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こんな飲み方もアリかも!?【台湾のドリンクストア豆知識ベスト7】

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大家好〜!ダージャーハオ!皆さん、こんにちは〜!
台湾在住14年、台湾人の夫と二人暮らしのcaocaoです。
「台湾のおススメ〇〇」「グルメ」「観光スポット」さらに「生活に関するあれこれ」「台湾と日本の違い」「台湾人に関するあれこれ」など。。。
笑っちゃう、びっくりしちゃうような話や、旅行や留学、生活に役立つ情報まで、幅広いジャンルで発信していきたいと思います!!
台湾に興味がある皆さんの情報収集に、ぜひ役立ててくださいね。

はじめに

你好!ニーハオ、こんにちは〜♪

日本びいき&日本人びいきの方々が多い、ありがたい環境である台湾で暮らし始めて14年。

今日は台湾にあって日本にない物の一つ、台湾のドリンクストアについてご紹介します。

台湾の街中では、大きめの紙コップに、ストローをさして飲むスタイルの飲み物をよく見かけます。

飲みながら歩いている人、持ち歩いている人、日常の光景です。

これは、台湾のドリンクストアで気軽に買える飲み物なんです。

作り置きではなく、注文を受けてから作ってくれるのが、ドリンクストアの魅力♪

今回は、台湾のドリンクストアについての豆知識をご紹介します!

  1. あり・なしだけじゃない、氷と砂糖の分量を好みでチョイス
  2. タピオカだけじゃない、種類豊富なトッピング
  3. プラス牛乳はアリ!
  4. 2種類あるミルクティー
  5. この発想はなかった!お茶プラス〇〇

この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!

第7位:コンビニより多い!?27000軒超えの店舗数

チェーン店から個人店まで、台湾では2023年時点で27000軒を超えるドリンクストアがあるそうです。

確かに、A店の隣にB店、別業種の店をはさんで、その隣にC店、また別業種の店をはさんでD店・・・こんな繰り返しでドリンクストアが連なっているエリアをよく見かけます。

にぎやかなエリアや繁華街であれば、有名どころのチェーン店はだいたいそろっています。

バラエティ豊かな店

ベースになるのは紅茶・ウーロン茶・緑茶などのお茶類。

ベースとなるお茶に牛乳生搾り果汁スライスフルーツトッピングなどを加え、氷や砂糖の分量を注文に応じて配分します。

これらをカクテル用より大きめのシェーカーに入れ、シャカシャカシャカシャカ…

出来上がったものを紙製やプラスチック製のコップに注ぎます。

そして、中の飲み物がこぼれないように、シートフィルムを熱圧着で飲み口に貼って完成!(説明が難しい。。。)

各店によって特徴があり、例えば、A店は紅茶が専門、B店はフルーツ系の種類が豊富、C店はタピオカがイケる…など。

お茶類と〇〇のコラボでこんなに組み合わせがあるのかと、そのバラエティの豊かさには感心させられます。

第6位:Mサイズは500ml、Lサイズは700ml

店によって多少の差はありますが、ドリンクストアのMサイズは500ml前後、Lサイズは約700ml前後。

ちなみに中国語でMサイズは「中杯(ジョン ベイ)」Lサイズは「大杯(ダー ベイ)」と言います。

さらにビッグサイズも!

店によっては「大杯(ダー ベイ)」の上をいく、960ml〜1000mlの大容量を、オリジナルボトルで販売している店もあります。

第5位:氷・砂糖の分量は自分好みにカスタムできる

飲みたい物が決まったら、お次は氷と砂糖の分量をチョイス。

氷の分量は、「正常冰(ゼン チャン ビン)」・「少冰(サオ ビン)」・「微冰(ウェイ ビン)」・「去冰(チュウ ビン)」の4種類です。

正常冰(ゼン チャン ビン)…満杯の氷

少冰(サオ ビン)…70%ぐらいの氷

微冰(ウェイ ビン)…30%ぐらいの氷

去冰(チュウ ビン)…氷なし

といった感じでしょうか。

氷なしを選んだはずなのに…

私は体を冷やさないように「去冰(チュウ ビン)」にするのですが、ほぼ毎回と言っていいほど、多少の氷が入っています。

と言うのも、7位でお話しましたが、ドリンクストアでは、ベースになるお茶・トッピング類や果汁・氷・砂糖、これらを全部大きめのシェーカーに入れてシャカシャカします。

全部が混ぜ合わさったら、紙製やプラスチック製のコップに注ぎます。

その際、氷を取り除くのですが、ひとつひとつ丁寧に取り除いてくれる店員さんは、ほぼいません。

ドリンクストアの店員さんたちは、常に忙しそうです。

一日に何十杯と飲み物をシャカシャカしているのですから、客側も、多少の氷はしょうがないか、といった感じでしょうか。

「でも、私はやっぱり完全に氷なしがいい」という人には、店によっては「完全去冰(ワン チュエン チュウ ビン)」というのがありますので、探してみるのもよいでしょう。

氷の割合同様、砂糖の分量もチョイスが可能

砂糖の分量は「全糖(チュエン タン)」・「少糖(サオ タン)」・「半糖(バン タン)」・「微糖(ウェイ タン)」・「無糖(ウー タン)」の5種類です。

これも店によって多少の誤差はありますが、だいたいは次のような感じです。

全糖(チュエン タン)…100%(700mlに対して50〜60g)

少糖(サオ タン)…75%(700mlに対して35〜40g)

半糖(バン タン)…50%(700mlに対して25〜30g)

微糖(ウェイ タン)…25%(700mlに対して15g)

無糖(ウー タン)…0%

ちなみに筆者はほとんど「無糖」です。全少半糖は、正直体に悪そうです。。。

店によっては「無糖」と「微糖」の間の「一分糖(イ フェン タン)」「微微糖(ウェイ ウェイ タン)」もありますので、少しだけ甘みが欲しい人は、こういった店を探してみるのもいいでしょう。

第4位:ミルクティーにはプラス「牛乳」か「牛乳じゃないモノ」かの2種類

ミルクティーは中国語で「奶茶(ナイ チャー)」なんですが…。

実は、「奶茶(ナイ チャー)」は紅茶に牛乳を加えたものではないのです。

本物の??ミルクティーは「鮮奶茶(シエン ナイ チャー)」を選ぶべし

では、「奶茶(ナイ チャー)」の正体は何かと言いますと…。

紅茶に牛乳ではなく「奶精(ナイ ジン)」と呼ばれるミルク味のパウダーを加えた飲み物なんです。

ざっくり言うと、粉ミルクに近い感じでしょうか。

もちろん紅茶に液体の牛乳を加えたミルクティーもあります。

これは中国語で「鮮奶茶(シエン ナイ チャー)」と言います。「紅茶拿鐵(ホン チャー ナー ティエ)」と言う店もあります。

「奶茶(ナイ チャー)」も「鮮奶茶(シエン ナイ チャー)」も日本語訳はどちらもミルクティー。

日本でプラス牛乳のミルクティーを飲み慣れた皆さん。

日本と同じクオリティのミルクティーを飲みたいのであれば、台湾のドリンクストアでは鮮奶茶(シエン ナイ チャー)」或いは「紅茶拿鐵(ホン チャー ナー ティエ)」をオーダーするのをお忘れなく。

ちなみに「奶茶(ナイ チャー)」より10元ほど高いです。

第3位:意外となんでもいける!?〇〇茶プラス牛乳

先ほど4位でミルクティーのお話をしました。

紅茶+牛乳=ミルクティーは日本でも定番ですよね。その他、ほうじ茶+牛乳=ほうじ茶ラテ、抹茶+牛乳=抹茶ラテなど。

このあたりは日本でも、お茶類プラス牛乳の定番ではないでしょうか。

台湾のドリンクストアでも、ほうじ茶ラテや抹茶ラテは、普通にメニューにあります。

こんなお茶も牛乳とコラボ

ミルクティー、ほうじ茶ラテ、抹茶ラテ以外にもまだまだあります。

ウーロン茶+牛乳=ウーロン茶ラテ(筆者が大好きなコラボです♪)に、緑茶+牛乳=緑茶ラテ

変わりどころでは、麦茶+牛乳=麦茶ラテ蕎麦茶+牛乳=蕎麦茶ラテ玉露+牛乳=玉露ラテ鉄観音茶+牛乳=鉄観音ラテ

さらに変わりどころでは、タロイモ+牛乳=タロイモミルク穀物茶+牛乳=穀物茶ラテ、と言ったところでしょうか。

牛乳大好きな筆者は、これらの牛乳とコラボ系の飲み物はすべて制覇しました。

はっきり言って、どれも美味しいです。あらためて牛乳の優秀さ(?)に気づかされます。

皆さんも台湾へ来た際には、ぜひ、牛乳とコラボ系の飲み物の数々をご賞味あれ!

第2位:王道「タピオカ」だけじゃない!バラエティに富んだトッピング

一時期、日本でも爆発的人気だった「タピオカミルクティー」

台湾のドリンクストアではどの店にも必ずある、ド定番です。

「タピオカミルクティー」の中国語は「珍珠奶茶(ゼン ジュウ ナイ チャー)」、これはタピオカ入りのミルクティーです。

タピオカはミルクティーだけでなく、あらゆる飲み物にお好みでトッピングが可能です。

タピオカ以外にもこんなトッピングが

これも店によってある物とない物があり、種類もさまざまなんですが、いくつかご紹介しますね。

寒天(ハン ティエン)…日本語と同じく寒天(かんてん)

蘆薈(ルゥ ホエ)…アロエ果肉

仙草(シエン ツァオ)…仙草(せんそう)という植物を煮て、それをゼリー状にした物

愛玉(アイ ユー)…愛玉とはイチジク科の植物で、その種で作った物をゼリー状にした物

椰果(イエ グゥオ)…ココナツの果肉を固めた物

小芋圓(シャオ ユー ユエン)…練ったタロイモを小さく丸めて餅のようにした物

このあたりはわりとどの店にもある、トッピングの定番といったところでしょうか。

5元〜20元のプラス料金で楽しめるトッピング

トッピングは5元〜20元と幅広い料金設定です。

トッピングによっては、作る過程で砂糖を使っているモノもあります。

何をトッピングするかで、氷と砂糖の分量を調節しながら、自分好みのオリジナルティーをカスタムしてみるのも楽しいですよ。

第1位:この発想はなかった!斬新なコラボレーション

お茶プラス牛乳、氷と砂糖の分量、タピオカとそれ以外のトッピング…。

ここまで、台湾のドリンクストアにまつわるあれこれを、いろいろな角度から紹介してきました。

最後にご紹介するのは、台湾ならでは(?)の斬新なコラボ飲み物です。

甘すぎるのではないでしょうか…

「布丁奶茶(ブー ディン ナイ チャー)」皆さん、これはどんな飲み物だと思いますか。

「奶茶(ナイ チャー)」は4位でご紹介しましたね、そうです、ミルクティーです。

では、「布丁(ブー ディン)」は何でしょう?正解は「プリン」です。

ということで、「布丁奶茶(ブー ディン ナイ チャー)」は日本語に訳すと「プリン入りミルクティー」になります。

名前のとおり、ミルクティーの中に丸ごとプリンです。

これは。。。さすがに甘すぎるのではないでしょうか。

と言うのも、筆者は台湾在住14年ですが、実はまだ一度も飲んだことがないのです。

たとえ無糖をチョイスしたとて、氷多めをチョイスしたとて、甘すぎることに変わりはないのでは?と思ってしまうのです。

超甘党の方には、アリな飲み物ではないでしょうか。

機会があれば、ぜひ試してみていただきたい一品です。

「養樂多(ヤン ラー ドゥオ)」の日本語は・・・

「檸檬多多(ニン モン ドゥオ ドゥオ)」皆さん、これはどんな飲み物かわかりますか?

檸檬は?そうです、レモンです。

では、「多多(ドゥオ ドゥオ)」は??たぶん、文字からは想像できないと思います。

正解は、ヤクルトです。日本でもおなじみの、あのヤクルトです。

ヤクルトの中国語は「養樂多(ヤン ラー ドゥオ)」なんですが、プラスヤクルトの飲み物は「〇〇多多」とか「多多〇〇」と言います。

その名のとおり、ヤクルトに水とレモン果汁を加えたモノです。

これは筆者が好きな飲み物のひとつでもあります。

「ヤクルトにレモンて。。。」最初は興味などなく、毎回スルーでした。

ですが、ある時、なぜか「今日はいつもと違うのを飲んでみたい!」と思い立ったのです。

レモンは酸っぱい、でも、ヤクルトは甘い。無糖でちょうどいい感じになるのでは?

結果、無糖で大正解!酸っぱさと甘さの加減がちょうどいい。

なにより、思いのほか美味しかったのです。

レモンだけじゃない、&ヤクルト

果物系では、ドラゴンフルーツ&ヤクルト「火龍果多多(ホー ロン グゥオ ドゥオ ドゥオ)」

パッションフルーツ&ヤクルト「百香果多多(バイ シャン グゥオ ドゥオ ドゥオ)」

果物系に関しては、メニューにある店が少ないので、残念ながら、筆者はまだ飲んだことがないのですが。

お茶系では、緑茶&ヤクルト「緑茶多多(リュウ チャー ドゥオ ドゥオ)」

ウーロン茶&ヤクルト「烏龍多多(ウー ロン ドゥオ ドゥオ)」

お茶系に関しては、筆者は基本お茶好きなので、檸檬多多(ニン モン ドゥオ ドゥオ)同様、「&ヤクルト系」のおススメです♪

ヤクルト系に関しては、全く発想がなかったので、さすが台湾!飲み物大国台湾ならではの、斬新な発想だなと感心します

さいごに

今回は、台湾のドリンクストア豆知識をご紹介しました。皆さん、いかがでしたでしょうか。

定番のお茶類から、プラス牛乳、バラエティに富んだトッピング、斬新な発想の変わり種まで、いろいろとご紹介しました。

ちなみに、筆者の台湾人の夫は、ほぼ毎日と言っていいぐらい購入しています。

時には1日に2〜3杯購入することも!?

それぐらい、台湾のドリンクストアは台湾人の生活の中に、ごく普通に溶け込んでいます。

皆さんが台湾へ来た際、今回ご紹介した豆知識を思い出し、ドリンクストアでのオーダーに役立つ&楽しんでもらえたらいいなと思います。

では、また次回お会いしましょう!再見〜!ザイ ジエン〜♪

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