実録! ロックダウンの真実 in ニュージーランド

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Question
日本では自粛期間が続くうちに、家族や夫婦関係、仕事等社会的に多大な影響を及ぼしている事は日々肌身に感じています。
「自粛」というだけでもこんなに大変なのに、ロックダウンという完全な「閉鎖」状態を経験されたニュージーランドの人達は、その決定に反対等はなかったのですか? もし日本でも始まるかもと思うと不安しかありませんし、想像も出来ません。
猪崎 さん 大阪府 20代 会社員
教えて、先生!

勿論不安に思わなかった訳ではありませんが、国民全体に柔軟で前向きな姿勢が見られたと感じています。


先日現地の友人と電話をした時も、気軽に出歩けなかった事がストレスだったと聞きましたヨ〜。


ロックダウン期間中の制限は色々と厳しかったようデスネ〜。
中でも現地の人達が感じた大変だった事と言えば、
- 在宅ワーク
- スーパーの入店人数制限
- 失職、失業
等が挙げられマ〜ス。
この記事は【8分】でササ―ッと読めマース

国を挙げての一大対策が引き起こしたニュージーランドのリアルなその後もご紹介していきます!
9位:在宅ワーク
ロックダウン以降は、日用品や食材の買い出し以外の外出を禁じられ、オフィス勤務の人は在宅ワークが命じられました。
在宅ワークそのものは、ロックダウン以前から取り入れている会社も多かった為、完全に移行する事にはそこまで抵抗はなかったように思います。
但しオフィスで仕事をする習慣がついている人にとっては、仕事環境をうまく作れないと言う意見も多くありました。
家族が居れば子どものケアもありますし、家には機材が揃っていないかったり、システムダウン時に仕事が停滞してしまう事も会ったようです。
慣れ始めた一ヶ月頃
在宅ワークも一ヶ月もすればかなり慣れてきて、逆にリラックスして仕事が出来ると言う人も沢山いました。
ロックダウンが開けた今では、時間に余裕が持てる、家族の時間を作りやすくなる等の点から以前よりも在宅ワーク率が増加しています。
服装も上だけきっちり着て下はパジャマなんていうのは、最早オンラインミーティングあるあるですね。
ある人は家族がオーストラリアに住んでおり、彼自身もロックダウン以前にオーストラリアに渡りました。
ニュージーランドの会社に務めていながら、なんと一年以上もオーストラリアからのリモートで仕事を続けていたと言います。
これには正直、「出来ちゃうもんなんだなあ」と思ってしまいました。
8位:運動不足
容易に出歩けなくなってから、一日中家で過ごす毎日が続きました。
となればやる事も限られてきますし、活動範囲が狭まると運動不足も避けられません。
ジムも閉まっている為、住居の周辺でのみ軽い運動を行えます。
このままではコロナ太り必至!
ロックダウン中の健康管理は、厳重な制限下では注意が必要ですね。
趣味の変動
普段からアクティブなキウイ達、外に出られないとなると家で何をするのか?
そこで流行ったのが DIY です。
特に持ち家の人達は家のリノベーションや小屋作りなんかに没頭し、それはそれでなかなか充実したものとなりました。
家で過ごす時間が多くなれば、家時間を快適にする為巣作りを始めるのは自然な事かもしれません。
7位:スーパーの入店制限
混雑により冒されるソーシャルディスタンスを守る為、スーパーやドラッグストアへの入店人数に制限が設けられました。
勿論列と列との間にも 2m の間隔を空ける必要がり、列は大型スーパーの駐車場を全周する事も。
もう長いなんてものではなく、入店待ちに1時間かかる時もありました。
定着した新たなルール
入店前の手指消毒と使用後のバスケットのアルコール消毒が徹底され、化粧品等のテスターは設けない等、厳しく衛生管理が行われました。
また、店頭に必ず設置されているQRコードを読み込む事に寄って、一人一人の動向が追跡出来るようになりました。
これは、後にコロナの陽性が発覚した際に、クラスターを明確にし誰がその時店内に居たかを把握する為のものです。
QRコードは全てのビジネス、ビルやエレベーター、タクシーや Uber 等の一対一の密室の場に至るまで発行され、ロックダウンが明けた今でも続いています。
スーパーから小麦粉が消えた!
非常時、人々の考える事は皆同じです。
日本でホットケーキミックスやトイレットペーパーが消えたように、ニュージーランドでは小麦粉やパスタ類が一切お店から無くなった時期がありました。
都市によって物流や需要等にも差は見られましたが、幸いにも全く買えない時期というのはほんの一瞬で終わりました。
人口や民族的な比率だけでなく、こういった買い占め(panic buying)に対して、国全体が比較的冷静だった事もあるように思います。
6位:ビザの発行遅延
元々移民の多い国であるニュージーランドでは、様々な種類のビザで移民者を受け入れています。
しかし、ロックダウンが始まった事により移民局の仕事は停滞し、申請中のビザの発行手続きに通常の倍以上時間がかかってしまうケースも沢山ありました。
それにより、渡航予定だった国外滞在中のニュージーランド人達は急遽旅程の見直しやキャンセルを余儀なくされます。
一時滞在ビザ保有者への対応
既に現地にいる留学生やワーキングホリデーの人達の中でも、一定の期日以降に入国した人は強制帰国となりました。
それ以前に入国して居た人は滞在継続か帰国かを自ら選ぶ形となりました。
状況が良くなるまでのにはかなりの時間を要する事が予想された為、全ての短期滞在者の保有するビザは、期限の延長が施行されました。
しかし現在でも国と国との間にボーダーがある為、その後ビザの期限が切れれば自国に帰らざるを得なくなり、その後の入国もいつになるか分かりません。
そう言った理由でニュージーランドを出なければならなくなったパートナーとの次の再会は、一年後か、またその先か…。
5位:イベントのキャンセル
パンデミックの中イベント毎は大小問わずキャンセル続出。
その時期、首都ウェリントンでは毎年行われる都市最大のイベント CubaDupa の準備中でしたが、こちらもキャンセルとなりました。
その他、ホームパーティーや結婚式、一対一のミーティングすらもNG。
オーストラリアで挙式をする予定だった知人カップルは、渡豪も叶わず式も延期となり、色んなお金と時間の浪費にかなりのストレスを抱えていました。
長い長い夜明け
様々な開催待ちのイベントが期待を込めて延期を見送りその日を待ちましたが、結局平常通りのイベントが開催されるようになったのはその年の11月頃。
ロックダウンから実に半年以上もの月日が経ち、その空白の時間に大きな損害や精神的な落胆がありました。
しかしいくつかのイベントはオンライン上でゲリラ的に開催される事もあり、来たる夜明けに向けた前向きな活動も見られました。
今普通の日常を迎え、延期続きだったパーティーや街中で催される結婚式の様子を見る度、あのロックダウンは無駄ではなかったと思わされる日々です。
4位:ビジネスの停止
期間中ダメージを全く受けなかったビジネスはなかったと思われますが、特に痛かったのは飲食店でしょう。
多くの企業が仕事のベースをオンラインに切り替えて居ても、飲食店にはそれが出来ませんでした。
となれば、営業は完全に停止するしか道がありません。
特に最初の一ヶ月半はスーパー等以外は営業禁止となり、宅配の営業も出来ませんでした。
その間に撤退を決めたお店も少なくありません。
窮地からの追い上げ
長い隔離を終え、ニュージーランド独自の警戒アラートレベルが一段階下がった頃、国民の間にも小さなローカルビジネスを応援する動きが見られました。
宅配サービスも再開し、カフェでの提供は入り口で持ち帰りのみ OK となってからは、こんな時だからこそ助け合わなければと、消費者側の購買意欲も高まりました。
ローカルビジネス向けにクーポンを発行するサイトが立ち上がる等、国全体で遅れてしまった社会の動きを取り戻そうとしました。
3位:他者との接触制限
期間中は人との関わりも制限され、基本的に同居者以外との接触は厳禁。
勿論恋人同士であっても、一緒に住んでいなければ会う事も許されません。
外出も、買い出しや病院等の目的以外には基本的に出来ない為、怪しいと思われれば巡回している警察に職務質問を受ける事になります。
こうした厳格なルールを設ける事に寄り、政府は国からウィルスの根絶を図ったのです。
全ての人が状況を把握する為に
コロナが世界中で騒がれ始めてから政府が先ず行ったのは、警戒レベルの基準を明確にする事です。
実際に国内でウィルスの感染が見られ始めた時、国民一人一人がどのような対応をすべきか分かるメソッドを発表しました。
それを危険度別に4つのレベルに分け、感染者数の上下に合わせて現在の警戒レベルアラートが発令します。
例えばレベル4は最高値となり、ロックダウン期間中に発令され完全な自己隔離状態に入ります。
レベル2まで下がれば、外出や引越し、国内での移動は可能となります。
2021年7月現在はアラートレベルとしては最低値のレベル1、国内は殆ど以前の通り通常の生活を取り戻せています。
2位:失職
リモートワークが不可能なビジネスにとっては、一ヶ月強の営業停止はかなりの痛手でした。
収入が完全にストップすれば人を雇い続ける事も難しく、ロックダウン中にかなりの数の人が職を失いました。
またロックダウンが明けてからも、社会状況が一度停滞してしまっている事から、暫くの間は職探しも困難となりました。
その後数ヶ月踏ん張って来たお店も、一つの街だけでも多くのビジネスが撤退、廃業しています。
成功を信じて
一言では言い尽くせない、この期間に起きた本当に多くの損失を埋めるよう、その最中そして直後にも人々は努力をし続けました。
ビジネスを続ける為、家族を守る為、そして人一人が生き抜く為に、長い完全閉鎖状態の期間を乗り切りました。
反対意見もゼロではありませんでしたが、このままでは居たくないと思う人々の気持ちが、国全体を一つにまとめました。
それも簡単な決断ではなく、全てにおいて、言葉で言う程容易に事が進んだ訳ではありません。
それでもこの辛い日々を無意味なものにしないようにと、全員が一丸となって取り組んだのです。
1位:夫婦関係の悪化
アラートレベルが高い時期は学校も会社も行けず、一家で暮らしている家庭では毎日家族全員が揃っている状態になります。
小さな子どもがいながら両親が共働きの在宅ワークとなると、どちらも両立するのは非常に大変。
いつも以上に家での仕事が増えたり、家族全員のケアを一日中するとなると、お母さんもお父さんもクタクタです。
その小さなストレスも着実に増大して喧嘩や揉め事も増え、離婚率もぐっと上がりました。
家族の時間
実はこれを「返って良かった」と思う家族もあります。
自営業で毎日休みなく働いていた家庭では、久しぶりにまとまった休みが取れた事で、家族の時間が出来てゆっくり出来たという意見も。
難しい時期に直面した時、それがどう作用するかはなってみないと分かりません。
ですが、人間はある程度その時の状況に適応出来るもので、実際は大変な状況であっても、逆にそれが心を豊かに変えてくれる事もあります。
さいごに
大きな困難に立ち向かう時、全く無傷では解決出来ないという事を感じさせられたロックダウンという選択。
今は普段通りに過ごせていると言っても、今ある日常はコロナ以前とは全く同じものではありません。
世界各国の様々な決断と対策、その全てが必ずどこかで身を結ぶ事を願っています!
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