田舎は美しい!小さな観光地アビラに行ってみた!

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- スペイン在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、スペインの今をお伝えします。
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「スペインチーム」の元木(もとき)がスペインよりお届けします。
近年、日本でも旅行先として大人気となっているスペイン王国は日本の約1.3倍の広い国土を持ち、46万の人々が暮らすヨーロッパ最南端の国です。
歴史的な遺産と豊かな食文化を併せ持つ、ヨーロッパでも独特の雰囲気を持つスペインは行っておくべき観光地がたくさんあります。
芸術の街と称されるバルセロナやスペインの首都マドリッド、美食の都サン・セバスチャンなどももちろん足を運んで欲しい街ではありますが…
ツアー旅行では、訪れることの少ない街にこそスペインらしさが詰まっています。
今回はスペインの小さな街の中から、中世の面影を色濃く残す城壁の都市「Ávila/アビラ」をご紹介します。
アビラはどんな街?
アビラは、首都マドリッドからバスか電車で2時間程度西に進んだ所にある、カスティーリャ・イ・レオン州・アビラ県の県都です。
県都といってもとても小さな町で、主要な見どころはゆっくり見て回っても3時間ほどで回ることができます。
アビラの歴史
バスでアビラに近づいて来ると、遠くからでも見えるのが街を守るように建っている城壁です。
11世紀半ばに建設された石造りの城壁は高さ12メートル、周囲2526メートル、厚さは3メートルにも及び城壁内の旧市街へ入るために8つの門が作られています。
スペインの歴史は、イスラム教徒とカトリック教徒の戦いの歴史でもあります。
このアビラの城壁も、イスラム教徒の反撃から街を守るためカトリック教徒たちによって建設されました。
またアビラは「聖者の街」とも呼ばれ、修道院改革の中心地にもなりました。
修道院改革に尽力した「サンタ・テレサ」生誕の地でもあり、彼女にちなんだたくさんの修道院が残っています。
アビラの見所は?
アビラの見どころは、何と言ってもその城壁と旧市街です。
城壁に守られた旧市街は、中世の雰囲気を残しており私達日本人が想像する昔のヨーロッパそのものです。
石畳で入り組んだ街中を散策しながら歴史に思いを馳せる一日を過ごしましょう。
スペインのほとんどの街にある「カテドラル(教会)」も必見です!
アビラの教会は城壁の一部として建設されており、他の街の優美な雰囲気の教会とは一線を画しています◎
城壁に登ってみよう!
旧市街での散歩を楽しんだ後は、アビラの城壁に登ってみましょう。
ヨーロッパにはたくさん城壁の街がありますが、アビラのようにほぼ完璧な姿で現存するのはとても珍しく、なおかつその城壁に登ることができるのはさらに貴重です。
観光案内所やアルカサル門で発券でき大人は5ユーロ、学生は3.5ユーロで登ることができます。
アビラに着いたらまず観光案内所で地図をもらい、同時に発券してもらう回り方がオススメです。
のんびり楽しむ
アビラは、観光地ながらもとてものんびりした雰囲気の漂う街です。
旧市街にも城壁の外にも至る所にベンチがあり、地元の人達がおしゃべりを楽しんでいる様子を見ることができます。
近くのカフェでコーヒーをテイクアウトして城壁を眺めながら休憩をするのは最高に素晴らしい時間といえます♪
アビラの郷土料理を楽しもう!
アビラに来たからには、特産「アビラ牛」を味わいましょう!
アビラは昔から畜産が盛んで、おいしい牛肉が食べられます。
ちなみに「Chuletón de Ávila(チュレトン・デ・アビラ)」は牛肉のステーキのこと。
日本の霜降り牛とは違い脂身の少ない赤みのステーキです。
とても大きいサイズで提供されることが多いですが、さっぱりしておりぺろっと食べられます。
ボリューミィーなスープ
もうひとつおすすめなのが「Sopa de Judias(白いんげん豆のスープ)」。
チョリソと呼ばれるソーセージと白いんげん豆を、一緒に煮込んだボリュームたっぷりのスープです。
パンと一緒に食べるとそれだけで十分お腹が満たされます。
郷土ワインも楽しめる
旧市街のカテドラル周辺やアルカサル門近くにレストランがたくさんありますが、観光客向けのお値段となっており少しお高めです。
城壁外には、地元の人が集まる手頃なお値段のレストランやバルがたくさんあるのでそちらに足を運んでも良いでしょう。
また、スペインはお昼ごはんが一日の食事で一番量が多く、朝食や夕食は軽めなのでランチと言うより日本の夕食くらいのボリュームです。
レストランのコース料理はお昼でもワイン付きのところが多く、カスティーリャ・イ・レオン地方の郷土ワインも楽しめます。
アビラへのアクセス方法
個人旅行で行く場合、アビラへは首都マドリッドから電車かバスどちらでも行くことができます。
どちらの交通手段を使っても1時間半から2時間ほどかかり、お値段も片道10〜15ユーロ前後です。
マドリッドからの日帰りもできますが、夜のアビラは城壁がライトアップされ絶景ですので一泊することをおすすめします。
電車で行く場合
①マドリッドの中心地にあるChamartín(チャマルティン)駅
②マドリッド・チャマルティン→アビラへの電車
③スペイン国鉄のレンフェに乗って一本、乗り換えの必要はなし。
アビラへの電車は、一日に19本も出ていますし、アビラ→マドリッドも夜の21時発までほぼ一時間おきに電車がありますので安心していくことができます。
アビラの鉄道駅から観光の中心である旧市街までは徒歩15分ほどで到着できます。
バスで行く場合
マドリッドの南バスターミナルから、一日8本ほどと数は電車に比べて少なめですが、料金は10ユーロとお安く行くことができます。
アビラのバスターミナルも旧市街の近くにありますので、どちらを選んでも良いと思います。
さいごに
今回はスペインの美しい田舎町、アビラについてご紹介しました。
スペインは大都市はもちろんですが、田舎町にこそスペインらしさが残っており観光にはうってつけです。
乾燥したスペインの大地に突然現れるアビラの城壁はスペインの歴史を感じられる本当に見る価値のある世界遺産です。
スペインを訪れる際はぜひアビラに足を運んでみてください。
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