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フランス人は普段何を食べているの!?意外に知らないフランス人の食事ベスト10

椅子に座り頬杖をつく女性
フランス

Question
現在、フランス人の彼とお付き合いしています。
今度の週末に初めての手料理を作ろうと思うのですが、フランス料理はちょっとレベルのが高いので悩んでいます。
フランスの食文化って、実際のところどうなのでしょうか?
普段、フランス人が好んで食べる食事を教えてください。
Rinoさん 30代 OL

教えて、先生!

先生先生
そのご質問にお答えするのは、フランスで2年間留学&仕事をしていたフランス大好き!
パリ市内で引越し10回、郊外での暮らしやホームステイ、一人暮らしをした経験のあるライターcafe9がお答えします!

恋する乙女恋する乙女
フランス人男性とのお付き合いだなんて憧れちゃうー!
ロマンティックな恋したいなー。
えーっと、フレンチ以外って一体何を食べているのかな〜。
イメージはフランスパン、クロワッサン、チーズ、コーヒー。
うーん、、、でもやっぱりお肉とマッシュポテトとかな〜!?

王子様王子
オオ、マドモアゼル乙女ちゃん。
それは単にイメージだけのことであって、実際はもっとシンプルで身近にあるものを食しているんデース。
フランス人は家族の絆を大事にするんだ。
だから、小さい頃に食べたお母さんの手料理がいまだに大好きなフランス人男性も多くいマース。

恋する乙女恋する乙女
えっ!?
そうなんだ!
だけどフランス人の家庭的な味って全然イメージができない。
まあ、要するに”お袋の味”ってことかしら?

王子様王子

マドモワゼ〜ル、その通りデース。
まさに日本語で表現するなら”お袋の味”ってとこかな。
代表的な物は〜!

  • ラタトゥイユ
  • キッシュ
  • ブイヤベース

この記事は【7分】でササ―ッと読めマース

先生先生
マドモアゼル、恋する乙女ちゃん!
わかったかな?
フランス人男性が好む料理は家庭の味なのよ♡
小さい頃に食べたあの懐かしいママン(フランス語でお母さんの意味)のお料理が大好きなの。
どの国の男性もやっぱりベースとなるものは一緒ってことね。
それじゃ、この際だからそれ以外の家庭の味を一気に紹介するわね♬

10位:Ratatouille (ラタトゥイユ)

フランスの家庭料理と言ったら正にコレです。

ラタトゥイユ!!

南フランス発祥の料理ですが、今やフランス全土に広まり代表的な家庭料理ママン(母)の味の一つになりました。

各家庭によって野菜の種類も味付けもさまざま!

だからこそ、フランス人男性にとっては小さい頃から食べ慣れたお袋の味のお料理を作れる女性には目がない♡

「結婚したい!」と思うものです。

彼が何となく元気がなかったりする時は

そっと、このラタトゥイユを手料理してあげると良いでしょう。

初めはママンと同じでなくても郷土料理を食べると不思議と元気が出てくるものです。

そして、彼にそっと付け加えて言う言葉は

「ちょっと疲れているみたいだったから、あなたの為にラタトゥイユを作ってみたの。

どうかしら?

初めて作ったから見様見真似だけど、次はもっと美味しく調理できるように頑張る♡」

このフレーズです!

日本人女性の優しい思いやりのある言葉にフランス人男性は心打たれちゃいます。

9位:Tajine (タジン料理、クスクス)

タジン料理!?

と思われる方も多いのではでしょうか。

でもこのタジン料理、フランス人は大好きです。

アフリカ北部で食べられていたのが移民によってフランスでも大人気になり、一家に1台のタジン鍋もあるぐらい。

インスタ映えも間違いなし!

彼や友人を自宅に招いて Fête (パーティー)の時に出しても良し

先ずタジン鍋の形がユニークで可愛い(*^^*)

タジン料理にかかせないクスクス、日本でいうところのご飯と一緒でこれが合う!

クスクスが食卓に出てくるなんて、ゲストも驚くこと間違いなしです。

これであなたは人気者!

8位:Pâtes (パスタ)

こちらも家庭で食べられている代表的なもの。

共働きが当たり前のフランスでは忙しいママン(お母さん)達の救世主!

バジルやトマト、クリームと合わせたシンプルなパスタが大人気です。

味付けは至ってシンプルで簡単が合言葉

パスタは誰しもが好きな食べ物。

だからこそ食べやすくて王道のトマト系かバジルがやっぱり人気です。

7位:Terrine de fois gras (フォアグラのテリーヌ)

フォアグラはお家でもレストランでも食べることが多いフランス人。

ワインと一緒に食べたり、パテにしたり、前菜に出したり食べ方は様々です。

どうやって作るの?

フォアグラをガチョウやアヒルから調理するのは手間が非常にかかります。

フランス人はお惣菜屋さんモノプリ(フランスのスーパー)で簡単に美味しい手頃な値段のフォグラが手に入るので食卓に、特にディナーにはかかせません。

日本ならどこで買えるの?

日本では百貨店のお惣菜屋さん、あるいはデパ地下で簡単にゲットできます。

フォアグラってどうやって食べるの?

お店で購入したフォアグラは既に調理されているので、そのままかバゲットにつけて食べるのが一般的です。

サラダと一緒ではなく基本そのまま食します。

6位:Quiche (キッシュ)

キッシュは何を入れても美味しい!

冷蔵庫にあるお野菜やベーコンでお料理初心者の彼女でも簡単に作れます。

フランスで代表的なのは、オニオンがたくさん入ったキッシュや、ポテトやベーコン、ブロッコリーといった緑黄色野菜を具にして作られています。

味付けは塩と胡椒でシンプルに頂きます。

でも、キッシュの生地の作り方は?

キッシュの生地はスーパーにあるので購入可能!

コストコでも冷凍の生地が変えたりするので来客用にストックしておくと良いでしょう。

Picard (ピカール=フランスの冷凍食品) が日本にも進出したので手に入れてみてください。

5位:Pomme de terre (マッシュポテト)

「もう〜たまらない!」

聞いただけで早く食べたくなるのがマッシュポテトです。

滑らかでクリーミー、お肉と食べると最高にテンションがあがります。

そしてワインと一緒に食す!

至福のひと時です。

マッシュポテトって時間がかかるんじゃないの?

いえいえ、マッシュポテトの素(粉上)があるんです!

手軽にスーパーで調達しましょう♬

4位:Fromage (チーズ)

フランスと言えば?

そう!チーズ王国です。

村の分だけチーズの種類があるほど。

フランス人にとては絶対に欠かすことができないものです。

子供から大人まで小さい頃から食べ親しんできたチーズは、食後の最後に食べるのが通常です。

食後にチーズ?

はい!チーズの種類が豊富なことはもうわかりましたね。

フランス人の好むチーズは青カビからパルメザンのように味が濃厚なので食事の最初に食べたら、せっかくの

メイン料理が台無し。

だから、食事が終わった後にワインを嗜みながら食べます。

そしてその後に、クリームブリュレのような日本で言う「デザート」を食べて締めに入ります。

3位:Lègume (野菜)

フランスには美味しい新鮮な野菜がマルシェ(朝市)で手に入ります。

種類も豊富で南フランスの太陽を燦々と浴びた野菜は甘味、色味ともに抜群!

無農薬、オーガニックの新鮮な野菜ならフランス!

と言われるほどBIO大国でもあるのです。

調理方法はどうするの?

蒸したりオーブンで焼いたりして塩と胡椒だけで食べるのがフランス流。

勿論、洗ってそのまま食べてもOKです!

至ってシンプルな食べ方をフランス人は好みます。

その理由は、、、

野菜が持つ甘みと味が濃いので栄養価も高いから。

ドレッシング何て不要です。

野菜そのものの味を味わう!

これこそフランス流です。

2位:Fruit de mer (魚介類)

魚ならオーブンで香草焼き

クリームソースやトマトソースで味付けしてさっぱりと食べるのがフランス流。

貝類はムール貝がダントツ人気です!

バケツ一杯のムールを塩茹でして食べるます。

貝から出る出汁でスープにしてフランスパンを浸して食べたらあなたもムールの虜、間違いなしです。

フランスってチーズかお肉のイメージしかなかったけど

フランスは乳製品、肉、野菜、果物、小麦粉、どれも自国で生産し食することができるので輸入に頼らずとも国民

の生活は成り立つんです。

フレンチが世界三代料理の一つになる意味もわかりますね。

1位:Viande (お肉)

正にお肉の宝国!

生ハムやサラミはもちろんのこと。

塩と胡椒で焼きマスタードをつけて食べたり煮込み料理と合わせて食べることも大好きなフランス人。

家庭では男性がお肉を焼くのが一般的です。

豚肉よりも鳥や鴨が多く好まれています。

お肉にはやっぱり赤ワイン!

専門店が多いって本当?

その通り!

お肉ならお肉屋さん、魚なら魚屋さん

と言うようにフランスには専門店が多く、いつでも新鮮なものが手に入ります。

計り売りなので食べる分だけ買ってその日のうちに調理して食べるのがフランス人ならではの食べ方です。

さいごに

皆さんもフランス人が普段どんな物を食べているのかもうわかりましたね!

ランキング別にしたので、それぞれの食べ方や調理法がわかります。

今までのフランス人のイメージと比べて印象が変わったと思います。

決して、毎日高価なフランス料理を食べている訳ではありません。

フランス人は普段、質素な生活を好むので毎日外食なんてこともしません。

ワインも有名なワインではなく、スーパーで簡単に手に入るような、安価で美味しいワインを見つけるのが得意です。

ワインにバゲットやチーズがあれば夕飯は終わり〜。

なんていうのもフランス人にとっては当たり前です。

さあ、あなたもフランス人の彼氏やパートナーに手料理を作ろう!

ランキングで出てきたものは代表的なものばかりです。

この内、一品だけでも良いのでチョイスして素敵な時間を過ごしてください。

とにかく、一緒に過ごしたり語り合いながら食事をするのが一番心地良いです。

そんな時間をたくさん過ごして、「僕には彼女しかいない♡」と思わせましょう。

皆さんの恋愛が上手〜く甘〜くいきますように願っています。

では、ここで! 最後まで読んで頂いた読者の皆さんにプレゼントです♬

料理が苦手だったり、普段から自炊をしない方も、初めてフランス人とお付き合いする方も、味より大切なのは相手のことを思って作ることです。

そして最後に必ずこのフレーズを伝えてくださいね!

「Merci beaucoup comme toujours=メルシー ボクー コム トウージュール」

(訳)いつも本当に色々とありがとう!

彼に対して愛と尊敬をこめて伝えれば、今日のデートはこれで完璧です🎶

それでは、皆さんに願いを込めて

Bon courage !!

Merci beaucoup tout le monde.

(訳)皆さん、頑張って!

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