お土産にピッタリ!イタリアのチョコレートの銘品ベスト10
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Question
今度イタリアへ旅行へ行きます。
私はチョコレートが大好きなので、おすすめのチョコレートがあれば教えてください!
また、お土産にも最適だと嬉しいです。
pinnto さん 愛知県 30代 会社員
教えて、先生!
皆さんは、お土産にもピッタリなチョコレートの銘品を知っていますか?
パクパクパクパク
ちなみに、おすすめのチョコレートの銘品はコチラ‼
- ペルニゴッティ
- ノヴィ
- グイド・ゴビーノ
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース
Contents
10位:ドモーリ(DOMORI)
ドモーリは、チョコレートを心から愛する人に捧ぐイタリアの絶品チョコレート。
普段からチョコレートをそのままガリガリ食べるくらい、チョコレート大好きな人には、1度は食べて欲しい一品です。
1994年創業のチョコレート専門店は、イタリアの長い歴史の中では新参者。
しかし、その美味しさは、口コミであっという間にイタリア中に知れ渡りました。
イタリア一成功したと言われるジェラート店「GROM(グロム)」も、ドモーリの味に惚れ込み、チョコレート・ジェラートの原材料として採用したほど。
特に、世界的に珍しい「クリオロ種」というカカオから作られる板チョコシリーズは、必食です。
9位:ペルニゴッティ(PERNIGOTTI)
ペルニゴッティは、1860年創業のチョコレートメーカー。
イタリアでは、スーパーのレジ前で気軽に買えるチョコレートとしてもおなじみです。
男性ウケもよさそうな、かっこいいロゴが魅力的。
「ジャンドゥーヤチョコレート」と「クレミノチョコレート」が店の看板メニューですので、まずはお試しください。
どちらもヘーゼルナッツがふんわり香る、イタリアを代表するチョコレート。
15個前後入った袋入りのものが、400円前後で購入できます。
8位:ノヴィ(NOVI)
ノヴィも、スーパーで気軽に買えるイタリアを代表するチョコレートメーカー。
ペルニゴッティと同じ、北イタリアのノヴィ・リグーレという都市で産声をあげました。
ペルニゴッティと価格帯もほとんど変わらないので、機会があったら是非食べ比べをしてみてください。
全体的にノヴィの方が少し甘め。
「チョコレートは甘くなくっちゃ!」という方は間違いなくハマる味だと思います。
子どもから大人まで食べやすいので、お土産にももってこい。
スポーツカーのような疾走感のある、カッコイイパッケージデザインも必見です。
7位: エルンスト・クナーム(ERNST KNAM)
エルンスト・クナームは、ミラノっ子なら誰でもが知っているお菓子店。
週末ともなれば、エルンスト・クナームの紙袋を持ったイタリア人を、あちこちで見かけます。
お店はミラノの観光中心地、ドゥオーモから歩いて30分ほどかかるのですが、お店はいつもお客さんでいっぱいです。
ケーキやクッキー、惣菜パンなどもあるので、興味がある方は是非遠征してみてください。
エルンスト・クナームは、フランス発チョコレートの祭典・サロン・デュ・ショコラinミラノでも常連。
この勢いであれば、世界を席巻する日も、そう遠くないことでしょう。
6位:グイド・ゴビーノ(GUIDO GOBINO)
グイド・ゴビーノは、イタリア一ショコラティエを多く輩出する都市・トリノで、最も勢いのあるチョコレート専門店です。
ここ数年、トリノの中心地やトリノ空港内にも出店し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。
実際に、トリノ観光に来たイタリア人の中は、グイド・ゴビーノを楽しみにやってくる人も多いのです。
店内はチョコレートだらけで目移りしてしまいますが、せっかくならば、ガラスケースに並べられた新鮮なトリュフチョコをお試しください。
夏は、チョコレートのたっぷりかかった棒アイスもオススメ。
食べた瞬間、明らかにいつも食べているチョコレートは違う、香りや濃厚さを感じるはずです。
5位:バラッティ・エ・ミラノ(BARATTI & MILANO)
バラッティ・エ・ミラノは、1858年創業の王室御用達のカフェ。
ここで売られるお菓子が口コミで話題となり、いまやデパートや空港等でも買うことが出来るようになりました。
チョコレート類はイタリアの大手デパート・リナシェンテや、高級食材店・イータリーなどで購入可能。
皇室御用達ならではの、上品なパッケージとクセのない味わいが魅力的で、目上の方へのお土産にもぴったりです。
また、もちろんカフェもオススメ。
名前は「ミラノ」ですが、これは創業者の名前で、本店はトリノにあります。
先ほどご紹介したグイド・ゴビーノの目と鼻の先にあり、宮殿のような豪華な建物が旅情を誘うことでしょう。
4位:バーチ(Baci)
イタリアのチョコといったら、バーチを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
「キス」という意味のイタリア語から名付けられたバーチは、イタリア人の暮らしに寄り添うチョコレート。
スーパー、駅ナカ、自動販売機・・・どこでも買うことが出来るのが魅力です。
そして、美味しくて、楽しいのがまた嬉しい一品。
楽しさの秘密は、チョコレートの中に隠されている紙。
チョコレートひとつひとつに白い紙が入っていて、中に愛の詩や愛のフレーズが書かれています。
なんともイタリアらしい愛にあふれたチョコレート。
日本語版も出たら良いのに・・・なんて、食べるたびに思ってしまいます。
3位:ヴェンキ(Venchi)
ヴェンキは、日本の輸入食材店等でも時々みかけるイタリアの人気チョコレート専門店。
イタリア語では「Chi」は「キ」と読むため、「ヴェンチ」ではなく「ヴェンキ」と発音します。
先ほどご紹介したバーチに比べると、なんだか魅力に欠ける(?)名前ですが、イタリア人はヴェンキが大好き。
特にジェラート類が有名で、ローマ・ミラノ・ヴェネチア等の空港やターミナル駅にも店を構えています。
香り高く、何層にも重なる味わいが、チョコレート好きにはたまらないことでしょう。
ジェラートは、チョコレート味だけでも、常時約4-5種類ラインナップされています。
飛行機や列車の乗り継ぎ等でイタリア国内にお立ち寄りの方も、どうぞお見逃しなく。
2位:フェレロ(FERRERO)
フェレロは、イタリア最大手お菓子メーカー。
「フェレロ・ロシェ」「ヌテラ」「キンダーサプライズ」などの人気イタリア菓子は、全てフェレロが手掛けています。
テレビでCMを見ない日はないほど、イタリア人の大定番。
イタリア滞在中は、日本では見たことないような、可愛くて美味しいアイテムも、たくさんゲット出来ることと思います。
季節毎の限定商品も豊富なので、イベントシーズンにイタリアに来る方はマストバイ。
100円以下のアイテムもたくさんあるので、バラマキ土産にもオススメです。
1位:カファレル(Caffarel)
カファレルは、イタリアのチョコレート史において欠かせない存在。
というのもカファレルが、イタリアのチョコレートの歴史を大きく変えたからです。
時は1800年代。
その頃フランスに支配されていた北イタリアは、カカオ豆を満足に輸入することが出来なくなっていました。
そこで、カファレルのお菓子職人が考案したのが、ジャンドゥーヤチョコレート。
カカオ豆に代わって、地元産のヘーゼルナッツを練り込んだ新食感チョコレートを発明したところ、一躍人気ヒット商品となりました。
おかげで、イタリアのチョコレート界は息を吹き返し、ヨーロッパ中の貴族からご指名を受けるようになりました。
カファレル以外の店も、次々とオリジナルレシピでジャンドゥーヤチョコレートを生み出し、イタリアチョコレート業界は一気に飛躍を遂げました。
今では看板商品のジャンドゥーヤチョコレートは、ノーマルタイプからビター・オレンジフレーバー・コーヒーフレーバーなど様々なものが出ています。
イタリアチョコレートの原点とも言えるカファレルは必ず訪れたい名店です。
さいごに
スイーツ大国であるイタリア人は、チョコレートが大好き。
というのもイタリア料理は、基本的には砂糖を一切入れないため、デザート類でたくさん甘いものを食べる習慣が根付いているからです。
レストランやカフェのレジ前に置いてある、お口直し用のミニチョコレートでさえ、感動必至のお味。
チョコレートはイタリア人の心のようなものです。
是非イタリアで、美味しいチョコレートを沢山食べて下さいね。
ステキでおいしい出会いがありますように★