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スペイン流ホームパーティー「Fiesta(フィエスタ)」のあるあるベスト7!フィエスタの正しい振舞い方とは?

パーティーで乾杯
スペイン

Question
スペイン人は、よくフィエスタ?ホームパーティー?を開くと聞きました。
実際スペインのホームパーティーは、どんな感じなのか教えてください!
satominn さん 東京都 20代 アパレル

教えて、先生!

〇〇先生元木先生
そのご質問にスペイン在住ライター元木(もとき)がお答えします!

恋する乙女恋する乙女
スペインの人って、たくさんお酒を飲むイメージなんですけど、そんな場所にお酒を飲めない人が入っていっても大丈夫なんですか?

王子様王子
心配ありまセーン!
お酒が飲めないからと言って、参加しないのはナンセンス!

〇〇先生元木先生
そうですよ!
お酒を飲む場ではなく、ただ楽しくお話をする場だと思えばいいのです!

王子様王子

ちなみに、スペインのフィエスタはこんな感じデース!

  • 騒音が激しく警察を呼ばれる
  • 突然消えるカップル
  • 人が多くて誰が誰だかわからない

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース!

〇〇先生元木先生
今回は、そんなフィエスタについて、よくある事をご紹介します!

フィエスタとは?

乾杯する楽しそうな男女

皆でお酒を飲むこと、集まってワイワイする事が大好きなスペイン人。

特別な事がなくても、誰かの家に集まるホームパーティーを、頻繁に開いています。

それが「Fiesta(フィエスタ)」

楽しければOK

特に若い頃は、社会人であっても、ルームシェアで住んでいる事が多いスペイン人達。

そこでは、ルームメイトとその友達を巻き込み、大人数でフィエスタを開くことが多いんです。

それが、スペイン人たちの、出会いの場の一つにもなっています。

お酒が飲めなくても大丈夫!

明るいスペイン人達は、人種など関係なく、迎え入れてくれます。

7位:基本は夜通し

夜通しお酒を飲む男女

夜の9時から、始まることが多いフィエスタは、夜通し続きます

なので、フィエスタに誘われた際は、朝まで遊ぶつもりで出かける事を、オススメします。

大人数で、呑んで食べて、ゲームをして。

程よく酔ったら、ディスコテカと呼ばれるクラブで、朝まで遊ぶのが、スペイン流

ディスコテカを出る頃には、誰が残っていて、誰が帰ったのかは、まったく分かりません。

もちろん帰ってもOK

基本は夜通しですが、もちろん帰りたいときに帰っても、問題ありません

「えー、帰るのー!?」と、言われたりはするでしょう。

しかし、断ったからといって、もうフィエスタに誘われないとか、「つまらない」と思われたりする事はありません

帰るときには、「とっても楽しかった!また誘ってね!」

と一言声をかけておけば、次も必ず誘ってくれます

6位:時間通り行っても誰もいない

ガーデンパーティー

「9時から始まるから!」と言われたら、9時に到着するのが日本人ですよね。

しかし、スペインのフィエスタは、時間通りには始まりません

言われた時間に到着したら、おそらく一番乗りでしょう。

日本のホームパーティーのように、メンバーが集まってから始める訳ではありません。

来た人から順番に、好きなお酒を好きなだけ

というのが、スペインのフィエスタなのです。

気にする必要はない

最初は、どのように振る舞えば良いのか、迷いますよね。

けれど、心配しなくて大丈夫!

「リビングのソファで、お酒片手に喋り倒すだけ!」

それが、人との交流が大好きな、スペイン人たちの楽しみ方です。

気後れする必要も、振る舞い方に気をつける必要も、ないのです。

5位:お酒が溢れかえる

たくさんのお酒と男性2人

フィエスタを簡単に言えば、「みんなでお酒を飲もう!」と言う会です。

集まる人皆、お酒を持って現れるので、テーブルには山のような量の、お酒が集まります。

というのも、スペインは酒税がとても安いんです。

さらに、ワインの産地と言うこともあり、とても美味しいワインが、スーパーで安く手に入ります。

フィエスタに呼ばれた時は、10ユーロ(1200円)以内で買えるボトルワインを、1、2本持って行けば、喜ばれること間違いなし

それだけで、「さすが日本人、気が利くわね!なんて、言われたこともあります。

4位:定番ゲーム

テーブルに倒れているワインのボトル

フィエスタが、終盤に差し掛かった頃。

みんな酔っ払ってくると、飲み終わったワインの瓶で、「キスゲーム」が始まることがあります。

まず、ワインの瓶をテーブルに置いて、それを何人かで囲みます。

瓶を横にし回して、注ぎ口とおしりの部分が、止まったところにいる人同士で、キスをする。

と言う定番のゲームです。

もちろん参加しなくても大丈夫

彼がいる、または、参加したくない場合は、輪の中に入らなければ、問題ありません。

スペイン人は、嫉妬深い一面があります。

なので、彼の目の前でゲームに参加してしまったら、後で間違いなくめんどくさいことになります

参加しないからと言って、何か言われることはないので、見るだけに留めておくことを、オススメします。

3位:騒音がひどすぎて警察を呼ばれる

外国のパトカー

ただでさえ、大人数の集まり。

お酒が入れば、話し声も大きくなり、さらに音楽をかける人や、場合によってはギターを持ってきたりする人もいます。

なので、周辺住民から苦情がくることも、本当に良くある事

警察を呼ばれてしまうと、ディスコテカや、海の近くであれば、浜辺へ騒ぐ場所を変えます。

落ち込まないスペイン人

警察を呼ばれたからと言って、意気消沈しないところが、なんともスペイン人らしく思えます。

良くあることなので、深刻に捉えなくても大丈夫。

警察の方も、「うるさいって苦情来てるから、ディスコテカへ行け」と、言って来るほどです(笑)

ただ、自分が参加しなくても、スペインの週末に起こる騒音には、覚悟しておいた方が良いでしょう。

2位:どこ行った!?消えるカップル

外で楽しそうに話カップル

さっきまで、ソファーに座っていた男女が、気づけば一緒にいなくなっている事

とてもよくある事なんです。

スペイン人達は、自分の恋愛感情を、隠すことはしません。

素敵な人に出会ったら、男性はすぐに口説きにかかります。

ですが、「その日にすぐにどうにかなろう!」という意味ではありません。

あくまでも「2人きりで話をしたい」、という気持ちが強くなるようです。

信頼できる人か判断してから!

外に出て、家の前で2人きりで話をし、その後戻ってくる事もあれば。

そのまま、2人で出かけてしまうことも、あります。

個人的には、出会ったその日に、2人きりになる事はオススメしません

しかし、チャンスかもと思ったなら、思い切ってその人と、フィエスタを後にしてもいいでしょう。

その場合は、信頼できる人なのかどうか、きちんと判断してからにしましょうね!

1位:誰が誰だか全く分からない

大人数のパーティ

スペイン人たちがフィエスタを開く時、必ず言われるのが、「友達連れてきていいよ!」と言う言葉です。

実際に集まってみると、誰が誰だか全くわからない状態。

殆どの人が、初対面と言うことも、よくあります。

スペイン人たちにとって、友達の友達は、自分の友達、という感覚なんです。

たくさんの人が集まるので、話し始めてから、「ところで名前なんだっけ?誰の友達なの?」と言うことも(笑)

とても良い出会いの場

フィエスタは、とても良い出会いの場です。

そこにいる、誰かの友達ですから、「全く知らない他人」ではない、と言う考え方。

なので、素敵な人に出会ったら、自分から声をかけてみてはいかがでしょう?

「初めまして!誰々の友達の◯◯です!」と、挨拶をすれば、すぐに会話に入れてもらえるでしょう。

交流を広げる、大きなチャンス!色んな人と会話を楽しむのも、良い経験になります。

フィエスタ後街中で、「僕のこと覚えてる?あのフィエスタに来てたよね?」と声をかけられて、友人関係に発展することもありますよ。

さいごに

大人数で楽しそうにパーティ

今回は、スペイン生活に欠かせない、ホームパーティ、「フィエスタ」についてご紹介しました。

いかにも明るく、人生を楽しむ、スペイン人らしい文化ですよね。

最初はそのおしゃべりの勢いや、人の多さに戸惑うこともあります。

しかし、難しいことは考えずに、とにかくその場を楽しむつもりで、出かけましょう!

出かけた先で、素敵な出会いが待っているかもしれません!

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