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結婚前に知っておくべき!アメリカ人の金銭感覚に驚いたことベスト5

お札を数える女性
アメリカ

Question
今、結婚を前提にお付き合いをしているアメリカ人の彼氏がいます。
国際結婚は金銭面で苦労すると聞いたことがあります。
実際にアメリカ人のお金の使い方で困ったことはありますか?
結婚前に価値観の違いについて知っておきたいです!リアさん 東京都 20代 会社員

教えて、先生!

先生先生
その質問に、アメリカ在住で国際結婚3年目のAntyがお答えします!
私はアメリカ人の金銭感覚に驚いたことが何回かあります。
皆は、どうかな?

恋する乙女恋する乙女
レストランでチップを渡さなきゃいけないことかな!
日本にはない文化だから計算するの大変よね~

王子様王子
アメリカではほとんどのサービスにチップを払うからネ!
しかも人によって渡す金額もバラバラなんデス!

恋する乙女恋する乙女
え!そうなの!知らなかった~。
私はケチだから少なく渡しちゃうかも(笑)
他にも知らないことが沢山ありそうだなぁ。

王子様王子
僕も日本に来たときは金銭感覚が全く違くて驚いたよ!
ちなみに、日本人とアメリカ人の金銭感覚の違いはこんなカンジ!

〇貯金をしない
〇浪費家が多い
〇投資に積極的
この記事は
【6分】でササ―ッと読めマース

先生先生
そう!アメリカ人と日本人の金銭感覚って意外と違うことが多いんです!
今回は、結婚前に知っておきたかった、アメリカ人と日本人の価値観の違いについて紹介していきます!
アメリカ人全員が同じ価値観という訳ではないので参考程度にしていただいたら嬉しいです♪

6位:お会計

大人数で食事をしている様子

日本で食事会や飲み会など大勢でご飯を食べる場では『割り勘』をすることがよくありますよね。

しかし、アメリカでは『自分が食べた分だけ払う』という形が比較的多いと思います。

男性や上司だからと言って奢るのは当たり前!なんてことがないので、平等で良いですよね!

食事をシェアしないことが多っかたり、カード払いを個別にできるということが理由かなと思います。

もちろん、場合によっては奢る、奢られるときもあったりします♪

チップを払う

アメリカにチップ文化があることを知っている人は多いかと思います。

レストランやヘアーサロン、ホテルなどほとんどのサービスにチップを渡すんです。

15%~20%のチップを渡すことがマナーだったりするんですよね。

渡す人や受けたサービスの質によってチップ代の差はバラバラだったりするんです。

私も最初の頃は「どれくらい渡したらいいんだろう」とか、「チップ代高いなぁ~」なんて思っていました(笑)

職種によっては基本給が低くチップが給料の大半を占めていたりするので、しっかり渡しましょう♪

5位:寄付をする

これはアメリカ人全体の考えなのか、わたしの夫だけの考えなのかわかりませんが、

良いことをすると、したぶんだけ自分に返ってくる」という考えがあります。

私たちは毎月の生活費に「Giving」というカテゴリーを30ドル(約3000円)ぐらい設けます。

アメリカでは、道端やスーパーなどでチャリティー活動が良く行われているので募金をしたりするんです。

他には、ホームレスの人や物が変えなくて困っている人の代わりに買ってあげたりします。

小額ではありますが、誰かの助けになっていると思うと凄く気持ちがよくなります

しかも、不思議なことに何かの形となって良いことが返ってくるんですよね。

最初の頃は、ホームレスの人のためにわざわざ私たちの生活費を削るなんて…と思っていました(笑)

今では夫の考えに賛成しています。

4位:貯金が少ない

私が結婚前に知っておけばよかったことは「貯金」についてです。

私の夫は社会人歴が数年経っていたので、貯金は少なからずあるだろうなぁと思っていました。

ところが、貯金額は本当に僅かでした(笑)

国際結婚は何かとお金がかかりますので、結婚前に確認しておくべきだったなと思いました。

私の場合、渡米後すぐに仕事が見つからずかなりキツキツな生活になってしまったんです。

そしてこれは、私の夫だけでなく多くのアメリカ人にも当てはまります。

貯金はないorほとんどしてない人が沢山います。

なので職を失ったり、医療費が払えなかったりすると貯金がないのでホームレスになってしまう人もいるんです…

日本人と価値観が違う

日本人は「何かあった時のため、将来のためにお金を貯めておこう」という人が多いののではないでしょうか?

その一方でアメリカ人は「どうなるかわからない将来のためにお金を銀行に寝かすより、働いたお金で好きなことをして今を生きよう!」という考えが強いそうです。

日本人なら、貯金がなかったら将来が不安になってしまいますよね。

でも、将来に不安ばかり抱かないで今の自分を幸せにできるアメリカ人の価値観も素敵だなと思いました。

経済が違う

アメリカ人が貯金をしない理由は、アメリカの経済も大きく関わっています

アメリカでは、物の値段が上がることはよくあることで給料も少しずつ上がっていきます。

なので、貯金しているとお金の価値が下がってしまうんです。

今日5万円だったテレビを来年買うために貯めていても、来年には6万円になっていたらテレビは買えませんよね。

なので、貯金してお金の価値を下げるよりは、何かに使うか投資する方が良い!という考えが多いような気がします。

3位:浪費家が多い

アメリカ人はよくお金を使います

もちろん人によってお金の使い方は様々ですが、家具や家電、趣味、パーティー、旅行など…

欲しいものがあれば、現金や口座にお金がなくてもクレジットカードで払う人もいます。

「〇〇が欲しいからお金を貯める」というより、「〇〇を買ってから後からお金を返せば良いからいいじゃん」という考えの人が日本人より多い気がします。

もちろん!ひとそれぞれなので一概にアメリカ人全員が浪費家というわけではありませんよ♪

2位:意外と借金してる

考え込む女性

アメリカを想像すると、大きな家に大きな家具、大きい車などを想像しませんか?

若そうに見えるのにBMWの立派な車に乗っている人や、ブランド物のバッグや靴を持っている人が沢山います。

しかし、それは見かけだけで実際にお金持ちであるかはわかりません。

ローンを組んでお金を借りているという人もいたりするんです。

実際に私の夫も貯金が全くないのにちょっと高めの車を買おうとしていたことがあって必死で止めました(笑)

なんで借金する?

家、車、教育費、医療費、クレカなどで借金をしている人が沢山います。

正直、アメリカでは数百万円借金があることは珍しいことではありません

逆に借金がない方が珍しいと思うことも…(笑)

アメリカは学歴社会で大学に8年間通う人も少なくないので、奨学金の返済に追われているという人もざらにいます。

実は私も、夫と結婚して後に借金があることが発覚してとてもショックでした。

その額〇百万…

今では全額返済できたので良かったですが、当時は目の前が真っ暗になりました(笑)

でも、なぜかアメリカ人は借金していてもハッピーに見えるんです。

これは本当に価値観の違いだなぁととても驚きました。

クレジットカードを使うメリットがある

私はクレカなんて使いすぎたら怖いからダメ!使わないで!と夫に言っていました。

でも、クレカを使う理由があるんです。

アメリカにはクレジットスコアという制度があって、お金の管理がどれくらいできているかの情報をまとめている機関があります。

月々の返済が期限内にできているか、滞納している支払いはないかなど履歴が記録されているんです。

なので、クレジットカードを毎月使って返すを長期的に行うことで、信用度が上がりスコアも上がっていきます。(他にも色々条件があります)

クレジットスコアの数値が高ければ高いほど、ローンを組みやすくなったり、低金利で契約することができるようになるのです。

アメリカでは車や携帯電話を購入するときなど様々な場面でクレジットスコアは必要になります

なので、親は子供が10代のころからクレジットスコアの大切さを教えていたりもするそうです。

1位:投資に抵抗感が全くない

投資ってなんとなくは分かるけど、読みをミスったら損するんじゃないかとかギャンブル的な危ないイメージを持っていました。

しかし、私の夫は私と出会う前から投資をしていて、テレビや本で勉強もしていたんです。

当時は、まだ20代なのにお金の勉強をしていて凄いなぁと感心していました。

でもアメリカ人にとって投資は珍しいことではありません。

アメリカは投資国家と言われるほど投資や株など、資産運用に対する意識が高いんです。

実際に日本と比べると、貯金額よりも投資額の方が多いんですよね。(日本銀行調査統計局資金循環の日米比較参照)

私も夫や周りのアメリカ人に影響され、投資に興味がわきました。

アメリカ人は浪費や借金するばかりではありませんよ(笑)

しっかり資産運用をして将来のことを考えているんです。

子供の頃からお金の勉強する

父親と2人の娘

そして、アメリカでは子供にお金をお金で増やす仕組みを教える家庭もあります。

アメリカでは子供が小さい屋台を出してレモネードを売ったり、マフィンを売ったりしていることが良くあるんです。

子供に投資をやらせてみる親もいました。

それも立派なビジネスとして成立していて、お金を生む仕組みを幼いころから経験することが出来るんです。

素晴らしいですよね。

日本ではお年玉をもらうと親に預けて貯金しなさい!無駄遣いはしないよ!って教えられてきました。

子供の頃からお金について学んでおけば、お金の価値についての考えや仕事の幅も広がるのでとても良い教育だなぁと思いました。

さいごに

腕を広げはしゃいでいる新郎新婦

少し堅い話金銭感覚の違いについて紹介しましたが、夫婦生活の中で切っても切れない大事なことですよね。

日本人同士であっても金銭感覚の違いで夫婦の関係が崩れてしまうこともあります。

ましてや、文化や育った環境が違う外国人同士なので価値観が違うのは当たり前です。

それぞれの良い部分を合わせて試行錯誤していくことが大事だと思います。

なにかとお金がかかる国際結婚ですが、お互いの価値観を理解して良い結婚生活にしていきましょう♡

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