だらしないようで規則正しいフランス人男性の1日の過ごし方ベスト10
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- フランス在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、フランスの今をお伝えします。
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Question
私はフランス人男性と同棲する事に決めたのですが、相手の生活習慣に不安を持っています。
フランス人男性の主な生活リズムや、習慣を教えてください!
OL・24歳・真希子
教えて、先生!
皆さんはフランス人の生活習慣に、どんなイメージを持っていますか?
フランス人男性の意外な規則正しい一面はこんな感じデスヨ!
- 朝ごはんはマドレーヌ2個
- 在宅ワークの仕事着はパンツ一枚
- マニュアル通りのコーヒー
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース
Contents
第10位:朝ごはんはマドレーヌ2個
フランス人の典型的な朝食は、「パン」「ジューズ」「ヨーグルト」「果物」「コーヒー」などです。
ですが、私が同居しているフランス人の彼は、朝ごはんに必ずマドレーヌを食べます。
ここで注目すべきは、食べるマドレーヌの数。
それも、1個でもなければ、3個でもなく、ピッタリ2個。
「よく飽きずに、同じものを毎日食べられるな」
そう毎度のように思いますが、本人は特に不満ではないようです(笑)
日本の朝ごはんは何食べる?
よくフランス人の友達に、「日本人は朝ご飯に何を食べるの?」と聞かれます。
日本の古典的な朝食は、「白いご飯・お味噌汁・お魚」でしょう。
ですが私は、お米を食べる人もいれば、パンを食べる人もいるよと言っています。
しかし、朝食を軽くとる彼らにとっては、想像をはるかに超えるメニューのようですね。
第9位:在宅ワークの仕事着は……
フリーランスで働いているフランス人彼は、会議や取材がある日以外は、基本的に在宅ワーク。
自宅にいる時の仕事着はというと、実にエコなパンツ一丁!笑
まあ、誰にも迷惑をかけていないし、洗濯物も少なくて助かっています。
ちなみに冬期は
寒くなってくると、このパンツ一丁姿に、ガウンを羽織ります。
驚くことに、ガウンはそれなりに質の良いものを購入し、4〜5年間は着続けるんですよ。
仕事に限らず、料理をする時や食べる時、テレビを見る時でも、一日中同じガウンを着ています(笑)
そのため捨てる頃には、肘の部分に穴があったり、ボロ布同然。
代わり映えもしないし、決して清潔でもないので、だらしない印象ですよね。
でもある意味、それが「エコ・シンプル」でもあります。
第8位:お昼も軽食
フランスは、ワークライフバランスを特に重要視する国の1つです。
「残業はしない」「休みはしっかり取る」と、いう文化が全体にあります。
そんなフランス人の彼は、12時になるとピタッと手を止め、昼食を取りに来ます。
彼が食べるお昼ご飯は、毎日サンドイッチ。
朝ごはんに続き、お昼も簡単な軽食に、「よくお腹がもつなぁ」と感心します。
第7位:マニュアル通りのコーヒー
フランス人は昼食に限らず、食後には「コーヒー飲む?」と声を掛け合います。
もちろん、私の彼も例外ではありません。
彼も昼食後のタイミングで、必ずコーヒーを一杯飲みますよ。
自分流のコーヒーを楽しむ
毎日コーヒーを飲むフランス人の彼には、自分流のオリジナルレシピがあるんです。
決まった量の挽き豆、決まった量の水、決まった時間に、決まったトッピング。
こうして毎日、自分流のエスプレッソを作っているんです!
量にすると、ほんの数十ミリリットル。
でも、全てが計算され尽くしている分量のようです。
彼は「この習慣を30年以上続けている」というのだから、驚きですね!
第6位:継続は筋肉なり
在宅ワークの難しい所は、自宅での過ごし方にメリハリをつける事です。
一日中机に向かっていると、流石に集中力も切れて、効率が下がってしまいがち。
そのため、集中力が落ちないように、フランス人の彼は筋トレを行っています。
部屋でできる筋トレ
私の彼は、書斎で突然、腕立て伏せや腹筋を始めます(笑)
眠気覚ましや、気分転換がてらに、体を動かしたくなるんだそうですよ。
彼はiPhoneのアプリを使って、テンポよく決まったプログラムを、20分もこなしているよう。
フランス人の彼は「家にいながら、エクササイズもできる♪」と、冗談交じりに言っています。
第5位:シャワーのタイミング
皆さんは、お風呂に入るタイミングって決まってますか?
ちなみに私は、寝る前に必ず入る派です(笑)
多くの人が、寝る前にお風呂に入るのではないでしょうか?
しかし、今では日本でも、朝シャワーをする人は珍しくありません。
一方フランスでは、寝る前でも起きた直後でもなく、出かける前にシャワーを浴びるという人が多いんです。
フランス人にとって、シャワーを浴びる時間帯は重要ではないよう。
なので私の彼は、筋トレをした直後に、シャワーを浴びると決めています。
慣れの問題なのか
毎日決まった時間に、規則正しくシャワーを浴びてくれるのは良いことです。
でも私としては、1日動いた後そのままベッドへ寝られるのは、とても気になります。
慣れの問題なのでしょうか。
それでも、「寝床はいつでも清潔な場所」と、いうイメージは崩したくありません。
第4位:夕ご飯の時間
全体的に、ヨーロッパの夕食時間は、日本に比べて遅めです。
特に夏期は、22時近くになっても空が明るく、気分的にも時間がたっぷりあるように感じます。
そのため自然と夕ご飯の時間も、後ろにずれこむことが多いです。
フランス人男性と付き合うと、夕食が遅くなる
我が家もすっかり、フランス人彼のペースに合わせるようになりました。
そのため、大体20時過ぎに夕食を食べる事が多いです。
しかも、寝る時間は、0時くらいなので、最初はお腹が一杯で眠れませんでした。
第3位:食休みはしない
食休みとは、食後に休憩をはさむことです。
これは、人それぞれだし、場面にもよるかもしれません。
しかし私の彼は、食休みを一切しなようです。
おまけに、「料理は温かい内に食べたい」という気持ちから、食べる速度も速め。
彼が言った「いただきます」から、15分ほどで食べ終わる事も、しょっちゅうあります(笑)
食べた後が忙しい
食べ終わると、食後の満足感に浸る暇もありません。
彼はすぐに、「他に何か欲しいものは?」と聞いてきます。
つまりこれは、コーヒーやデザートが欲しいかを聞いているのです。
私としては、食後の少しの時間くらい、食器を目の前にダラダラ話していたい所。
しかし彼は、「食べたらすぐ食器洗い!」と言い、すぐさま食器を下げられ、洗剤モコモコ・・。
規則正しさもこう続くと、味気なく感じる事もあります。
第2位:テレビのお供の顔ぶれ
私もフランス人彼も、映画やドラマが大好きです。
そのため毎晩寝る前に、必ず何かしら観るようにしています。
ここで驚くのが、毎晩の習慣のように、テレビを見ながら食べるおやつの顔ぶれまで同じ事(笑)
規則正しいフランス人彼の性格を、そのまま表しているようです。
いつも同じでも飽きない
フランス人の彼が食べるおやつは、オレンジ2個と、ヨーグルト。
過去4年間、これ以外のおやつを、私は見た事がありません。
選んだり、買ったりするのが面倒なのか。
それとも、本当に気に入っているのか、理解不能です。
第1位:就寝時間は譲れないらしい
誰にも強いられていないのに、フランス人の彼には、「深夜2時までは、ベッドに入らない」というポリシーがあります。
規則正しいですが、決して健康的ではありません。
朝起きる時間も、毎日決まっているので、日によってはかなり寝不足になる事も。
不規則のようで、規則的な生活の、究極といえるでしょう。
就寝スタイルのこだわり
彼は寝る時、夏でも冬でも関係なく、必ず窓を少し開けて眠ります。
これも、理解するまで、かなり時間がかかりました。
だって、寝室が大通りに面しているので、夜通し車やトラムの騒音が聞こえてくるんですから。
でも慣れると「フレッシュな空気の中、快適に眠りたい」という気持ちも分かるようになりした。
さいごに
今回は私が同居している、フランス人彼の1日をご紹介しました。
「規律や規則を気にしない」、そんなイメージを持たれがちなフランス人。
ですが彼のように、「自分流の生き方」を通しているフランス人男性もいます。
もちろん、同居人として理解し難い事も沢山あります。
ただ、エコだったり、効率的な部分で納得する事もたくさんありました。
見習うべきところは真似して、その他は気にしないようにしてはいかがでしょう!
皆さんが素敵なフランス人男性に出会えますように!
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