アメリカの小学校あるあるベスト10!校則や給食など日本との違いとは?
先生の紹介
- アメリカ在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、アメリカの今をお伝えします。
最新の投稿
Contents
はじめに
アメリカで子育てをしていると、文化の違いには驚くべき「あるある」がたくさんあります。
その中でも今回は、特に小学校でのあるあるトップ10をこの記事で紹介します。
アメリカの学校生活のユニークな出来事で日本の学校との違いを感じることができると思います!
- アメリカの学校行事に関する意外な事実
- 子どもたちの日常生活に密関わる学校のポリシー
- 親として知っておくべき学校のルールとイベント
この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
第10位:ハロウィンは仮装して登校
異なる人種や文化も違うアメリカの学校では、季節ごとにさまざまなイベントが開催されます。
日本でもおなじみのハロウィンは、とにかく盛大!
ハロウィンの日には、もちろん仮装して登校します。
なぜなら、学校でも仮装パレードがあるから!
ただし、仮装はできますが、顔を覆うマスクなどの被りものや、凶器のものはおもちゃでも禁止です。
低学年から高学年の子どもたちが、それぞれ列をなしてパレードする姿をみるのは、とても微笑ましいです。
観客は保護者。学校によっては先生がノリノリでDJをしながら爆音でパレードを楽しめます。
第9位:スーパーボウルの次の日は休校
これはアメリカの学校でも全てというわけではないのですが、年に1度のスーパーボウルの日。
アメリカンフットボールの頂点を決めるスーパーボウルの次の日は、休校になります。
スーパーボウルの日は、友人や知人宅でパーティーをしながら観戦することが多い!
ときには夜遅くまで試合が終わらないこともあります。
そのため、次の日に子どもたちを登校させる保護者が朝起きるのがツライから!
その理由を学校の先生をしている友人から聞いたときには、ありえない!と思ってしまいました。
でも、スーパーボウルを全力で楽しむアメリカ人らしいことです。
第8位:●●の日が多い!
アメリカの小学校では、とにかくイベントが多いです。
何をそんなにやっているの?と思いますよね?
特別なことをやっているというわけではなくて、「●●の日(●●デー)」というのが最低月1回くらいの頻度であります。
では、実際にあった「●●デー」とは?
パジャマデー
学校にパジャマを着ていく日。
朝起きてそのまま登校するので、楽な日です。
金曜日だと、ぬいぐるみやブランケットを一緒に持ってきてもOKなときもあります。
ツインデー
友達と同じ服装で行く日。
仲良しの友達と一緒のコーディネートをするので双子みたいに。
スポーツデー
自分の好きなスポーツチームのユニフォームや帽子などを着ていく日。
人気チームやどのスポーツが流行っているのかが、わかる日です。
クレイジーソックスデー
変な靴下をはいていく日。
「どこで買ったの!?」と聞きたくなるような靴下をはいている子が必ずいて面白いです。
クレイジーヘアーデイ
奇抜な髪型の日。
スプレーでピンクに髪を染めてもいいし、ロックに髪を逆立ててもいいし、髪型に関してなんでもOKの日。
個性がでるので、登下校の際に子どもをみて面白いです。
第7位:入学式がない
アメリカの学校では、入学式がありません。
毎年新学期になると「First Day of School」や「Back to School」という、登校初日の案内がくるだけです。
義務教育が始まるキンダーガーテンの子どもたちについては、初日に15分程度保護者が一緒に教室に入ることが認められます。
先生が軽く自己紹介をして本を読んでいる間に保護者が退室させられます。
どちらかというと、子どもよりも親が泣いてしまうことがある日というのも、衝撃的でした。
ただ、入学式がない代わりに、カラフルな風船でゲートを作ったりと学校生活が楽しくなる工夫はされています。
入学式に何を着ていくか迷ってしまう日本と比べると、ものすごくアッサリしているのが特徴です。
第6位:遠足に親もついて行ける
アメリカでは、遠足や課外授業に行く場合必ず保護者の同意が必要です。
そのときに、数名のボランティアを募集して付き添うこともできます。
ボランティアで行く場合は、先生のアシスタント的役割をします。
また、動物園などに行く際にはボランティアではなく自費で入園料を負担すれば、遠足に参加できるという案内があることもあります。
遠足に同行することによって、同じクラスの子どもたちがどんな感じか、先生がどんな人なのかも分かるます。
参加する機会があるならぜひ1回はボランティアしてみることをおすすめです。
あの黄色いスクールバスに乗って行くので、スクールバスに乗るという珍しい体験もできます。
第5位:保護者でも学校に勝手に入れない
アメリカの学校は、ゲートやフェンスで囲われています。
そのため、遅刻した生徒はまずオフィスで名前とクラス、遅刻した理由などを報告しなくてはいけません。
学校で、ボランティアをする保護者も毎回学校に入った時間、理由、学校をでた時間を必ず記入をします。
その際は、学校から渡される「ボランティア」というシールを目立つところにつけます。
また、学校によってはボランティアをする前に身辺調査を義務付けられている学校もあります。
防犯面に力をいれていることが、わかりますね。
第4位:先生に感謝する週がある
アメリカでは、毎年5月に「Teachers Appreciation Day」(ティーチャーズアプリシエーションデイ)があります。
日本ではない習慣ですが、担任の先生に感謝をする日です。
学校はこの日だけではなく約1週間は、先生にプレゼントをあげよう!
という、雰囲気に。
Teachers Appreciation Dayの週になると、毎日先生のためにプレゼントをします。
- 月曜日: 先生の好きな花をあげる
- 火曜日: 先生に感謝の手紙を書く
- 水曜日: 先生の好きなお菓子をあげる
- 木曜日: 先生に絵を描いてあげる
- 金曜日: 先生に朝食を差し入れする
と、曜日ごとに何をするかの予定表みたいなのが学校から連絡があります。
このときに、スタバなどのギフトカードを先生に渡すこともよくします。
アメリカで5月は、学校の年度末になるので先生への1年の感謝の気持ちを表現する週ですね。
第3位:校長先生によって校風が変わる!
アメリカの学校では、校長先生によって校風がものすごく変わります。
校長先生も個性的な人が多く、勉強に力をいれている人なのか、子どもの個性を尊重する人なのか?
校長先生によって校風が決まるといってもいいほどです。
校長先生は、授業中に不審者がいないか、子どもが授業をサボっていないか?などを確認するため意外と校内をウロウロしているんです!
一番個性的だった校長先生は、博士号があって、ロン毛、短パンにアロハシャツを着てサングラスをかけている校長先生。
その校長先生はの部屋にはサーフボードがありました!
第2位:小学生でも留年OK
アメリカの学校は、地域や学区によって年間のスケジュールが全然違います。
そのため、州や地域をまたいで転向する場合は、学年が変わってしまうことも珍しくありません。
さらに、精神的・学力的に次の学年に進級できそうにないと判断されると、保護者と相談の上、小学生でも留年することができます。
無理に進級するよりも、子どもそれぞれの成長スピードに合わせられます。
なので、同じ学年でも2歳くらい年が違う子は何人かいても珍しくないです。
第1位:寄付金集めのイベントが多い
アメリカの学校では寄付金集めのイベントが多い!
「Fundraiser(ファンドレイザー)」と呼ばれる、寄付金集めはPTAが学校と連携して、開催されます。
ブランドの箱入りチョコレートやクーポン誌の販売、病気の子どものための寄付金集めなどがあります。
金額に応じて、クラスで目標額に達成するとピザパーティーや映画パーティーをして、子どもたちの達成感を満たしています。
また、一定額以上寄付金を集めた子どもには別で景品が渡されます。
アメリカは子どものころから、こういった寄付金を集める習慣を身につけています。
さいごに
アメリカでの子育ては、最初は驚くことも多いです。
でも慣れると「ワクワク」することばかり!
先生や保護者が、学校という場は「楽しい!」と、子どもが楽しく学校に行けるような仕組みができています。
この記事が、アメリカで子育てする方の参考になれば、うれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
(function(d,s,o,f,p,c,t){c=d.createElement(s);c.type='text/javascript';c.charset='UTF-8';c.async=true;c.src=o+f+'?i='+p;t=d.getElementsByTagName(s)[0];t.parentNode.insertBefore(c,t);})(document,'script','//client.contents-search-windows.com/','csw_cl_b.js','0mXxCPUThcJbD8nL')