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シーズン到来!アイスコーヒーにおススメのコスタリカ産コーヒー豆ベスト5

コーヒー
日本

Question
夏になると、毎日飲みたくなるアイスコーヒー。
本格的な一杯が飲みたくて、豆から挽いてるんだけど、リサーチしたらコスタリカの豆が有名らしい。
コスタリカのコーヒーについて誰か教えて!バリスタ修行中さん 東京都 サラリーマン30代 営業職

教えて、先生!

先生先生
コスタリカ出身なのに、コーヒーが飲めないコスタリカ出身の旦那と結婚して10年目。
一年中コーヒーが手放せない、コーヒー中毒の日本在住ライター JOYCHITA がお答えします。

恋する乙女恋する乙女
コーヒー豆って色んな種類があって、毎回迷っちゃう。
どうせ飲むなら本格的で、美味しいのがいいんだけど、美味しい豆の基準って何?
最終的には、いつも値段で決めちゃうんだ・・・

王子様王子
NO !
Que`lastima !
コーヒーの命は、豆なんでスーヨ乙女ちゃん!
美味しいコーヒーを飲みたいなら、きちんと豆を選ばないと、もったいないデース

恋する乙女恋する乙女
そうだよね・・・
じゃ、素人でも分かる豆の選び方が知りたい!
コーヒーと言えば香りだけど、やっぱり挽く前から香りって大切なの?

王子様王子

さすが乙女ちゃん、その通りなんデース!
コスタリカで認められているのは、最高品質の「アラビカ種」という豆だけなんデース。
なんとそれ以外の豆を栽培するのは、法律違反なのデースヨ・・・

  • 品質重視のこだわり
  • 生産から精製まで一括管理
  • 環境重視のコーヒー栽培

この記事は【4分】でササ―ッと読めマース

先生先生
美味しいアイスコーヒーを探して、暇さえあれば、カフェ巡りをしている JOYCHITA 。
コスタリカのコーヒー雑学も交えて、おススメのコーヒー豆をご紹介致します。

5位:バリエーション豊富なフレーバーコーヒー!

コスタリカのコーヒーと言えば、特徴的なフレーバーがとっても有名なんです。

コーヒーの香りは、香ばしいだけではないんですよ!

今注目されているのは、りんごやアプリコットのような酸味と甘味を両方兼ね備えた果実風味漂うコーヒーなんです。

フレーバーコーヒーの余韻は、産地次第!

フレーバーと同時に、コーヒーの深く甘美なコクを楽しみたい方は、是非豆の産地にも注目してみて下さい。

コスタリカで栽培されるコーヒーは、標高や昼夜の寒暖差によって、それぞれ異なった特徴があります。

果実風味豊かなコーヒーを楽しみたい方には、「ウェストバレー」という地域で収穫された豆がおススメです。

コーヒーの特徴である、適度な苦みと酸味がバランスよく配合されているコスタリカを代表する一杯です。

4位:至福の一時を演出する、甘美なチョコレートフレーバー!

甘いケーキには、絶対ブラックコーヒーというコーヒー党の方は多いでしょう!?

JOYCHITAも甘いスイーツには、煎れたてのブラックコーヒーが欠かせないコーヒー中毒の一人です。

こんな方に是非飲んでいただきたいのが、数ある栽培農家の中でも、標高差の激しい「セントラルバレー」という地域で栽培されている品種です。

標高によって影響を受けやすいコーヒー豆。

特にセントラルバレーのコーヒー豆は、標高差も手伝って香り豊かな一粒に仕上がっています。

苦みの中に漂う、芳醇なチョコレート風味

セントラルバレーで収穫された豆は、コーヒー独特の苦さと酸味の中にも、しっかりとした甘みを感じる一品です。

それはまるでチョコレートのような、優しい甘さとカカオの持つ深いコクを感じられる一杯です。

3位:フルーツとチョコレートのいいとこ取り!

独特な果実の風味と深いコクを同時に味わいたい、欲張りなあなたにおススメのコーヒー豆がこちら!

「タラス」という地域で栽培・収穫された小粒のコーヒー豆です。

自然豊かなコスタリカの中でも、ひときわ美しい山林地帯で栽培される豆です。

第5位で紹介した「ウェストバレー」と同じく、酸味・苦み共に日本人好みのバランスの良い一杯です。

美味しいコーヒーは自然からの贈り物

コーヒー豆の生育には、気温や標高差も大きく影響しますが、木を育てる土壌が何より重要です。

「タラス」は、コスタリカ国内に数多ある農園の中でも、肥沃な土壌に恵まれた丘陵地帯にあります。

小粒ながらも旨味・渋み・苦み共に凝縮された一杯が味わえるコーヒー豆です。

2位:芳醇な香りをまとった至福の一杯

世界中には数えきれない程のコーヒー豆が存在していますが、その中でも「ボルドー」という名前を持つ希少種。

「ボルドー」と言えば南仏の香り漂う赤ワインを思い浮かべますが、コスタリカにも「ボルドー」の名を冠したコーヒー豆が存在します。

それは「トレスリオス」という銘柄で、高品質の豆で名高いコスタリカの中でも、「コスタリカのボルドー」と呼ばれるほど、気品溢れるコーヒー豆です。

ボルドーの名に相応しい香しい一杯

コーヒー通の間では、「スペシャリティコーヒー」として珍重されている「トレスリオス」は、ボルドーの名前にふさわしく、苦みや渋みよりも酸味と甘味を強く感じる品種です。

他の豆に比べて、コーヒー本来の香りと、舌の上に残る独特な酸味が特徴です。

1位:香り・味わいバランス最高の「ブルンカ」

一粒一粒丹精込めて育てたコーヒー豆。

それを機械を使わず、手摘みで収穫するのが「ブルンカ」という品種です。

「タラス」とは反対で、大粒の形状でありながらも、その味わいはとても繊細です。

ハイクオリティなコスタリカコーヒーの中でも、「トレスリオス」と最高位を争う品種で、コーヒーの命とも言える香り・酸味・苦み・渋みがバランス良く味わえる至高の一杯です。

製法にも独自の方法を採用!

コスタリカコーヒー最大の特徴は、その独自の精製方法にあります。

「ハニープロセス」と呼ばれる方法で、コーヒー豆の外皮を覆う粘膜を除去することなく、そのまま乾燥させる精製方法です。

この方法を用いる事で、粘膜に残った甘みがぎゅっと凝縮されて、味わい深い独特の味わいを醸し出すのです。

「ブルンカ」は「ハニープロセス」の特徴を最大限に活かした品種と言われ、まさに唯一無二の一杯を堪能できるコスタリカ最高のコーヒー豆です。

と JOYCHITA の姑が豪語しておりました。

さいごに

近年世界中で注目されるようになったコスタリカ産のコーヒー。

ハイクオリティな豆だけを栽培し、コーヒー大国としての地位を確立しようと、国の法律でアラビカ種以外のコーヒー豆を生産することは禁止されています。

そのような厳しい制約の中でも、地形や標高、寒暖差などの自然条件を逆手に取り、高品質なコーヒー豆を生産する、農家のプライドには脱帽です。

日本では、まだ見掛ける事の少ないコスタリカ産のコーヒー豆ですが、有名コーヒーチェーンが自社農園を構えるなど、確固たる地位を確立しつつあります。

コスタリカ産のコーヒー豆を見掛けたら、是非挽き立ての一杯を味わってみてください!

雄大な自然の中で栽培された、コスタリカ豆の独特な味わいの虜になること間違いなしです!

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