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ヨーロッパ男性に憧れて!?私が一目惚れした男性は……

外で寝そべる女性と男性
スペイン

スペイン在住ライター原田(はらだ)がお届けします!

私は関西出身で、呑むことと食べることが大好き!

仕事では、ヨーロッパへ行くことも多く、普段からヨーロッパ男性の何気ない優しさにうっとりしていました。

そんな私が、スペインで一目惚れしてしまった彼との、出会いから同棲して思ったことを、お話しようと思います!

一目惚れ

お酒を持つ女性

スペインの首都マドリードで仕事を終え、友達と「バル」へ呑みに行った時の事。

目を引く、立派なドレッドヘアに無精髭、そんな男性を見つけました。

笑いながらビールを飲み、目を細めながら煙草を吸う横顔に、私は胸を打たれます。

世にいう一目惚れですね!

「ちょっと見て!カッコいい人がいる~」と、友達と騒いでチラチラ見てると、向こうもチラチラ。

きっかけ

「オラーどこから来たの〜?」

なんと、私たちの視線に気付いた彼の友達から、話しかけて来てくれたのです。

その後、友達を交えて何気無い会話をし、WhatsApp(メッセージアプリ)を交換しました。

スペインでは、お別れの挨拶に、両頬にキスをするのが当たり前

しかし、慣れているはずの挨拶に、私はドキドキしてぎこちなかったのを覚えてます。

毎日のやりとり

バルで携帯を見る女性

それから私は毎日、「元気?」「そっちは寒い?」「お腹空いた〜」などと、一方的なメッセージを送りました。

しかし、いくらメッセージを送っても、ほとんど既読スルー

たまに彼から短いメッセージが来るたび、嬉しくて舞い上がりました。

が、そのメッセージに返事を返しても、彼からの返事は無し。

・・・この恋、続かないヤツです。

最初は、このような感じの素っ気ない、メールのやりとりでした。

しかし、なぜか彼の中で、私の存在が徐々に大きくなっているのが分かりました。

電話が来た!

Prrrr・・・!

突然、彼から電話が!

初めて彼から電話をくれた日は、とても嬉しくて沢山お話しをしました。

次第に、毎日電話が来るようになり更には数時間おきに電話をするようになります。

電話の回数が増え・・

「誰?誰?オラって何?スペイン人?」

あまりにも電話の回数が多いので、周りの友達にもバレ始めます。

彼が悲しい時には、よくわからなくても親身になり、一緒悲しみました。

また、仕事後には「疲れているなら電話しなくて良いよ」と、気遣い出来る女をアピールしまくります。

こういった私の努力のおかげで、彼は猫を被った優しい日本女性に落ちていきました

恋人っぽい関係

もたれ掛かるカップル

電話を頻繁にするようになってから、遠距離恋愛のような関係がスタートしました。

「一緒に寝ようか〜」と、照れながら、WhatsAppのビデオコールをONにし、彼のイビキを聞きながら寝たフリをしたり。

毎日、携帯の充電がなくなるまで、連絡を取り合ったり。

と、そんな、恋人っぽいこともし始めます。

遠くに住んでいても、近くに感じるほど、距離が縮まった瞬間でした。

時差の問題

日本とスペインでは、8時間の時差があります。

なので、彼との電話が多くなるほど、睡眠不足との戦いも多くなりました。

彼が電話してくるタイミングは、仕事がひと段落する時や、寝る前の時間。

しかし、私からしたら、朝の支度で忙しい時間や、深夜遅くだったり……。

それでも、彼が大好きな私は、睡眠不足を耐え抜き、連絡を取り合いました

彼に会いにスペインへ

遠くをみる女性の後ろ姿

そんな日々を続けた、ある日のこと。

私からスペインへ、彼に会いに行きました。

久しぶりに会った彼は、「本当に来たんだ!」とビックリ!

お互いに再会を喜びあいました

大嫌いなタトゥー

そんな、再会を喜んでいる中、とあるタトゥーが目に入りました。

彼と出会った日から、タトゥーを入れている事は知っていました。

私は温泉や、銭湯が大好きです。

なので、とても残念ですが、すでに入れてしまったものは仕方がないと思っていました。

しかし、私が目にしたのは、私がとっても嫌いな種類のタトゥー

漢字タトゥー

それは、漢字の「悪」です。

しかも、首の真後ろという、比較的目立つ位置に入れられたもの。

「罰ゲームでやられたの?」と、聞きたくなります。

しかし、それに気づいた彼は、「俺はデビルだ〜」とドヤ顔で見せてきました。

言葉も出ない程、ドン引きした瞬間です。

海外では、漢字に憧れを持つ人が多く、「健康第一」「保護者」など趣味の悪いタトゥーを散々見てきました。

なので、理解はしているはずでしたが、何度見ても「悪」タトゥーに興醒めです。

政府公認カップル

女性とクマのぬいぐるみ

そんなこんなで過ごしていた私たち。

しかし、54回目に会いに行く時には覚悟を決め、大好きだった仕事を辞めました

そして、2年間滞在出来る、学生ビザを取得し、同棲を決意します!

パレハデエチョ

その後、パレハデエチョという名の、恋人届けを提出し、永住権を得る事が出来ました。

パレハデエチョとは、日本でいうと事実婚、内縁関係が法律上認められたものです。

ほぼ結婚ビザと同じようなものですが、相続権がなかったり、万が一別れてしまった場合、バツイチにならなかったり。

と、ちょっとした違いがあります。

こうして私たちは、晴れて政府公認カップルになれたのです。

恋人になっても秘密がいっぱい

タトゥーを入れた女性

私は未だに、彼の体で見たことがない場所があります。

それは、彼の「お尻」です。

出会ってから今まで、3年近く経ちますが、未だに彼のお尻を見た事がありません

愛を確かめ合う時も、基本彼は衣類を身に纏ったまま。

暑かったり、酔って寝た時に、裸になった事はありますが、それでも見れません。

とにかく隠す

別に見たいとも思っていませんでしたが、断固として見せようとしない彼

隠されると、逆に気になるのが人間というもの。

何度か、ベッドの中でこっそり見ようと、携帯の明かりを使い、挑戦してみました。

しかし、彼のお尻のセンサーは鋭く「何やってんだ!」と気付かれます。

裸の時は後ろ向きで歩き、とにかくお尻を隠します

元カノのタトゥー?

一度だけ、シャワーを一緒に浴びた事があります。

でも、不自然なまでに彼は前しか向かず、背面は洗わせてもらえません。

あまりに気になり過ぎて、元彼女の名前のタトゥーがお尻にはいってる夢を見て、泣いてしまった事もありました。

そのことを言うと彼は、「馬鹿だな〜仕上がってないタトゥーだから見せたくないんだよ」。

ホンマかいな。

未だに秘密がいっぱいな彼です。

カルチャーショック

朝ごはん

お米大好きな私は、日本食中心の食生活です。

しかし彼に、「米料理は月に1.2回で十分、朝から米はありえない」と言われました。

学校の先生にも、「朝御飯に米食べたよ」って言ったら、ギョっとした顔をされます。

日本人からしたら、謎のリアクションですよね。

ちなみに、「朝はパンとチーズとヨーグルト」と言うと、現地に馴染むことが出来るので、覚えおくと良いかも。

ラーメンはすすらないで

「頼むから音を立てラーメンを食べないでくれ」

私のラーメンの食べ方に、彼はショックを受けたようで、とても強く言われた事があります。

それから彼の前では、ラーメンを啜らず、彼のいない所では思っ切りズルズルとラーメンを食べる生活です。

不満85%、幸せ15%

本を両手で持つ男性

「君が持ってきた、自慢の炊飯器でご飯を炊くと、電気代が高い」

「シャワーも長過ぎで、ガス代が高い」

「フライパンちゃんと洗えてないんだけど?」

などなど彼に、姑のような嫌味を言われます。

あまりに細かい事言われると「愛してる?」って聞きたくなりますよね。

そのくせ彼は、テレビ電源つけっぱなし、勤務先から自宅まで1メーターの距離をタクシーに乗り通勤。

他にも、飲まないビールを注文したり、ポケットからお金落としたり…。

「あなたの方が」と反論してしまい、衝突の日々を送っています

マザコン

これは彼に限らずだと思うのですが、ヨーロッパ男性の殆どがマザコンです。

事ある毎に「ママ〜ン」ってすぐ母親に電話します。

今では何とも思いませんが、私の事を何でも話してしまうので、怒ったこともあります。

そんなこんなで、不満85%、幸せ15%な日々。

あれ…幸せ15%はどこ行った…

食生活

ご飯を作る男性

スペイン人にとって、大切な生活の一つが「食事」です。

彼の仕事が料理人という事もあり、彼は買い物と料理に対して、とても積極的!

周りの家庭でも、毎朝焼きたてのパンを朝食用に買いに行くのは、男性の役目だったりします。

彼の作る料理はオールマイティーで、パエリアや、ファバダをはじめとするスペイン料理は勿論のこと!

最近では、私が喜ぶ顔が見たいと、「うどん」をこねるまでになりました

食の重要性

どんなに喧嘩をしていようが、笑いながら食事を楽しむのがスペイン流

満たされていく胃と共に、日々幸せを感じています。

スペインのテレビには、料理番組が常に3局は流れており、テレビコマーシャルの大部分は食べ物。

スペイン人がいかに食を重要視しているかがわかりますね。

本当は幸せ100%

スペイン人にとって、もう一つ忘れてはならないのは、「寝ること」です。

彼は、仕事の合間に家に帰り、昼食を食べ軽く睡眠を取ります。

お魚屋、薬局、市役所など、ほとんどのお店が、昼の14:00〜17:00あたりまで閉まりみんな睡眠をとります

このお昼寝のことを、スペインでは「シエスタ」と言います。

私も彼もシエスタが大好きです。

このシエスタのおかげで、「こんなにのんびりしていいのかしら」と思うくらい、リラックスした生活を送ることが出来ているのです。

シエスタ

また、シエスタは恋人にとっての、大切なスキンシップの時間でもあります。

「うち、シエスタベイビーなのよ」なんて近所の友達はよく話してます。

私達はどんなに衝突しようとも、スペインの食と睡眠ですぐに仲直りしてしまうのです。

幸せ15%と書きましたが、本当は幸せ100%!

大好きな彼といれる時間が、何よりも幸せです。

これからも

額をくっつけるカップル

彼は、私にドレッドヘアを切り落とされ、銀色だった前歯も白い歯に変えました。

でも、首のタトゥーは勿論そのまま

彼は日本に行きたがっていますが、私の家はお堅く、煙草をはじめタトゥーなんてもってのほか。

きっと玄関すら、くぐることは許されないでしょう(笑)

そして勿論、お尻も今だ闇のまま。

それでも毎日のキスとハグ

それに、決して軽くはない私を持ち上げてくれる男らしさに、居心地の良さを感じております

さいごに

パンケーキを食べる男女

お互いに、育ってきた文化が染み付いているため、譲れない部分も、ぶつかる事も多いです。

ですが、彼の良い所は両目で、許せない部分は片目で見るようにしています。

こんな私達ですが、本当に幸せいっぱいの毎日です!

きっと私はこれからも、大好きな彼と、スペインという町で暮らしていくでしょう。

それではまた!チャオ!

スペインチーム

スペイン在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、スペインの今をお伝えします。

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