで見たことがあるのではないでしょうか？

ツアーの様なものなので、周りのいろんなことや、言葉の壁もあまり気にすることなく、ただ見物することに集中できます♡

めちゃめちゃ高い！

でも、問題はお値段がお高いこと！

1日乗り放題で32£＝約5000円。(大体一回のツアーが2.5時間)

そして、ゆっくり自分のペースでみることができません。

たくさん回れるとしても、やっぱり高く感じます。

当時の私は、ただでさえ家賃に食費にとお金がなくなっていくのに、なぜにこんなに高いんだ…と一人でモヤモヤしていました（笑）

発見！ロンドンを走る画期的な方法

どうにかして安く！なおかつ自分のペースで、ロンドンをじっくり観光できる方法がないかと試行錯誤しました。

普通のバス(二階建てのもの)やチューブ(地下鉄)など、使い方によって安く回ることは可能です。

もちろん、こちらもツアーバスと比べるとかなり安くはありますが、私はついに見つけてしまったのです！

穴場な交通手段

それは、『チャリンコ』です。

この方法は、現地の友人が使っていて教えてくれた方法です。

思いつきそうで思いつかない、穴場の交通手段ですよね♪

とってもお得！

という事で、現地ではレンタサイクルを利用しましょう！

ロンドン市内には、この赤いロゴのついた自転車が500〜600m単位でずらーっと設置されており、使用量を払うと自転車がレンタルできる仕組みになっています。

また、条件はありますが、なんとわずか2£（ユーロ）で1日乗り放題！

32£もかかるバスとは大違いですね。

ロンドンは、少し歩けば何かと観光名所がありますし、何よりも街並みがものすごく綺麗です！

街だけ見て歩いても、私は満足できます。

なので体力に自信があり、現地の景色、雰囲気を全身で感じたい方であれば自転車での観光はとてもおススメですよ◎

レンタルサイクルを安く乗るコツ

しかし、このレンタサイクルを2£のみで乗るのには少々コツがいります。

1日切符＝2£ですが、この1日切符一枚を持っていると、乗って最初の30分まで無料！

それを過ぎると追加で30分2£、また次の30分2£、、、、と加算されて行くシステムになっています。

最初に聞いた時はなんじゃそりゃ！？と思いましたが…

やはり、甘い話はここイギリスでは存在しません。

なので、この1日切符を手に入れて、30分経たぬうちに次の駐輪場に戻しながら使うことになります（笑）

事前準備が大切

このイギリスのレンタル自転車で、チャリ観光をするためには！

あらかじめ地図でレンタサイクル駐輪場を調べておき、行きたい場所をリストアップして作っておく必要があります。

もちろん行き当たりばったりで旅をするのもありですが…

時間がなかったり、少しでも課金を防ぎたい方は、あらかじめチャリ置き場のリストを作ってから、目的地に向かうことをお勧めします。

格安＆自由に観光できる

大体走っていると、20分ないくらいで次のチャリ置き場が見えてきます。

30分経つ前にチャリ置き場にもどし、また次の自転車を手に入れて、目的地に急ぐ！

それを繰り返しやるという、なんとも面倒な方法ですが、一番格安かつ、自由に観光できる方法ではあります。

これも含め、きっと良い思い出になるはずです（笑）

ロンドンチャリ旅行のススメ

こうして私はチャリを利用して

　ハイドパーク→ポートベルロードマーケット
→パディントン駅→アビーロード(ビートルズ)
→オックスフォードストリート→ハロッズ
→ビックベン→バッキンガムパレス

と、ロンドンいたるところを観光しました◎

私の経験上では、ロンドン中心部周辺の観光地は大体網羅することができると言えます◎

自分だけの思い出が作れる

見知らぬ場所を、わからないながらも自分自身でリサーチして、実際に自転車で漕いで行ってみる。

観光もただ見て回るだけじゃなくて、そこまでに至る道のりなんかも自分で作り上げていくとよりいい思い出になりますよ！

ロンドンを地元のように感じる!?

何より、自転車で走ることで土地勘が身につきます。

土地勘が身につくことで、ロンドンをより地元のように感じるようになり、有意義な時間が過ごせると私は思います。

自転車観光は、ロンドンがより身近に感じる観光方法だと思います。

私は、空気を感じ、人を感じ、たまには雨を感じながら楽しい経験になりました◎

ロンドンの自転車マナー

ロンドンは東京もそうですが、渋滞や車の量が半端じゃないです。

自転車に乗るときにはそれなりのマナーも必要で、特にロンドン中心部では、自転車は車と同じ扱いとなり、車道を一緒に走ります。

道路自体も狭いし、石畳だし、特にT字路、ラウンドアバウトなど、車といつ衝突してもおかしくないような環境と隣り合わせです。

日本の原付バイクのような感覚

きちんとイギリスでの自転車を乗る時には、ルールを守り、周りに注意し、後は勇気も必要です！

イギリスの自転車ルールは「車道の左側を走る」「車とおんなじ信号を守る」です。

日本とは多少違い、日本の原付きバイクのような感覚で乗りましょう◎

さいごに

ここでは、ロンドン観光をより楽しむ方法の交通編をお届けしました。

自転車観光は、体力を消耗しますし、雨の日なんかはちょっと大変です。

でも、他では味わえない、リアルなロンドンを味わう事ができますよ♡

気になった方はぜひ、自転車観光を楽しんでみてくださいね！

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