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スペインバルセロナの気になる1か月の生活費ベスト7【2人暮らしの場合】

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Question
現在スペイン人男性と付き合っていて、日本とスペインの遠距離恋愛をしています。
寂しいですし、そろそろ結婚もしたいので、スペインに移住も考えています。
そこで、スペインのバルセロナに移住した場合、1か月当たりどのくらい生活費がかかるのか教えていただきたいです。
K.T さん 愛知県 20代 OL

教えて、先生!

先生先生
そのご質問にスペイン在住のライターのミナモトがお答えします。
皆さんは、スペインでの1か月の生活費はどれくらいかかると思いますか?

恋する乙女恋する乙女
相場は分からないけど、海外は物価が高いイメージがあるからかなりかかるんじゃない??

王子様王子
1か月に支払うものは、家賃から、光熱費、食費とたくさんありますからね(汗)

恋する乙女恋する乙女
女の人には欠かせない、美容費だってバカにならないわよ!
ケア用品に、化粧品、洋服まで計算しなくっちゃ!

王子様王子
それは男性には無い視点デシタΣ(゜゜)
女性はお金が掛かって大変デース…
ちなみに、スペインの生活費はこんなカンジ!

  • 家賃は約58,500円
  • 食費は約20,800円
  • 美容費は約8,450円

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

先生先生
スペインにいざ住もう!と思っても、実際に住むにはお金がどれくらいかかるのか不安に思いますよね。
今回は、スペイン人男性とスペインのバルセロナで2人暮らしをしている私達の1か月の生活費をご紹介します!!
(1ユーロ=130円で計算しています)

【2020年07月30日追記&更新】

第7位:家賃は約58,500円

お部屋

私は、スペインの「piso(ピソ)」に住んでいます。

スペインで部屋探しをするときは「ピソ」という言葉をよく耳にされると思うので事前に知っておくと便利です。

ピソとは、日本でいうマンションのことです。

私の住んでいるピソは、間取りはこのような感じです。

  • リビング 10畳
  • 寝室 8畳
  • 勉強部屋 6畳
  • キッチン
  • バス・トイレ
  • テラス

しかし、テラスは周りのピソから丸見えなので洗濯を干すときしか使いません。

家具は含まれている

家賃は、1か月450ユーロ(日本円で58,500円)です。

私は、運よく相手がピソを見つけてくれたので家賃は安い方だと思います。

場所についてはバルセロナ市内ですが、中心地からは地下鉄で約30分ほどかかるところに住んでいます。

また、光熱費などは含まれていませんが、ベッドや冷蔵庫、ソファなどの家具は含まれていました。

シェアハウスにすると更に安い

シェアハウス

さらに、スペインに安く住みたい人にオススメしたいのは「シェア」です。

スペインでは多くの留学生はピソをシェアして住んでいる人が多いです。

バルセロナの中心地に住んだとしても、シェアだと1人500ユーロ(67,500円)程度で住むことが出来ます。

また狭かったり治安が悪いところでしたら、300ユーロ(39,000円)で住んでいる方もいます。

もちろん家賃はピンキリですが、女性でしたら少し値段が張っても治安が良い所に住むのをオススメします。

また、できたら事前に同居人を確認できると安心だと思います。

第6位:食費は約20,800円

果物やワイン

食費は、1か月で2人で110ユーロ(14300円)ほどでした。

意外な安さに驚いたかと思いますが、実は、スペインは日本より野菜や果物がすごく安いのです。

例えば、トマトが2キロで2ユーロ(260円)で買えてしまいます・・・!

魚が高い

お肉も安いですが、お魚は高いです。

お魚は安いものは、ほとんど冷凍されているお魚なので質は劣ります。

また、スペインで納豆や豆腐を食べたい方もいるかと思います。

日本食食材を売っている店はあります。

しかし、納豆が5ユーロ(650円)や豆腐も3ユーロ(390円)で売られていたりと、スペインではとても高価です。

外食の費用

パエリア

スペインでの外食は、パスタやカフェは日本とほとんど同じ値段です。

しかし、日本ではランチはランチのみ食べて飲料水は無料のお水を飲む人が多いですが、スペインはお水もお金がかかるのでランチ+お水となります。

そうなると1食あたりトータルでは、15ユーロ(1950円)は普通に超えてくるので外食は日本より高く感じます。

また、日本では1コインランチもあったりしますが、スペインでは1コインで食べられる定食は今のところ見つけられてないので外食は控えています。

しかしビールは1.5ユーロ(195円)とアルコール類は日本より安いのでお酒好きな人にはうれしいと思います。

私たちは月に2回くらいしか外食しませんので、1か月50ユーロ(6,500円)ほどです。

お金を節約したい方は、外食の量を減らすことでだいぶ節約はできるはずです。

第5位:光熱費は12,480円

キッチンで料理をするカップル

電気代は1か月で56ユーロ(7,280円)、ガス代は17ユーロ(2,210円)、水道代は23ユーロ(2,990円)でした。

今まできっちりと光熱費について考えていませんでしたが、こう確認してみるとスペインの光熱費は日本より高く感じます。

ピソを借りるときに、光熱費込みのところもあるので、よく使う方は光熱費込みの物件を選ぶと良いと思います。

借りる前に確認するようにされるとよいですね。

シェアで住む場合

シェアで住む場合は、最低でも水道代が含まれていると気が楽だと思います。

日本人は毎日シャワーを浴びますが、スペイン人は2日に1回や3日に1回くらいのペースでシャワーを浴びる人が多いです。

そのため、水道代が含まれていない場合、シェアメイトと親しくないと文句を言われてしまう可能性があります。

友人が最初にいたホームステイ先では、トイレの水は桶でくんだ水を使うようにと言われたそうです。

第4位:通信費は約6,500円

スマホを見る女性

通信費は、インターネット代とWi-Fi代、携帯2人分込みで、1か月50ユーロ(6,500円)です。

携帯電話は、日本で使用していたSIMフリーのスマホをスペインでも利用しています。

SIMフリーでないとスペインでは利用できませんので、日本にいる時に自分の携帯電話はSIMフリーかどうかを事前に確認をしておくことをおすすめします。

インターネットがすぐ繋げない

後ろを向く猫

ちなみに、スペインに移住して、すぐにインターネットを家に繋げる手続きをしましたが、実際に工事に来るまで20日間も待ちました

そのため、最初の月は、インターネットに繋ぐこともWi-Fiに繋ぐことも出来ず、とても困りました。

同時に、スペイン人がルーズだということを、スペインに来てすぐに理解しました(笑)

繋いだ後は、問題なく使えていますが、スペインに移住する際は、最初の1か月程度は家でインターネットは使えないと思っておいた方が良いかもしれません。

フリー Wi-Fi が豊富

家でインターネットが使えなくても、スペインでは外でフリーwi-fiが使えるお店がとても多くあります。

そのため、インターネットには比較的不自由はしません。

そのため、携帯代は日本よりも安く抑えられると思います。

第3位:交通費は約5,304円

電車

私はT‐10という10回使えるの回数券を使っています。

回数券は、10.2ユーロ(1,326円)で、1か月換算では40.8ユーロ(5304円)です。

このT‐10は、バルセロナ市内(ゾーン1)で走っているメトロや市バスなどで利用ができます。

電車もお得

スペインは日本と違い、ゾーン1内なら電車賃が一律2.20ユーロ(286円)で乗れてしまいます。

また、電車賃は2.20ユーロなのに、回数券を使うと10.2÷10=1.1ユーロ(143円)で乗れてしまうため、回数券はだいぶお買い得と言えます。

さらに、1時間15分以内の乗り換えなら無料なのでゾーン内であれば、遠方でも安くいくことが出来るのです。

第2位:美容費は約8,450円

靴を選ぶ女性

化粧水も日本のように安いものから高いものまで勢ぞろいしていますが、化粧品は1か月40ユーロ(5,200円)程度で済むと思います。

メイク大好きな方はもっとかかると思いますが、化粧水や日焼け止め、なくなったらファンデーションたまにおしゃれ口紅を購入する方ならこれで十分足りてしまう金額です。

ファッション代

スペインにはスペインが本場のzara(ザラ)などのファストファッションもあるので、安くおしゃれがすることもできます。

洋服代自体は、日本と値段はそこまで変わりません。

スペインの四季も日本と同じで季節は4シーズンです。

ショッピングについては、日本と同じ金額を想像していただければ十分です。

また、逆に私のように洋服に興味がない場合は、日本の服で十分いけますので、洋服代にかかるお金は1か月25ユーロ(3,250円)程度をみておけば十分だと思います。

第1位:医療費は約7,150円

医者

保険は、スペイン現地の保険に入りました。

1か月55ユーロ(7,150円)で、年に6回無料で病院に行くことができます。

日本の保険に比べると高めに感じますが、診察代が無料です。

そのため、歯科検診などにマメに行く方には、トータル的には安くなると思います。

1か月の生活費合計金額

家賃450 ユーロ(58,500円)
食費160 ユーロ(20,800円)
光熱費96 ユーロ(12,480円)
通信費50 ユーロ(6,500円)
交通費40.8 ユーロ(5,304円)
美容費65 ユーロ(8,450円)
医療費55ユーロ(7,150円)
合計916.8ユーロ(119,184円)

さいごに

トータルで1か月916.8ユーロ(119,184円)でスペインで生活をしているという結果になりました。

予想より安かったでしょうか?それとも高かったでしょうか?

ちなみに、私たちは外食にそこまで行きませんし、物欲も強くないので比較的安くすんでいると思います。

日本でもお弁当を持参していたり外食が少ない方だと、意外とスペインでは安く生活が出来るはずです。

せっかく憧れのスペインに住むのでしたら切り詰めるところは切り詰めて、サクラダファミリアやグエル公園を見物したり、近くのフランスやイギリスなどに旅行したいところですよね。

きっちりと必要なお金を考えて節約すれば、旅行にも行けますし、楽しいスペインライフを送ることができますよ♪

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