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渡米前に備えておきたい!アメリカの不思議ベスト10

3体のヒーロの人形
アメリカ

Question
年末にフィアンセビザを取得し、アメリカへ行く予定です!
10年前に留学していたのですが、日本との違いにとても驚いたことを覚えています。
今のアメリカはどんな感じでしょうか?
小さなことでもいいので情報が欲しいです。
梓さん 広島県 30代 カフェスタッフ

教えて、先生!

先生先生
そのご質問にアメリカ在住のザ・日本人、 Dimor がお答えします!
まずはご婚約おめでとうございます♡
国が違えば常識も変わりますからね~。
皆さんはアメリカに行ったときまず、どんなことを感じましたか?

恋する乙女恋する乙女
もうすべてが映画みたい~と思っちゃいました♡
ホテルのベッドなんてゴージャスすぎて寝るのがもったいないくらい!

王子様王子
確かに!靴を脱ぐタイミングとか迷っちゃいますよネ。

恋する乙女恋する乙女
そうそう。あとレストランのシステムはよくわからなくって、ドキドキでした。

王子様王子
勝手の違うアメリカで戸惑うことはよくありマース!

  • チップはどれくらい上げればいいの?
  • メニューの読み方が分からない
  • 手土産って何渡せばいいの?

この記事は【8分】でササ―ッと読めマース

先生先生
私も初めてアメリカへ来たときは驚きの連発でしたよ。
現在、ここアメリカでもコロナの影響がいろいろな日常に出始めています。
今回はそんな情報も含めてお届けしますね~。

10位:メニューはQRコード

「メニューください」と言えば店員さんが持ってきてくれるのは当然、写真付きの紙メニュー。

日本人の私はそういうものだと思っておりますが、アメリカの店員さんは “QRコード”を持ってきます。

通常はテーブルに貼ってあって、携帯からメニューを読み取るシステム。

コロナ対策のひとつでウィルス拡散を防ぐとか、対面で話をする機会をことごとく減らすという目的らしいですが、これがなかなか不親切でして...。

レストランによってうまく読み取れなかったり、画面がバグってしまったりなんてことも。

紙メニューも一応置いていますが、お願いするとたいてい「まじで?」って顔されたりします。(笑)

もしかしたら日本もとっくに取り入れているかもしれませんね。

メニューに写真なし

海外旅行にいくと知る日本の親切さとはまさにコレ!!

アメリカではまれに遭遇する親切なレストランを除き、大半はこの文章で想像しなきゃいけない写真なしメニューが用意されています。

細かな字で料理の材料や説明が書かれていますが、携帯で読むのは相当なストレス。

「あら塩で焼いたサーモンとやわらかく茹でたにんじん、ブロッコリーに当店自慢のソースをかけました」

ん?当店自慢のソース?

想像力豊かなアメリカ人たちに敗北を感じながら店員に聞きますが、結局ピンと来ずにサンプルを持ってきてもらうなんてこともありました。

店員さんにとっても面倒だろうに。

写真付きメニューがトレンド入りでもして全レストランが導入を始める様、毎日祈っております。(笑)

様々な国の料理が楽しめるアメリカで、なじみのない国の料理名はなかなか理解できないもの。

携帯を忘れたら大惨事ですのでご注意を!

9位:返品天国

スーパーに行くと、長蛇の列をつくるラインを見かけます。

他のレジは空いてるのになぜ?と近寄ってみると返品窓口のサインが...。

並んでいる人たちの手には食品だったり、雑貨だったり、洋服だったりありとあらゆるものが握られています。

あまり日本のスーパーで見かけない光景ですよね。

店によって Return Policy が一応設定されていますが、私たちの常識をはるかに超える状態の物たちがあっさり返品されちゃいます。

購入時は慎重に

ネットショッピングも同様で、袋をビリっと開けて一回袖を通したくらい大目に見ちゃう心も体もビッグなアメリカ。

このおおざっぱさ、私は嫌いじゃないですが逆に考えると返品されるような商品が棚に並んじゃうってことですよね。

消費期限が切れていたり、ひどい時にはカビが生えている商品が並んでいることもあります。

購入する際にはしっかりチェックしてくださいね。

8位:ベッドメイキング

アメリカのホテルへ行くとゴージャスに整えられたベッドに思わずセレブになった様な気分になりますよね。

一体頭がいくつあるんだ?と思わせるピローの数、着物の帯みたいなきれいな布。

何枚にも重ねられた布、布、布。

どこに寝るのが正解か実はいまだによくわかりません。(笑)

アメリカ人の友人に聞いた話で解釈するに、どうやらマットレスボックスカバーと、その上にかけられたシーツの間に寝るのが正しいみたい...。

シーツの上に掛布団にあたるものがありますが、日本のように掛布団カバーでくるまないパターンも多く直接肌に当たらないように一枚シーツを入れるらしいです。

寝相によってはガッツリ肌に当たるんじゃない?なんて疑問だらけですが、文化の違いですからね。

ちなみに帯(笑)は靴を履いたまま足を乗せたり、スーツケースを乗っけたりするためのキレイじゃないものゾーンだそう。

合理的なんだかそうでないんだか、不思議極まりないですが飲込むことにしました。(笑)

ベッドメイキングをするのはアメリカの基本マナー

ホテルなどハウスキーパーがいる場所を除き、起きたらベッドメイキングはアメリカの常識。

これができないと“だらしない女子”の太鼓判を押されかねないのでアメリカ人男性の実家や、友達宅などに泊めてもらったら完璧に整えるのをお忘れなく!

7位:お土産文化なし

日本では会社でもお土産コーナーがあったり、おやつタイムに配ったりと私たちにはなじみ深いこの風習。

賛否両論ありますが、これ実はアメリカではないんです。

そもそも長期の休みを取ってリフレッシュしてくるのは当然の権利。

旅行気分のおすそ分けは不要ってことなんでしょうね。

とはいえ、イベントにかかわらずいつでも気持ちをギフトとともに送ったりもします。

お土産を上手に使おう

アメリカ人男性の実家へ招待されたら、日本からの手土産をぜひ持って行ってみてください。

すごーく感謝されます。

こちらの日本スーパーはいつでも混んでいて、日本の製品はまだまだ人気があるなと実感しています。

品揃えにも限界があるようなので、持ち込みできるレアな物を手土産に緊張の場を和ませちゃいましょう!

ちなみに最近では若い子の間で“カタカナ”が流行っているみたい。(笑)

ティーンエージャーの主人の甥っこに“トーキョー”Tシャツを送ったら、ナイキスニーカーと合わせてバッチリ着こなしてくれていました(笑)

緑茶や和紙柄製品もおすすめです。

6位:自画自賛

「ヘアカラー変えたの?カワイイ!!似合ってる!どんな色でも似合うもんね」

「そうなの、目元がセクシーだからやっぱりピンクが似合うと思って」

「ヘアカラー変えたの?カワイイ!!似合ってる!どんな色でも似合うもんね」

「いやいや、のっぺり顔だからカラーくらい派手にしときたくて」

実際にあった私とアメリカ人女性、日本人女性とのやり取りです。

この違い、伝わりましたでしょうか?

アメリカ人女性は自分をほめるべき部分を包み隠さず自賛します。

他人がどう思おうと、自分が好きならそれでよし。

日本人である私はアメリカで生活していても内心後者ですが、口に出してしまうと自信がない人間だととられかねないので引きつりながら社交辞令に乗っかってみてます(笑)

褒められたら「ありがとう」

アメリカ人男性は自分をしっかり持った芯の強い強い女性が大好き。

美意識の高さはアメリカ人女子も日本人女子も変わりませんよね。

ただ、考え方が少々違うような気がします。

謙虚でかしこく、美しい日本人女性ですもの。

コンプレックスを隠すのではなくコンプレックスすら活かすに意識を変えてアメリカに備えましょう!

5位:手続き

これから渡米し、長い期間アメリカに居る予定の方!

どうぞ頭の片隅においておいてください。

残念ながらここアメリカでは、日本のように物事が進みません。

たとえばビザの手続きや病院のアポイントメント、銀行とあげだしたらキリがないくらい。

日本の様に依頼したものが予定期日中に完全な状態で返ってくることはほぼありません。

ここに期待してしまうとどえらいストレスと戦うことになりますのでご注意を。

担当者がいない??

先日、ある銀行で銀行側によるミスの改善を依頼しておりました。

日本ではおそらく一日で終わるであろう事例でしたが、担当者が立て続けに三人退職してし、三か月かかってやっと収束。

倍の時間がかかったり、書類を紛失されたりなんてことは日常茶飯事です。

コピーは必ずとる、スケジュールは余裕をもって挑まれることをお勧めします。

4位:ポイントカード

最近は日本のポイントカードも変わってきているんでしょうか?

財布を膨らませる大量のカード、一枚にならないものですかね?

こちらアメリカは現在カードレス化が進んでいます。

電話番号や郵便番号などで登録されていたり、クレジットカード情報で管理されていたり。

貯まったポイントはレシートで確認。

レジで「うちの店に登録してる?番号入力して」なんて突然聞かれ「あれ?番号なんだっけ?」とならない様、準備しておくといいですね。

郵便番号を聞かれる場合、地域ごとの来客データを収集していることもあります。

日本のレジでは聞かれない個人情報ですが、これは教えて大丈夫。

ポイントカードはReward Card

ちなみにアメリカではポイントカードのことを一般的に Reward Cardと言います。

〇〇pointsごとに〇ドル分の商品券を Reward しますよ、というところから結果に着目してるんですね。

アメリカらしい。

ポイントカードでも通じますが、覚えておくと便利かも。

3位:チップ

いつまでたっても正解がわからないこのチップ制度。

ひと昔前はアルバイトの時給が安いため、チップで生計を立てている人も多くいたと聞いています。

様々な企業が廃止に向け声をあげていて、賃金アップが実施されたりしてはいますが、まだまだ根強く残る文化のひとつ。

一般的には目に見えるサービスを受けた場合に10%~20%のチップを支払うと言われています。

これが判断しにくいんですよね...。

スーパーでは袋詰め係がつく場合もありますが、店のポリシーとしてチップを受け取らないとしているところもあるので、チップボックスがあるかどうかチェックした方がいいかも。

レストランではエリア担当制

アメリカのレストランでは各エリアにサーブ担当がつきます。

注文から支払いまでこの担当が一貫してサービスしますので、そのサービスに対しチップを支払います。

クレジット支払いの場合はレシートにチップ金額記載欄が設けられているので、そこに手記入します。

まわりのアメリカ人に聞くと、サービス内容に対し任意で気持ちの代わりに支払うものであって必須ではないとか。

なるほど、良いサービスを提供して頑張る人とそうでない人に差がついて当然かもしれませんね。

郷に入っては郷に従え...。

私はこれにならって受けたサービスにより~20%までで金額を決めています。(笑)

2位:問い合わせ

問い合わせ用の電話番号にかけると、ほとんどが音声案内による振り分けシステム。

該当するカテゴリがない場合も多々あり、人間にたどり着くまで一苦労。

何層にもなっています。

やっとオペレーターを選択できても、電話に出てくるまでがさらに数十分。

人間が出てきたと思ったら「管轄外なので担当部門から折り返します。」...。

この辺りでこちらも意気消沈、何の問い合わせだったかすら忘れてしまったり。

もちろん当日に折り返しの電話はありません。(笑)

ネバーギブアップの精神

アメリカでいかにストレスなく生きていくか。

大変難しいですが「期待をしない、これがアメリカ式だと頭を書き換える」ことだと思います。

もう日本の常識は日本に置いていくしかない!

これからアメリカに住む予定の方はすでにご存じかもしれません。

ビザ取得までの道のりもかなり大変です。

不条理な事態も多々あるかと思いますが、はなっからこういうものだと理解して挑まれると良いかもしれません。

裏を返せば、「絶対」がない国でもあるので担当によって結果もまちまちだったりします。

一人に NOと言われても食いついてみると事態が180度ひっくり返ったり。

これが政府機関だったりするので、うんざりしてしまいますが何とかなるのがアメリカ。

ネバーギブアップ精神で!

1位:ドライブスルー

車社会なのは重々理解します。

でも、でも、なぜ???と私の頭を悩ませるナンバーワンはこれ。

便利なのか否か、もうまったくわかりませんがアメリカはファストフードに始まり、酒屋、薬局、銀行いたるところにドライブスルーが併設されています。

コロナ禍ですからね、対面でないのはありがたい。

ATMが不調なことも多々あり、結局人と話をしなければならないことを考えるとドライブスルーである意味があるのだろうかと思ったり。

防犯面も考えてのことなんですかね。

余計なお世話ですが、アメリカ人の一日あたり平均歩数は世界的に見ても圧倒的に低いのではないかと。(笑)

運転は出来て損なし

電車が通っている地域は別ですが、アメリカでは車に乗れないとかなり不便です。

田舎などでは日中でも歩いている人は数えらえるくらいしかいません。

特に女性は安全面からも車をお勧め。

日本で免許をお持ちの方はまず国際免許を取得して渡米されることをお勧めします。

有効期間は1年とされていますが、これは3か月以内の滞在者が対象。

長期滞在の場合は、州法に従い免許取得もしくは書き換えの手続きをしなければなりません。

免許不携帯で出頭なんてことになりかねませんので、渡米前にご確認くださいね。

日本で免許をお持ちでない方もご安心を。

アメリカは日本に比べ、免許取得はそう難しくありません。

現在はコロナ渦で手続きに時間がかかってるようですが、学科と実施をパスすればそれでおしまい。

もちろん運転の練習は必要ですが、スムースに行けば二回で取れちゃいます。

取得したらぜひドライブスルーATMへ!!(笑)

さいごに

私たちの「日常」をすっかり変えてしまったコロナ。

この時期に手続きをしてビザを取り海を渡るのは、本当に大変だと思います。

文化の違いに加え、国それぞれのコロナ対策も戸惑いの要因になるかもしれません。

アメリカはワクチン接種者も徐々に増え、少しずつ人出も戻ってきたように思います。

皆さんが安全に渡米され、いろいろな違いや「New Normal」を一日も早く楽しめますように心から祈っています!

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