カナダで子育てするメリットたくさん!教育移住におすすめな理由ベスト10
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- カナダチームです!
知名度高いカナダですが、実はよく知らないって方も多いのではないでしょうか?
ここでは、カナダ在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、カナダの”今”をお伝えしています!
Contents
はじめに
子どもの英語教育やグローバルな環境で育てたいと考えている日本人に人気の教育移住先であるカナダ。
移民が多くさまざまな文化が共存しているので、日本人でもなじみやすく生活がしやすいのが特徴です。
実際に筆者もカナダに12年以上住んでいますが、特に子育てがしやすい環境が整っていると感じています。
今回の記事では、子育てする上でメリットがたくさんあるカナダが教育移住におすすめな理由について解説します。
- 英語だけじゃない!カナダでグローバルな感覚が身につくワケ
- あれもこれも無料⁈子育て世代にやさしいカナダ
- 自然豊かなカナダならでは!野生の◯◯が街中で見られる⁈
この記事は3分で読み終わりますので、さいごまで読んでいってくださいね!
第10位:高校まで学費が無料
カナダは日本より義務教育期間が長く、公立学校では小・中学校だけでなく高校まで学費が無料です。
カナダ人やカナダ永住権保持者じゃなくても、親が学生ビザで公立カレッジにフルタイムで通っていれば子供の学費が無料になる可能性が!
また幼稚園も学費が無料でほとんどの州が1年制ですが、トロントのあるオンタリオ州など一部では2年制になっています。
カナダの幼稚園は小学校に併設されているので、小学生たちが一緒に遊んでくれたり本を読んでくれたりする「たてわり班活動」があることも特徴です。
学校の持ち物はランチボックスと水筒だけ⁈
カナダの学校は学費が無料なだけじゃなく、なんと教科書やノート、筆記用具もすべて学校が準備してくれるんです!
日本のように学校給食はないので、持っていくのは家からランチボックス(お弁当)と水筒のみ。
カナダの学校では「スナックタイム」と呼ばれるおやつの時間があるので、フルーツやカット野菜、クッキーなどのお菓子も持っていってOKなんです。
ただし、カナダではピーナッツアレルギーがある子が多いので、学校に持ってくる食べ物は「ピーナッツフリー」のものと決められています。
第9位:スーパーで無料のフルーツやクッキーがもらえる
日本でもスーパーでは試食コーナーがあると思いますが、カナダでは試食以外にも「丸ごと」フルーツやクッキーがもらえるスーパーがあります。
基本的に少し傷んだフルーツだったり賞味期限の近いクッキーだったりしますが、食べ盛りの子どもがいるママたちにはありがたいサービスですよね♪
レストランでおまけをくれたりも!
子連れで外食をすると、注文していないのにデザートをサービスしてくれたり塗り絵セットなどのおもちゃをもらえたりすることも。
子どもが誤ってジュースをこぼしてしまったときは、「ジュースの代金はけっこうですよ」と快くサービスしてくれたことに感動した記憶があります!
第8位:公園がたくさんある
カナダには街中に大小たくさんの公園があり、それぞれの公園には子どもたちが遊べる遊具のほか、サッカーコート、テニスコート、卓球台などのスポーツ施設もあり、どれも無料で利用することができます。
カナダの公園はしっかりとフェンスで囲われている場所が多く、小さな子どもたちを遊ばせておくのにも安心です。
日本では見かけない野生の動物がたくさん
カナダの公園では日本で見かけない動物もたくさんいて、はじめてカナダに来たときに驚いたのが「リス」がいたことです!
日本でいう野良猫くらいたくさんいるので、カナダに長く住んでいるとだんだんと慣れてきて何も感じなくなってきます(笑)
ほかにも野ウサギやアライグマ、カナダグースなどの珍しい動物が街中で見られますよ。
第7位:教育レベルが高い
カナダの教育システムはイギリス、アメリカに続く世界3位となっていて、世界大学ランキング21位のトロント大学が有名です。
カナダは公立学校の教育レベルが非常に高いため、カナダ人も90%以上が公立へ進学します。
留学生も公立学校へ留学することができ、私立よりも学費が抑えられるのも魅力なんです!
英語が話せなくても安心な「ESL」プログラム
ほとんどの公立学校には「ESL(English as a Second Language)」と呼ばれる、英語を母国語としない学生のためのサポートプログラムがあります。
移民や国際カップルの多いカナダでは、カナダ生まれであっても家庭で英語を話さない子どもたちも多いからです。
英語がまったく話せない状態で移住する子どもたちにも安心な教育環境が整っているのも、多文化社会であるカナダの魅力ですね。
第6位:学校のアクティビティが豊富
カナダの学校は「フィールドトリップ」という名の、日本でいう校外学習や遠足のようなイベントがたくさんあります。
フィールドトリップで行く場所はさまざまで、学校から歩いて行ける距離の公園や図書館、スクールバスや地下鉄に乗って博物館などに行くことも!
学校のアクティビティには生徒の親がボランティアとして参加することが多く、通常は入場料のかかる施設に無料で入れるというメリットもあるんですよ。
放課後のクラブ活動も楽しめる
カナダの学校にも放課後のクラブ活動があり、全員参加ではなく希望者のみ参加します。
クラブ活動の内容は数ヶ月ごとに変わるので、好きな活動を続けても新しいクラブに入ってもOK!
ウクレレやチェス、レゴやデジタルアートなど、日本ではなかなか見ないクラブも多くて興味深いですよね。
第5位:子育て支援制度がしっかりしている
カナダは子育て支援制度がしっかりしていて、中でも「子ども手当」が手厚いのが特徴です。
世帯収入によって変わりますが、18歳未満の子どもを持つ家庭に対して最大で以下の金額が支給されます。(2024年時点)
6歳未満の子ども一人あたり:最大$619.75/月
6歳から18歳未満の子ども一人あたり:$522.91/月
毎月もらえる子ども手当のほかにも、その年の政策によって家庭学習の補助金などがもらえることがあり、子育てしやすい社会制度も整っていると感じています。
保育園に預けながら親も英語を勉強できる
カナダは移民のための支援制度も多く、その中のひとつが「移民した大人のための語学学校」です。
カナダの永住権を持っている人であれば、無料で英語を学ぶための授業を受けられます。
さらに小さな子どもがいる人のために保育園が併設されている学校もあり、自分が勉強している間子どもを無料で保育園に預けることができるんです!
カナダも日本のように待機児童が多く保育園の空きがないため、こうした支援制度は英語を学びたい移民にとってありがたいですよね。
第4位:夏は無料のプールや水遊び場があちこちに!
カナダの公園が本領を発揮するのがやっぱり夏!
「スプラッシュパッド」と呼ばれる水が飛び出てくる遊び場や、「ウェイディングプール」という子ども用の浅いプールが出現します。
公園内にあるのでもちろん無料で利用できて、水着さえあればいつでも涼みに行けるのが魅力です。
監視員がしっかり見ていてくれるから安心
ウィディングプールは浅いとはいえ、2歳くらいの幼児だと一番深いところは肩まで浸かれるほど。
親はしっかり子どもを見ることが必須ですが、監視員も常に2人以上見てくれるので安心です。
監視員は学生がアルバイトでしていることが多いですが、定期的に水の入れ替えや消毒、掃除をしてくれるので、いつも清潔なプールに入れるんですよ。
第3位:いろいろな文化に触れられる
カナダは多文化主義政策(マルチカルチュラリズム)を世界ではじめて導入した国であり、現在も多様な民族・人種を尊重した社会を実現しています。
日本にも中華街のようなコミュニティーがあるように、カナダもそれぞれのエリアにリトルイタリー(イタリア)、グリークタウン(ギリシャ)、コリアタウン(韓国)など、それぞれの国の文化が色濃く反映されたコミュニティーが点在しています。
そのエリア独自のフェスティバルが開催されることもあり、カナダにいるのに世界中に旅行をしているような気分になれるんですよ♪
学校でも文化体験ができる
多民族・多人種が共存しているカナダの学校は、それぞれの文化を尊重するためにいろいろな文化体験をさせてくれます。
例えば、旧正月には中国の春節飾りを作ったり、セントパトリックデー(アイルランドのお祭り)では緑色の服を来て登校したり。
子どものうちから多様な国の文化に触れられるのは、貴重で素敵なことですよね。
第2位:とにかく子どもにやさしい
カナダでは子どもを大切にしてくれる人が多く、とにかく親切なので子育てしている身としてはありがたく感じています。
街中で子どもと一緒に歩いていると、笑顔で挨拶してくれたり褒めてくれる人も!
社会全体が子どもに対して温かい目で見守ってくれているので、子連れで肩身の狭い想いをしたことはほとんどありません。
困っているママを助けるのは当たり前!
子連れで困っているママを見かけたら、すかさず手を貸してくれるのもカナダ人の特徴です。
駅のエレベーターが修理中で止まっていたら、近くにいた男性がベビーカーと荷物をさっと持って、階段の上まで運んでくれることもカナダではよく見る風景です。
第1位:英語とフランス語を身につけられる
海外教育移住の第一の目的として、やはり「英語環境で育てられる」ことを重要視している人も多いでしょう。
カナダが教育移住におすすめの理由として、英語のほかにフランス語も身につけられるという魅力があります。
カナダは英語とフランス語が公用語なので、フランス語圏であるケベック州以外でも、本格的なフランス語を学べる環境が整っています。
英語の学校とフランス語の学校が選べる
カナダの英語圏の公立学校には通常の英語学校のほか、「カトリックスクール」「フレンチイマージョン」「フレンチスクール」があります。
このうち「フレンチイマージョン」と「フレンチスクール」はフランス語を学びますが、ふたつの学校の違いは「英語または他言語を話す子どもが通う」か「親がフランス語を話し、母語がフランス語の子が通う」ことです。
カナダの政府系の仕事をするためにはフランス語の習得が必須のため、家庭内の言語がフランス語ではない子どもたちがフレンチイマージョンに行くことも珍しくありません。
さいごに
子どもたちのよりよい未来を願って教育移住するなら、子どもたちが安心して楽しく過ごせる環境であることも重要ですが、ママやパパにとって「子育てしやすい環境が整っているか」も大切です。
ママとパパが幸せに笑って子育てできることが、子どもにとっても幸せですよね。
今回ご紹介した内容の中で、これならカナダに教育移住してみたい!と思えるエピソードがたくさん見つかれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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