オーストラリアはゆるい!?日本との子育ての違いで驚いたことベスト10

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オーストラリア

第10位:保育料が高い!

おもちゃで遊ぶ子供

子どもをチャイルドケア(保育園)に預けることにしたときにいくつか見学に行ったのですが、1日の保育料が$90〜$130することにびっくり!

日本円で大体1日8,500〜12,000円(2022年7月上旬のレート)です!

もちろん補助金が出るので1日$30〜$60程度という家庭が多いのですが、収入が多ければ全額負担です。

「子どもを預けて働きたいけど、1日の収入のほとんどが保育料に消えるから働くか迷う」というママ友もいました。

オーストラリアは日本と比べると物価が高いのでお給料もいいですが、収入が多い場合は注意も必要です。

第9位:お弁当がラク!

サンドイッチ

日本のキャラ弁をSNSで見るだけならすごいなあとと感心するのですが自分で作るのは大変!

オーストラリアの公立小学校はほとんどがお弁当。

大きなランチボックスにサンドイッチ、チーズや果物を入れるだけ、というお弁当がほとんどです。

お弁当とは別に10時頃にモーニングティがあるのですが、バナナやクラッカーなど軽食を持って行かせるだけ。

息子の通う公立小学校にはカフェがあり、事前に親がオンラインでオーダーして子どもは受け取るだけ、というとても安心でラクなシステムです。

小学校以前の保育園、幼稚園は給食制のところがほとんどです。

毎日のことなので親としては助かります!

第8位:学校に教科書がない!?

もちろん通う学校によるのですが、近所の公立の小学校には教科書がありません。

教科書通りに授業を進めるのではなく、1年間、あるいはその学期内にこなすべきカリキュラムに合わせて先生が考えて授業を進めます。

また、日本のように1人に1つの机がある学校は今では少なく、長いテーブルや大きなテーブルの好きなところに座って授業を受けます。

”みんなで同じことをする”授業ではない

学校見学に行った際は、1つのクラスの中でいくつかグループがあり、それぞれ違うことをしているのにも驚きました。

同じクラスでも生徒の理解度などによって進め方を変えるのが一般的だそうです。

日本だと「暗記法」が一般的ですが、オーストラリアでは「答えを出すまでの過程」をすごく重要視しているとのことです。

第7位:もらい乳をする

これは日本でも一昔前はやっていたことだと思いますが、現代ではなかなかないことなのではないでしょうか。

「母乳の出が悪いから粉ミルク」というママ友に、乳児がいる他のママ友が「今張ってるからあげようか!」「いいの?ありがとう」と母乳をシェア。

確かにせっかく出る母乳を捨ててしまうよりも、ほしい子がいるならあげたほうがいいのですが、これはいくら友達でも抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。

第6位:子育てがゆるい

赤ちゃんを抱く女性

何かにつけてゆるいところが多いオーストラリア人、子育ても日本と比較するとだいぶゆるいです。

お風呂は毎日入れない

日本に住んでいるとき、赤ちゃんの沐浴は毎日、と聞いていたのですが、こちらの赤ちゃんはなんだか髪がしっとりしている子が多い・・・。

何人かに聞いてみたところ、お風呂に入れるのは2、3日に1回、髪を洗うのは4日~1週間に1回という人が多かったです。

お湯に浸からせるだけでベビーシャンプーなどはたまにしか使わない、という人も多いです。

確かに赤ちゃんは髪に整髪料をつけているわけではないので湯洗いだけで十分、石けんを使うと必要な潤いまで奪ってしまう可能性があります。

オーストラリア人のゆるい育児を見習って、わが家でもよっぽど汗をかいたり日焼け止めを塗ったり泥だらけになったわけでなければ毎日お風呂に入れることはほとんどありません。

勝手に食べものをあげる

初めての離乳食、日本から持ってきた離乳食の本を参考に、「アレルギー対策のために極力初めてあげる食べ物は1種類ずつ、何かあってもすぐに病院へ行けるように午前中に」を守っていた私。

家に夕飯を食べにきた親戚が勝手に食べたことのないものをどんどん息子にあげてびっくり。

まだ1才になる前に、義家族がチョコレートケーキやコーラを勝手に与えたことも。

親に一言聞いてほしい!

逆にゆるくない部分は?

親も保育所などでも徹底しているのが日焼け止め

オーストラリアは紫外線がものすごく強く皮膚がんリスクが高い国

お外遊びの時は日焼け止めをしっかり塗り、つばのある帽子を被らせ、さらにマメに日焼け止めを塗り直すのが基本です。

第5位:デートの送り迎えは親の仕事!?

ティーンエイジャーになると恋人ができるころ。

オーストラリアは車の免許を取れるのが16才からです。

免許を取る以前のデートは、バスなどの公共交通機関を使う子も多いですが、バス停が近くになかったら遅い時間に子どもだけで歩くことになってしまい危険です。

なので家に遊びにきた息子の彼女を家に送り届けるのも親の役目。

日本だとちょっと気まずいですが、こちらではいたって普通のことです。

また、私が住んでいるクイーンズランド州では12才以下の子どもを特別な理由なく保護者なしで留守番させることは罪となる可能性があります。

子どもの安全は大人が守る、ということは徹底されているので日本のように「6才から鍵っ子」「ちいさな子どもだけで買い物に行かせる」ことはこちらの大人からは考えられないことなのです。

第4位:子どもの口にキスをする

親子 母と赤ちゃん

日本人だからか、「ファーストキス」は特別、というイメージがあるので、かわいくて仕方ない息子の唇にキスをすることはなかったのに、義母や従兄弟が目の前で唇にチュ!

あまりにびっくりしてその場では何も言えなかったほど。

日本人ママは虫歯菌を気にする人も多いのではないでしょうか。

こちらではまったくもって普通のことだとしても、私は本当にやめてほしいです。

第3位:子どもと同じベットでは寝ない!

赤ちゃん

日本だと子どもと一緒に”川の字になって寝る”人が多いのではないでしょうか。

こちらではほとんどの人がNGです!

夫婦のベットは夫婦のもの。

そこに例え自分の子どもでも他の人が一緒に眠ることはよしとしない人が多いです。

赤ちゃんのうちは夫婦の寝室に別でコットを置き、1才前には子ども部屋で寝かせる家庭がほとんどです。

新生児期が過ぎたらベビーモニターをつけて別室、という方もいます。

第2位:お外デビューが早い!

子供を抱っこする男性

日本だと「お出かけは新生児期が過ぎてから」がほとんどだと思います。

オーストラリアでは外出すると新生児に出くわす率が非常に高くて驚きます。

「あの子、どう見ても産まれてから2、3日だよな」という子も。

「床上げ」という言葉があるくらい”産後およそ21日間は安静に”と言われている日本。

赤ちゃんよりもお母さんが大丈夫なの!?と思ってしまいます。

第1位:ベビーマットの上も土足!

赤ちゃんが寝転がっているふわふわのマットの上も平気で土足で通ります。

おもちゃが転がっていれば足で軽く蹴飛ばして元に戻したりも。

土足文化なのはわかっていますが日本人からするとマナーが悪い印象が強いので、義母や保育士さんがやっているのを見た時は「機嫌が悪いのか育ちが悪いのか!?」と思ってしまいました。

衛生面でよくないんじゃないの?

私も最初は「赤ちゃんはなんでも口に入れるのに」と思っていましたが、こちらのママからすれば「神経質になるよりも免疫がつくと思えばなんてことない」程度のことなのです。

公園の砂を口に入れてても「ちょっとくらい大丈夫、免疫アップ!」と言って大して気にしません。

公園で遊んでランチやおやつを食べる前に「手を洗ってきなさい」なんて言うオーストラリア人には滅多にお目にかからないので、日本人がスプレーなどの除菌グッズを使っているのを見るとびっくりするくらいです。

さいごに

いかがだったでしょうか?

オーストラリアでの子育てで私が驚いたことを紹介させていただきました。

今思えば些細なことかもしれませんが、当時は違いにびっくりすることが多かったです。

住めば都、今ではすっかり慣れてしまったことばかり。

オーストラリア人はゆるい人が多く、子どもに優しい環境なので子育てしやすい国です。

自分らしく、のびのびと子育てができますように!

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