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知らなかった!韓国の配送文化BEST5

誕生日を祝う2人の女性
韓国

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harry
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アンニョンハセヨ!!

韓国人の夫との結婚を機に、韓国移住した主婦harryです^^
韓国人夫と、可愛い娘、そしてわんことの生活に日々奮闘中です!!
実際に韓国に住んでいて感じたことや、日本との違い、有益な情報などを
現地からお届けいたします!!

はじめに

最近は、日本も「置き配」が広がってきたようですが、韓国では以前から「置き配」が一般的になっています。

新たに導入されたシステムを選択するにあたって、みなさんも少なからず不安もあると思います。

筆者もはじめはとても不安で、慣れるまでは少し時間がかかりました。

さて、今回の記事は、日本と韓国では違いがあると思いますが、そんな韓国の配送文化についてご紹介したいと思います!

  1. 注文から到着までが早い
  2. 注文した日に配達可能!?
  3. 配達時間指定はできない
  4. 返品や交換時も不在のままで可能

この記事は3分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!

第5位 : 注文してから届くまでが早い

基本的には注文後、2日以内に届く場合がほとんどです。(平日基準)

3日を過ぎたあたりから、「一体いつ届くんだ!」と販売先に連絡をして怒る韓国人も少なくありません。

そうです。何度も言っておりますが韓国人はとてもせっかちなのです。

なので午前中や販売業者が指定した時間までに注文すれば当日発送してくれるところも多く、早ければ翌日に届くことも多いです。

もっと早い配達も!

2日以内に到着するのもかなり早い方だと思いますが、実は韓国にはもっと早く届くサービスがあるのです!

早朝配送(새벽배송/샛별배송)といって、販売先によっても少し時間の違いはありますが、例を一つ上げると午後11時までに注文→翌朝7時までに到着というサービスがあります。

そして、これまた凄いのが当日配送(당일배송)といって、こちらも例を一つ上げると午前9時までに注文→当日到着というサービスがあります。

ただし、全国どこでも!というわけではなく、該当しない地域もあるため事前に確認しておく必要があります。

ですがそこはさすが韓国。スピード重視なので、なんでも早いんです!

第4位 : 注文したサイトやアプリで現在位置確認

スマホを見る女性

注文が確定したあとは、荷物の状況を確認することができます。

こちらに関しては日本とほぼ同じだと思いますが、表示される順序は、決済完了→商品準備中→追跡番号が表示されれば配送業者に引き渡されたこととなり、配送が始まります。

それ以降は、現在位置が事細かく表示されるようになっていて、最終的に配達出発と表示されたらその日に届くんだなと予測できるわけです。

配送状況アプリで管理

日本でも配達上状況が確認できるアプリがあると思いますが、韓国でも、1つのアプリで国内運送会社のみに関わらず、EMSやDHL、FedEx、UPSなどの国際物流会社まで、追跡番号を登録するだけで管理できるという便利なものがあります。

荷物が配達住所の近くまで来ると、通知が届くようになっているので、どこにいても把握できるのは便利だと思いませんか?

第3位 : 配達時間指定はできない

両手で頭を抱える女性

韓国で置き配の基本として、配達日、配達時間の指定はできません。

筆者も韓国に来たばかりの頃は、日時、時間指定できないことにとても驚きました。

留守中に配達されて紛失しないか冷凍や冷蔵の場合は痛まないかととても心配していましたが、実際には…やはり色々とありました(笑)

ただ、筆者だけではなく韓国では必ずみんな一度は経験しているであろうことなので、慣れていくしかない、ということですね。

韓国でいう置き配というのは、多少リスクがあっても仕方のないことなのです。

配達当日にメッセージが届く

先ほど、アプリから配達場所の近くまで来ると通知が届くとご紹介しましたが、配達される当日に配達員からもメッセージが届くようになっています。

メッセージは、住所に登録されている電話番号に届くようになっているので、例えば夫婦二人とも登録しておけば二人に通知が届きます。

内容としては、配送会社、送り主、商品名、配達時間(例:15-17時)などが書かれています。

日時、時間指定はできませんが、サイトやアプリでの確認、配達員からのメッセージも届くので配達日の目安は把握することができます。

第2位 : 箱がへこんでいたり破損している場合もある

韓国での配達あるあるの一つで、届いた段ボールがへこんでいたり、破れている、最悪の場合は商品が破損していることがたまにあります。

筆者が実際に経験したのは、 background-color: #ffe0f9;">雨の日の配達で段ボールが水浸しになっていたことがありました。

玄関は屋内にあって絶対に濡れる状況ではないのに、「どうしたらこんな風になるんだ」とビックリしたことがありました。

そしてもう一つは、コチュジャンを注文したのですが、箱を開ける前からコチュジャンの匂いが。。

はい、そうです。箱を開けるとコチュジャンの容器が破損して中身がこぼれ出していました。

もちろん交換してもらいましたが、こんなことはよくあることなのです。

他にも、シャンプーの中身が流れ出ていたこと、ガラス商品が割れていたことなど、初めは不満で怒り狂っていた筆者も今では全く動じることなく対応できるようになりました。(笑)

こちらで生活していると、色んなことに順応できるようになり、どんどん強くなっていくんですね(笑)

原因は包装の仕方と配達員にあり

韓国では、緩衝材が使われておらず商品がそのまま入っていることもかなり多いです。(もちろんきっちり包装してくれるところもありますが)

それに輪をかけて、配達員が荷物を丁寧に扱ってくれないというのが破損の原因です。

韓国ではアパートやヴィラ(低層マンション)が多いため、配達員がトラックから荷物を降ろすときは、棟ごとの荷物を一気に降ろしているのをよく見かけます。

その際、荷物を置くのではなく、トラックからポイっと投げたりする配達員も結構いるので、それが原因で破損している場合もあるといえるでしょう。

韓国では、服や食品、日用品などどんなものでもネット購入する文化なので、配達量は毎日かなり多いと考えられます。

とても忙しく大変なのは理解できますが、それでも個人的には、もう少し荷物は丁寧に扱ってほしいなと思います。

第1位 : 配達完了後、メッセージが届く

先ほど配達当日にメッセージが届くとご紹介しましたが、配達完了すると配達完了メッセージも届くようになっています。

内容は、配送会社、送り主、商品名、置いた場所(玄関、マンションの場合は管理室など)が書かれています。

配達員の中には、玄関先に荷物を置いた写真とともにメッセージを送ってくれる場合もあります。

写真があれば受け取る側も把握できて有難いですが、万が一、荷物が紛失したり届かなかったとトラブルになった場合の証拠にもなるため、配達員にとっても写真付きにするのは大切なのかもしれませんね。

配達完了になっていても届かない場合

配達完了になっていても、実際には届いていないということが稀にあります。

たいていは間違えて別の家に届いてしまっていることが多いのですが、韓国はアパートやヴィラ(低層マンション)が多く、アパート名が違うだけで全く同じ棟、全く同じ部屋番号が多く存在する為、間違えてしまうのかもしれません。

これは逆もしかりで、別の家の荷物が自分の元に届いていることもあります。

そういった場合は韓国では少し注意が必要です。

日本だと、間違えて届いている旨を連絡してあげる場合が多いと思うのですが、韓国ではそんな親切心がトラブルに発展してしまうこともありうるので、基本的には触らずそのままにしておくということ。

実際に韓国人夫の家族が、間違えて届けられた荷物を親切心で連絡したにもかかわらず、その荷物が破損していて疑いがかけられたことがありました。

もちろん疑いは晴れましたが、なんとも気分の悪い話ですよね。

韓国ではよく聞く話なので、そういったトラブルを避けるために触らずにそのままにしておくという人が多いようです。

さいごに

今回は韓国の配達事情をご紹介させていただきました!

もちろん、置き配にはデメリットも存在するので、少し不安はありますが、置き配だからこそ便利な点もありますので最後にひとつご紹介します!

韓国で交換や返品をする際も(支払いが発生しない場合)荷物だけ玄関先に置いておけば、不在であっても勝手に配達員が持って行ってくれるんです

玄関のドアノブに処理された伝票をかけておいてくれるので、集荷時間に縛られて家に居なくてもいいのはとても便利ですよね!

やはり、不在でも事が済むというのが置き配の最大のメリットではないでしょうか?

日本もこれからどんな風に展開されていくのか気になるところです。

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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