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簡単すぎない!?スペイン人男性に作ると喜ばれる簡単メニューベスト10

男性の口に食べ物を詰め込む女性
スペイン

Question
日本で知り合ったスペイン人の彼と付き合いだして、3か月が経ちました。
今度、彼の家に行くのですが、少し時間があるので、何か作ってあげたいと思います。
あまり料理が得意ではないので、スペイン人男性に喜ばれる簡単なメニューがあったら教えてください。
リリー さん 東京都 30代 会社員

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、以前はスペイン在住、現在はスペイン人の彼と日本在住のライター Tomomi がお答えします。
皆さんは、スペイン人男性が好きなメニューは何だと思いますか?

恋する乙女恋する乙女
パエージャ…♡
でも、作るのに少し時間がかかるよね…。

王子様王子
乙女ちゃん、もっと簡単なものでいいんデ~ス!

恋する乙女恋する乙女
コーヒーなんてどう!?
簡単だから、私にもできそう♪

王子様王子
コーヒー、いいデスネ!!
ちなみに、スペイン人男性に作って喜ばれる簡単メニューはこんな感じデース。

  • Churros (チュロス)
  • Cafe (コーヒー)
  • Boquerones en vinagre (カタクチイワシのマリネ)

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

先生先生
スペインは、地域ごとに美味しいものがたくさんありますので、家でササッとできる簡単メニューをご紹介します!

第10位:Churros チュロス

普段はカフェでゆっくり楽しむ、 Churros (チュロス)♡

大抵の街では、太いのがメインですが、マドリッドのような街では、細いのもあります。

家で作ることはあまりありませんが、日本に住んでいて、普段あまり食べられないスペイン人にとっては、大盛り上がりです!

どこで買えるの?

斜め上を見る女性

日本なら、オーブンで軽く焼くだけの冷凍チュロススーパーで買えますし、ホットチョコレートは、ヨーロッパの輸入食材店などに、粉タイプのものが置いてあります。

スペインでは、一年中どこでも売っていますが、チュロスを食べる時間は、いつもと違うリラックス感があります♪

甘いものなら他のものでもいい!?

スペイン人は、グリーンティにもお砂糖を入れる習慣があるくらい、甘いものが大好き!

もし、他にデザートを作ってあげたいなら、あんこ系以外にしましょう。

スペインでは豆のスープがよくあるので、豆と甘いものという発想があまり合いません。

第9位: Cafe (コーヒー)

コーヒー

あまり時間がない時も、甘いものと合わせたい時も、 Cafe (コーヒー)があれば、スペイン人は一息つける♡

コーヒーとミルクの分量を変えるだけで、呼び方が変わるんです。

とはいえ、一般的にアイスコーヒーを飲む習慣がないので、コーヒーといったら、ホットだと覚えておいてくださいね♪

特別なメニューの感じがしなくない!?

カフェ、バル、家、どこにいてもコーヒーを飲みながら、くつろぐのが大好きなスペイン人。

家では、 Cafetera (カフェテラ)という、コーヒー専用のやかんのようなものを使って淹れます。

コーヒーメーカーを持っている人もいますが、昔ながらのカフェテラで淹れたコーヒーは、リラックスした特別の時間に変わります♡

スペインの味を出したいならどうすればいいの!?

コーヒー

メーカーにもよりますが、日本のスーパーで市販されている「細挽き」は、スペイン人にとって「粗挽き」くらい。

コーヒー屋さんの極細挽き~中細挽きを使うのがベスト◎

スペイン人にとって、日本のコーヒーは薄く感じるので、豆が粗いかもしれないと思ったら、コーヒーの粉を多めに入れてみて。

美味しいコーヒーを淹れてあげるだけで、その時間がとても有意義になります♡

第8位: Boquerones en vinagre (カタクチイワシのマリネ)

バルで頼むことはよくありますが、家でも作る Boquerones en vinagre (カタクチイワシのマリネ)

Boquerones (ボケロネス)とは、アンダルシア地方で呼ばれるカタクチイワシの呼び方です。

パンを添えて出してあげれば、自国の味を思い出し、喜こんでくれること間違いなし♡

作ってみたいけど魚料理って難しくない!?

考える女性

生魚の扱いに慣れていないと思ったら、缶詰のオイルサーディンで代用!

お酢、オリーブオイル、塩少々を入れて一晩寝かせて、味見して。

ニンニクとパセリのみじん切り、レモンを飾れば完成~♪

スペイン人男性にビールと一緒に出せば、どこでもバル気分

缶詰のアンチョビでもいいよね??

瓶詰、缶詰、もちろん OK ◎

バスク地方ではカタクチイワシのことを、 Anchoa (アンチョア)と呼んでいますが、パンに具材と櫛を刺したら、よくいう Pincho (ピンチョ)

櫛を刺さないで、小皿の一品料理にパンを添えているのが、 Tapas (タパス)

事前に準備が少しできるなら、焼いて皮をむいたパプリカや、ガーリックの効いたサワークリームも用意すると◎

第7位: Ensalada (サラダ)

野菜

日本と比べて野菜のサイズが大きく、色鮮やかな、スペインの Ensalada (サラダ)

豆がよく採れるので、ガルバンソ豆を入れたり、オリーブの実をよく使います。

豆はたくさん食べると、おならがよく出ますが、もし出てしまっても、スペイン人男性なら、笑いに変えてくれますよ◎

ドレッシングは何がいい!?

基本的に、塩とオリーブオイル

または、お酢やコショウをプラスしたり、チーズを振りかけたりがベスト◎

市販のドレッシングは、スペイン人にあまり人気がなく、かけすぎると野菜本来の味も分かりにくくなります。

サラダは、できるだけ素材の味が分かる味付けが◎

オリーブオイルの香りが苦手!ドレッシングやマヨネーズをかけたい時は!?

ルッコラの刺激

自分のお皿に取ってからかけるか、前もって全部にかけていいか聞きましょう♪

オリーブオイルの香りが苦手な人は、味や香りがまろやかなものを選ぶと◎

日本には、ドレッシングをかけた生ハムのサラダがありますが、スペイン人からしたら、生ハムの美味しさをなくしているようなものです。

生ハムは、別のお皿で用意することを忘れないで。

第6位: Sangria (サングリア)

果物やワイン

スペインのスーパーには、よく Sangria (サングリア)が売っています。

バル、レストランなどには、ほとんどいつもあり、 Pescado frito (魚のフライ)や、 Calamares fritos (イカのフライ)などと合わせるのが、スペイン人の好みです♪♪

家で作れるの!?

リンゴ

基本的に、フルーティーな赤ワイン、砂糖、りんご、オレンジ、レモンがあれば OK !

人によってはバナナも入れますが、家で作るなら、これが一番簡単◎

甘さはお砂糖で調節して、ちょっとカクテルっぽくしたいなら、マルティーニを少し入れるとよいでしょう♪

家で美味しいサングリアを飲めるなんて、スペイン人男性は最高に喜びます♡♡

すぐに飲めるの!?

考えている女性

半日から一晩は待った方がよいでしょう◎

スペイン人は、家で夜作って、次の日のお昼ごはんと一緒に飲んだりすることが多いです。

酔っぱらうほど飲むのではなく、一杯くらいです♪

自分の家で作って、持って行くか、彼の家で作るのも楽しい時間♡

第5位: Ajillo (アヒージョ)

にんにくと、塩の効いたオリーブオイルに、パンを付けて食べるという、最強の組み合わせのAjillo (アヒージョ)!!

地方によって、マッシュルーム、エビやカタクチイワシなど材料が変わります。

普段はバルで食べれるので、家であまり作りませんが、バルに行けない日は作ってあげて♡

アヒージョの素を使ってもいい!?

オリーブオイル

市販で簡単にできる素はたくさん売っていますが、使わない方が◎

塩、オリーブオイルとニンニクがあればできるので、自然の材料で作る方が、スペイン人には好まれます♪

アヒージョを作る時は、高価じゃなくてもいいので、オリーブオイルを使いましょう◎

違うオイルを使うと、見た目も味も違うので、大抵のスペイン人なら、すぐに気付いてしまいます。

アヒージョの上にかけるのはチリペッパーで代用してもいい?

ちょっと辛くしたい時に、お好みでかける赤いパプリカパウダー。

日本人のためなら、代用してもいいですが、スペイン人は、辛いものが苦手。

日本人のピリ辛くらいが、スペイン人の激辛!

日本に住んでいると、辛いものに慣れてくるスペイン人もいますが、辛いものを使う時は、先に聞いてみましょう◎

第4位: Bocadillo (ボカディージョ)

大抵のスペイン人が、一日のうちのどこかで食べることが多い、Bocadillo (ボカディージョ)

忙しい朝や、出掛けた先、量を少なめにしたい日の夜ご飯など、様々です。

バゲットにチーズと生ハムだけ挟んだりバターとスペインチョリソーを挟むだけの、簡単なものが多いです。

野菜を挟むのもアリ!?

野菜を挟んだようなボカディージョはなく、サンドイッチも売っていますが、あまり人気がありません。

できれば、パン屋のバゲットで、長いのは、三等分か、四等分にカットして。

パンとハムという、ちょっとパサパサした感じがありますので、サラダやコーヒー、お水などを出してあげるとよいでしょう◎

第3位: Tortilla de patata (スペインオムレツ)

よく知られている、スペインのオムレツ Tortilla de patata (スペインオムレツ)

Patata  (じゃがいも)、玉ねぎ、塩、コショウだけというシンプルなものが一番多い。

人によっては生ハムや、小さく切ったお肉を入れます。

作り置きできる!?

スペインでは、家で作る場合、一日か二日分くらい多めに作り、お好みでアリオリソースを添えたりします。

じゃがいもの入ったトルティージャでお腹いっぱいなのに、パンも一緒に食べるんですよ。

たくさん作って余ったとしても、明日も食べれると、スペイン人男性は喜ぶでしょう♡

第2位: Pan con aceite (パンとオリーブオイル)

パンに、オリーブオイルとちょっとの塩をかける Pan con aceite (パンとオリーブオイル)

人によっては、Pan con ajo (パンとニンニク)だったりしますが、とても昔からある、スペイン人の朝食のスタイル

カタルーニャ地方では、 Pan con tomate (パンとトマト)をよく食べます。

仕事で忙しい時は、ボカディージョやコーヒーだけで済ませたりしますが、時間がある日は、ゆっくりと朝食を楽しみます♪

オリーブオイルはどれくらいかけるの!?

基本的には好きなだけかけるか、お皿に用意して、たっぷりと付けて食べるのがスペイン人好み。

オリーブオイルは、エクストラバージンを使いましょう。

日本人にとっては、もしかしたら、素朴に感じるかもしれませんが、オリーブオイルとパンの美味しさを感じられる食べ方です。

スペイン人男性は、穏やかな朝の始まりを感じるでしょう♡

第1位: Jamon y queso (生ハムとチーズ)

たくさんの料理がなくても、これだけあれば、美味しくて満足する Jamon y queso (生ハムとチーズ)

普段、スペインの家庭でよく食べるのは、 Serrano (セラーノ)、 Lomo (ロモ)、 Chorizo (チョリソー)、 Salchichon (サルチチョン)

カスティージャイレオンや、エストレマドゥーラ地方で、よく育てられているイベリコ豚。

イベリコの生ハムは、それほど高価ではないですが、家ではあまり食べません。

チーズはどんなタイプ!?

スペインのスーパーに行くと、牛のミルクチーズ、羊、ヤギなど、日本より種類があります。

中でも、ラマンチャ地方のマンチェゴチーズは、スペインで、とても質がいいといわれています

日本でもマンチェゴチーズを買えますが、安くはありません。

特別の日だけにして、普段は塩の効いたものや、ブルーチーズ、カマンベールチーズなどで構いません。

家のテラスを使って!

スペイン人は野外で飲むのが大好き!

生ハムとチーズ、ビールをテラスに用意すれば、スペイン人男性は、長い時間、そこから離れません♡

天気がいい日は、家のテラスを活用してみて!

さいごに

キッチンで料理をしているカップル

スペイン人男性に何か作ってあげようとする時は、いきなり難しいものを考えず、お皿に並べただけなんだけど!

というくらい、簡単なメニューでもいいのです。

何かをパンの上に乗せて食べるとか、何かにつけて食べるという食べ方も、スペイン人にとっては、リラックスの時◎

まずは簡単にできて、スペイン人の心がホッとするメニューから始めましょう♡

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