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ドイツの成人は18から!!ドイツ人の休日の過ごし方とは?

手をあげて微笑んでいる女性
ドイツ

ドイツ在住ライターの村田(むらた)がお届けします。

みなさんは休日はどのようなことをして過ごしますか?

ショッピングに出掛けたり、少し遠出したり、またはテーマパークに出掛けたりと思い思い好きなことをして過ごされるのではないでしょうか?

私が住むドイツでは休日をどのようにして過ごすのか?をみなさんにお伝えしたいと思います。

閉店時間は法律で決まっている

リビングで寛ぐカップル

ドイツには閉店法という法律があり、それによって営業が制限されています。

なので日曜日、祝日に開いているお店は少ないです。

そして日本ではカラオケやネットカフェ、ゲームセンターなどとりあえず遊べる施設がたくさんありますが、ドイツにはそのような施設がほとんどありません

カラオケってあるの?

カラオケくらいはあるのかな?

と思っていましたが、ドイツのカラオケは個室ではなくバーなどでみんなの前で歌うというのが一般的です。

ドイツにきた当初は休日、祝日にすることがなく何をして過ごせばいいのか悩みました。

結果、当時はドイツ語もあまり話せなかったので、ひたすらドイツ語の勉強をしていた覚えがあります。

そんな私もドイツに来て早6年。

ようやく、ドイツでの休日を楽しめるようになりました。

いたってシンプル

ドイツ人の休日の過ごし方は、みているととてもシンプルなものだなと感じます。

開いているお店は少ないとお伝えしましたが、レストランやカフェは営業している場合が多いです。

よって、友達や家族とカフェでまったり過ごしたりレストランで食事をして過ごすという人も多くみかけます。

夏場のお天気のいい日には、お昼からテラスでビールやワインを楽しんでいる人達も多いです。

ピクニック

お天気のいい夏場の時期によく見かける光景としては、川沿いの野原でピクニックをして過ごすという人達の姿です。

夏でも天気がいい日が少ないドイツでは、肌をこんがり焼くためにビキニ姿で本を読んでいる人たちの姿もよくみかけます。

非常にヨーロッパっぽいですね(笑)

夏場はこんがり

日本では焼けないために日傘をさしたり、日焼け止めを塗って焼けるのを阻止しようとすることが当たり前だと私自身思っていましたが…

ドイツでは夏場に色白のままだとバカンスを過ごしていない可哀想な人

という目で見られてしまうので、夏場は肌をこんがり焼きたいという人が多いのです。

予定がないなら散歩

カフェやピクニック以外にはお散歩を楽しむ家族、カップル、夫婦もよく見かけます。

景色をみながら楽しそうに話しているその姿は、みていてとても心が癒やされます。

私もなにか嫌なことがあった時、ストレスを感じたときに散歩にでかけたり、または彼氏や友達と一緒にこれといった目的もなく散歩するのですが…

目的がないからこそ思いがけなく素敵なレストランやカフェを見つけたり、くだらないことで笑いあえたり。

なによりも、それが健康的なお散歩だと思います。

日本でも真似してみてはいかがでしょうか?

サイクリング

路地裏でキスをしているカップル

他にはサイクリングをしている人の姿も多くみかけます。

川沿いやワイン畑を、天気のいい中サイクリングするのはとても気持ちがいいのです。

ヨーロッパの人たちはサイクリング好きが多いような印象です。

私は自転車に乗るのが得意ではないので、残念ながらがドイツで自転車に乗ったことは一度もありませんが(笑)

映画館

テレビを見ているカップルの後ろ姿

私は、休日や用事がない日は家で好きな映画やドラマをみながらダラダラ過ごすのか好き

そして、私の彼も休日は家でゆっくり過ごすのが好き。

なので、NetflixやAmazonで気になる映画やドラマを一緒に見て過ごすということも多いです。

映画館デートは定番

そんなインドア派の方は、ドイツでは映画館デートは定番です。

映画館で見た場合の値段ですが、学生料金だと8ユーロ程でみれるので日本の映画館に比べると安いです。

クラブ

女性に上着をかけている女性

ドイツは、日本ほど娯楽施設が充実していないというお話はしましたが…

数少ない娯楽施設のひとつであるクラブには、老若男女問わず多くの人が訪れます

クラブというと若い人しかいないイメージが強いでしょう。

ですが、ドイツでは私の母親世代の女性達が友達同士で楽しんでいたり、親子で楽しんでいる人の姿も見かけます。

入場料はクラブにもよりますが、私の住んでいる街では5ユーロから10ユーロが相場です。

割合は10~20代が多い

音楽は数年前まではテクノが流れているクラブも多かったのですが、最近は流行りの曲やハウスが流れているクラブが多いです。

数カ月に1回、90s’ partyと題して90年代のヒットソングだけが流れるクラブもありますし、30代以上の人限定!というイベントを行っているクラブもあります。

ドイツのクラブには、老若男女問わず多くの人が訪れるとお伝えしましたが…

割合としてはやはり、10代から20代の人が多いので、このようなイベントがあると年齢を気にせず安心して楽しく踊れるのでいいイベントだなと思います。

18歳から成人!

微笑みながら見つめ合うカップル

補足ですが、ドイツでは18歳から成人とみなされるのでお酒、タバコ、そしてクラブの出入りも18歳からとなります。

ビールとワインは16歳から飲んでいいと法律で決まっていて、ウォッカやテキーラなどアルコール度数が高いお酒は18歳からと決まっています。

16歳からお酒を飲めるということもあってか、金曜日や土曜日の夜は友達の家やバーで飲んでいる若い人の姿も多く見かけます。

休日のたびに、大きな街にクラブやパーティーの為に行くというツワモノもいますよ(笑)

さいごに

私の周りの友達をみて思うのは、休日は基本的に自分の趣味を楽しんでいる人が多いと感じます。

趣味は人それぞれですが、サイクリングやボルダリング、スポーツ、映画鑑賞、お菓子作りなどお金があまりかからず楽しめることをして過ごす人が多いですね。

また、自分が住んでいて感じたのは、生活スタイルがとてもシンプルだということです。

日常のなか自然ににあるもの、そして友達や家族など大切な人達と過ごす時間を大事にしているんだなと気づきました。

普通が一番ステキなのかもしれません

みなさんもドイツ人のように、普通に家族や友達とピクニックに出掛けたり、お散歩してみるのはいかがでしょうか?

きっと素敵な時間が過ごせるのではと思います。

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