日本人がカナダで就職するためにすべきことベスト10!書類作成からLinkedIn登録まで!
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- カナダチームです!
知名度高いカナダですが、実はよく知らないって方も多いのではないでしょうか?
ここでは、カナダ在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、カナダの”今”をお伝えしています!
Contents
カナダで働いてみたいけど想像がつかない?
この記事を読んでいるカナダへの渡航をお考えの方、仕事探しに悩んでいる方、今回私はカナダで就職する時に現地で実際に起こっていることを紹介しながら、どのように準備していくことが必要かを伝授いたします!
- レジュメ・カバーレター・LinkedInで地を固める!
- 日本人で旬がある自分を自信を持って上手に売り込む!
- コネを使って仕事を勝ち取る!
この記事は約5分でサクサク読めますので、是非最後まで読んでください🎵
第10位:最初の窓口-レジュメを作る
「レジュメ」とは日本で言う履歴書のことです。
日本ではアルバイトの応募や就職活動の際に履歴書を作成しますよね。
カナダも同じで、まずはレジュメ作ることから始まります。
レジュメを企業にEメールやIndeed上で送ったり、印刷してローカルのレストランやカフェに直接手渡ししに行って第一ステップ完了となります(この応募する行為を「アプライする」と言います)。
日本の履歴書とは少し異なる部分もあります。
例えば日本のように決まったフォーマットなどはなく、レジュメは自分でワードを使って作成します。
また、性別や顔写真などを記載する必要がないところも日本の履歴書とは異なる点です。
蛍光ペンでハイライト...?
私はホテルのフロントデスクでの勤務中、実際に手渡しに来た人のレジュメを何度か見たことがありますが、その中にアピールしたい部分が黄色でハイライトされていたレジュメがあって、それもアリなのか!とびっくりしました。
第9位:カバーレターと呼ばれる企業へのお手紙の準備をする
「カバーレター」とはレジュメと一緒に送る最初の書類の1つで、志望動機や自分の活かせるスキルなどをまとめた手紙形式の書類のことを言います。
カバーレターはレジュメのように必ず送るものではないため、レジュメに比べると活躍するタイミングがやや限定されているものだと認識されています。
カバーレターもパソコンを使って作成するものですが、レジュメとは違ってフォーマットがほぼ決まっているのでオンラインで調べてフォーマットに合わせて書くのが主流です。
例えばどんな時に送るの?
私はホテルのフロントデスクとツアー会社のオフィスで働いていましたが、ホテルのフロントデスクはカバーレターは送らず、ツアー会社の応募の際に初めてカバーレターとまともに向き合い、作成しました。
第8位:LinkedInの登録をする
日本では「LinkedIn」は誰もが使っているとてもメジャーな就活ツールというわけではないですよね。
カナダでは例えばレジュメにLinkedIn上の名前を載せたり、Indeedで応募をする際にLinkedInのサイトURLを貼り付けることができたりと、より多くの人が使っています。
LinkedInでは、端的に自分の経歴や興味のあることに対してのアピールができるので、「誤字脱字などで良くない印象を与えないように心がけること」がとても大切です。
また自分の将来図などをまとめて、キャッチーなページを作っている人が多い印象です。
登校初日にLinkedInの登録を命じられた?
通っていた学校のリクルートチームにも、登校初日にLinkedInの登録をするように言われたり、実際に私の周りにLinkedInで企業から連絡があって採用されたと言う人にもいました。
カナダでの就職活動においてキーとなると考えられますね。
第7位:選考フローを知ろう!
もちろんこれは企業によって異なる点ですが、多くの場合レジュメの次のステップは採用者からの面接案内です。
この段階で初期の私が心を砕かれたのですが、レジュメが通らなかった場合の不採用通知をしない企業が多いです。
そうであるため、1件受けた後もとにかく何件も何件も辛抱強く続けて受けることが大切です。
その後は、「10分ほどの電話面接」、「対面面接」、「人事面接」、「リファレンスチェック」、「GM面接」などが待っています。
私は過去に、ホテルのフロントデスクを受けているのに、人事面接の後にあまり関係ないかと思ってしまうレストランマネージャーとの面接をしてからGM面接だったこともあります。
アプライした翌日に採用された?
私の初めて働いたビジネスホテルではレジュメを送った当日の3分ほどの電話面接と、翌日の対面面接で採用が決まったことがあります。
夏で忙しかったから採用プロセスが省かれたのか、真相は分かりませんがサクッと採用が決まることもあるのです。
リファレンスチェックという前職のボスからのレターを求められることがあるので、面接に進んだ段階で選考の流れを聞いてみるのも良いかもしれません。
第6位:ビザの期限=旬 があるということを理解する
私はホテルのフロントデスクで働いていた際に、フロントデスクマネージャーと共に何度かジョブフェアの採用側として参加して面接をしたことがあります。
これは学校に通っている人へのジョブフェアだったので、まずどんなことよりも先に 「夏に働けるか」 が大切でした。
カナダの夏は毎日晴れでカラッとして、天気が良いので世界中から観光客が訪れます。
つまり、夏は所謂繁忙期なので働ける人がとにかく必要なのです。
長く働けるということが日本でも重視されますが、カナダでは夏にビザがなかったり、たくさん働けないとわかった段階で他の人にチャンスが移ってしまうことが多々あるのです。
こんな話し方をしましたが、ネガティブに考える必要などなくて、ビザの期限があったらそれは旬がある儚いものとでも考えて下さい!⭐︎
学校に行こうと思っていたら?
時期による就職難易度の差はもしかしたら少し盲点なのではないかなと思います。
学校に行ってから働くことを考えている人は、是非バケーションや学校の卒業時期が夏季に重なることを逆算してみて下さい◎
カナダの夏は最高なのでたくさん働いてたくさん遊びましょう!
第5位:経験したことを上手にアピールする!
カナダでの就職活動は本当に厳しくなってきていますが、ここでよく聞く 「経験」が生きるのです。
一概には言えないかもしれませんが、海外での就職は専門性が重視されるとよく言います。
と言うのもレジュメに経験があると書いてあるだけで面接までのハードルがうんと下がったり、年齢制限といったものもありません。
つまりいかにそのポジションに対しての理解があるかが大切なのです。
もちろん経験があればそれを強くアピールし、また、類似した職務経歴や大学での専攻があるとストーリーも立てやすく、ポジションや業界への理解があると見られやすくなります。
手っ取り早く経験を語るために私がしたことはズバリこれ!
私の勤務したホテルには自主性のクロストレーニングシステムがあったので、トレーニング参加を希望しました。
他部門への理解のおかげで元のポジションでも働きやすくなったばかりか、他のホテルを受ける面接でも「強み」としてアピールすることができました。
第4位:都市と自分の相性を見極める
カナダには大きな都市がいくつかありますが、代表的な都市がバンクーバーとトロントだと思います。
ざっくりと言うと、バンクーバーはトロントに比べて日本から近くにあるので日本人を始めとするアジア人が多く、日本人にとっての就職難易度はトロントに比べて易しいと考えられています。
また、トロントは現在ビザの規制も強まり、あらゆる職種で競争率が高くなっているという印象です。
ただ、例えばホテル業界で言えば、トロントにはある高級・有名ホテルがバンクーバーにはないなんてことがあります。
やはりトロントは街の規模が大きいため、その分優良企業が集中しているのだと思います。
このように、やりたい方向性をなんとなく決めてそれに見合った街を選ぶことはとても重要です。
どの都市が本当に自分に合っているのかわからない...?
カナダには他にも、カナディアンロッキーで有名なバンフ、フランス語も話されているモントリオール、首都のオタワ、赤毛のアンの舞台と言われるプリンスエドワード島、オーロラの見えるイエローナイフなどがあります。
都市の特徴によっては経験できることが異なることもあります。
都市とのフィーリングと共に、自分がどのような仕事をしたいかにも焦点をおいて都市の研究をしてみたり、実際に行った都市が肌に合わなかったら他の都市があることを思い出して下さい!
第3位:英語に自信を持つ!
ここで登場するのが英語についてです。
そもそもカナダは移民が多い国なので英語が第一言語ではなく、完璧に英語を話していない人はたくさんいます。
でも彼らがそのように見えないのは、英語によって日本人ほど深く思い悩んだりすることがないからです。
ではそもそも彼らの言う「英語」とは?
彼らのマインドは言ってしまえば、自分の話している言語が彼らにとっての「英語」であり、それ以上もそれ以下もなくネイティブと比べることなどまず無い、なんならこれがアイデンティティである!という強気なものなのです。
ですから、もはや日本人特有に思えてくる「英語が喋れないから...」とネイティブレベルの英語と比較してしまう現象がありますが、心配しすぎる必要などありません。
もちろん自分の働く環境に見合った英語力や日々の努力というのは必要となりますが、それよりも面接においては自信の見える前向きな態度、口調で自分の考えを伝えることが大切なのです。
採用担当も英語がネイティブではない...?
また、移民大国のカナダでは、採用担当者も英語が母国語ではなかったり、英語が母国語でない人と仕事をすることに慣れています。
少し肩の力を抜いて、言語以上に大切なポイントは上手に自分の良いところを売り込むことであると覚えておいて下さい!
第2位:日本人であるということをアドバンテージにする
「日本人」であるということは場合によっては強みと捉えられます。
中には日本人は英語が喋れなくて、シャイであるというイメージを持っている人がいますが、その反面多くの人から日本人は真面目、一生懸命働く、接客態度が良い、仕事の質が高い、チームの輪を大事にするなどの良いイメージが持たれています。
私は実際に最初に働いたホテルで典型的な日本人らしく真面目に働きました。
そのおかげで、次のホテルの選考プロセスにおいて、ボスから良いリファレンスレターを出してもらうことができました。
日本人だから採用されたのでは...?
私が今まで受けたホテルの中には、台湾人のマネージャーに私の日本人らしい雰囲気が好きだから採用すると言われて雇われたことがあります。
このようにありがたいことに日本人を好んで採用してくれたり、元々ポジティブなイメージを持ってくれている人はカナダには多く存在するのです。
第1位:困った時こそ周りの人を頼る!-人脈を作る
これはもはや基本中の基本の知識かもしれませんね。
思わぬところで「人脈=コネ」が効いて仕事がトントン話で決まったなんて実はよくある話なのです。
カナダは国土は広いですが、なぜか知り合いと知り合いが友達だったなんてことが信じられないほど頻繁に見受けられるのです。
それはなぜかというと多くの人が仕事の外の生活の部分で、意識的に人脈を広げているからなのです。
また、最近は物価も上がっている影響で仕事をいくつか掛け持ちしている人が多く、仕事を紹介し合ったりすることも稀ではありません。
私は常々、こうして舞い込んできたチャンスにがっちりとしがみつき、勝ち取ることが大切だと思っています。
転職続きになってしまう...?
カナダではより早く昇進することを狙って、転職をする人が一定数います。
これはまさに、働きながらも良いコネを築き上げることが当たり前である文化だから起こることなのです。
私の勤務していたツアー会社には、社長の行きつけのレストランのサーバーさんがヘッドハントされて来たこともあります。
そうであるため、日頃からアンテナを張って、周囲の人と良好な関係を築くことは就職活動の視点でもとても大切なのです。
さいごに
以上、カナダで就職するときにするべきことベスト10でした!
カナダはのんびりした性格の人が多いと思います。
毎日頑張っているのになかなか仕事が決まらず不安な気持ちを抱えていてこのページと出会ってくださった方は、是非一度リラックスして前を向いてお散歩でもしてみて下さい。
そんな時に仕事が舞い込んでくるのがカナダです。
一緒により良いカナディアンライフを送りましょう!
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