パリからすぐ!パリ郊外の街Sceaux (ソー)とは?

仲の良い男女のグループ
フランス

Sceaux (ソー)ってどこ?なに?

女性の腰に手を回し歩く男性

パリ市内には有名な観光スポットや素敵な場所がたくさんあります。

でも、パリからすぐ行ける郊外にも、まだまだあまり知られていない魅力的な場所があります。

せっかくパリに来たら、パリだけでは勿体ない!

パリから30分以内の、行ってみる価値たっぷりの街をご紹介します!

Sceaux (ソー)へはどうやって行くの?

Sceauxは、パリから10km南に位置する街で、多くのブルジョアな人々が住む高級住宅地の1つです。

パリからのアクセスがよく、週末にはたくさんのパリジャンで賑わいます。

パリの中心地、Châtelet(シャトレ)からRER B線を南方面へ乗ります。

RERは地下鉄の駅から繋がっていて、地下鉄の延長で乗ることが出来、早く移動出来るので、とっても便利。

パリから上の北側のRERは、治安のよくない地域を通り、怖いイメージを持っている方もいます。

しかし、パリから南側は、安全なので、旅行者でも安心してご利用頂けますのでご安心を

高級住宅街

シャトレからは22分でソーに到着します。

高級住宅街だけあり、綺麗なフランス風の家が並んでいて、家を眺めて散歩するだけでも楽しめる街です。

街の中心地は石畳で、南仏の小さな街に来たかのようです。

ぜひソーに来たら、裏道や小道を歩いてみて下さい。

パリ市内にはない雰囲気の可愛らしい小道を見つけることが出来ます。

Sceaux公園

Sceauxの街の見どころといえば、何と言っても、Parc de Sceaux ソー公園です。

200ヘクタールある美しい庭園とお城があり、お城は、1670年にコルベールによって作られました。

そして庭園はヴェルサイユ宮殿の庭を手掛けたルノートルにより設計され、お城の方はこれまたヴェルサイユ城の内装を担当したル・ゴブランが担当しました。

ヴェルサイユ宮殿がお好きな方には必見と言えますね。

庭園

Sceaux公園は、運河や噴水、滝といった水を生かした庭園として知られていて、運河を見渡せるパンタードのテラスからの眺めは最高です。

お城のすぐ横に飲み物や軽食を売るスタンドがあり、テーブルとイスもたくさん用意されています。

目の前に広がる庭園を眺めながら、クレープやコーヒーで休憩するのはいかがでしょうか。

また、このソー公園は、桜の名所としても有名で100本以上の八重桜が植えられています。

春になると、お花見にパリに住む日本人がたくさん集まります。

公園を一周する形で、ジョギングやスポーツ専用の道が作られていて、緑に囲まれたこの美しいコースの為に、わざわざパリから走りに来る人もたくさんいます。

ソー公園にあるお城とオランジェリーは、美術館として使われていて、様々な展示や企画展が行われているので、ぜひホームページでチェックしてみてください!

Patrick Roger (パトリック ロジェ)

ソー公園のすぐ横には、ソーの街の商店街があります。

ソー自体は小さな街なので、商店街も大きくありませんが、ブルジョワ(中産階級)が多く住むだけあり、グルメなお店やお洒落なお店が並んでいます。

今や日本でも有名になった、斬新なチョコレートを作り続けるPatrick roger(パトリックロジェ)

パリにもたくさん支店がありますが、実はソーが一号店で、本店になります。

本店すぐ近くに700平米近いアトリエがあり、このアトリエでチョコレートは作られています。

ソー土産にもオススメです!

SAVVY (サビィ)

こちらは、ベジタリアンレストラン。

オーガニックワインの種類も豊富です。

素材は季節のもの、地域で取れる食材にこだわり、メインはオーガニックです。

メニューは毎週変わるので、毎週末パリから食べに来る人もいるほど。

見た目もボリュームたっぷりで、ベジタリアンに物足りなさを感じている人にも満足頂けるお店です。

メニューはアラカルトの他に、お得なコースメニューもあります。

前菜とメインかメインとデザートという組み合わせをアラカルトの中から選べ、17ユーロです。

L’étoile du berger (エトワール ドゥ ベルジェ)

ここはいつ行っても行列のパン屋さん&パティスリーです。

ここのバゲットは中がしっかりモチモチで絶品です。

ブリオッシュは季節に合わせて様々な種類があります。

おすすめはブリオッシュ生地を使った、パンドゥミ。

しっとりしているのに、まわりはサクサク。

ジェラートも人気!

そのまま食べても、トーストでも、とっても美味しいです。

また、自家製のジェラートも人気で、暑くなると、フランス人が行列で並んでいます。

店内と外にカフェスペースがあり、買ったものをすぐに頂けます。

サンドイッチやサラダなどのめも豊富なので、天気が良ければテイクアウトをして、ソー公園でピクニックもいいですね。

夕方や日曜日には長蛇の列なので、ご注意を!

La charcuterie Alsacienne (ラ シャルクトゥリー アルザシエンヌ)

こちらはアルザス料理のお惣菜やお肉を扱うお店です。

シュークルートや、タルトフランベといった代表的なアルザス料理から、様々な煮込み料理、ソーセージやハム類、またお惣菜を揃えています。

お店もアルザス風で可愛いらしい構えです。

本格的なアルザス料理を頂けますよ!

さいごに

笑いながら歩くカップル

ソーの街にはまだまだ紹介しきれない、美味しいお店やカフェがたくさんあります。

パリからすぐ来られるのに、街の雰囲気がパリとは違い、また違った旅行気分が味わえるはずです。

ちょっと足を伸ばして、ぜひ訪れてみてください!

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