日本の文化!アニメ、漫画、J-POPってフランスでの印象はどうなの?

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- フランス在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、フランスの今をお伝えします。
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フランスといえば、皆さんは何を想像しますか?
シャンゼリゼ通り、高級ブティック、エッフェル塔、ワイン、チーズ、可愛いパティスリー・・・といったオシャレなイメージでしょうか。
そんなイメージのあるフランスですが、フランス人たちが熱をあげている分野があります。
それは日本文化、特に漫画やアニメといったサブカルチャーです。
もちろん、全員が熱狂しているわけではありませんが、世界で日本の次に漫画が売れているほどフランスでは浸透しています。
そんな中、有名なイベントといえばJapan Expo。
漫画・アニメ・ゲーム・音楽などのポップ/サブカルチャーだけではなく、書道・武道・茶道・折り紙などの伝統文化も紹介する規模の大きい日本のイベントです。
フランスでは毎年7月に4日間開催され、ヨーロッパの国々から日本好きが集結します。
今回はこのJapan Expoで発見した熱狂的なフランス人も含め、日本のポップ/サブカルチャーに対するフランスでのイメージをご紹介いたします!
フランスにおける日本の漫画
フランスの本屋に行くと、基本的に漫画コーナーがあります。
そこにはフランス語翻訳された漫画がたくさん。
一緒にアニメDVDも置いてあります。
因みに「タンタンの冒険」などのいわゆる、BD(バンドデシネ)とは別コーナーで、日本のManga枠としてあります。
日本も仰天のマニアックな品揃え
「DEAGON BALL」や「NARUTO」、「ONE PIECE」などの王道系の作品だけでなく、日本でもマニアックな作品も翻訳され売られています。
- Shounen (少年漫画)
- Shoujo(少女漫画)
- Seinen(青年漫画)
- Josei(女性漫画)
- Yaoi(BL漫画)
日本語のジャンル名をそのままアルファベット化して名付けられれいて、ありとあらゆる作品が揃っています。
熱狂
面白いのが、立ち読みや座り読みするフランス人少年少女が多いこと!
国や文化は違えど、日本の漫画を楽しめるんだな〜と漫画の凄さを思い知らされました。
特に学園モノや日常モノは、日本文化特有のものがでてきますし、日本特有のネタもありますが理解しているようです。
日本ってあんな可愛いObentoというkawaiiランチを毎日作ってるの?
セーラー服持ってるの?
フランス人の友人たちからはこんなことを聞かれたりするほど浸透していると言えます。
一般人にも広がる漫画
たまに、メトロ内で漫画を読でいるフランス人もチラホラ。
何を読んでるかついチェックしてしまいます。
いわゆる、オタクと呼ばれるフランス人はもちろん、特にオタクではない一般層のフランス人でも有名どころの漫画作品は知っています。
日本でも一般的な有名漫画はみんな知っているので、フランスも日本の同じような知識レベルと言って良いでしょう。
漫画家はスター並
また、漫画家さんがフランスにサイン会をしにいらっしゃることも度々あります。
Japan Expoではもちろん、日本とは関係ない子供向けの絵本のイベントなどにも日本の漫画家さんがサイン会をされていたことも。
私も、好きな漫画家さんがフランスにいらっしゃっていたのでサイン会に参加しました。
ほとんど日本ではサイン会をされていなかったり、フランスからの逆輸入ということで、フランスで有名になった漫画家さんもいらっしゃいます。
フランスでも漫画作品の影響力ってスゴイですね!
フランスにおける日本のアニメ
実は、フランスは昔から、日本のアニメをテレビで放送されていました。
しかも吹き替えで!
そのため、古い作品を知っている人が多いのです!
フランス人は日本アニメで育った
タイトルやキャラクターの名前がフランス語名になっているので、フランス人がアニメの話をしたとき、何ソレ?となるのですが、ストーリーを聞くとすぐに分かります。
古い作品でいうと、「キャンディキャンディ」「聖闘士星矢」「シティハンター」「ハイスクール奇面組」などが有名です。
その他、70~80年代のマニアックな作品も、吹き替えで放送されていたので、日本のように小さい頃に日常的にみんな見ていたという感覚のようです。
90年代でいうと、「セーラームーン」「るろうに剣心」などが有名。
日本と同じですね。
その後の世代でも、たくさんのアニメ化された作品がフラン人の間では知られています。
アニメ映画も大人気
そして、やはり強いのが、アニメーション映画。
アニメーション映画は、フランスではたくさん映画館で公開されています。
ジブリ映画はダントツで人気で知名度も高く、グッズが売られているお店もいくつかあるほどです。
その他にも有名なアニメーション映画監督の作品が毎年公開されています。
「花とアリス 殺人事件」や「サカサマのパテマ」などのミニシアター系のものまで公開しているため、まさかこの作品まで!とビックリすることもあります。
私もフランスの映画館でよく日本のアニメーション映画を観ますが、満席の場合が非常に多いです。
そして、意外にも大人が多いのです。
ヨーロッパでは子供の時にしかアニメを見ない国は多いですが、大人になってもアニメーション映画は観るというのは日本と一緒の感覚ですね!
フランスのコスプレイヤー
フランスのコスプレイヤーを見る機会は、やはりJapan Expoなどの日本系のイベント。
日本人から見てもかなりクオリティが高いようです。
イベント内では、コスプレコンテストもあるので、出場者は特に力を入れています。
また、フランスだけでなく、ベルギーなどヨーロッパ国内でも日本系イベントは盛んで皆さんコスプレを楽しんでいます。
日本人の一般層にはあまりメジャーではないマイナーなアニメキャラのコスプレや、イベント内では日本アニメキャラだけでなくディズニーキャラなどにも扮しているコスプレイヤーも多いです。
フランスにおける日本の音楽
J-popなど日本の音楽は、漫画やアニメに比べて一般層には浸透していません。
オタクが楽しんでいる
日本好きやオタクの皆さんが、延長線上として嗜んでいる印象です。
その中でも有名なのは、主にヴィジュアル系グループ全般、ジャパニーズポップカルチャーを売りにしたきゃりーぱみゅぱみゅや℃-uteといったアイドルグループです。
私は、フランス人の友人に連れられパリで行われたGACKTさんやMIYAVIさんのライブ、その他何人かのヴィジュアル系グループのライブに行きました。
L'Arc〜en〜Cielさんもフランスで有名で、ライブに何度かいらしていたそうです。
その他様々なアイドルやアーティストさんが、フランスやヨーロッパ国内でコンサートツアー、Japan Expoにもゲストとしていらっしゃっています。
しかし、音楽方面に関してはやはりこういった、日本好きの方々のみに認知されているといった印象です。
さいごに
今回は、日本のポップ・サブカルチャーに焦点をおいて、フランスでの印象や影響についてお伝えしました。
「え、日本人なのに何で知らないの?!」と言われてしまうほど、たくさんの漫画アニメ作品や音楽アーティストを熟知している日本マニアのフランス人オタクさんたち。
特にイベントでは、その熱気に圧倒されつつも、これほどフランス人を夢中にさせる日本の大衆文化ってやっぱりスゴイ!と改めて実感させてくれました。
日本の皆さまも、日本の伝統文化だけでなくポップ・サブカルチャーも自信を持って世界に広めていきましょう!
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