スペイン人男性と付き合うと大変なことベスト10
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Question
スペイン人男性にアプローチを受けているんですけど…
私は海外の方と付き合った事が無いのでどうしたらいいか迷っています。
もしお付き合いすると、大変な事ってありますか?
R.K さん 福岡県 20代 新社会人
教えて、先生!
皆さんは、スペイン人との交際で大変な事って何だと思いますか?
私は大歓迎だけど、普通に考えたら人前だとちょっと恥ずかしいわよね~
イケメンとイチャイチャ出来るんだからお得じゃない⁉
ちなみに、スペイン人男性との交際で大変な事はこんなカンジ!
- おしゃれにうるさい
- いわゆるマザコン
- 愛情表現が過ぎる
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース
Contents
第10位:食事量・回数が多い
美食の国と言われるスペインは、日本とは食事の時間も違います。
また、とにかく食べる量がとっても多いです。
朝ごはんは軽く食べ、11時頃に軽食。
14時頃に一日の中で最もメインとなるお昼ごはんを食べます。
そして、17時頃にもちょっと摘み、夕飯は夜の10時頃。
スペイン人は、合計一日に5回もの食事を楽しみます。
これは、誇張でもなんでもありません。
80歳を超えたおばあちゃんでもこの食事のリズムです。
スペイン人男性と付き合うと、スペインではもちろん日本でもとにかく食事回数が増えて行きます。
スペインには「バル」と呼ばれる立ち飲み居酒屋がそこら中に溢れていますし、しかも外食費が安いので良いのですが日本でこのリズムを守ろうとすると本当に大変です。
「またカフェに入るの?」なんてことも。
スペイン人たちのメインの食事は日本と違ってお昼です。
お昼ごはんは2時間ほどかけゆっくり食事を楽しみながら、お酒を飲むのが当たり前。
その他の食事はごく軽いものを好むので、昼食の量が多いのも特徴です。
彼の食事回数に合わせているとダイエットとは程遠い生活になってしまいます。
第9位:とにかく夜ふかし体質
スペイン人たちは、とにかく夜ふかしが大好き。
先程お話した夜10時が夕食時間と言うことからも分かりますが、夜の10時なんてまだまだこれから遊ぶ時間。
スペインの街中も10時頃は人で溢れていますし、ベビーカーを押すママの姿も普通に見かけます。赤ちゃんも起きています(笑)
家で食事をしてから「さあ、出かけようか!」なんてことも頻繁にあり、疲れている日なんかだと家でのんびりしたいのにできないと言う日も少なくありません。
「私は疲れてるから行かない」と言うのももちろんOKなのですが、そうすると一人で出かけて行ってしまいます。
彼の遊びに全て付き合っていると、とても体力が持たないと言う声も。
第8位:人の話を遮る
スペインに行ってみると本当に良く分かるのですが、スペイン人たちは人と話をするのが大好きです。
バルで、街中のベンチで、マンションの前で男女関係なくぺちゃくちゃと話をしています。
よくそんなに話すことがあるなあ!と感心してしまうほど。
そんなスペイン人たちですから、お付き合いを始めても彼の長話を聞かなければいけません。
しかも!押しが強く自分の意見を通そうとするので、こちらの話は遮りがちです(笑)。
「でも」「だって」「僕は」は当たり前。
ちなみにケンカした時の言い訳も長いです。
日本では人と調和して生きていくのが大切と教えられますが、自分を持つことが大事と教えられてきた彼らですから自分の意見や話は聞いてもらって当たり前と考える人も少なくありません。
スペイン人男性との交際をうまく続けるには聞き流すくらいの器の大きさが必要です。
第7位:パンくずを床に落とす⁉
スペインでは「床が汚れている方が美味しいバルの証拠」と言われています。
近年は少しずつこの文化も廃れてきているのですが、床を汚すためにわざと紙ナプキンや食べこぼしを床にポイポイっと捨てるのです!
床が汚れているのは掃除の時間が取れないくらい忙しいお店の証拠と言うのですが、家でも床が汚れることを気にしません。
家の中で靴を脱がない文化と言うこともあり、食べこぼしを床に落としても「また掃除するし、いいや」と言う考え方です。
日本の家で床に落とされると本当にイラッとします。
そんな時は怒らずに、「日本は家で靴を脱ぐ文化だから、食べこぼしを床に落とされると後が大変」と言うことを穏やかに説明しましょう。
きっと理解してくれるはずです。
第6位:頭に血が昇りやすい
スペイン人男性とお付き合いを始めると「日本人の男の人ってすごく穏やかなんだな」と気が付きます。
情熱的ですぐに熱くなる性格のスペイン人たちは、どうでも良いことで怒る人が多いです。
もちろん中には穏やかで冷静なスペイン人男性もいますが、全体的に見ると日本人より遥かに怒りの動線は短く、よく他人とトラブルを起こしている人もいます。
どうしてそんなにすぐに怒るのか理解できないことも少なくありません。
しかしカッとなりやすい分、すぐに忘れてもくれます。
その時の感情に身を任せやすく、ストレートに表現するため喜怒哀楽が激しいように見えるのです。
彼の感情の動きに振り回されていてはこちらが疲れてしまいますのである程度は放っておけばOKです。
第5位:おしゃれにうるさい
スペイン人男性は、「女性はいつまで経ってもきれいであってほしい」と言う気持ちの強い人達です。
家から出ない時でもお化粧をして洋服を着替えて欲しいそうですし、外出する際はいつもおしゃれで居て欲しいと願っています。
そして、自分の彼女が身に付けるものは自分好みのものであって欲しいと言う気持ちが強くファッションにかなり口出しをして来ます。
「その服にはこっちの靴」「そのバッグあんまり好きじゃない」「こっちのほうが似合う」などなど出かける前に必ずファッションチェックが入ります。
良いと思って着ているものや、買ったばかりのものを「それはあまり好きじゃない」と言われると「うるさいな」と思ってしまいますよね。
できれば正直な意見なんだと思って聞き流しましょう。
ちなみにおしゃれにうるさいスペイン人男性ですからファッション関係のものはよくプレゼントしてくれます。
少しずつ彼の好みに合わせていくのも良いでしょう。
第4位:時間にルーズ
「スペイン人は時間にルーズ」とは良く言われることです。
もちろん人によりますが、概ね事実ですね。友達でも恋人でも待ち合わせに遅れてくることはしょっちゅうですし、ダブルブッキングもしばしばあります。
待ち合わせにやっと来たと思ったら、彼の友達も一緒に来たと言う経験もあります。
お付き合いをしているうちに、彼の言う待ち合わせ時間と自分の考える待ち合わせ時間に大きなズレがあることに気がつくでしょう。
私達日本人は「15時に待ち合わせ」と言われたら15時ぴったりに行けるように準備しますが、スペイン人の感覚では「15時(くらい)に待ち合わせ」と言ったところでしょうか。
10分15分の誤差は当然ですし、遅れたうちに入りません。
当然謝っても来ません(笑)。
第3位:いわゆるマザコン
スペイン人達は家族をとても大切にします。
毎週末は必ず一緒に昼食を取る人もいますし大人になっても家族と同居しているのは普通のことです。
それはとても良いことなのですが、スペイン人男性の中には私達日本人から見ると「マザコン」に見えることも少なくありません。
「ママがそう言ってた」「ママに相談する」「昨日ママが〜」と会話の中にも彼のママは本当に良く登場しますし、立派な大人の男性でも何においてもママが一番と言うことも少なくありません。
デートの時に彼が目の前でずっとスマホを触っていて、「さっきから誰とメールしてるの?」と聞くと「ママ」と言うことも!
「マザコン」が過ぎると思うこともありますが、良いこともあります。
スペインのママや家族は息子の彼女もとても大切にしてくれ、結婚する前でも実の娘のようにかわいがってくれる人が多いです。
週末のランチも決して強制ではなく、気分が乗らない時は参加しなくても構いません。
特に息子の彼女が外国人の場合は生活に慣れるよう一緒に出かけてくれたりもしますし、スペインの家庭料理を教えてくれる人もいるでしょう。
スペインの家族関係はとても密なものだと覚えておきましょう。
第2位:嫉妬深い
スペイン人男性はとても嫉妬深い人が多く、自分以外の男性との接触を好みません。
特に日本人女性は注意してほしいのですが、声をかけられると知らない人であってもにこやかに笑顔で対応してしまいませんか?
日本の感覚で男性に親切にしたり、笑顔で対応しているとそれが嫉妬の対象になることもあります。
特に最初お付き合いを始めた時は嫉妬から来る束縛を受けることもあるでしょう。
スペイン人男性から言わせると「彼氏彼女なのだから毎日会うのは当たり前」だし、「友達との食事に付いていくのも当たり前」なんだそうです。
たまには一人で出かけたり、友達と二人で会いたいと思うことも出てきますが、お付き合いが落ち着くまでは難しいかもしれません。
お付き合いも長くなると普通はこのような嫉妬はなくなりますから、少し彼に合わせてあげましょう。
第1位:愛情表現が過ぎる
スペイン人男性とお付き合いをして大変なこと第1位は「愛情表現が過ぎる」ことです。
一見良いことのようにも思えますし、確かにはっきりとした愛情表現は嬉しいものです。
でも、所構わずイチャイチャしようとしてきたり、常にべったりくっつかれたり、ずっと見つめられたりするとなんだか見張られているようで疲れてしまうと言う声も。
特に日本人の愛情表現は淡白であっさりとしているので、最初はスペイン人男性の愛情表現に慣れないこともあるでしょう。
家の中でも街の中でもちょっと離れようものなら「僕はこんなに君のことが好きなのに!」とスネてしまう人もいます。
スペイン人男性は怒りはすぐに忘れてくれますが、恋愛感情が拗れてスネ始めると長いので「もうめんどくさい!!」となってしまうかも。
愛情表現に大きな差があるので、彼に合わせていると強制的に「好きだ」と言わされているように感じてしまいだんだん疲れて来ます。
お付き合いを始めた頃に日本とスペインの愛情表現には違いがあり、日本人は気持ちをあまり表に出さないけれどちゃんと好きだから安心して欲しいと言うことを伝えましょう。
子供に言い聞かせるように優しく穏やかに話をするのがポイントです。そして時には思い切り彼に甘えてあげるのもお付き合いを長続きさせるコツと言えるでしょう。
さいごに
日本とは文化も言葉も人種も違うスペイン人男性は、とても情熱的で愛情をストレート。
女性として愛されている実感は確かに持てるのですが、付き合ってみて大変だなと思うことがあるのも事実。
でも、国際恋愛&国際結婚はお互いがお互いの国のことや、国民性を理解し合うのがとっても重要です。
時には自分の価値観を超えて、許容しあうことも必要です。
日本とは全く違う国なので、彼との間に価値観の違いがあるのは仕方ありません。
スペイン人男性は基本的に子供っぽく、喜怒哀楽の波がとても大きい人が多いです。
彼女には常に自分を優先してほしい!と思っている人もいますが、冷静に話をすれば理解してこちらを尊重してくれることがほとんどですから、上手に彼をコントロールしましょう。
ステキなスペイン人男性に出会ったらぜひお付き合いするコツを身に付けて、良い関係を築いて行きましょう!